夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

全てが事実ではないとしても

2015-09-23 13:42:07 | テレビ番組
NHKのドラマで「経世済民の男 高橋是清」を観ました

出演俳優さんは

高橋是清 - オダギリジョー

森有礼 - 谷原章介

高橋品子 - ミムラ

小島信吾 - 風間俊介

お君 - 壇蜜

辰野金吾 - 林遣都

前田正名 - 藤本隆宏

柏屋の仲居 - 岡本玲

かね - 松浦雅

かね(幼少期) - 濱田ここね

お柳 - 柳ゆり菜

友常典膳 - 苅谷俊介

農商務省工務局長 - 本田博太郎

米国日本公使 - 小宮孝泰

白木随行員 - 小林正寛

儒学者- 三又又三

福地桜痴 - ダンカン

南校教官 - 武田鉄矢

高橋喜代 - 草笛光子

深井英五 - 松本利夫(EXILE)

ケイコ - 松岡茉優

桂太郎 - 風間トオル

原敬 - 堀内正美

田中義一 - 大友康平

井上馨 - 笹野高史

犬養毅 - 舘ひろし



1場面しか出ない俳優さんがほとんど 

2.26事件で殺されたーくらいしか学校では習わなかった高橋是清氏

画家が女中に手をつけて産まれて 養子に出されて だけど養子先の夫婦に実子ができて その夫婦の親になる祖母の高橋喜代に育てられる

大けがするような状況でも命拾いをしてきた運の良さから 達磨と呼ばれたりしていたーと 喜代は 是清が妻と決めていた芸者でもあるお君に話します

けれどこのお君は 是清が居ない間に 親戚から恩ある人からかきくどかれて
「おゆるしください うきよのしがらみに さからへませぬ」
そう置手紙残して 日本橋の料亭の女将になるのです

知った是清は号泣


勝海舟の息子の小鹿と海外に出て 騙されて奴隷にされたりして それなりの苦労もしている是清を 森有礼が目をかけて可愛がっています
唐津で英語の教師をした時の教え子が 後に高名な建築家になる辰野金吾

後にペルー銀山事件で職を失っていた是清は 日本銀行の建物を設計する辰野と再会も

唐津の学校は洋風を嫌う人間達に焼き討ちに遭い 身の危険を感じた是清は東京へ戻ることとなります

日露戦争の為の費用の為に海外で要人と駆け引き

最初の妻は病死 二度目の妻は森有礼が媒酌人にもなり見つけてくれた品子

苦労もかけたその妻は肺病になります

ーと是清 しっかり者の女中のケイコに手をつけて子供までできてしまいます

そのケイコの身を案じる とてもできた品子さん

妻妾同居でもあるのですがー


金融恐慌も抜きんでた発想と手腕で乗り切る是清



その命は暗殺ーで終わります

是清のとった軍費縮小ー

それが彼の命を縮めました


彼の恩人である森有礼も43歳で暗殺されています

江戸から明治
大正 昭和
数え切れないほどの重職にある人間が 暗殺により命を落とした時代ーと言えるかもしれません


教科書では数行で終るその人生がー
これほど数奇な出生であり 波乱に満ちたのものであったと 初めて知りました


芸者のお君を演じる壇蜜さんが観たくて録画したドラマでしたが
力 入っています

いいドラマでした

お君役の壇蜜さんが 是清の祖母を演じる草笛光子さんの髪を整える場面とか


またその祖母の墓参りで 是清とお君が再会し また別れていく場面


お君の住む日本橋まで送っていくーという是清に お君は「人目がありますから」と断り 一礼して去っていきます

石段を下りるお君に手をさしのべる是清


去るお君を見送る是清の表情 その目


ドラマの冒頭 是清を庇うお君


どの場面でも着物がとても似合っておりました


森有礼を演じた谷原章介さんもよかったです

是清の死の瞬間は見せずにドラマは終ります

ドラマの後編は駆け足に過ぎる部分も多くありましたが


是清の祖母が 是清に海外行きを勧める場面のやり取りも良かったです

草笛光子さん 若い頃はそりゃあ仇っぽい 粋な魅力ある女優さんでしたが
役柄の説得力が違うなあーその佇まいで 役のこれまでの人生を見せるようなー

見事な存在感です


勿論主演のオダギリジョーさんも頑張っておりました



高橋是清氏がどういう人物か ↓こちらが分かりやすいかと^^;

http://top.tsite.jp/news/anime/o/25085434/

犬達との日々の中で

2015-09-23 00:15:42 | ペット


頭隠して尻隠さずーなマリーさん
カーテンに頭だけ突っ込み 仰向けになって眠っております









散々暴れていたかと思うと こてっと寝ます
エネルギーが切れたみたいに

寂しい時には足元に来て
芯から寝たい時には 廊下の奥の暗がりで寝ています



この生後三か月半になるジャーマン・シェパードの仔犬のマリーの他に 家には猫の瑠奈さん

二年目を過ぎた秋田犬が二頭います

先月にジャーマン・シェパードのアシュリーが死んでから ボスは三代目ラン(2013年7月10日生まれ 色は白)なのですが
もう一頭のトキ(2013年8月13日生まれ 色は赤)とは一か月違いなだけ

たまにケンカもあります

大きさも一回りばかりランの方が大きいし 強くて 基本トキはランに甘えています
それでも たまにやり合うこともあります


ランがトキを押さえつけて終わりーですが


夜 丁度一緒に庭にいる時にケンカが始まりかけた時がありました

最初は 目と目で 視線で押し合うようにして始まります

ちょっと互いの気配が変わってきます

少し離れた所から見ていたのですが

互いの身体が充実して いつもより線がかたくなってきて 一回りも大きくなったように感じます


ランとトキの間の空気が充ちるような ぶつかり合うようなーどちらも全く動いてはいないのに


居合わせたこともあり すっと間に入ってぶつかるのは止めたのですが


どちらにも声をかけて


喧嘩になりそうな犬達に安心して入れるのは 仔犬時代から手をかけて育ててきているからです

烈しく取っ組み合っていようが 水をかけたり モノをぶつけたりして注意を引いて 素手で殴ってでも蹴ってでも喧嘩を止めさせられるのはー
私が犬を信じているから

そして私がもしも噛まれても自分の犬にならかまわないー
そんな気持ちがあるからです


勿論 ただで噛まれるような優しい私ではありませんが・笑


犬がどんなに興奮していても 私のことは噛まない

この信頼を 今 マリーとも作ろうとしています


そして犬同士も少々のいさかいはしても 互いを本気では噛まない
牙を立てないーというルール



それにしてもマリーさん
主人や長男はマリーに対して何の躾もしていないのに噛もうとはしません

トキには時々甘えて噛む真似はしていますがー

ランには ひたすら低姿勢


「噛んではダメ」と教える私には ちょんちょん口を開けて近づいてくるのは


一番順位を下に見てるかも

こいつ ちょろいぜ(爆)と



猫の瑠奈さえ マリーの頭に猫ジャブパンチを見事に繰り出しているのに


コツン!と音がして 笑ってしまいました




それはともかく 私が思い出したのは飼い主まで噛んで殺された紀州犬のことです

紀州犬は中型犬です 雄であれば49~55cmほどの体高のはず
体重は18~25kgぐらいかと

一部のテレビのニュースで紹介されたほど化け物のような大きさでは無かったはずなんです


秋田犬の雄でも体高は67cmほど
雌で60cm前後です


もしも飼い主との間に信頼関係があれば 
その犬の興奮をしずめることができたのでしょうにー

たとえ自分が噛まれてもぎゅっと抱いて 抱きしめておさえることができたでしょうに


生き物を飼う時には 育てる時には ずうっと考えます

これで正しいのか
このコは幸せだろうか


私がしていることは このコの為になっているだろうかーと


それでも自分なりの飼い方 育て方しかできないのですが


主人から「もう外に出しても大丈夫」とからかわれながら
私が今いる犬達を完全には外に出したままにしておけないのはー


夏は蚊

冬は寒さ

昼間は自由に庭を駆け回らせても


過保護でも何でも 夜だけは室内に


それもまた 私の我儘かもしれませんが


これまで暮らして死なせた犬達への いっぱいのごめんねー

せめてこれから飼う犬達には

現在居る犬達にはー

できる限り健康で幸せで居てほしいです