フィジーに帰化した両親と良昭は日本食のレストランを経営している
良昭の交際しているインド人女性は 学生時代フィジー人のチョネと恋人同士だった
彼らは互いに想いを残しながら別れを決断したのだ
良昭はチョネとも友人だった
良昭には中国人の友人ダニーもいる
ダニーの両親は中国料理店と質屋を経営していた
チョネと付き合っている日本人女性の茜(アコ)
それぞれが悩みを抱えながら どうにか暮らしていたのだが ある暴動のおさめられかたから
ある不満を抱えるチョネの友人達は 質屋に恨み持ち 仕返しは当然と考えるようになる
友人達を案じるチョネは 暴動の首謀者のようになってしまいー
フィジーを去る者 生活を変える者
多少の変化はあるが 良昭も両親もフィジーで暮らし続けることを選ぶ
良昭の両親が楽しい
何処でも暮らしていけるのではないかしらと 思える方々だ
読後 誰も死ななくて良かったと思った
「君たちに明日はない3 張り込み姫」↓
会社から依頼されリストラを仕事とする村上真介を主役としたシリーズです
「ビューティフル・ドリーマー」
英会話学校の講師と面接し退職した場合についての説明をする真介は 優子のファイルに引っ掛かるものを感じる
優子は教えることが気にいっていた
将来を考え迷っていたが父親の言葉に それでも自分の人生の虹を追いかけてみようと決心する
「やどかりの人生」 古屋陽太郎を面接する真介は 何か掴めずにいた
真介は気付いていないが 古屋の生き方は何処か彼に似ていたのだが
「みんなの力」
車会社で整備一筋にきた宅間は 真介の面接に この会社の車が好きなことを伝える
だが客を大切にしてきた宅間の前に道は開けた
私はこの話を読み終え ふと思い出した人がいる
最初に乗った車は中古のコロナだった
二台目がマツダのルーチェ
1980年頃になるだろうか
新車で割引もよくしてくれ 装備がトヨタや日産より進んでおり 価格め安かった
数年後 次も同じ販売店でルーチェを購入した
ルーチェという車が好きであったし 販売店にいる整備の方々がサービスもよく親切であったから
何より信用できた
その後 平成二年五月に長男を出産し入院中の私を マツダの販売店で 整備の一番上だった北川さんが 出世され 他の販売店の所長になることになったと見舞いの品持ち挨拶に来られた
義理堅い方でもあった
車に詳しく 色々親切に教えていただいたのを思い出す
いつもにこやかで怒った顔を見たことがなかった
好きだったルーチェという車種はマツダに無くなり その販売店も店長が変わり 雰囲気も変わり 私も家族が増え 多人数が移動できるミニバンが必要になる
丁度 父の車の担当さんの会社日産がプレサージュを新車種として出し その時に乗り換えた
その日産の販売店の担当さんは 今も変わっていない
人は信頼関係が大切だと思う
「張り込み姫」
写真週刊誌の記者として頑張ってきたのに休刊でリストラ
だけど上司が元から希望の文芸へ残れるようにしてくれた
けれど真実も夢も変わると気付いた恵は ある選択をする
「君たちに明日はない」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100112
「君たちに明日はない 借金取りの王子」↓
久々に友人梅太郎と一切に人捜しをすることに
「道楽息子」
大店の後継ぎでありながら手習いを教える鯉太郎が姿を消した
みかけによらずしたたかだった女と これこそ恋と思いつめた男
余り後味はよくない
「横綱相撲」
大一番を前に消えた大関
ろくでなしの兄から八百長を頼まれ迷惑していたというがー
「冬の花火」
暮れの挨拶に駒黒屋に出向いた帰り道 まつ恵がかどわかしにあう
駒黒屋の内儀て間違えられたのだ
行方が知れないまつ恵を助ける為に 駒黒屋も梅太郎もおもんも 当然きり乃も竹蔵も力を合わせる
シリーズ第六作
「鶴亀屋繁盛記 隠居始末」↓
人捜し稼業をする鶴亀屋の主人の竹蔵の妻まつ恵は 夫の友人で仕事の手伝いもしてくれる遊蕩が過ぎて隠居の身となった鶴川梅太郎に何処か想いを置いていて娘のきり乃が年頃になった今でさえ まだ独り身の梅太郎の女との付き合いの噂を聞いてさえ 胸が焼け何か面白くない
それはきり乃も同じこと
二人目の父親を盗まれるように思ってしまう
梅太郎が気にしているのはーゆえなき苦しみに泣く女性を助けるためなら命も張るおもん
凄絶なまでの美貌のおもんが 自分のことをどう思っているか 梅太郎にはわからないのだ
「黒月忌」きり乃の友人が座敷牢から姿を消し 見よう見真似で 幼なじみの武士と捜し始める
母の死と恋に悩んでいたことが分かるが
いっぱしの大人のつもりのきり乃が多少鼻につくのは 私がまつ恵ときり乃の母娘が余り好きでないせいもあるだろう
「隠居始末」
まだ元気なのに息子に言われるまま隠居するしかなかった男には 悍ましい性癖の為 身代わりに人を死なせた過去があった
消えた隠居を捜す梅太郎は 真相に辿り着くもー
「岡っ引き魂」
竹蔵を訪ねてきた岡っ引きが姿を消す
彼には命を懸けた探索する事件があったのだ
死んだ岡っ引きを竹蔵は悼む
シリーズ第五作
「やさぐれ三匹事件帖」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080621
「恋刀」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080621
「雪中花」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080621
「雛の鮨」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080624
「悲桜餅」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080625
「あおば鰹」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080625
「噺まみれ三楽亭仙朝」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20081123
「鶴亀屋繁盛記 夜半の雛」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20081204
「鶴亀屋繁盛記 花嫁御寮」↓
例え架空のチーム相手のつくりもんのー小説の中でも
巨人が負ける試合展開は面白くないぞ(笑)
「中途採用捜査官かつての上司を逮捕せよ」上下
「中途採用捜査官 SAT 警視庁に突入せよ!」
に続くシリーズ第三作
題名につく「逃げる」は読了すれば 懸詞になっていると思える
ある球場では投げない韓国人投手がいた
球団のオーナーの会社にある疑惑が持たれ調べ始めると「冬のソナタ」がどういうドラマであったのかーも関係してくる
何かドタバタ進行しているうちに 「謎」は解明される
今までのシリーズ作品に比べれば ややこぶりな印象
「中途採用捜査官 SWAT、警視庁に突入せよ!」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090822
「中途採用捜査官 かつての上司を逮捕せよ」上下↓
夕飯後のスナック菓子
ポリンキー キャラメルコーン ポテトチップス さやえんどう えびせん
一つ二つ食べたくて 明けた袋がテーブルの上にあったら
いつの間にか空に
嘘 あと一つくらいは食べたかったのに
犯人は主人です
目の前にスナック菓子があれば 空になるまで食べ続けないといられないみたい
今夜はクリームシチューをまず作り 何か他にも少し作ろうかしらと
毎日テレビの「チューボーですよ!」は 牡蛎グラタンを作るとか 楽しみにしています
その後 NHKの「着信御礼!ケータイ大喜利」かな
長男も大好きです
テレビ番組 ついでに
夜7時からは「爆笑レッドカーペット」
8時からは「ブラッディ・マンディ」
9時からは「左目探偵EYE」
10時からは「エンタの神様」
「樅の木は残った」は録画でしょうか
9時から先は入浴時間にあててるので ドラマや映画は 途中どうなった?
最後どうなったの?状態によくなります
見たいと思うドラマや映画は録画してないとキ・ケ・ンなのです
熊犬の血を引く銀とその息子達 彼らを慕う犬達が 彼らなりの掟のもとに暮らしていたのだが
大地震の為 崩壊し 子犬達 家族もばらばらとなり 再び戦国時代が始まろうとしていた
両親や奥羽の仲間とはぐれたウイードの子供達はそれぞれ危機に見舞われていた
また新しく勢力を伸ばそうと不気味な動きを見せる犬達
奥羽の犬達に恨み持つ犬達も
本当に銀やウイード率いる奥羽軍は滅んでしまったのだろうか
世代交替が始まりつつある
「銀牙伝説 WEEDFAN」のオフィシャルサイト↓
http://www.nihonbungeisha.co.jp/weed/
「銀牙伝説WEED」のWikipedia ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E7%89%99%E4%BC%9D%E8%AA%ACWEED
大切な仲間も傷つき死んでいく
自由に生きる犬達を率いるウイードは 化け物熊を倒すも激流にのみこまれる
長い物語はいったん完結し ウイードの子供オリオンの時代へ移っていく
高橋よしひろ(漫画家)↓についての紹介↓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%B2%E3%82%8D
中間管理職と表現してもいい安積警部補には 気苦労が絶えない
出来の良すぎる部下・村雨
安積班の実質No.2なのだが その几帳面な性格が 杓子定規すぎないかと気にかかったりする
一人一人の部下を家族のように見て いつか来るだろう異動がなければいいと思ったりもするのだ
署が新しい建物を与えられ引っ越すのだが
かねてから合同捜査などでむきになって安積に張り合おうとする相楽が 強行犯第二係を率いることに
須田はネットの書き込みから気になる爆弾についてのものを 相談してくる
爆弾が仕掛けられるかもしれない会場には 安積の別れた妻と暮らす娘も友人の手伝いで行くと言う
安積の友人速水は 特車二課と属する後藤について気にしていた
会場で案じられた通り爆発騒ぎがあり 負傷者が出る
負傷者の話を聞くうち 何かこうすっきりしない印象を抱く安積
検証すると食い違う負傷者達の言葉
防犯カメラの映像をチェックしある事実に気付く
豪快なる速水の応援もあり 安積達は犯人に迫る
装丁は多田和博氏
表紙を開くと蜜柑色
オレンジより蜜柑に近い色が目に鮮やかです
夕暴雨とは 夕立のことなのだとか
「提督たちの大和」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20060827
「蓬莱」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080308
「神南署安積班」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080309
「残照」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080310
「陽炎」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080310
「最前線」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080310
「警視庁神南署」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080310
「二重標的」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080311
「虚構の殺人者」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080312
「硝子の殺人者」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080312
「朱夏 警視庁強行犯係・樋口顕」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080312
「闇の争覇」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080313
「隠蔽捜査」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080313
「ST警視庁科学特捜班」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080314
「毒物殺人」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080315
「黒いモスクワ」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080315
「果断」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080315
「青の調査ファイル」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080316
「黄の調査ファイル」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080316
「赤の調査ファイル」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080316
「緑の調査ファイル」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080316
「黒の調査ファイル」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080316
「殺人ライセンス」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080317
「曙光の街」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080317
「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080408
「ビート」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080510
「半夏生」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090510
「花水木」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090511
隠蔽捜査3 疑心」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090628
「同期」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090811
「茶室殺人伝説」↓
かつてとんでもない刑事がいた
禿富鷹秋 人呼んで「禿鷹(はげたか)」
死んでみれば いっそ清々しく懐かしい思いさえ抱かせる男
人を陥れる 殺す 女は抱く
好き放題に生きた男のように見えたのに
鷹秋が命を賭して手に入れた形となった裏帳簿
そのコピーを巡り また人が死ぬ
立ち上がり力を合わせ動き始める 鷹秋と繋がりあった人間達
もう一人 動き始めた女性がいた
禿鷹司津子 鷹秋の妻禿鷹の妻は ただ者ではなかった
美女ありき
鬼女退治せんとすー
いつか鷹秋と司津子の結婚に至るまでの物語を読んでみたい気がする
はたして禿富鷹秋は本当に「死んでいる」のだろうか
地獄からも追い出されたかもしれない
「禿鷹の夜」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080425
「無防備都市」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080425
「銀弾の森」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080425
「情状鑑定人」は↓
http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2008/05/post_0971.html
「しのびよる月」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080501
「配達される女」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080502
「恩はあだで返せ」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080503
「空白の研究」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080505
「さまよえる脳髄」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080505
「水中眼鏡の女」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080505
「百舌の叫ぶ夜」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080506
「幻の翼」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080506
「よみがえる百舌」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080507
「鵟の巣」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080507
「裏切りの日々」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080507
「禿鷹狩り」上下は↓
シリーズ第五作
愛する夫ビルとはいまだに熱々の主婦ルーシーは四人の子供の母親でもある
図書館の理事を引き受け
最初の集まりで司書の死体を見つけてしまった
更に理事の一人がまた殺されて
ルーシーも危険な目にあう
殺人者は誰なのか
ビルも命を狙われる
のどかな街にも事件は起きる
雪の中のバレンタイン
ルーシーの友人達も元気です
「メールオーダーはできません」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20071213
「トウシューズはピンクだけ」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080304
「ハロウィーンに完璧なカボチャ」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20081101
「授業の開始に爆弾予告」は↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090722
感想が入っております
三輪一族の三輪辰史(みわ ときふみ)は蛟堂の店主 表向きは漢方薬と雑貨屋だが 報復屋と言う別な顔も持っている
同居して家事を引き受けるのが甥の岡山太郎
頭も顔もいいが 辰史の影響か口はだんだん悪くなるようだ
蛟堂の隣は限りなく怪しい本屋・幻影書房
太郎の友人・名島瑠璃也がアルバイトで店番をしている
太郎は気付いてないが 辰史はわけあり荷物も配達する稲荷運送所長の天月比奈と恋人同士
辰史の報復屋の商売方法を 彼の従兄の丹塗矢丑雄は良く思っていない
「ヘンゼルとグレーテル」
美樹は母親が溺死する場所に居合わせー兄は助けに池に飛び込み 美樹は近所の人に助けを求め走ったがー間に合わなかった
母は死に 父は母の親友の恵子と再婚した
以来ー美樹は夢を見る
悪夢
夢の中で母は幾度も死んでしまう
悪意ある笑い浮かべる目
そうして美樹は思い出す
恵子
母の親友とは思えない女性
兄と自分を邪魔にする女性
恵子は美樹と兄の父に恋していた
だから美樹の母は障害物
障害物ならどければ 消せばいい
母親似の美樹も
恋する相手といられたらー愛する男以外は要らないし邪魔なだけ
恵子は美樹の母の香奈子を殺したのだ
池に突き落として
罪には罰を
悔い改めない女は相応の報いを受ける
自分のものでもない男を欲しがりーその執着心は己を地獄へ導いた
「隅田川」 誘拐された息子
警察の捜査は進展しない
憔悴する母親・由美の前に現れたのは三輪秋寅
辰史の兄だった
子供をさらった犯人に仕返しを
辰史の従兄・丑雄は 報復屋のやり方が許せない
子供を失い狂女はなげく
何の救いもありはしない
それでも この歎き この恨み この哀しみを誰や知るー
全体にトーンがかなり暗い仕上がりの一冊です