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韓国ドラマ・ガイド トンイ 後編 (教養・文化シリーズ) |
クリエーター情報なし | |
NHK出版 |
前回の記事は、こちらから。
都の入り口に着いたトンイ一行。
でも、チャン妃兄が全ての道路に検問を敷き、トンイを探しています。
そこで、男のフリをして妓生のソリの供として入ろうとしました。でも、似顔絵に似てる・・・と怪しまれ、あいやぁっと思ったんですが、丁度そこにユンが通りかかりまして、馴染みのソリを見つけ、声かけましてね。
お偉いさんの知り合いってんで、無事検問を通過できました
ところが、ここから宮廷に入る事が至難の業。
トンイはお尋ねモノとなってますから、なかなか難しい。
そこで、宮中の洗濯担当部署の人員を募集しているのを聞き、それによって入り込む事が出来たトンイなんです。
そして、働く間に、王様にどうにかして会おうと大殿に近づくトンイ。
でも、当然警備のモノがいますから、遠くに王様の姿を見つけたものの、近づく事が出来ません。
この間、チャン妃は、捨て身の行動に出ました。
なんと、自分のお茶に毒を混ぜさせ、重体・・・という方法を採りましたよ
これまた、廃位になった元中殿を陥れるためのものなんですよ。トンイと同様、目障りな存在ですからね。
まずは、こちらの不安を解消して・・・って事ですね。
そして、昔、お坊さんに言われた占いの話を思い出しました。
何も持っていない人物が居る。そして、全てを持っている自分はその人物の影でしかない・・・という話です。
その人物が、元中殿だと思っていたけど、本当はそれがトンイを指す言葉だった・・・とね。
王様は、勿論心配しますが、一方でトンイの事は頭から一時も離れないんです
そして、自分の不徳の致すところ・・・と、宮中の騒ぎが続く事を悩んでいます。
ヨンギとチョンスは、トンイの後を追う形となってます。
でも、ようやく、トンイが宮廷に入った事を知るんです。
それは、偶然、ソリとチョンスが街で出会ったからです。
トンイの荷物を撫でて、安心と心配の両方がない交ぜになったチョンスの表情がなんとも切ない感じでしたね。
チョンスは、自分のトンイへの気持ちが妹に対するものだ・・・と思っていますが、ヨンギは、それだけではないと気づき始めています。
ヨンギに問われた時、一応、チョンスは否定しましたが・・・。
この時、トンイは宮女と言う立場です。そうすると、いくら血のつながりが無いと言っても、チョンスの様な平民との縁は考えられない事のようですね。身分の違い・・・という言い方をしてましたね、ヨンギが。
中殿暗殺未遂事件・・・として、チャン妃の件を捜査し始めた義禁府。
元中殿に心を寄せる人たちをことごとく捕まえようとしています。
西人一派ですとか、監察院の尚宮たちも。
トンイが、洗濯係として宮廷に居ることを知った尚宮と同僚の内人は、王様にその事を知らせに行こうとしたところを、捕まっちゃいましたよ。
彼女達を待っていたトンイも、危うくつかまるところでしたが、どーにか宮廷から逃げ出す事に成功
王様になかなか会えないもどかしさを、トンイは例の楽器を弾く事で紛らわせていました。
王様も、トンイに会えない事がこんなに辛く寂しいモノだとは思わなかった・・・と、ひたすらトンイの無事を祈り、想い続けています。
この二人の悲しさが、結構じ~ん・・・としましたよ。史劇には珍しく、恋愛モードが切ないです。
気持ちを癒すために街に出かけた王様。
トンイと行った酒場等を歩きまわっています。
それは、トンイも同じ事でした。
そして、王様は、そこで、以前宮中で耳にした楽器の音色、曲を聞くのです。
その音色に誘われるように歩いて行ったところに、トンイが
思わず、トンイを抱きしめちゃった王様
やっと、自分の気持ちに気が付きましたねっ