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百済の王 クンチョゴワン(近肖古王) DVD-BOX? |
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前回の記事は、こちらから。
ピリュとヨジュンは、言い争いますが、毒薬が回ってきたピリュは、ヨジュンの敵ではありませんでした。ヨジュンは、手を下さず、その場を後にしたんです。
ただ、ピリュが書いたヨグを後継ぎとしたいという文書は持って行きましたよ。それで、ピリュがヨグを後継ぎに・・・と思っていた証拠は無くなってしまうわけですよ。これでヨチャンたちへ氏一族&ヨジュンの思惑通りに事が運び始めるんです。
これがなかなか腹が立つ展開でしてね
ピリュが待てと言って別邸に行ったっきり、帰って来ません。貴族たちとの会議の場に遅れるなんてことが無かったピリュだけに、皆不安になります。
その時、ヨチャンは、ふと思い当ることが
その前に、母である第一王妃が毒を用意していると言う事を、弟のヨサンから聞いていたんですよ。
だから、大急ぎで別邸に馬を走らせました。そのあとを、ヨグも追います。
しかーし、時既に遅し。ピリュは瀕死の状態。ヨジュンはピリュの文書を持ったままその場には居ませんでした。
先にピリュの元にいったヨチャンは、ピリュから次の王はヨグに…と言う話を聞かされます。でも、勿論、承諾するはずもなく・・・。
次に父の元に行ったヨグもまた、百済の事を託されます。そして、王の証である剣を渡されるのです。
そして、ピリュは死んでしまいました。
ピリュが死んだことを、ヨグはまずフッカン公とチン氏一族に知らせました。あまりにも突然の死に、周囲の者たちは皆驚き、悲しみます。
それは貴族たちも同じ事。
ヨチャンは、一応ピリュが息を引き取る前に別邸を出たので、死を知らなかった・・・という事で通すんですよ。勿論、母である第一王妃が毒を盛ったって事は承知の上でです
医師の見立てで、王は毒殺された・・・と診断されました。
それから、犯人捜しが始まるのですが、これがもうへ氏と第一王妃&ヨジュンの計画通り事が運びましてね。毒が、ヨグの弟であるチン・サハ第二王妃の息子ヨモンの枕の中から見つかるんですよ。
それで、一気にチン・サハの仕業・・・と第一王妃とヨチャンが言い立てましてね
貴族の中でも、へ氏側とチン氏側とに意見が分かれたんです。
ピリュは、ヨグにも自分に毒を持った疑いのある人物を告げませんでした。ただ、復讐してはならない・・・とだけ。
でも、ヨグには、それが第一王妃かヨジュンか、とにかく自分を王にしたくない一味の仕業だと勘付いてました。
フッカン公がピリュはヨチャンを廃位し、ヨグを次期王に・・・と考えていたことを皆に知らせるのですが、その証拠が無いため、なかなか信じてはもらえません。ここで、ピリュの書がヨジュンによって持ち去られた事が生きて来たってことですな。
ヨグは、ヨチャンに事の次第を聞こうと、ヨチャンの元に行きました。それはもう、ヨチャンの仕掛けた罠に自分から飛び込んじゃったことになりまして。
そこには、衛兵が控えてて、ヨグと部下をいきなり襲ったんです。
それに対して、最初は刀を抜かずにいたヨグ達ですが、命の危険も・・・となったため、仕方なく応戦。
それがヨチャンの思うつぼ。太子であるヨチャンの部屋で刀を抜き、兵を殺した・・・という大罪を犯した事になったんです。
それで、ヨグ達と、チン・サハは捕まえられてしまいました。でも、自白するわけがありません。
そのうち、高句麗との国境に控えているチン氏の強力な部隊が来て、ヨグ達の味方となる事はわかっています。
それに対抗できる勢力が、どうもへ氏には無いみたいで・・・。
だから、そのチン・ゴド部隊が来る前に、彼らの自白を引き出さなくてはいけない…とヨジュンは言うのです。
第一王妃たちは、卑劣な手を使いました。
まだ幼いヨグの弟ヨモンを脅して、母のチン・サハが毒を持っているところを見た・・・と言わせたんです。
あ~、腹が立つ
「イ・サン」で忠実な部下テスを演じてたイ・ジョンスssiが、今回はとーっても嫌な役ヨチャンを演じてましてね。
すっごい憎ったらしいんですよ
第一王妃のチェ・ミョンギルさんは相変わらずのアクの強さですし・・・。
彼女も、最初はヨジュンの婚約者だったのに無理やりピリュに嫁がされた事を恨んでいたようですが、いつの間にかピリュを愛するようになっていたみたいですね。なのに、ピリュは、サハがお気に入りだったみたいで・・・。
でも、ピリュはピリュなりに、彼女を尊重してきたんですね。それをちゃんと理解できてなかったのが悲しいですね。夫に見向きされ無くて、もう、息子しか頼る者は居ない…と思って、権力にしがみつくことになってしまったってことですね。