前回の記事は、こちらから。
ホンランを人質として逃げたヨグですが、ホンランを傷つけるような事は一切ありませんでした。
ホンランは、逃げようとしてヨグを刺してしまいましたよ。でも、ヨグはそれでも彼女を傷つけることはせず、部下をなだめるのです。
大怪我をしながらも、ヨグはホンランの兄でタンボム会の会主ビランを連れてくるよう言いました。
ヨグの言葉から、彼が父を殺したわけじゃないと知り、ホンランはヨグを信用するようになっていきました。
自分を傷つける事もしませんでしたしね。
ホンランを助けに来たビランは、殺すよう指示。でも、それを止めたのはホンランでした。
でも、ビランは、ヨグたちを連行し、彼の死体をへ・ゴンとの交渉に使おうとしたんです。
タンボム会は扶余の王族の末裔で、いつか扶余を復活させようとしていたのです。でも、海賊と同じような行動を取っている事をヨグは指摘し、このままでは復興など出来ないと言うのです。一生海賊として生きて行くのか・・・と。
そして、父殺しは自分じゃないと言ったのです。だから、罪人ではないと。名分の無い殺生は海賊ではない限り、しないだろうと言ったんです。
それに対しても、ビランは聞く耳を持たない状況でしたが、部下達の間から、異議が。彼らも、いつまでも海賊の様な事をしてはいたくないと言う気持ちだったんですね。
で、ヨグとビランは、一対一の対決をし、ヨグの言葉の潔白を証明しようとしました。祖先もそうやってきたらしいんですよ。
でも、これは怪我をしてるヨグには不利でしたね。
それでも死に物狂いで戦うヨグを見て、ホンランが止めました。気を失うくらいまで戦ったヨグを見て、ビランも手を止めました。
その頃、へ・ゴンとヨサンは、荘園の働き手を奴隷として売り飛ばそうとしていました。それに従わない者を投獄したり殺したりしてね。荘園には、扶余の流民も多くいたので、ビランたちもそれを防ごうとしました。
ヨグの死体が必要だ・・・と言うビラン。
それに、ヨグは策を提案しました。
死体のフリをして、へ・ゴン達のところに入り込み、一気にカタをつけようとしたんですね。
その時、恐怖に震える荘園の民にも、ヨグはカツを入れ、一緒に戦うべきだと激励。
結局、あっという間にヨグとビラン達の勝利に終わりましたよ。
で、へ・ゴン&ヨサンを殺すのかと思いきや、頭の髷を切り落とし、ヨサンの片目を切っただけで、命を取ることはしませんでした。
この二人、決して改心することは無いと思うんだけどねぇ。ほらぁ、やっぱり、まだこの地を離れずに、ヨグの命を狙ってますやん。
一方、高句麗のヨファは、父のヨジュンが王位に就いた事を祝いに百済に行こうとしてました。
彼女が裏切ることを恐れたサユは、一緒に行くと言い出しましたが、家臣に止められ、結局はヨファが一人で行くことに。勿論、高句麗の国相がお目付け役として付き添ってますけどね。
この国相、ヨファの才知を気に入ってましたが、サユがこれほど彼女にほれ込むとは思ってなかったようです。彼女の所為で、冷静な判断が出来なくなる可能性も否定できないほどに、べたべたですから・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
ただ、ヨファにはきっぱりと言いましたよ、サユ。
「お前が帰って来なかったら、自分が迎えに行く。その時は、道筋が百済兵の血で染まることになるだろう。」
百済の王宮では、ヨジュンがへ・ソスルを第一王妃とすると発表した事に、彼の息子たち、そしてこれまで彼を支えて来た王妃が不満を爆発させてました。
へ・ソスルを殺そうとしたんです。でも、直前にヨチャンが割って入ったため、ソスルは難を逃れました。
でも、ヨチャン&ヨフィと、ヨミン&ヨムの新旧王子の間で騒動となり、切り合いの大ごとに![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
結局、ヨジュンが納めなければならなくなりましたよ。
そして、ヨフィは、父を殺した犯人が分からないと言う事、母がヨジュンの妻となる事等々に対する憤りから刀を捨ててしまったのです。酒びたりとなってしまいました。
そしたら、ここにきて、へ・ソスルはチン氏と手を組もうとし始めましたよ。節操無い・・・。
自分が陥れたチン・サハの一族なのに、よ~くそんな事が出来るなぁと、ヨチャンだけじゃなく、私も思いますよ。
そして、チン氏も、一旦は見限ったヨグをもう一度心のよりどころとしようとしてます。チン・スンをこっそりとヨグの元に行かせましたからね。
ヨファの侍女は、ヨファがサユから如何に扱われているかをヨジュンに訴えました。
それを聞いて、ヨファ母もヨミン達もヨファをこのまま高句麗に帰すわけにはいかないと言いました。
ヨファも、本心を聞かれ、
「出来れば、百済で暮らしたい。」
なーんて言っちゃうんですよ。事が大きくなるよ~・・・。
また、ヨファは、部下から、へ・ゴンがヨグを殺しに遼西に行ったと聞かされました。
遼西では、ヨグが以前のように、荘園の管理を始め、塩の生産に携わり始めました。
ホンランは、ヨグが持っていた母の形見の指輪をもらい…と言うか、ヨグが怪我で寝込んでいた時勝手に取っちゃったわけですが、うきうきしてます。
知れば知るほどヨグに惹かれていってるようです。
でも、妻が高句麗の王妃となってる…と聞かされるんです。意味が分からない…と言いましたが、ホント、普通じゃ理解できない状況ですよね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0197.gif)
ビラン達は、このまま荘園を手に入れたいと考えるようになりました。
ヨグと対立するのかしら・・・。
仲間のようで、まだ心底信じ合ってはいませんからね。
それに、策士のアジカイを引きいれようとへ・ゴン&ヨサンが何やら企んでますよ。
まだまだ物騒なヨグの周囲です。
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