百済の王 クンチョゴワン(近肖古王) DVD-BOX? | |
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前回の記事は、こちらから。
チン氏一族はヨグとは縁を切りました。それについて、フッカン公は、強固に反対するんですが、もう、チン氏は聞く耳を持ちません。
ヨグ達はフッカン公に別れの挨拶に行きました。その時、父ピリュの王位継承の剣を渡されました。そして、遼西に行こうと船着き場まで行くのですが。そこに停泊していたのは、国の軍船。彼らが乗ろうとしていた船では無かったのです。
変だ・・・と思った時には既に遅く、ヨグ達をへ氏の兵が取り囲みました。彼らを率いていたのはへ・ゴン=イ・ジフンssiと、ヨグの兄ヨサン。百済の国境を離れたら、ヨグを殺そうとしていたんです。
ヨグ達は、縛られ、船に乗せられました。
その頃、ヨファは父ヨジュンの王位継承を祝うために、百済に向かっていました。彼女が百済に行くことを、家臣たちは反対したんですが、サユは許しました。
これまで、サユは女性に想い煩わされることなど無かったようで。だから、ヨファへの言動が今までと違うことに、家臣は危惧してます。
でも、国境の城に着いたヨファはそこで足止めされてしまったんです。ヨファとヨグの関係を示す、例のリボンが高句麗の国相の手に渡ってまして、それをサユに見せたんですね。ヨグとの関係を知ったサユは激怒。
ヨファを追い掛けて国境の城までやって来ましたよ。
嫉妬ですな
ヨファは、ヨグが勝手に自分を慕っていただけで、自分は違うと言いましたが、サユは信じませんでしたね。サユは、以前は自分の父親と似た境遇のヨグを不憫に思っていたようです。でも、自分に矢を射かけ、怪我をさせたり、ヨファとの関係を知った今は、殺してやりたいと思う様になったみたいです。
あいやぁ~サユ、完璧にヨファの虜になっちゃってたのねぇ
ところで、ヨグ達は、船で殺されそうになったんですが、その時、なんと、船が海賊に襲われましたよ
この海賊、元は扶余の国の王族の血筋の者たちで、頭はウィ・ビラン=チョン・ウンインssi。その妹がホンラン=イ・セウンさん。
彼らは、ヨグ達が行こうとしてる遼西でヨグが来る…と言う話を聞きつけ、ヨグを拉致して、その命と引き換えに莫大な財宝とか遼西の土地を手に入れようと画策してまして。
それで、船を襲ったわけなんですが・・・。
なんと、ヨグとヨサンを間違えちゃった
まぁね、ヨグは船底に閉じ込められていたし、そんな事になってるとは思いませんから、船上で“王子”なーんて呼ばれてるヨサンがヨグだと思い込んでしまったってわけです。
でも、どちらでも良いわけですよ、人質は。
そのどさくさに紛れてヨグたちは、逃げ出しました。ここで一つ、突っ込みたいんですが。
ヨグ達は死体に紛れこんだんですが、ホンランが、死んだふりしてるヨグの胸に耳を当てて生きてるかどうか確かめた時、‘死んでる’と思い込むなんてあり得る 鼓動がするでしょうに。
ありゃぁ、苦しいっすよ
戦ってヨサンを人質としたビラン達は、結局、へ・ゴンと交渉することになりました。でも、その最中、ヨグが逃げ出した事を知り、後を追うんです。その時、妹のホンランもヨグと一緒に居るとわかりましたしね。
ところで、ホンランは、通常は女性なのに男の恰好をしてます。髭までつけて・・・。
一方、百済ではヨジュンが王となり、へ氏贔屓の人事を発令。
要職にはことごとくへ氏をつけました。
その上、これまで自分の妃として息子達をもうけた妻を第二王妃とし、なんと第一王妃には、ピリュの第一王妃だったへ・ソスルを据えたんです。
これには、息子も驚き激怒しました。勿論、ヨチャンやヨフィも激怒。チン氏一族も、あまりの仕打ちに激怒します。
フッカン公は言いました。
「だから言ったであろう。ヨグ無しにチン氏の未来は無い。」
アクの強い俳優さんたちの歴史劇は、見ごたえありますなぁ