前回の記事は、こちらから。
「友達を見捨てて行くのが武人なら、おれは武人になどなりたくはない。」
そう言ったドンス。それは殺し屋と一緒だ・・・と言いました。それを、ちょっとショックな感じで聞いていたヨウン。
でも、チョリプは、諦めない…と言いました。努力をする…と言うチョリプ。
その言葉と、別れる時のフクサモの言葉、それに、ヨウンの、気持ちを逆撫でする様な言い方に、ドンスは発奮することに。
その日から、これまで以上に厳しい訓練が行われました。
その中で、どのくらい時間が経ったのか、皆少年から青年に成長していましたね。
チ・チャンウクくん、ユ・スンホくん、そしてチョリプもチェ・ジェファンくんになりました。
一方、ユ・ソガンは、預けていたお寺から‘北伐之計’を返して貰いました。そして、それを娘のジソンに渡そうとするんです。
ところが、その時、その兵法書を狙ってフクサチョロンの一味が屋敷に押し入って来ました。
命からがら逃げ出したソガンとジソン。
でも、逃げる途中、ソガンは背中に深手を負ってしまうのです。どうにかお寺に辿りつくのですが、和尚様から自分の傷が深く、命にかかわると聞いたソガンは、‘北伐之計’を、娘の背中に残す事を決めたのです。
ジソンに強い睡眠薬を飲ませ、眠り込んだ時に、背中に書物の内容を入れ墨として彫り込んだんです
また、同時に、フクサチョロンのチョンは、サド世子が壮勇衛の訓練所を見回ってるのを知り、そこを急襲。
テポは、壮勇衛の少年兵達を逃がすため、そして、世子を逃がすために、自分一人でチョンに立ち向かいました。死ぬことは分かっていました。自分がチョンに敵うはずが無いと知ってましたからね。
それでも、命尽きるまで必死に立ち向かい、世子を逃がしたんです。
ドンスは、一旦は皆と一緒に逃げましたが、途中でテポが心配で戻って来たんです。そこで見たのは、テポの瀕死の姿。
そのまま見て見ぬふりは出来ないドンスは、テポがチョンに切られている時、テポの脇からチョンを刺しましたよ
これまで、そんな名も無い武人に傷つけられた事のないチョン。
ドンスを殺すことはしませんでしたね。ヨウンが庇いましたからね。それに、何かドンスに感じるモノがあったのかも。ヨウンに言いました。
「そいつは見どころがある。お前が超えるべき相手だ。」
ヨウンは、チョンの部下ですから、テポが死ぬのを見てるしかありませんでしたね。でも、流石に、ドンスが死ぬのは見ていられなかったんでしょう。
死んだテポの代わりに、フクサモが彼らの訓練を引き継ぎました。そして、成長した彼らは試験を受けて、ドンス、ヨウン、チョリプの3人がまず山を下りて任務に就くことになりました。
そして、最初の任務がジソンが居る商団の護衛だったんです。
ジソンは、弓の腕も見事な、冷静な女性となっていましたね。世子の傍に仕えているようですが、側室とかいうのじゃないですね。
その商団を襲ったのが、ジンジュ率いる盗賊団。ジンジュはすっかり腕利きの(?)盗賊になってました。ってか、義賊かな
この時、ドンスと対面することになりますが、まさか、それが昔別れたきりの初恋の人‘ドンス’だとは思わず、対決します。
ま、互角ってところ?
この騒ぎで、どうにかジソンを庇って逃げ切ったのはヨウン。
ジソンはヨウンに見覚えがあると思ったのかな?気になる感じでヨウンの事を見てましたね。
ドンスは、ジソンに興味津々。一生懸命アピールしますが、空振りって感じ
そして、この時、通りかかったのが、清から帰国したグァンテク
薬売りの恰好をしてました。でもね、フクサチョロンには、彼が帰国したって事もすぐに伝わってましたね。
チョンも、そしてチも待っていたんですね。この三人、三角関係でしたね。
昔、チとグァンテクは駆け落ちしようとしてたんですね。それを知ったチョンが、追っ手を遮り、逃がそうとしたんです。でも、結局、チは戻って来ました。
そして、現在もなお、チョンはチを想ってて・・・って感じですね。
もうひとつ明らかになったのが、ジンジュの母親がチだったってこと。ジンジュの父ジンギは、本当の父じゃないみたいですよ。そしたら、いったいチは誰の子を産んだの
グァンテクの武芸を見たドンスは、今まで見た事のない技に、すっかり魅了されたようです。そして、グァンテクの後を追って対戦してもらうのですが、まるで赤子の様な扱いを受け、全く相手になりませんでした。
一層グァンテクに興味を持ったようです。
まだ、グァンテクは、その青年が自分が見失った赤ちゃんのドンスだとは勿論気付いてません。ただ、目が澄んでいる・・・とだけ。
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