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寝込んでいたドンオクを、壊れものでも扱うようにしてドンソクは家に連れて帰りました。
帰ってからも、母が一緒に寝るとか、とにかく皆が優しい。
見せかけや上っ面な優しさじゃなく、ずっとずっとドンオクを大切に保護してきたっていうのがよく分かるものです。
ドンオクは事故に遭う前、ドンソクより賢かった・・・と皆言います。神童だった・・・と。
ドンソク母はドンオクがこうなったのは自分の所為だと思ってて、ドンソクに笑顔の一つも見せず優しい言葉もかけないのは、何か事情がありそうです。双子なのに、あまりにも態度が違うもんね。
ドンヒは、ドンソクと同じ部屋になったのを不満に思い、家を出ました。と言っても、テントを立てて、そこに寝泊まりしてるだけなんですが。
ドンヒの友達のグクスは、誰かが家族を害したら命がけで仕返しに行くのは、コンプレックスの所為では?・・・と言いました。
そうすることで本当の家族に慣れると思うからなのか?・・・とも。
ドンタクが、今回のドンオクの件でジェヒの家に怒鳴り込んで行ったら、戸籍から抜くぞ・・・なんて言ったのも、ドンタクにしてみれば単なる言葉のあやであっても、ドンヒには、引っかかるものがあるんでしょうね。本当に抜かれるんじゃないのか・・・とかね。
そんなドンヒのために、母は布団を届けに来ました。
「私はお前みたいな子を放っておこうと言ったんだけど、小母さんが騒ぐから仕方なく持って来たの。」
そう言う母。でも、それは反対なんですよ。
母が持って行こうとしたのを、小母さんヨンチュンが止めたんです。そう言ったヨンチュンも、実は布団を持って来てて。母の姿が見えたんで、出て行けなくなっていたのです。
自分を悪者にして、ヨンチュンのことを立ててくれてるのを聞いて、嬉しそうでした。ドンソク母とは本妻と妾という立場なのに、仲が良いのはひとえに母が良い人だからなんですね。
ドンソクは、へウォンの家族の事をなじったのを、気に病んでいる様子です。
へウォンも、その言葉が心に刺さってて。本当の事だからでしょうね。
で、捜査書類の中に、へウォンの住所を見つけたドンソクは、行ってみたのです。
そしたら、昔住んでいた屋敷とは比べ物にならないくらいに古くみすぼらしいアパートで。ドンソク、やり切れない表情になっていました。
ドンオクは、まだドンソクの顔をまともに見ていません。
翌朝、目を合わさないままで、ドンソクに言うドンオク。
「ご飯を食べて行って。私が作るから。」
ドンソクは、ドンオクの前に立って頬を両手で挟み、優しく言いました。僕が嫌いか?・・・。
「いいえ。」
「だったら、悪い事でも?目も合わせられないほど僕に悪い事をしたのか?」
首を横に振るドンオク。
ドンソクは言いました。
「それなら、僕の顔を見て、ちゃんと視線を合わせて言いたい事を言うんだ。」
ドンオク、少し顔を上げる事が出来ました。
へウォンは、いきなり首になりました。
チスが息子のスンフンに、命令したようです。逆らえないもんね、スンフン。
「寝てくれなかっただろう。何もしてくれないお前をどうして守らなきゃいけないんだ?」
そこに、チスが現れました。
そして、相変わらず、へウォンを気遣うような事を回りくどく言い、結局は仕事もスンフンとの付き合いも止めさせたのです。
ところで、喧嘩友達のようなドンタクとジェヒなんですが。
ジェヒは、なんとドンタクの事を好きみたいです。でも、気持ちを整理しなくちゃと思ってるんですね。
ドンタクは、全く気付いてませんが。
ドンソクの事務官の女性がバイクに引っ掛けられて怪我をするという事件が発生。
おまけに、持ってた書類をカバンごと奪われてしまったんです。
勿論、それはチスの指図でした。
関係者の一人であるへウォンに話を聞かなきゃいけないドンソク。
そんな時、へウォンが訪ねて来たのです。話がある・・・と。
「私たち昔みたいに又付き合おう。」
いきなりのセリフ。ドンソクは驚きました。
へウォン、まさか、チスの事を調べたいがため・・・?