チャン・オクチョン、愛に生きる 韓国ドラマOST (2CD) (SBS) (韓国盤) | |
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オクチョンが毒に倒れた一件は、イニョンへの嫌疑により、チュ尚宮や料理を作った女官たちに拷問が加えられましてね。
でも、彼女たちは、無実だし、犯人も知らないんで、調査は進みません。
ただね、やっぱりスンは馬鹿じゃありませんでした。
王として公平な目を持っていたんです。オクチョンの不安に満ちた目に、ちゃんと気付いてましたよ。
それに、以前、オクチョンが言っていたのも頭に残っていたんです。
「たとえ私が何をしたとしても全て心から王様をお慕いしてのことです。」
スンは、亡き父の言葉を思い出していました。
決して自分自身のほかは信じてはならない・・・という。
スンは、オクチョンでさえ、信じてはいけないのか・・・と絶望しました。
大妃の体調はますます悪化しています。これも、ヒョンが薬に毒を混ぜているからなんですね。少しずつ衰弱していくような。
大妃は、死ぬ前に何としてもイニョンを助けなければ・・・と思いました。だから、力を振り絞って尋問所に赴いたのです。
あらかじめ、拷問を受けてる女官の一人と話をつけていました。自分を犯人だと名指しするように・・・とね。
その女官が自白すると言ったので、スンはもとより、イニョンもオクチョンも、呼ばれました。
そこに、大妃が現れ、自分が命じたと言ったのです。
全て、オクチョンの卑しい血が王室に混じらないようにするためだった・・・と。
スンは思いもよらない大妃の告白に、愕然としました。
信じられませんでした。でも、大妃は最後まで言い張ったのです。女官も、大妃の言葉に従い、指示したのは大妃だと証言しました。
そのまま倒れてしまった大妃。
イニョンに、王家の誇りを守って、オクチョン等に渡さないよう・・・言いました。
スンには、王妃の仕業ではありません・・・と言いました。自分がした事だ・・・と。そして言ったのです。
「禧嬪がやったのです。証拠はありませんが・・・。」
どうか王妃を温かく抱き、聖君におなりください。・・・それが最期の言葉でした。
スンには、母の言葉が重くのしかかったようでした。
その時から、オクチョンに以前のような温かい眼差しを投げかけることはなくなりました。自分の気持ちを整理できないでいるようです。
「真実を追求するのが怖かった。」
そう、トンピョン君に言いました。
「ともすれば耐え難い真実と対面するかもしれないという恐怖。もしかすると、真実を確認するよりその次にすべき選択を恐れていたのやも。」
オクチョンも、スンの態度の変化に気がついていました。
物凄く不安を感じていました。罪悪感もあるから、余計にでしょうね。
そして、とうとうスンとチスが会いました。
スンは、街で会った人物がチン大尽だと知って驚きました。
「市場の命運を握る王様に謁見するのが第一の計画。第二は王様との取引です。」
スンが、西人と手を切り、自分と組む気はあるか?・・・と問うたら、チスは、勿論・・・と答えました。
手を組む相手は、頃合いを見て乗り換える・・・とチス。
「余から得たいものがあるのか?」
と、スンは聞きました。
「王宮の殿閣を一ついただきたい。」
どの殿閣かは、必要になった時、お話します・・・とチス。就善堂・・・だよね?
ある夜、イニョンは亡き大妃がオクチョンについて“王様が昔獲った獣”だから、王様に害を与える・・・という夢を見ました。
ホン尚宮の進言で、スンに話したんですが、それをスンは嫉妬の所為だと受け取り、気分を害しました。
直後に、イニョン父であるユジュンまでもが夢の話をしに来たもんだから、もう、いっそう機嫌が悪くなりました。
当時、王妃としての資質の一つに、嫉妬をしてはならない・・・というのがあったそうです。
嫉妬を理由に、処罰された妃もいるとか。
ユジュンはマズイと感じ、先手を打ちました。又もやオクチョンの出自を問題にし、宮中から出すようスンに迫ったのです。
イニョンは、スンを苦しめているのはオクチョンの出自だと言い、宮中から出るよう言ったのです。
チョ・サソクと母が不義密通して出来たのがオクチョンだと言うのが、一番問題視されてる噂なのです。
オクチョンとすると、母の事を言われるのが一番辛い事でした。
で、体調を崩してしまうんですが、これが、なんと懐妊の所為だったのです。
今度は、すぐにスンに報告しました。
ところが、聞いた瞬間のスンの表情がイマイチでね。手放しの喜びようでは無かったのです。
オクチョン、不安ですよね。
一旦、後ろを向き、改めてオクチョンの方を振り向き、両手を広げました。
スンは、やはりオクチョンしかいないんだ・・・と疑念を捨てる事にしたようです。だよね?
オクチョンは、自分を追い出そうとしているユジュンたち西人派の面々を前に、懐妊を公表。
ユジュン・・・表情がこわばりました。
そして、ここでトンイ・・・じゃない、後の淑嬪チェ氏登場です。以前、オクチョンの店で、小間物を盗もうとして見つかった子だよね?
オクチョンが、どんどん悪女になって行くんで、見てて悶々としてしまいます。久々に「天国の階段」の意地悪なキム・テヒさんを思い出しましたよ。