チャン・オクチョン、愛に生きる 韓国ドラマOST (2CD) (SBS) (韓国盤) | |
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ユジュンは、医師に、スンの病状を聞きました。
前王からの遺伝的な病があり、悪くすると命も落としかねない・・・とね。
で、ある計画を進める事にしたようです。
新しい王を立てるということです。その白羽の矢が立ったのが、トンピョン君。一番近い王族らしいです。
ユンを王にし、イニョンが垂簾聴政をするという策もありましたが、オクチョンの息子を王に据えるというのが、どうも気に入らなかったようです。
オクチョンを殺すと言うのは皆の意見が一致していました。でも、ユンが王位に就いた後になって母が殺された事を知ったら、燕山君のように、暴政の限りを尽くし、復讐の様に臣下が殺される事にもなりかねないという不安もありました。
だから、トンピョン君を王にするというのが良いのでは・・・とユジュンは言うのです。
でもね、イニョンはやっぱり公平で慎重な考えを持ってる人です。
万が一、スンが回復した時、自分一人が退く事で済むが、別の人が王位についていたら、これはもうややこしい事になりますよね。
イニョンはそう言いましたが、父のユジュンは、スンも殺してしまおうと思っていたようです。
これまでイニョンが受けて来た侮辱の数々を思うと、この際殺してしまった方が・・・と思ったんでしょう。
それを聞いても、イニョンは、スンは夫だと譲りません。オクチョンの命も、自分が預かると言いました。
でもねぇ、ユジュンは、動きました。
トンピョン君を、王位に就かないかと誘いました。
トンピョン君も、全然そんな気無さそうだったのに、徐々にその気になったようで、ユジュンと手を組むことを約束しましたよ。
ただ、命がけの事です。ユジュンが裏切ることが無いよう、担保をとっておきたいと言いました。
ユンの世子冊立に反対する者たちの連判状です。
この交渉が成立したことで、ユジュンは王印等を手に入れ、静かにスンからトンピョン君への譲位の準備が進められました。
ユンは、オクチョンの館からイニョンの元に無理やり連れて行かれました。
そして、オクチョンは宮中を出されたのです。
オクチョンはお付きの侍女もいない一人で、輿に乗って宮中から出されました。
母の元に行こうとしたんですが、途中で何者かが拉致。
チスでした。
チスは、オクチョンが宮中から出されるのを待っていたんです。
ヒョンがオクチョンを騙して自分の欲のために利用している・・・と言いました。オクチョンの師匠だったカン氏夫人が火事で亡くなったのも、ヒョンの指示だった・・・と言いました。
だから自分と一緒に行こうと。
でもね、オクチョンにとって生きる場所は、もう宮中しかなかったんです。
二人の生きる道が交わることはもうありませんね。
案外あっさりとチスは引き下がりましたよ。
ユジュンの計画が成功したと思われた時、皆の前にスンが現れました。
西人派の面々は、譲位が上手く行って、スンに代わる新王が顔を見せると思いこんでいました。スンは急死した・・・なんていう噂も飛んでいましたしね。
ユジュンが手を組んだと思っていたトンピョン君も、スンの医師も、皆、スンの命令の元動いていたんです。
動揺し黙り込んだユジュンたち。
前夜、刺客にスンとユンを殺させたと思っていたユジュン。それも、嘘の報告だったんです。
そして、トンピョン君が手に入れた連判状が謀反と疑われても仕方が無いほどの重い証拠となりました。
謀反の罪で処刑されるのを選ぶか、官職から退き、いつか復活する日を待つか・・・。
結局、失脚することを選んだようです。
オクチョンは宮中に戻ってきましたし、ユンもイニョンの元から取り返しました。
そして最後にスンは言いました。
王妃を変える・・・と。
「余の望みは現王妃を廃妃にすることだ。」
イニョンが可哀そうでなりませんよ、あたしゃ。人間的に出来てるのはどう見てもオクチョンよりイニョンだもんね。