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カン署長、死んではいませんでした。瀕死状態でしたが・・・。
でもね、結局、意識は戻らないまま、亡くなってしまったのです。
デグは、ソ刑事に話しました。カン署長から何もかも聞いた・・・と。
ヒョンチョルの遺品を盗んだのも、カン署長だったと。
そして、後をつけたら、ユ議員のところに行き、争った様子で出てきて、その直後に事故が起った・・・とね。
だから、この事故も単なる居眠り運転なんかじゃ無くて、ユ議員の指図だったに違いないと。
とにかく、ヒョンチョルの録音機を探さなくてはと、カン署長の家に行きましたが、既に何者かが荒らしちゃってて、発見できず。
でも、諦めてはいません。
ソ刑事は、こうなった以上、自分たちだけでは捜査は困難と考え、仲の悪いチャ課長に全てを打ち明けました。
チャ課長、すっごい意地悪かと思ったら、警察学校次席卒業という肩書は、まんざら間違いじゃなかったみたい。警官の意識も高く、これ以来、率先してカン署長の事件の捜査を始めたのです。
目の敵にしてた3チームの力強い味方となりました。
カン署長は、万が一の事を考えて、チャ課長に江南署の事を託し、また、ソ刑事にも心からの謝罪の手紙を残していました。
カン署長のお葬式に、ユ議員が来た時、怒りのあまり、思わずデグは歩み寄ろうとしましたが、スソンが抑えました。
今じゃ無い・・・と言って。
他の事情を知る面々も、表向きは敬意を表したような態度をとっていましたが、心の中は煮えたぎっていたでしょう。
デグはこれで二人の母親を失くしてしまったと言えます。実の母と育ての母・・・。
だけど、泣けないんです。
スソンは、そうと察して、大きなおにぎりを持って来ました。
デグは、スソンに約束させました。
一つは、裏切るな・・・ということ。もしそんな事になったら、そうなる前に宣戦布告白と言いました。他の奴が好きになった・・・と。
そしてもう一つは、俺の目の前で死ぬな・・・ということ。これだけは絶対に守れと言いました。
涙がぽろっぽろとデグの目から落ちました。デグは、必死におにぎりを口に詰め込みました。
「苦しい時や辛い時、泣きたいときや怒りたい時、叫びたい時はそう言って。泣きたい時におにぎりを詰め込まないで。」
そう、スソンは言って、そっとデグの肩を抱きしめました。
ヒョンチョルが乗っていた車の車載カメラの映像が復元できました。
写っていたのは、ユ議員の秘書キムとヒョンチョル。
ヒョンチョルが封筒に入った何かを手渡し、その対価として大金を受け取ってる映像でした。
即、キム秘書を召喚し、取り調べが始まりましたが、なんと全ての罪をエヨンになすりつける供述をしましたよ。
エヨンは拘置所に居た筈なのに・・・です。
“?”と皆が思った時、知らせが入りました。エヨンが心の病を理由に保釈になったというのです。
そこにもう一つ知らせが。
エヨンの息子ギジェが、デグと自分のDNA鑑定の結果を持って来たのです。
なんと、二人の間に兄弟関係は無い・・・というものでした。
ますます謎が深まりました。
じゃぁ、いったい何故エヨンはジヨン母を襲ったのか?・・・ですよ。単に彼女が誤解しただけ?
デグは、ギジェの父ジイルにこの事実を突きつけ、エヨンが保釈されたあと、どこにいるのか、何故誤解していたのか・・・と問い詰めました。
だけど、相変わらずジイルは煮え切らない態度。
彼自身、これらの事を全く知らなかったみたいです。家族だというのに、完璧に蚊帳の外に居たって事です。
とうとうスソンがカン署長の家でヒョンチョルの録音機を発見しました。
昔、デグから送られた手紙やカードを大切にしまっておいた箱の中に隠してありました。
録音されていたのは、ユ議員とヒョンチョルの会話でした。
デグとジイルのDNA鑑定結果を正反対のモノに偽造しろと言う指示をしていました。偽造した鑑定書をエヨンに見せ、ジイルと離婚でもさせようとしたんでしょうか。そうやって、エヨンの資産から政治資金を援助させようとたくらんだのです。
当時、エヨンはジイルに夢中で、父親への援助を止めようと考えていたらしいのです。それを防ぐためでした。
要するに、娘からお金をだまし取るために、ジヨン母は、何の罪もなく、一切の関係も無いのに無残にも殺されてしまったということなんです。
デグが、荒れるのも無理はありません。
ここに、お久しぶりに例のムカつくハン検事が江南署に乗り込んで来ました。担当検事になったと言うのです。
独自に捜査する彼らを捜査から外し、検察主流で捜査すると資料等を取り挙げに来たのですよ。
皆、怒り、抗議しましたが、どうしようもありません。
デグが、バットを持って現れ、そこいらへんを殴りまわりました。どうせ持って行かれるのなら・・・と。
で、この時は、ハン検事たちはそのまま引き上げることとなったのですが・・・。
ソ刑事は、この状況を打開するためには、自分が職をなげうってでも行動を起こさなければ・・・と決意しました。
検察は、ユ議員のシナリオ通り、エヨンを犯人と発表しました。
ソ刑事は、その発表を見た後、チームの面々に、捜査の覚悟を問い、自分はマスコミの前に立ちました。
何を話すつもり?
帽子、制服、身分証、手錠等を外しました。
「ある人物を辞職させるためです。」
と、ソ刑事。
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