スリーデイズ~愛と正義~オリジナル サウンドトラック | |
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爆発したのは、派出所の近くに置かれてたダイナマイトでした。
幸い、怪我人はいませんでした。
軍、警察等、必死になって残りのダイナマイトを探しました。
青瓦台でも、状況がここまで緊迫したモノだということがはっきりし、関係者の表情が引き締まりました。
そんな時、大統領から青瓦台に連絡が入ったのです。
大統領は、現場の中枢の場所を聞き、自分で車を運転して現れました。あのアジュンマの車ですね。
そして、迅速にダイナマイトの発見、撤去をはかること、そして、住民を安全な場所に退避させることを指示しました。
「警護官は?本部長は?」
と、大統領がテギョンに聞きました。
「殉職しました。」
強張った顔でテギョンが答えました。
大統領は青瓦台に戻るよう言ったテギョンを押さえました。住民が危険な目にさらされているのに、自分一人安全な場所に帰る事は出来ない・・・と。
警護チームが派遣される事になりました。
大統領にドジンから電話が入りました。
「10分以内に軍を撤収させ、一人でインドン橋に来て下さい。さもなければ二度目の爆発が起きます。」
テギョンと軍のリーダーが大統領を止めました。
そんな時、二度目の爆発が起りました。
今度は消防署でした。隊員はほぼ出払っていましたが、残っていた3人が怪我をしました。
ドジンは、建物などを爆破しても、大統領は動かないと読みました。
で、次は人的被害が出るように仕組んだのです。
偽警官の部下が、ダイナマイトの入ったアタッシュケースを、住民が避難するのに使うトラックの荷台に乗せたのです。
携帯のリモコン操作で爆発する仕組みのモノですので、どうも一定の距離内に居ないと使えないようです。
住民が乗ったトラックの後を、パトカーが追尾してて、その運転手がドジンの部下だと気付いたテギョン。
実はその時、テギョンは大統領を止めに急いでいたのです。
ドジンの携帯の位置確認が出来、軍がそこを急襲。乗っていた男と銃撃戦になって、射殺したんですが、ドジンかどうか顔を知らなくて。
テギョンが確認のために、一旦大統領の傍を離れていたんですよ。
その間に、ドジンから大統領に連絡が入ったんですよ。
今度は人的被害が出るぞ・・・と脅したドジン。
大統領は、もう隠れているわけにはいかなくなりました。
一人で約束の場所に向かったのです。
テギョンには、行動を話しておきました。
「10分以内に残り一つの爆弾を撤去してほしい。それまで持ちこたえますから。私の為に死んでいった警護官たちのためです。だから、ハン警護官も住民を守ってください。」
パトカーの警官がドジンの部下だと分かったけど、テギョンは大統領のところに行こうとしました。
でも直後に、大統領の言葉を思い出したのです。自分が行かないと次は住民が狙われる、住民を守ってくれという・・・。
ドジンは、大統領が来ても来なくても爆発させるつもりでした。
偽警官も、起動装置である携帯を手に握っていました。
テギョンは、急遽方向転換し、トラックを追ったのです。
そして、危機一髪、偽警官を射殺し、爆発を食い止めました。
ほっとしたのもつかの間。あの大統領を助けたアジュンマが言いましたよ。大統領がダイナマイトの鞄を一つ持って行った・・・と。
その瞬間、テギョンは大統領がドジンと共に死ぬつもりだと察したのです。
必死にインドン橋に向かうテギョン。
橋では大統領とドジンが会っていました。
「多くの人の命を奪い、人生を踏みにじっても罪の意識も無く生きて来た。決して許しません。」
と、大統領。
「私はファルコンと共に、あなたのような大統領を立て、私の国を作ります。代わりなどいくらでもいる。だから、金があると便利なんです。」
・・・と来た。
もういくら話してもこの男の考えを変えることはできないと、大統領も改めて思ったでしょうね。
「私はあなたんい罪を償わせる。」
と、大統領が言ったら、お望みならやりましょう・・・とドジンは言って、携帯の起動装置を押しました。
その瞬間、傍に停めていた大統領が乗ってきた車が大爆発。
大統領も吹き飛ばされましたが、大事には至らなかったようです。もち、ドジンは即死でしょう。
ドジンが死んだ事で、事件は一件落着しました。
でも、だからと言って捕まったドジンの協力者たちの考えが変わったわけでもありません。お金への崇拝はやはり変わらないし、信念のありようも違います。
また、こういう第二のドジンは現れる可能性があるわけです。
でもね、警護官たちのような者も次々に現れるわけで。チェ検事のような人も現れるわけで。
チェ検事は、回復し裁判の準備に忙しそうです。
ボウォンは表彰を受け、警長としてソウルに栄転が決まりました。
テギョンは、何故かアルバイトの様な事をしてますが、警護官に復帰する事も決まってます。
ボウォンとテギョンは歩み寄り始めた所って感じで初々しいのなんのって
めでたしめでたし
ラスト、これまでのシーンを回想するのが多くて、これで時間調整したのかしらと思ってしまいました。
硬派な作品で、楽しめました。
財閥の御曹司のスーツ姿より、私はこういう人たちのスーツ姿の方が好きだなぁと思った私です。