まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『王の顔』3話まで

2015-04-07 19:32:20 | 韓国ドラマのエトセトラ
王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤)
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KT Music

レビュー一覧は、こちらから。

 

光海君は、カヒに会う前に、家を訪ねていたんですね。

そこで、天文図を父のドゥソに返したんですね。

でも、ドゥソはそれを宣祖に渡してくれと言いました。盗賊を捕まえたと同じだから・・・と。

ドゥソも、テドンゲの一員だったのです。ただ、テドンゲは決して反乱を企ててる賊などでは無く、自分の身は自分で守り、身分に関係無く生活する考えを持つ組織なんです。

ドゥソは、自分が全ての責任を背負うつもりなんです。

でも、光海君、そんな事出来る筈がありません。

「私が、カヒを想っています。」

 

この後だったんです、カヒに会って、

「カヒや・・・。」

と、抱きしめたのは。

 

光海君は、兄の臨海君を救おうと、逆賊が王に選んだのは自分だと嘘を言うつもりだったようです。

でも、流石に言い出せず、口ごもっていたその時、チョン・チョルがやってきました。

なんと、天文図を持っています。ドゥソが差し出したのかな?

 

兵がやって来る前に、ドゥソはカヒと妻とを逃がしました。

「男として生きる理由は、運命では無く死んだ兄への罪悪感からだと言ったな。だが、運命等に打ち負かされてはならぬ。罪悪感など捨ててしまえ。これからは、キム・カヒとして生きろ。」

父はそう言いました。

光海君の気持ちを受け入れてほしかったのかも。

 

先に来たのは官軍ではなくキム・ドチでした。ヨリプの指示通り、ドゥソに力添えを頼みに来たのです。

でも、遅かったです。そう言ってるうちに、官軍が来てしまったのです。

ドゥソは、カヒを守ってくれとドチに言い、官軍に引っ立てられて行きました。

官軍はカヒたちにも追い付き、母を連れて行きました。カヒは、ドチによって助けられ逃げる事が出来ました。

ドチの口から『天文図』が謀反の証拠とされた・・・と聞いたカヒ。

それが父によって差し出されたとは知りません。光海君に渡したままだと思っていたからです。

裏切られたと思いました。

 

カヒは、ドチに礼を言って、コ・サンのところに行きました。

側室になる代わりに、両親を助けてほしい・・・とカヒ。

コ・サンは約束しました。・・・と言っても、彼は一介の観相師。そんな事、約束できる立場なの?

 

カヒは、宮廷に連れて行かれ、ソンン内官に会いました。彼も、観相が出来るようです。

カヒの顔を見て、満足げでした。宣祖の相を補い、幸運をもたらす相だ・・・と。

でも、同時に、“ニ頭の龍に仕える相だ”とも見たのです。

カヒ本人から、ドゥソの娘だと聞くと、流石に迷いました。

 

この話を、光海君つきの内官ヨンシンが聞いてしまいました。

驚いて光海君のところに飛んで帰り、その事を報告。

まさか・・・と思いました。

で、カヒのいる部屋に急いだのです。

 

確かにカヒでした。

カヒは、天文図を渡したのが光海君だと誤解してました。訂正しようにも、混乱して言葉が出て来ませんでした。

「私は愚かにも光海君を信じていました。天文図だけでなく心まで差し上げたのです。」

1年前に書店で偶然お見かけしました。その日からずっと雨の日も風の日も書店で光海君を待ち続けたのです・・・。

悲しい告白でした。本当は嬉しい告白の筈なのに、光海君は辛かったと思います。

可愛さあまって憎さ百倍とはこの事・・・という感じのカヒです。

今のカヒに、弁明は届かないでしょう。だから、光海君はこの部屋から出ようと言いました。

でも、カヒは拒絶しました。

側室になると言う条件で、両親を助けてもらおうとしているのですから。

 

そこに、宣祖が・・・。探し続けていた相の女性が見つかったというのですから、そりゃぁ、急ぎますわな。

ところが、直前で官僚のイ・サネが重要な話しがあると声をかけたので、結局その日は、宣祖と会う事はありませんでした。

 

宣祖が踵を返した後、部屋から光海君が出てくるのを見たソン内官。

光海君から、「龍顔秘書」について聞かれたソン内官。

国宝であり、“王の顔”について書かれているモノだ・・・と答えました。

光海君には、父宣祖がそこまで観相にこだわる理由がわからないのです。相を補うために側室を持ったり、自分の相を変えるために鍼を打ったりする・・・。

「あの女人は、私の想い人だ。」

と、悲壮な表情で光海君は言いました。

「あの方は、結局は、王様の側室となるべき相です。それがあの方の運命なのです。」

と、ソン内官。

「父上はどんな女人でも手に入れられるが、私にはあの人だけだ。」

父上を止めてくれ・・・。光海君の懇願も聞き入れられる事はありませんでした。

 

カヒだってそんなに簡単に想いを整理出来る筈はありません。

 

チョン・チョルが、宣祖を騙した事が明らかになりました。

証人が、臨海君の名前など、出してはいなかったのです。誰の名前も口にしてはいなくて、チョン・チョルが偽ったわけです。

これがイ・サネたちの調査で判明し、宣祖はただちにチョン・チョルを罷免し、流刑に処しました。

臨海君は、無罪放免となりました。

 

光海君は、兄の釈放を祝って祝宴を開くのですが、あまりにも痛々しい姿で。

何も知らない臨海君も、弟が笑ってはいるが、本当は泣いているように見えたようです。

 

宣祖も迷っていました。

よりによって、自分の相を補ってくれる相を持つのが逆賊の娘だなんてね。

娘のために、一旦下した刑を取り消すのも、家臣の手前、難しいことです。信頼を失う可能性もありますからね。中殿パク氏も、それを不安に思っていました。

 

一人沙汰を待っていたカヒを、仁嬪キム氏が連れ出し、散々に痛めつけました。その上で宮中から外に出そうとしたのですが、光海君がたまたま気づき、カヒを助けました。

光海君は、二人で逃げようと言いました。

でも、カヒには出来ませんでした。両親を救わなければいけなかったからです。

 

ところが、宣祖は、そんなカヒを側室にはせず、両親と共に流刑に処したのです。

知らせを聞いた光海君は、必死に後を追いました。

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『朝鮮ガンマン』20話まで

2015-04-07 14:11:26 | 韓国ドラマのエトセトラ
最新!韓国時代劇パーフェクトガイド (COSMIC MOOK)
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ユンガンは、まだスインの真意を知りませんでした。

オッキュンが又声をかけたに違いないと、オッキュンに詰め寄りました。

その時、オッキュンの口からスインの思いを聞いたのです。全てユンガンのためだと。ユンガンと将来二人で生きて行くための行動なのだと。

スインを取り戻す方法はただ一つ、事を成就することだけだ・・・とオッキュン。

それでも、すぐにはショックから立ち直れないユンガンでした。

 

スインは、気持ちをしっかり持ち、女官となりました。

その姿を遠くでホギョンが見ていました。切なそうです。

 

ユンガンは、気持ちを整理しました。

スインが決めたのなら、自分も同じ道を行くしかないと。

 

オッキュンたち開化派は、王制の廃止までは考えていませんでした。民もそれを望んではいないだろうと。

王位はそのままに、王権を失くそうとしているのです。その上で、権力は開化派が握ろうと。

王様側の大臣を退け、王様に降伏してもらい、その後新政府を築いて新しい世を作る・・・とオッキュンは言いました。

身分差別を廃止し、奴婢を解放する。女官の解放も・・・と。

 

でも、彼らの兵数は、王側と比べると少ないのです。

少ない人数で王と中宮を守り抜くために、策を練りました。

オッキュンは、日本に援助してもらうつもりだったようです。でも、ユンガンは反対しました。そうしたら、後日主導権を握られる可能性もあるから・・・と。

オッキュンも、その意見をもっともだと思いました。

 

スインは、中宮殿に控え、中宮と大臣たちの話から重要な事をオッキュンたちに伝えています。

ある日、スインはウォンシンと宮中で会ってしまいました。

ウォンシン、驚きました。

亡き父の仕事の手助けをしている・・・とスイン。

ウォンシンは、スインの性格を知ってるだけに、それだけの目的で宮中に入ったとは思えません。ユンガンへの想いも知ってますからね。

父からその話を聞いたへウォンも、スインが何か企んでいるに違いないと思いました。

 

そんな時、ユンガンが広州の留守府に姿を現したと報告が入りました。それも、軍服姿で、兵に銃の訓練をしていると。

すぐに探りに行きました。が、イマイチ確認出来ませんでした。

ウォンシンやビョンジェは、中宮にユンガンをヨンヒョが匿ってるらしい・・・と言いました。兵士も訓練している・・・と。

オッキュンの出入りも頻繁だ・・・と。

ビョンジェは、すぐに言いました、政変に違いありません・・・と。

驚く面々。

ヨンヒョもオッキュンも、高宗がとても信頼している者です。今、それを告げても、高宗が信じるかどうか・・・と中宮。

ウォンシンが提案しました。まずはヨンヒョを広州留守府の長官を解任し、栄転させること、それも軍とは関係無い部署に。

 

へウォンは、中宮に、スインの事を信用し過ぎない方が・・・と告げ口しました。

ユンガンと恋仲だということもばらしました。

ユンガンの事で、さぞかし王様や自分に恨みを抱いているだろう・・・と中宮。スイン目をつけられましたよ。

 

スインは、中宮とビョンジェたちの話をすぐにオッキュンたちに伝えようとしました。

でもね、尚宮の一人が兵と共にスインの後をつけていたんです。

危ないよ~っ・・・と思ったら、ユンガンが。

兵の格好をして宮中に忍び込んでいたのです。

やっと、二人の想い、考えを分かりあえました。

 

ビョンジェは、ヨンヒョの転任を高宗に進言し、あっという間にそれは決定。

おまけに、訓練した兵も、王の警護に・・・と取り上げられてしまったのです。信じられる人間がいつから・・・とビョンジェ。

あーそーなのね。

ホギョンが担当してる軍に加えようと言う事です。それは、オッキュンたちにとって予想外の展開でしたが、有利になったのは確かです。

 

それでも、ここまで計画を知られてる限り、これ以上延ばしたら、不利になる・・・と開化派は考え、決行日を前倒ししたのです。

 

郵征局開設の祝賀会が開かれる日。その日に決行と決まったのです。

ビョンジェも、ウォンシンも招かれて出席することになっていました。

ビョンジェは、前日風邪気味だったようで、体調を考えたら欠席しても良いのでは・・・とホギョンは言いました。この時、ホギョンはまだ決行日を知らなかったようです。

で、翌日、決行を知らされた時、つい、父の元に走ってしまったのです。

 

スインは、高宗と中宮を別の宮殿に移すため、火薬を仕掛けようとしていました。危ないから別の場所に・・・と言う事です。

 

式が始まった時、宮中のどこかで煙が。

火事だ!・・・という叫び声で宴会場は大混乱。

火をつけたのは、ユンガンでした。

どーいう計画

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『朝鮮ガンマン』19話まで

2015-04-07 13:13:13 | 韓国ドラマのエトセトラ
イ・ジュンギin 朝鮮ガンマン<スペシャル・メイキング>vol.2 [DVD]
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山元は、捕盗庁のジョンフンが捕まえて行きました。

でも、山元はユンガンが自分の部下を殺したと証言。ユンガンを庇いだてするなら、日本はあらゆる手段を講じる・・・と半ば脅しにかかったのです。

外交問題に発展させたくはない高宗。又も迷います。

ここで、中宮が、背中を押しました。国のためにユンガンを捕らえ、処刑が必要なら、そうすればいい・・・なんてね。

高宗は、結局、その言葉に従ったのです。

 

いつものように王宮に来ていて、その会話を漏れ聞いたスイン。

すぐさま、ユンガンに知らせました。

でも、既に、ウォンシンの兵が、商会所に押し寄せてきちゃいましたよ。

必死に隠し部屋に逃げたものの、発見され、後を追われたのです。

 

山の中に逃げたスインとユンガン。

ウォンシンはもとより、兵も追っ手に加わり、四面楚歌ですよ。

足を怪我しながらも、必死にユンガンについていくスイン。今別れたら、今度は本当に会えなくなってしまいそうで、怖かったのです。

でも、ユンガンとすると、追っ手は自分狙ってるわけですから、スインだけでも安全に山を下りてもらいたいのです。

結局、ヨナのいる寺で落ち合う約束をして、二人は別れました。

 

スインは、無事に寺にたどり着きました。

でも、ユンガンは、待っても待っても姿を現しません。

ユンガンは、ウォンシンたちに追われて、崖を転落。頭を強打し、意識を失ってしまったんですね。

そして、そのまま姿を消してしまったのです。

ウォンシンたちも必死で行方を探しましたが見つかりません。

 

実はユンガン、オッキュンの要請で王女の夫であるパク・ヨンヒョが長を務める広州留守府に助けられていたのです。

ヨンヒョも、開化派であり、その中心的支柱でもありました。

意識を取り戻したユンガンは、すぐにでも都に帰りたいと言いました。でも、今は兵が彼を探してる状態です。オッキュンは、しばらくここで養生するよう命じたのです。

彼は、ユンガンに銃を兵たちに教えて貰いたかったのです。

 

ビョンジェは、ホギョンを左営の指揮官に推薦してもらいたいと中宮に言いました。実は、息子なんです・・・ってね。

命を助けてくれた一人だと覚えていた中宮は、快く引き受けました。

ただ、左営は既に決まっているから・・・と、前営の指揮官を挙げました。

 

山元は、日本に送還されました。

帰り際、ウォンシンに、ユンガンを始末するよう命じました。そしたら、自分が又朝鮮に戻って来る事ができるからです。

ワルよのぉ・・・おぬしも

 

ウォンシンは、ユンガンを追ってる時、広州留守府の兵を見たと言う話しを耳にしました。

そこには、パク・ヨンヒョが居ると知ってますから、ユンガンが匿われている可能性が高いと気付きました。

即、調べるようです。危ないわぁ・・・ユンガン。

 

スインは、最後オッキュンから女官の話しを持ちかけられました。

ユンガンの行方が分からず、心配な毎日を過ごしているスインは、その話を真剣に考える余裕はありませんでした。

オッキュンに聞きました。

「これが成功すれば、本当に世が変わりますか?」

無実の罪を着せられることのない世の中、ユンガン様のように追われる事なく生きていける世界が来るのですか?

「そうなるだろう。」

と、オッキュン。

その言葉を聞いて、スインは決心しました。ユンガンが自由になるなら・・・と思ったのでしょう。

 

でも、女官になると言うのは、生半可な決心じゃダメだったようですね。母は猛反対しました。

おいそれと実家に帰る事も出来ず、結婚だって無理で、一生宮中で暮らす事になるからですよね。

ホギョンも、それを聞いてやってきました。

「ユンガン殿は?どうするのだ。忘れるのか?忘れて生きていけるのか?」

「はい。忘れるわ。女官になるからには忘れねば。」

と、スインは答えました。

ユンガンとの愛は、そんなに簡単なモノだったのか?・・・とホギョン。

忘れられる想いなら、何故私ではダメだったのだ?

でもねぇ、無理なんですよね、スインには。兄としての思いしか無かったんですもんね。それに今では理解できない恨めしい存在と鳴ってしまってますからね。

ホギョン、本当に可哀相な人です。

 

やっと、ユンガンが寺に現れました。

ヨナと再会を喜ぶユンガンですが、スインが女官になると言う話しを聞いて、ショックを受けました。

それも、その日、宮廷入りをする・・・と言うのですから。

急ぎスインの家に向かったユンガン。

既に、門の前には、迎えの輿が待っていました。

 

スインは、母に別れの挨拶をして、裏庭に回りました。

そこは、ユンガンとの思い出が詰まっているところでした。

振り向いたら、そこにユンガンが。

 

必死に止めるユンガン。

でも、スインの決心は変わりませんでした。

ユンガンのために、ユンガンを守る事が出来たら、何も怖くない・・・。

「よりよい世界で一緒に暮らすためです。そのためにしばし別れるだけです。」

そう言って、スインは輿に乗りました。

ユンガン、見送る事しか出来ませんでした。

号泣ですよ、あたしゃ

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『朝鮮ガンマン』18話まで

2015-04-07 11:00:53 | 韓国ドラマのエトセトラ
朝鮮ガンマン OST (2CD)(KBS TVドラマ)(韓国盤)
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鉱山だけでなく、蚕糸や牛皮でも、ユンガンはウォンシンの先を行き、買い占めました。

激怒したウォンシンは、銃を持って商会所に乗り込み、ユンガンに銃を突きつけました。

高宗との約束など、構わない・・・と息まきましたが、引き金を引いてユンガンを殺すと言う事は、これまで自分が築き上げて来た物全てを失う事になるんです。

それはやはり出来ません。

必死に耐えたウォンシンでした。

 

勿論、このまま黙って負けたままじゃいられません。

ビョンジェに訴えました。ユンガンが商売の邪魔をする・・・とね。

そして、以前から計画していた恵商公局の設置を早めるよう懇願したのです。

 

ビョンジェは、高宗に訴えましたが、ソッキュンの猛反対を受け、高宗は迷ってしまいました。

で、結論は先送りとなったのです。優柔不断なんですよ、高宗は。

 

こんな高宗に見切りをつけた開化派。既に高宗は、開化への意志を失っていたのです。

中宮やミン氏一族も、ビョンジェ側になってしまった今、このままではいけないと、オッキュンたち開化派は、方法は一つしか無い・・・と意見は一致。

どーいう方法?

彼らは、高宗や中宮、そして宮中の様子を探る人材を、先日の騒乱で失っていました。だから、一刻も早く誰かに宮中に入ってほしいのです。

オッキュンは、その役をスインに頼みました。

 

スインは、中宮の話し相手として既に宮中を時々訪れていて、中宮の信頼も得ています。適役だと思われました。

でもね、スインは尻込みしました。

確かに、父の意志を継いで何か役に立ちたいと言う気持ちはあります。でも、その反面、ユンガンと普通の平凡な生活を過ごしたいと言う思いも強いのです。

ユンガンが、危険な毎日を送っていることが、心配でならないのです。

それに、相談したユンガンも、危険な事はしてほしくないと反対の意思を示しましたしね。

だから、オッキュンに断ったのです。

 

そんなある日、スインは宮中で、父ビョンジェと一緒のホギョンと会いました。

少し前、ビョンジェの傍に付いているのを目撃したところでした。が、その時は、見間違いだと思っていたのです。

裏切られた思いでした。

ホギョンは、詳細は語れないけど、自分を信じてほしい・・・と言いました。でも、スインには、皆の噂や目の前で見た光景が全てでした。

ホギョンが一番知られたくない相手ですよね、スインは。

本当に辛い立場になってしまいました。父は自分をもっと上の地位につけようとしてますしね。

 

また、スインは、ウォンシンとへウォンが、中宮の信頼を得た事も知りました。

中宮は、ウォンシンが銃使いだと言う事を全く知らないんだろうかと苛立たしく思いました。

ユンガンは、知らない筈は無いだろうと言いました。

そうだとしたら、ユンガンの父と自分の父は、そんな保身しか考えてない頼り無い人たちの為に死んでいったことになります。

やり切れない思いを持ちました。

 

そしてとうとうウォンシンが画策していた恵商公局の設置が法で決まりました。誰も、恵商公局の許し無しに商売は出来なくなってしまったのです。

これは、彼らによる物資の買い占めを引き起こし物価の高騰を引き起こしました。

庶民は、食糧難となり、盗賊が横行。

一部の商人や彼らから利益を賄賂としてもらった役人たちだけが富を得たのです。

勿論、山元も、一枚かんでます。

 

ユンガンは、山元に抗議しましたが、ま、聞き入れてくれる筈はありませんよね。

オッキュンは、高宗に訴えましたが、こちらも、詳しく調べて報告を・・・としか言いません。

 

ここで、ユンガン、義賊となりました。イルジメですな。

買い占めてる米を置いてる倉庫の鍵を開け、庶民に分け与えました。山元が日本に輸出しようとしていた米も、奪いました。

だから、庶民からは、また“満月の黒砲士”と呼ばれ、大人気となりました。

山元もウォンシンも、ユンガンの仕業だと気づいてます。ま、他に居ないよね、銃使いなんて。

で、即、ユンガンを始末しろ・・・となりました。

 

スインが、ユンガンを心配して商会所に来ていた時、山元の手下が襲って来ました。

諦めかけたその時、危険を察知した金丸が駆け付けて助太刀。

でも、最後に、金丸はユンガンを庇って撃たれて死んでしまったのです。

これまで苦労を共にし、ユンガンの事を見守ってくれた金丸の死は、ユンガンの堪忍袋を緒を切りましたね。

金丸をはじめ、山元の部下たちの死体を、彼らのところに運んだのです。

「手下を連れて、日本に帰れ!」

そして、ウォンシンに言いました。

「私を殺したいなら、直接出てこい。お前の全てを賭けて。」

最終決戦間近

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