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秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤) |
クリエーター情報なし | |
KT Music |
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ソン、驚きました。まさか・・・ですよ。
それはムンスの方がもっと強かったかも。ソンが無実だと言う事は、自分が一番知ってますから。
いったい、何を根拠に・・・と思ったら。なんと、ソンの懐刀が現場に残されていたというのですよ。あれって、ちょいと前、女官がソンンの部屋から盗み出したモノですよね。
女官、引き出しの中で何をしてるのか、イマイチ理解出来て無かったのですが、これでしたよ
父が尋問すると聞いて、ソンはちょっとショックを受けたようですが、大人しく従いました。
で、尋問場のムシロに座ったのです。
英祖が聞きました。カン・ピルジェの家に何の用があったのだ?・・・と。
ソンはなかなか口を開きません。確認したい事があったからだ・・・とだけ。
で、フンボク事件の黒幕を突き止めようとして・・・と言い、キム・テクに詰め寄ってからの一連のシーンは、全てソンの想像上のシーンでした。
あたしゃ、現実かと思いましたよ。
連判状の事を明かし、その場に居並ぶ老論派、そして父英祖も、ショックでうろたえる様、それを考えると、ソンはまだ明かす事は出来ないと判断したようです。
結局、ソンは、牢に入れられました。
キム・テクは、王族を牢に入れるわけにはいかない・・・なんて、心にも無い事を言いました。それを聞いたソンは、言いました。
「国法の前では誰もが平等だ。」
そしたら、またテクが皮肉っぽく言いました。
「これほど聡明な世子が殺人事件の容疑者になるとは残念でなりません。」
ソンも負けていませんでした。
「それなら、そなたが潔白を証明してくれるか?頼りにしているぞ。」
そして、老論派の面々を見渡しました。
ソンは、全てを知ってる・・・とキム・テクは感じたんじゃないでしょうかね。
知らせを聞いた世子嬪ホン氏は、驚き何か手立てはないかと父に相談。
その後、牢に赴き、ソンの世子の上着を受け取りました。
「必ず出られます。私がそうさせます。」
気が強くて賢いホン氏。宮中での世子嬪としての言動に注意を払って来たし、立派な中宮となろうとしてきました。実家を背負ってもいますしね。
だからこそ、ソンへの想いを素直に出す事が出来なかったのです。
ホン氏の腕の見せ所が来ました。
フンボクが書き写した連判状ですが、署名が誰のモノか、ソンは分からなかったんですね。皆、号で署名していましたから。
唯一、キム・テクの号だけは知っていたようで。だから、尋問場での言葉となったのです。
英祖の号があると知ったら・・・
英祖は兄景宗に対して、ずっと劣等感を抱いてきたのかな?母の出自の所為?
あの様子じゃ、景宗に毒を盛ったっていうのも、まんざら嘘じゃなさそうです。それを知ってて止めなかったわけですね。だから劣等感と罪悪感が英祖を苦しめているのかも。
大妃や王妃、世子嬪が次々に呼んでも、英祖は一切聞かぬフリをしました。
そして、側室のムン氏のところに行ったのです。
ムン氏にとっては世子ソンが廃嫡されるのはラッキーです。だって、お腹の子が男子だった場合は、その子が世子となり、王位を継ぐ可能性が出てくるわけですから。
で、しきりに英祖にそこいら辺の探りを入れるんです。
英祖も、ま~思わせぶりに返答するもんだから、ムン氏はすっかりその気になってますよ。
牢に入ったソンは、落ち着いてこれまでの事を考えていました。
ムンスは、フンボクの遺体を井戸に投げ込んだのは自分だと言いました。でも、殺したとは言わなかった・・・。
だから、ジダムが聞いたナ・チョルジュとの会話は、殺人の指示じゃなかったのでは?・・・と。チョルジュに確認すべきだと。
チェ・ジェゴンにその指示を与えました。
世子嬪ホン氏は、ソンの側近チャン内官を捕まえ、自決を迫りました。世子を支えられなかった罪は大きい・・・と。
で、それが嫌なら、フンボクの事件以来の出来事を洗いざらい話せ・・・と。
話すわな・・・。
この時、全ての事情を知ってるジダムの存在は、各方面の者にとって重要となっていました。
だから、英祖も、老論派も、そしてホン氏も、ジダムを手に入れようとしました。で、ジダム拉致されちゃいましたよ。
誰が?・・・と思ったら、ホン氏でした。
ラッキーです、これは。少なくとも、命の危険はありませんからね。
ホン氏も、ジダムも目的は同じ、ソンの救出ですから。
少論派は、ムンスが何者かを雇ってカン・ピルジェを殺したと思っていました。
だからこそ、ソンの潔白をあれほどきっぱりと主張できたのだとね。そして、連判状もムンスが手に入れた・・・と。
彼らは、ソンの命などどーでもよいのです。
彼らにとって、英祖は違法な方法で王に就いた者であり、英祖に正統性は無いと考えていました。だから、その後継者であるソンも同じ事だ・・・と。
でも、ムンスは違うんです。
連判状を出せと彼らに言われましたが、しらばっくれました。ムンスは、正しい政治を行いたいわけで、連判状で政党同士、政権の奪い合いをしたくはないのです。
それにしても、英祖の行いは、ムンスが自分に従わず連判状を渡してくれないから、彼が一番苦しむ方法を採ってるとしか思えません。ムンスにとっては、ソンが苦しむ事が一番辛いでしょうからね。
また、これ見よがしに、ムン氏の出産を王妃や世子嬪しか使えない産室でさせてやろう・・・なんて言い出しましたよ。これはもう生まれた子が男子ならば、世子に・・・という意味に取れますよね。
ホン氏も、この話を聞いて、いっそう焦りました。
で、ホン氏は強気に出ました。
英祖に訴えたのです。三歳の息子のサンを伴い、下着姿になり、正座し、再尋問を求めたのです。
ジダムに全て聞き、事情を理解したホン氏は、ジダムに証言させるための場を作ろうとしたのです。
でも、ソンは、反対しました。
証言者の言葉を事実だと立証できない場合、証言者が罰せられるからです。
そして、もう一人、ミン・ウソプも逮捕して証言させようとしました。これには、ホン氏父が動きました。
しかし、この動きも、すぐに老論派に察知されましたよ。ウソプの父ミン・べクサンは、どうにかしてくれとキム・テクに言いますが、テク・・・悩んでます。