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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『秘密の扉』5話まで

2015-04-21 21:13:32 | 韓国ドラマのエトセトラ
秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
KT Music

レビュー一覧は、こちらから。

 

英祖がゲヒを兵曹判書に・・・と言い出しました。

これも、キム・テクの一声があったからですが・・・。

この時、ゲヒは、辞職を願い出ていました。きっと、本来真面目な彼は、これ以上自分が権力争いに巻き込まれて行くのが耐えられないと思ったんでしょうね。

でも、それを英祖は許さず、反対に出世の道を開いてあげようとしたわけです。

ソンは、流石にゲヒを殺してしまいたい欲望にかられたようですが、ぐっと我慢し、にこやかにその提案を受け入れて見せました。

英祖も、傍に居るキム内侍長もホッとしたような表情でした。

 

この話を聞いた少論派は一気にざわめき立ちました。

老論派の息のかかった者が兵曹判書になったら均役法が廃止される可能性も出てくると言うのです。

これは、軍役や税負担を両班、民の区別なく公平に負担させようとするもので、英祖の悲願でもありました。

ゲヒも、それは充分に知っていまして、それに異議を申し立てようと画策する老論派の言葉に、内心反対したいと思っているように見えました。きっと、そうでしょう。

ムンスは、それを英祖にぶつけました。

 

英祖は、全て連判状があるからだと言いました。

まだ世弟だった時、彼は散々命を狙われて来ました。連判状にサインしなければ、おそらく自分は殺されていただろうと言います。

だからサインするしかなかった・・・と。

そして、今度こそ連判状を探し出し消し去ってほしいとムンスに頼んだのです。

 

ムンスは、王座より政治を正す事が先決だと言い、英祖は、そのために王座が必要なんだと言いました。

同じ所を目指している二人なんですが、方法が違いました。

 

少論派の中では、前王を殺して英祖が王座に就いた・・・と思われていました。

だから、今回のゲヒの昇進も老論派と手を組んでやりたい放題だと思われているのです。

この少論派の面々ですが、「奇皇后」のヨンチョルとか他の面々も、これまで結構悪役が多かった人なので、なーんか変な感じですよ。それにしても、韓国ドラマは、脇役の方々のラインナップがどのドラマも似通ってて・・・

こっちのドラマでは善人、あっちのドラマでは悪役・・・と、見てる私はこんがらがってしまいそうです。

 

ソンは、ジダム父に会って、ジダムを秘密捜査官として借りたい・・・と言いました。

ジダム父、本心は、そんな危険な事をしてほしくないのですが、娘の性格、思いを知ってますから、反対するなんて出来ませんでした。

 

ソンは、フンボクがジョンウンに渡した手紙をジダムに見て貰いました。

ジダムは、それがフンボクではなく他の誰かが偽造したものだと判断。また、新しい紙を古い紙に見えるようつくり変える事もやってのけました。

ま~、さすが、作家です。いろいろ調べてるし物知りですよ。ソンもチェ・ジェゴンも感心しきりでした。

ジダムが知る腕の良い偽造職人は3人。

なんと、その中に、フンボクが王室やソンについて不平不満を言いながら酔っ払って・・・と証言した者がいたんです。チョン・スンセでした。

ソンとジェゴン、そしてジダムはスンセの元に急ぎました。

で、捕まえたと思った瞬間、何者かが矢をーっ

ソンはジダムを庇って腕に怪我。スンセは、矢で腹部を射られてしまったーっ

自分を狙ったのは、カン・・・とまでしか言えませんでした。

そうです。ソンに仕えているカン・ピルジェでした。

 

この時、ムンスとチョルジュも、“影”と呼ばれている男を追ってスンセにたどり着いてました。

この様子を一部始終見ちゃいましたよ。

逃げ出したピルジェを追ってチョルジュは駆け出しました。で、戦いとなったのです。

が、互角。一瞬、チョルジュの剣がピルジュの覆面を斬り裂きました。顔が見えそうになった時、ピルジュが逃げ出しました。

ピルジュ、左目の下を斬られましたね。

これが証拠となりそうです。

 

ソンは、ジダムに言いました。お前はここまでだ、充分だ・・・と。

危険過ぎると分かったからです。

ジダムも次に狙われるのは自分だと充分承知していました。でも、敢えて自分が囮になれば、敵をおびき寄せられる・・・と言ったのです。

ソンはその言葉だけで充分でした。ジダムには、身を隠すよう、言い聞かせました。

 

スンセが偽造したのは、フンボクの遺書と手紙だけではありませんでした。

なんと、連判状も偽造していたんです。

もち、ピルジュの指示です。

 

東宮殿に帰ったソンを待っていたのは英祖でした。

ソンの腕の傷を見て、英祖は驚きました。

誰だ?誰が傷つけた?・・・と問い詰めるんですが、ソンは答えず、反対に尋ねました。

「誰が脅しているのですか?何故脅すのですか?」

また

「ゲヒを何故兵曹判書に?」

 

英祖は、ソンをゲヒの職場に連れて行きました。

そこではもう4日もの間家に戻らず、役人たちは仕事をしていました。ゲヒは、物凄く真面目に真剣に与えられた仕事をしていたのです。誰にも真似できないほど一生懸命に。

そして、各地の役人が如何に不正をしているかと言う事を突き止めていたのです。まだ4日間だと言うのに。

英祖はそれをソンに見せたかったのです。

軍事費不足で均役法を検討している今、ゲヒの様なち密な者が兵曹判書にふさわしい・・・と英祖。

 

ソンは、それでもゲヒの今回の事件における不正を指摘しました。

ゲヒを捕らえるのか?・・・と英祖が聞きました。

「時期尚早です。」

と、ソン。

まだそれだけの確証を得られていませんからね。でも、諦めるわけではなく、黒幕も暴いて見せると言いました。

「連続殺人事件の黒幕に相応の裁きを下すまで事件を終わらせることは出来ません。」

うんうん・・・と英祖は頷き、そうすべきだと言いました。

「内部調査は機密の漏えいに注意せよ。」

官僚たちは甘く無い・・・とね。

 

ソンが行こうとした時、英祖が声をかけました。

「新しい情報が得られたらまず私に知らせてくれ。」

「分かりました。」

・・・とソン。本当に?

二人の間にも、何やらイマイチ心からの信頼は無いように見えてしょうがないのですが。

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『秘密の扉』4話まで

2015-04-21 11:43:22 | 韓国ドラマのエトセトラ
秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
KT Music

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホ・ジョンウンは、何故か縛られて尋問場に座らされていました。

ソンは、その縄を解いてやり、椅子も用意させました。彼にとっては、重要な証言者であって、決して容疑者じゃないからです。

やっとフンボクの無罪が明らかにできる・・・と思ったソン。

ところが、ジョンウンが出して来たのは、フンボクの書状。それも、世子や王室への不満が書き連ねてあるものでした。

確かにその文字はフンボク本人のモノだとソンは思いました。

自分に対して、友としての友情を示してくれていた筈のフンボクは、裏でこのような不平不満、反逆の思いを抱いていたのか・・・。

ソンは、あまりの事に言葉も出せず、そのままふらふらと立ち去ってしまいました。

 

ジョンウンを無事に東宮殿に連れて行ってやると言ったソンの側近カン・ピルジェ、なんとこの男がフンボクを殺した人物だったんですよ。

キム・テクの配下のモノでした。

ジョンウンの兄を人質にとり、兄の命を助けたければ・・・と嘘の供述をさせたってわけです。

ジョンウン、どうしようもありませんでした。

 

ソンは、英祖が示した処罰に、サインし印を押しました。

 

それ以来、ソンは、荒れました。食事もとらず、剣の稽古をし続けたり・・・。

それでも、心は晴れず、悶々としていました。

ある日、一人で出かけたソンは、川のほとりでぼんやりと時間を過ごし、宮殿に戻って来ました。

 

待っていたのは、父英祖でした。

「王になる者にとって絶対に許されぬ事がある。それは、友をつくる事だ。」

どんなに寂しくても、絶対に心を開くな、誰も信用してはならぬ・・・。君主に友などいない・・・。

こんな言葉、英祖も息子にかけたくは無かったと思います。

誰にも心を開かないまま育ってきたソン。ずっと彼が描くのは動植物の絵ばかりだったようです。でも、ある時、彼はフンボクの絵を描きました。英祖が何度目かの譲位を言いだし、それを必死にソンが止めようとした時の事でした。

雪が降りしきる中、下着姿で譲位を止めたソン。

そのような辛く苦しい時でさえ、フンボクという友がいてくれたおかげで耐えられた・・・そんな表情だったようです。

それを知ってるだけに、英祖は本当に心が痛みました。

「ソンが画員の息子だったら、好きな絵を思う存分描いて、楽しく生きろと教えただろう。だが父親が君主だと友を捨てることから教える。君主の家系と言うモノは実に残酷なモノだ。」

この言葉、じ~ん・・・と来ました。

英祖は、泣きながら自嘲じみた笑いをしました。

 

ジダムは、世子が自分を探している事をやっと知りました。既に、フンボクの処刑は終わり、家族はとして辺境の地に送られた後でした。

で、どうにかして世子に会おうと、宮殿に忍び込んだのです。

知り合いに、家具の中に隠れさせてもらったのです。

で、衣装を変えて・・・と思ったら、あるのは王族の衣装ばかり。仕方が無いので着替えて外に出たら、なんと、世子嬪とばったり。

女官が、ジダムの衣装を見て、世子嬪のモノだと気付いた事で、大ごとに。

おまけに、逃げ込んだ先がソンの館、東宮殿だったために、世子嬪ホン氏は、ちょいと嫉妬・・・かな?もしや、自分の知らない側室が?・・・と思ったのかもしれません。

 

ホン氏がソンの館に入り、部屋の戸を開けた時、ソンは入浴中。

ジダムを庇ってました。

 

そして、ジダムはやっとソンに直接事情を全て話す事が出来たのです。

この事実を、ジョンウンに伝え、本当の話をさせようと図画署に急いだ二人。

ところが、二人が見たのは、ジョンウンの遺体でした。何者かが、自殺に見せかけて殺してしまっていたのです。

でも、死ぬ間際、ジョンウンは手掛かりを残していました。

『火阝他刀(ファブタド)』

血文字で書かれていました。

これが本当の遺書だ・・・とソン。

ジダムは、置かれていた短刀に見覚えがありました。

 

ソンを案内したのは、東方コムゲのアジト。頭領がナ・チョルジュ=キム・ミンジョンssiでした。

ソンは、フンボクとジョンウンを殺したのが、彼らだと思いこみ、大暴れ。

でも、すぐに誤解が解けました。

メンバーの一人が、自分の短刀を失くしてしまっていたのです。その所為で、その男は耳を切り落とそうとまでしてました。

何者かが、東方コムゲに罪を被せようとしたと推察出来ました。

この時期、コムゲというのは、たくさんのグループに分かれていたようです。その一つが東方コムゲだったんですね。

コムゲって、「トンイ」でお初に耳にしました。トンイの父と兄が、コムゲの頭領とメンバーだったんですよね。

 

チョルジュは、ムンスと繋がっていました。

実は、橋から落とされて殺されたフンボクの遺体を井戸まで運んだのは、彼らだったんですよ。

その時、フンボクの持ち物だった貸本も持ち去ってまして。密かにその本は、ムンスが隠してあります。

 

ソンは、ジョンウンの遺体の傍に短刀を置きました。

そして、彼のダイイングメッセージだけは消しました。

敵に、計画が成功したと思わせておくためでした。

ジダムにも、しばらく全てを隠すよう申し渡しました。

この時、ソンはジダムが、会いたかった『氷愛居士』だと知りました。そして、ジダムが捕盗庁に送った匿名の手紙も、握りつぶされてしまっていることも。

 

組織ぐるみの隠ぺいと気付いたソンは、ムンスの元を訪れました。

事の経緯、また、黒幕は誰なのか、どんな残酷な事実であっても知りたいと訴えたのです。

でも、ムンスは、言いました。自分の手で解明しなさい・・・と。

そして、誰も信じてはならない・・・と。ここに居る私でさえも・・・とね。

 

ムンスが、フンボクの遺体を井戸に・・・それも前王の陵の井戸に投げ込むなどという派手なパフォーマンスをしたのは、この事件をうやむやに終わらせたくなかったからです。

事件の内に隠された真実を明らかにすることで敵の野望をくじきたかったのでしょう。

なのに、結局は、何もできないまま終わってしまったわけで。

彼も、悶々とするばかりです。

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