まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『トンネル(原題)』10話まで

2017-10-04 12:47:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                

レビュー一覧は、こちらから。

いやぁ~っ、やっぱり面白いです。中盤を過ぎて、意外な展開を見せています。一筋縄じゃいかないって感じ。

モク・ジヌ医師とチョン・ホヨンという二人の殺人犯が存在するということですよね。

いったいどの事件がどちらが起こしたモノなのか、二人に何か関連があるのか、とにかくいっそう興味が湧いてきました。

闇の中に姿を隠す者と、光の中に隠す者の違いですか・・・。

ちょいと「君を憶えてる」を思い出しました。

 

今度の事件の被害者は高校生でした。

踵に8つの印がありました。

モク・ジヌ医師からの報告が入りました。ヘイン川で発見された遺体に7つの印があったと・・・。

それ以前の遺体にも、そしてイ・ソヨンの遺体にも印はありませんでした。印の入った事件の犯人は別か?・・・とジェイは考えました。

だとしたら、30年前、やはり踵に印を入れた事件もチョン・ホヨンでは無い可能性があります。

モク・ジヌ医師もその意見に同意しました。

やっぱり自己顕示欲が強いのでしょうか。敢えてその意見を言うなんて。

 

捜査本部を立ちあげたというのに立て続けに事件が起り、マスコミや世間は警察の無能ぶりを批判し始めました。

上層部からもせッつかれ、ソンシクたちメンバーは必死になってチョン・ホヨンを追いますが、全く手掛かりはつかめません。

 

犯人二人説を主張するモク・ジヌ医師に、ソンジェは反対しました。

母親が30年前の事件の被害者だということを打ち明けました。自分が2年前にチョン・ホヨンを逃がしてしまった後、再び印を残すようになっています。

それは、自分が昔の記憶を思い出させてしまったからだとソンジェは言いました。

それなら、イ・ソヨンに印が無かったのはオカシイ・・・とモク・ジヌ医師。

「チョン・ホヨンを捕まえて聞きます。」

そう、ソンジェは言いました。

でもね・・・。やっぱろ30年前、ソンジェの母を殺したのはモク・ジヌ医師のようです。ソンジェ母は良い母親じゃなかった・・・と言うのです。

彼が殺した今回の女子高生も、夜出歩いたりして非行歴がある女の子でした。素行の悪さ等が被害者を選ぶ理由なんでしょうか。

 

チョン・ホヨンは公開捜査で指名手配されました。

それによって、彼の実妹は夜逃げし、行方が知れません。

母親は、家に閉じこもりっきりになりました。マスコミが家を取り囲んでいるし、連続殺人犯の家族は顔を挙げて生きてはいけない状況になります。

グァンホとソンジェが話を聞きましたが、ここでも手掛かりは得られませんでした。

反対に、その様子をTVに撮られてしまい、ニュースになってしまったのです。

それを見たホヨンが激怒。

ソンジェに連絡してきました。

 

「何故行った。母親に何の用だ。自首させろとでも?」

と、チョン・ホヨン。

ソンジェたちをあざ笑うように宿題をしろと言うホヨン。自首はそれからだ・・・と。

そして、今回の事件も、ヘイン川も自分じゃないと言いました。

誰が信じるか・・・とソンジェが言った時、わきからジェイが言いました。

「分かってる、本当だって。」

 

ホヨンの足が止まりました。お前は誰だと聞きました。

「あなたを信じる唯一の人間よ。」

と、ジェイ。

ヘイン川の事件と今回の事件は、ホヨンの性格ではあり得ない署名がある。あなたならこうやって警察に電話するくらい自己顕示欲が強いのだから、言いふらしてる筈・・・と。

最初の殺人はいつ?犯人は別なのに、何故同じ手口?スカートに執着が?

・・・と、ジェイは矢継ぎ早に質問をしました。

「母親の所為でしょ。あなたを嫌う母親をTVで見たのね。だから電話した。好奇心で妹の首を締めたら入院させた母親・・・。」

ジェイの言葉に、心の奥底をえぐられた感じがしたのか、ホヨンが黙りこみました。

 

しばらくして言いました。

「お嬢さんがシン・ジェイか?」

ソンジェたち皆、緊張しました。チームにジェイが加わっていることは、関係者しか知らない事実です。ジェイの存在自体、本当に近しい人しか知らない筈だからね。

 

ホヨン、先日ソンジェに大事な人に危険が及ぶという意味の電話をした時、近くにいたんですよ。

で、慌ててジェイの元に駆け付けるソンジェの後を付けたのです。

ソンジェの大切な人がジェイだと知ったのです

 

「そうよ、私がシン・ジェイよ。」

「話せて良かった。」

それだけ言ってホヨンは電話を切りました。

 

グァンホはジェイのやり方を怒りました。

殺人犯と話をするなんて、論文を書く為に研究することしか考えていないからだと。

「被害者の事は眼中にないんだ。帰らぬ家族を待つ身が分からないのか。」

分からないといけないんですか?・・・とジェイ。犯人を逮捕するだけじゃいけないのですか?・・・と。

「それだけじゃだめだ。刑事の仕事は人を救うことなんだ。時代が変わってもそれは変わらない。ヤツが刺激されてまた人を殺したら、お嬢さんの責任だぞ。」

ジェイ、黙りこみました。心に突き刺さったのでしょう。

 

ソンジェは言い過ぎだとグァンホに言いました。

でも、グァンホには謝る気はさらさらありません。

で、代わりにソンジェがジェイに謝罪しました。グァンホにも事情があって・・・と理解を求めました。

「帰らぬ家族を待っているのですか?」

とジェイ。

「自分が帰れないんです。」

としか、ソンジェは言えませんでした。

 

被害者の踵にのこされた印のインクを調べた結果、顔料であり、油性だと判明。またそれとは別に石綿も検出されました。

既に輸入禁止となっている石綿を含む顔料ということは、インク自身が古いモノだということです。

当時国内で生産していたのはただ一社。それがなんとホヨン父が社長をしていた会社だったのです。

廃業してかなりの年月が経つ工場が、まだ取り壊されずに残っている事が判明。

そこがホヨンのアジトに違いないと、突入を決定。

課員総出で現地に向かいました。

ところが、それは空振りに終わってしまったのです。

 

ジェイはモク・ジヌ医師に会いに行きました。

ホヨンを追っても逃げられるだけだから、罠を仕掛けておびき出すしかないとジェイは言いました。

モク・ジヌ医師もそれに同調しました。

「自ら餌になると知らせれば、奴は喜んで飛び付く。」

と、言いました。

それを聞いて、ジェイは決心したのです、自分がその餌になると。

 

TVのインタビューで、ジェイはホヨンの行動を予測して見せました。

自分が予測した場所で次の事件が起るに違いないとカメラ目線で言うジェイ。ホヨンに呼びかけたのです。

派手な化粧をして、ミニスカートをはいたジェイ。

そして自分が予測して見せた場所へと向かったのです。

 

この番組を見たモク・ジヌ医師。

すぐにソンジェに連絡しました。

「シン・ジェイがチョン・ホヨンを挑発した。番組を見た方がいい。シン教授にも連絡を。」

あれ?モク・ジヌ医師が動くのかと思ったけど、違ったのね。チョン・ホヨンを罠にはめるようジェイの背中を押しただけ?

 

知らせを受けたソンジェたちは、すぐさまジェイが示した場所に急行。

連絡もとれず、ジェイも見つかりません。

必死に探している時、直前にジェイを見かけたという人物に会いました。その場所に駆けだしたソンジェとグァンホ。

 

その時、ソンジェに連絡が入りました。

ジェイが“ヨンホ”だと。

ソンジェの目の先には、必死に駆け出すグァンホの姿。

父親なのです、グァンホは。そしてジェイこそが愛するヨンスクの忘れ形見なのです。

 

その時、ジェイがホヨンに襲われていました。

一旦は両手を縛られて身動きできなくなったジェイ。でも、必死に逃げ出したのです。

でも、とうとう転んでしまって・・・。

首を絞められる直前、首に賭けた笛を力いっぱい吹いたジェイ。幼い頃、母から言われた通り、必死に危険を知らせようとしたのです。

その音をグァンホが聞いた

 

そして、危機一髪のところに駆け付けたのです。

逃げ出したホヨン。

意識の無いジェイの名を、必死に呼ぶグァンホ。

呼吸が戻りました。意識も・・・。

その時、グァンホは見たのです。笛を・・・。

確かにヨンスクが自分にくれた笛です。

まさか・・・ですね、グァンホには。

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『トンネル(原題)』9話まで

2017-10-04 09:57:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                           

レビュー一覧は、こちらから。

千葉に帰って来ました。

まず最初に観たのが、この作品。続きが気になっていたのです。

間があいたので、たくさんの登場人物の名前がこんがらがってしまいます。特に、被害者の名前が・・・

 

グァンホは泣きました。悔やんでも悔やみきれません。

全て自分がこの時代に来てしまったからです。

自分さえ傍にいれば、ヨンスクはあのタクシーに乗る事は無かったのですから・・・。

気力も失い、何をすればよいのか、目的を見失ってしまいました。絶望的な気分でした。

 

署では新たな殺人事件の発生で、慌ただしさを増していました。が、グァンホが姿を見せず、連絡も取れない状態にあるので、メンバーも落ち着きません。

ソンジェは、グァンホに何かあったと察し、ソンシクに問いました。

それで知ったのです、ヨンスクとその娘のことを。

ソンジェは、グァンホの許しを得ないまま、すぐに娘の行方を調査するよう関係先に手配しました。こういうところがソンジェの回転の良さです。

 

ソンジェはグァンホの家に行きました。

落ち込んで自暴自棄になってるグァンホに檄を飛ばしました。

「大人でも母親が殺された事を知った時はショックだった。ましてや6歳の娘がどうだったか。娘を探し、事件も解決して、過去に戻れ。チョン・ホヨンを捕まえて過去に戻り、ヨンスクさんを救え

その言葉で我に返ったグァンホ。

「ヨンスクがタクシーに乗るのを止める。」

 

イ・ソヨンと言う女性が被害者となった今回の事件の捜査が本格的に始まりました。

グァンホとソンジェは、モク・ジヌ医師から検死結果を聞きました。そして遺体を見たのですが、踵に印はありません。

手口を変えたのか?・・・という疑問が湧きました。

そしてもう一つ、今回の事件現場は、ソンジェ母の現場とほぼ同じ場所だったのです。

現場周辺の監視カメラや車載カメラをチェックして、犯人らしき姿を確認する事が出来ました。チョン・ホヨンだと思われました。

30年ぶりに何故この場所に?・・・とグァンホは思いました。

 

そんな時、ソンジェに荷物が送られて来ました。携帯です。送り主はチョン・ホヨン。

その携帯にホヨンから電話が入りました。

「“ヘイン川”は俺じゃ無い。イ・ソヨンは殺したが、“ヘイン川”は違う。」

 

チョン・ホヨンにかく乱されているとも言えるこの事件の解決が遅れる事は警察の威信にかかわることです。

署に捜査本部が設置され、集中的に事件の解決に臨む事になりました。そしてジェイも顧問としてチームに加わることになったのです。

 

ソンジェは、過去6件の事件の共通点を挙げてチョン・ホヨンの犯行だと言いました。

ストッキングで絞殺されていること、妻以外は20代の女性であること、現場がファヤン一帯だということ・・・と。

ジェイはそれに加えて、皆スカートをはいている事を挙げました。

その上で、ジェイは30年前にも同様の手口の複数の事件があった事を指摘。ホヨンの犯行は30年前にさかのぼる可能性を挙げたのです。

 

調べではチョン・ホヨンは高校生の時にソウルに引っ越しした後、8年間精神科病院に入院していました。

ジェイはその病院で事情を調べる事になりました。

特に病的な症状は無かったようですが、家族が強制的に入院させていたことが分かったのです。

“息子は正気じゃない。いや、人間じゃない。人間らしくなるまで入院させてほしい”

と、ホヨンの母は縋ったようです。

犬を殺すだけじゃ無く、妹の首を絞めるに至ったことで、両親は彼を妹から引き離すために入院させたのです。

精神科の医師から、ジェイは面談の内容を録音したテープを受け取りました。

 

またホヨンからソンジェに電話が入りました。

宿題の確認だ・・・とだけ言って電話は切れました。

公衆電話からでした。その宿題の意味がソンジェには分かりません。

 

モク・ジヌ医師から、“ヘイン川”で殺された被害者だけ、殺し方が違うと言う報告が入りました。

ホヨンの言うように、これだけは彼の犯行では無いのかもしれません。

 

情報が入りました。ホヨンに関係した場所があるということです。

再開発の地域ということで、今では住人はいません。

グァンホとソンジェは、そこでホヨンの痕跡を発見したのです。それも、直近の・・・。

張り込みを開始し、ホヨンを発見したのですが、また逃げられてしまいましたよ。ソンシクたち応援も来たのに一足遅かった・・・。

 

直後にホヨンから電話が入りました。

「俺を刺激するな。人が死ぬのを見たいか?刑事さんの大事な女は?」

ジェイが浮かんだソンジェ。

すぐにジェイの家に向かいました。電話をかけてもジェイは出ません。

不安が増大しました。

 

でも、録音テープを聞いていたために気付かなかっただけだと判明。

無事なジェイの姿を見て、思わず

「どれだけ心配したか

と怒るソンジェ。

ジェイはもとより、グァンホもその怒りの理由が分かりません。

 

でも、グァンホは、察しが良くて。

二人にしてあげましたよ。

「危険な事はしないでほしい。一人で出かけちゃだめだ。」

とソンジェは言いました。

 

事件が起りました。

なんと、犯人はモク・ジヌ医師

チョン・ホヨンのように理由も無く人を殺したりしない・・・と呟いてます。

被害者は誰?理由は

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