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なかなか来ないジェイを心配して、グァンホが大学に行った時は、既にジェイはモク・ジヌに拉致された後。
携帯電話だけが落ちていました。
すぐさま、捜査が開始されましたが、二人の行方はとんと分かりません。
公開捜査に踏み切ろうかという提案もありましたが、それでは警察の動きを掴まれてしまいますし、ジェイの命が危なくなります。
モク・ジヌが関係した場所を逐一辿るのですが、全く見つかりませんでした。
そんな時、車の故障を直すサービスの車が通行していた事を見つけたソンシク。
当たってみると、パンクの修理をした・・・と言うじゃありませんか。その時、トランク辺りで物音がしていた事にも気付いていました。
モク・ジヌが医療奉仕団の一員として行った事がある場所だと、急行。
でもね、この時は、見つける事が出来なかったんですよ。
あんなに近くに居たのに・・・。漠然と、そのあたり・・・というだけだったから?
もっとちゃんと調べれば良かったのにと思うくらいに至近距離に潜んでいたのに・・・ねぇ。
モク・ジヌは、ジェイに万年筆のありかを吐かせようとしていました。
が、ジェイは何も言いません。
最後通牒だとモク・ジヌが言っても答えなかったので、いきなり首を絞めたーっ
これがねぇ、リアルなんですよ、ジェイ・・・イ・ユヨンさんの演技が。
ジェイは、言いました、イギリスにある・・・と。
養子に行ったから、私物はイギリスに置いたままだと。時間稼ぎでした。
イギリスの友人に電話をかけ、万年筆を送ってくれと言ったジェイ。
でも、イギリスの友人が、その電話に不審感を抱きました。ジェイが言う場所など無いし、第一、私物など無かったからです。
友人はすぐに以前ジェイの身元を調べていた韓国の警察関係者に連絡。そこから、ソンジェに連絡が入りました。
友人が、それらしい荷物を大学に送り、受け取りに現れるだろうモク・ジヌを確保しようと、警察は動きました。
ところが、直前にその荷物はモク・ジヌに奪われてしまったのです。
何故、警察の動きを熟知していたのか・・・。
ソンジェが、例の盗聴器に気付きました。チェスの駒に仕込まれた・・・。
これで分かりました。モク・ジヌが警察の裏をかく行動ができた理由が。
荷物の中身が万年筆じゃ無かったとしったモク・ジヌ。
怒りに任せてジェイを殺してしまうのかと思ったけど、そうじゃありませんでした。
ジェイを殺してしまったら、おそらく万年筆のありかを警察に知られる事も無いでしょうに。
グァンホは、ジェイが死んでしまうのではないかと、気が気じゃありません。
ジェイの部屋で笛を見つけたグァンホは、ヨンスクに詫びました。娘をこんな目に合わせてしまったことを・・・。でも、必ず助け出す・・・と。
その時、ジェイが以前モク・ジヌの過去について調べた録音を見つけました。
モク・ジヌの幼い頃の話、亡き母親の話が録音されていました。それを聞いたグァンホは、気付いたのです。
母親に関係した場所にいるのではないか・・・と。
母親としばらく暮らしていた場所。そこが、つい先日、捜索した場所でした。
グァンホたちが駆け付ける寸前にモク・ジヌはジェイを連れてアジトを逃げ出しました。
でも、車を発進させた時、ジェイは隙をついて自ら外に飛び出したのです。
グァンホとソンジェの顔を見て、ジェイは泣きだしそうになりました。
ジェイが、万年筆を赤いクマのぬいぐるみから取り出しました。ちゃんと丁寧に梱包されてありました。
そして、ペン先から、最近二人の女性のDNAとモク・ジヌのDNAが検出されたのです。
モク・ジヌの母親は夜の街で米兵の酔客相手の仕事をしていました。
そんな母親の姿を見て育ったモク・ジヌではありますが、母親を求める気持ちは人一倍で。
その一方で、知り合いがベトナム戦争での残虐な行為を自慢する話を聞いて、“汚れた人間は殺すべきだ”等と言う主張に感化されてしまうのです。
自分は、汚れた者たちを殺すことで世の中を清浄化している・・・と信じ込んでしまったようです。
だから、ジェイに、そう言う理由をつけているが、本当は人を殺したかっただけだと言われ、本質を突かれてしまったのかもしれません。精神のバランスが完璧に狂ってしまったように見えます。
グァンホたちは、モク・ジヌが必ずまた殺人を犯すとみていました。
で、張り込んでいましたが、現れたのは、なんと、ジェイの部屋
ジェイが、今度こそ、危ないーっ
トップの写真は、1988年生まれのパク・グァンホ。
結局、二人のパク・グァンホが顔を合わせる事はありませんでしたね。