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キム・スルギさん、アン・ヒョソプssi出演のファンタジーロマンス。
キム・スルギさんが大好きな私は、彼女がデブでブスという設定には、ちょいと納得出来ません。でも、相対的に見るとやっぱり高身長で整って美形な女優さんの中では、異色の存在であることは間違いないです。
これまでの役柄よりぽっちゃりとしたようではありますが、チビではあっても決してデブではないし、個性的で可愛い・・・と私は言いたい
アン・ヒョソプssiは、私は「ポンダンポンダン王様の恋」の護衛ヨン役でしか見た事があいません。この作品ではちょいと松坂桃李くんに見えてしまいました。
大学の美術学科に通うモ・ナンヒ=キム・スルギさんは、イベントのアルバイトの面接に行きました。
でも、担当者は彼女の容姿を見るなり、困った表情を浮かべました。他の女性は、それぞれに高身長でお化粧もばっちり決めた見栄えのする人ばかり。
彼女たちは、表に立つような仕事につけられるけど、ナンヒは・・・と思うんです。
身長も低いし、化粧っけも無いし・・・。
で、担当外の裏方に回されてしまうんですね。それも、舞台のセッティングなんぞという力仕事に。
文句を言いながらも、一生懸命仕事をするナンヒ。
どーにかやり遂げたんだけど、イベントが始まった時、舞台の壁が倒れそうになっているのに気が付きました。
慌てて身体で支えたんだけど、一人じゃ無理。
そこに飛び込んで来てくれたのが、セゴン=アン・ヒョソプssi。
二人で一生懸命支え、最後に倒れてしまったとはいえ、被害は最小限にとどめる事が出来ました。
でも、彼が守りたかったのは、ナンヒではなく、舞台に出てたモデルの一人だったんです。
流石にショックでした、ナンヒ。
実は、ナンヒ、以前大学の授業でモデルに来たセゴンに一目ぼれしちゃってたんです。
これまで、ナンヒは容貌の所為で、辛い目にたくさん遭って来ました。そのたびに、平気なフリをして来たんだけど、でも、今回は、涙がこぼれました。
家に帰って母親に当たりました。
我が家はなぜ母親似なの父親似の人だっているのに・・・と。
ナンヒの父親はハンサムなんですよ。でも、母親は、お世辞にも美しいとは言えない容貌。何故素敵な父が母を選んだのか、ナンヒには謎でした。
でもねぇ、ナンヒの傍には、友達のテヒョンがいます。
幼稚園からの長い付き合いです。だから、ナンヒの事をよく理解してくれています。
どんな男性にも避けられるとナンヒは思いこんでるけど、テヒョンのような存在がいるってことが幸せですよね。気が付いてませんが。
セゴンもナンヒと同じ大学で美術学科。
イケメンなので、女の子にもてもてです。
だけど、どんな美人と付き合ってもほんの一瞬のことで。すぐに飽きてしまう悪い癖がありました。
でもね、実は、以前、偶然出会った女性が忘れられないでいるのです。その女性は、セゴンにとって理想の女性でした。
ナンヒの母は、娘に家系の秘密を告げる時が来た・・・と思いました。
美人じゃない母がハンサムな父親とどうして結婚する事ができたのか。それは家に代々伝わる秘密の指輪の力だったのです。
指輪を、好きな男性に指にはめてもらうと、その男性にとって理想の美女に見えると言うのです。
男性にだけそう見えるわけです。その男性の前では、ずっとはめてなければいけません。外すと、本来の自分に戻ってしまうんだとか。
なるほどね
半信半疑のナンヒ。
とりあえず、試してみることにしました。
ただ、父親が帰宅するまでに母親に返さなきゃいけません。じゃないと、騒動になるに違いありませんからね。
美人の友達も来るからと嘘を言ってセゴンをお酒に誘ったナンヒ。
こんなブスな自分は、セゴンの前から消えるから・・・とこれまでの辛い経験を正直に話しました。
そして、酔ったセゴンに指輪をはめてもらったのです。
すると・・・。
セゴンの前には、半年前に偶然会った理想の女性が
セゴンだけには、そう見えたのです。
セゴンは、理想の女性と再会できたことが夢のようでした。
でも、その女性は自分を全く覚えていないようなんです。それが不満でした。
意地でも振り向かせようと決心しました。
で、ナンヒと同じ学科の女子生徒にナンヒについてあれこれ聞き、情報を仕入れました。
親しそうなテヒョンにも、恋人かどうかの確認をしに行きました。
テヒョンは、セゴンの態度が不真面目そうに見えたのかもしれません。
胸倉を掴んで怒りました。
「ナンヒは強そうに見えても傷つきやすい子だ。からかうなよ。」
でも、セゴンはテヒョンが恋人じゃ無い事を確信し、改めてナンヒに猛アタック開始です。
セゴンの目には、背の高い美女と映ってるわけです。だから、トップの写真のような洋服をプレゼントしたりするんですが。
周囲のモノから見たら、全然似合わない服を着て、不釣り合いに素敵な男性と歩いている女の子です。
目引き袖引きされても仕方がありません。
天にも昇る心地でデートするナンヒなんですが、セゴンから本来のナンヒの名前を聞かれ、慌てて“カン・ミジュ”だと答えてしまいました。
あんな子覚えてても意味が無いわ・・・とナンヒ。
もう、セゴンの前にあの姿で現れる事は無いと思ったからでしょう。
何故だと聞かれ、嫌いだから・・・とナンヒは答えました。
「顔は強そうなのに、気弱な子なの。恋をしないと言っても結局クールに振る舞えなくて、好きな男性を追いかけてる。うんざりだわ。」
呆れた様な表情を浮かべていたセゴン。
お前だな・・・と言いました。
「あの子を誘って合コンに行ったのが。美人ならいいのか?とにかく、哀れなあの子を悪く言うな。」
以前、ナンヒは、セゴンに話したのです。女友達が合コンに誘うのは、自分を引き立てたいからだと。
「愛されたくて頑張っているのにうんざりだって?好きな人の前で努力してるんだ。そんな子の気持ちが君に分かるか?」
あなたに何が分かるの?・・・とナンヒ。
そんな気持ち、自分ならまだしも、カッコ良いセゴンに分かる筈ないとムカつきました。
結局、喧嘩別れの様になってしまいました。
セゴンは、自分の服のモデルをしてほしいと言う思いもあって、どうしてもナンヒと仲直りしたいと思いました。
で、ナンヒの母が味噌だま作りの名人だと言うのを聞いていたから、家に行って見る事に。
突然現れたセゴンを見て、慌てたナンヒ。
母からちょっとの間だけ・・・と指輪を借り、セゴンの前に現れました。
その間、母親は隠れてます。だって、夫の前には出られませんもんね、指輪無しじゃ
とりあえずしのいだものの、母に指輪を返した後、セゴンと会っちゃった。
もち、セゴンの目には本来のナンヒの姿が見えています。
お前が何故ここに?・・・ですよ。
近所に住んでて、昔からの知り合いだと誤魔化したものの・・・。
いつまで続くのかしらね、綱渡りのような生活。
セゴンは、自分の服のモデルをナンヒに・・・と言い出しました。
周囲は唖然とします。
だって、どー見たってナンヒのスタイルじゃ無理なデザインなんですもん。
ナンヒは、無理だとはっきり断りました。
でも、セゴンは半年前偶然会ったナンヒを忘れる事が出来ず、ナンヒを思い描いて作った服だと言いました。その時の笑顔を思い描いて・・・と。
勿論、ナンヒにそんな記憶はありません。
そんな時、本当の“カン・ミジュ”が現れました。
ナンヒの友達だったんです。
そしてそのミジュが、セゴンの会った女性だったんです。
ずーっと、セゴンの目には、ナンヒがミジュの姿に見えていたのです。
あ~ややこしい、これからどーなるんでしょう。