まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『あなたが眠っている間に(原題)』5話まで

2018-02-20 21:51:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
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Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホンジュは、元記者でした。それも、敏腕記者だったそうです。

ジェチャンの上司の部長検事でさえ、名前を覚えているくらいの。

なのに、今仕事をしていないのには、理由がありました。

記者の自分が死ぬ夢を見たからです。それも、何度も・・・。

絶対に正夢になると分かってる夢です。怖くて仕事に行けないのは理解できます。

第一、ホンジュ母は、絶対に仕事をさせたくはありませんもんね。

 

一方、ジェチャンはkissする夢を見てから、ホンジュと会うのを避けていました。

だけど、ホンジュの方はお構いなしにジェチャンに会おうとチャンスを狙って来ます。

時間をずらして朝早めに家をでることにしたジェチャン。なのに、ホンジュはしっかりと予想していて、カフェで待ち伏せていたりするんです。

ジェチャンは諦めて、ホンジュの前に現れました。

毎日暇そうなホンジュを見て、ジェチャンは復職しないのかと問いました。

ホンジュは、どうすれば良い?・・・とジェチャンに聞きました。

自分では決められないのです。復職したいと思っていることは事実で、だけど・・・ですね。

悩む理由を、この時はまだジェチャンは知りませんでした。

 

記者でいる事が怖いとホンジュは思って、休職していました。

でも、ジェチャンとウタクと会って、考えが少し変わって来たのです。

絶対に変えられないと思っていた未来を、変えることができるかもしれないと、思えて来たのです。

ジェチャンが未来を変えたように、自分も変えられるかもしれない・・・と。

でも、ホンジュ母は大反対でした。

親一人子一人なのです。何ものにも代えがたい唯一の家族なのですから。

 

その時、漢江地方検察では、一件の死亡事故の事で意見が分かれていました。

飲酒運転で大事故が起きました。運転手は勿論大きな罪があります。問題は、同乗者の事でした。

キーを渡して検問の無い道を教えるからと言って飲酒運転をそそのかした、教唆の罪があると言うソン検事とイ検事。それに対して、部長検事とシン検事は、ほう助でも重いという意見でした。

ま、シン検事の場合は、部長検事の顔色を窺ってのおべんちゃら的な意見ですけどね。

昼食を食べに来たホンジュ母の店でも、その議論になってしまいましてね。どちらにも現状では決めかねると言ったジェチャンを、卑怯だとシン検事が指摘。挙句の果てに、ホンジュにまで意見を求めたのです。

このところ、ホンジュとジェチャンの噂が検察内部で囁かれているので、それを確かめたい気持ちもあったのかも。

そしたら、ホンジュが、外部の人間として率直で、かつ、的を得た意見を述べたものだから、皆ちょっとあっけにとられてしまいました。

 

ホンジュは、意図しないところで、事件に関わっているようです。

利用してるチキン店が、チキンの量を誤魔化していると、ホンジュは睨んでいました。その証拠も、掴んでいました。

で、店の主人に抗議に行きました。

でも、ホンジュ母によって連れ戻され、結局、不発に終わったわけですが・・・。

ある夜、店の主人が、野ら猫に餌をやってるのを見かけました。商品を少しずつ取り分けておいて、猫の餌にしてるんだ・・・とホンジュは思い、目をつぶる事にしたのです。

だけどね・・・後日、その猫たちが、殺されていたんですよ。まだ事件にはなっていませんが。

 

ホンジュは悩み続けていました。

で、ある時、自分で未来を変えられるか試してみました。

「自分が死ぬ夢を見たらどうする?」

と聞いたら、ウタクは、変えればいい、変えられる・・・と答えました。

その言葉を信じたのです。ジェチャンの行動を信じたのです。

ある大学のイベントで、花火が風船等に引火して、女性学生の一人が大やけどを負うという夢を見たことがありました。

で、消火器を抱えて大学に行ってみたのです。

 

そこでは、夢の通りのイベントが行われていました。

一人の男子学生の告白イベントだったようです。

相手は、偶然にも、ジェチャンとホンジュが通うカフェでアルバイトをしている女性でした。

突然消火剤をまき散らされて、イベントは散々。告白も失敗ってことで、男子学生は激怒。・・・ま、当たり前でしょう。

事故を防いであげたなんて言っても、誰も信じませんよね。

逃げ出したホンジュを何人もの学生が追いかけました。

捕まる寸前で、ホンジュの手を取って隠れたのは、ジェチャン。

もち、彼も夢を見たからでした。ホンジュが追われる夢です。

 

そして、ウタクも・・・。

一旦は逃げおおせたと思ったジェチャンとホンジュを、道の向こう側で見つけた学生たちが、道路を横断しようとしたのを、ウタクが止めたんです。

横断歩道の無い場所でしたからね。道交法違反になります・・・と言って。

 

今のところ、悪い夢は防げていますが・・・。

 

この夜、実はジェチャンは当直でした。

でも、当直当番をイ検事に代わってもらって駆け付けていたのです。夢が現実になると、ジェチャンも完全に信じるようになっていますね。

 

ところが、当直を代わると、何か大きな事件が起るというジンクスがある漢江地方検察。現実になってしまいました。

交通事故かしら?

当事者が、あのチキン店の主人。シートベルトをしていなかった同乗者が死亡するというものでした。

ホンジュが事故を防いで火傷を負わずに済んだ女子学生と何か関係があるようです。

自分も怪我を負いながら、泣き崩れる主人。

死因を確かめるための解剖はしないと言いました。・・・怪しいわ。

チェ捜査官は、何か引っかかるものを感じたようです。

 

ウタクは、ジェチャンに気になっていることを聞きました。

実は、ジェチャンによって救われた事故の時、無事だったのに、ひかれて死んだような感覚に陥ったんだそうです。妙に生々しい感覚だったとか。

そう言われてジェチャンも思い出しました。

ずっと昔、溺れたことがあったのです。その時、助けられたのに、水底に沈んで死んだような感覚に陥ったのです。

ウタクは、それがホンジュだったのでは?・・・と言いました。

自分はジェチャンに助けられたため、ジェチャンの未来を夢見るようになり、ジェチャンはホンジュに助けられたから、ホンジュの未来を見るようになったのでは?・・・と。

でも、ジェチャンはそれが野球少年だったと言いました。だから、ホンジュではないと。

だけど・・・ホンジュだったのです、その野球少年は。その頃、ホンジュは髪を短く切っていて、野球帽をかぶり、ベースボールジャンパーを着ていましたから。

火傷を負わずに済んだ女子学生も、本来ならば傷になる個所が痛む気がすると呟いていましたしね・・・。何かある?

 

ホンジュ母は、娘が心から復職したいと思っていると、改めて気付きました。

だから、許したのです。不安を押し殺して・・・。

そして、一方で、ジェチャンにホンジュを守ってほしいと頼みました。これまでも救ってくれたから、これからも頼みたい・・・と。

 

ジェチャンは、ホンジュが復職をためらう理由を知りました。ホンジュの気持ちが分かりました。

そして、ホンジュ母の気持ちも。

 

ホンジュが復職する日。

ジェチャンはバス停でホンジュの姿を見ました。一生懸命自分を鼓舞するホンジュを。恐怖や不安を吹き飛ばそうと努力するホンジュを。

それでも、ホンジュは会社の前の横断歩道を渡る事が出来ません。

何回も何回も青信号を見送りました。

その時、ジェチャンがそっと手を取ってくれたのです。手をつないでやっと横断歩道を渡れました。

ジェチャンも決心したのです。

見て見ぬふりや避けるのをやめて、直視しようと。

 

我儘を言って良い、言う事を聞いてあげる。君が安心できるなら・・・とジェチャン。

ホンジュ、思いもよらないジェチャンの言葉に泣けて来ました。やっと信じられ、安心できる言葉をかけてもらえたから・・・。

メイクが崩れる・・・とジェチャンのネクタイで目元を直したホンジュ。

このシーンが、可愛いし、素敵です。

そっとジェチャンの肩にもたれたホンジュ。ジェチャンもこの時は逃げずにそっとホンジュの背中をぽんぽんしてあげました。

子供を落ち着かせるような感じで・・・。

 

ところが、会社に入って、ホンジュの机に置かれていたのは、夢で自分が死ぬ時に着ていたジャンパー。

流石に、一瞬、顔がこわばったホンジュですが、ジェチャンの言葉を思い出し、勇気を出そうと思えたようです。

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「君を守りたい~SAVE ME~」衛星劇場に登場決定!

2018-02-20 15:43:25 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

2PMのテギョンssi、入隊前最後の作品「君を守りたい~SAVE ME~」が、衛星劇場で放送されます

 

放送開始は、4月3日(火) 20:30~ 2話連

 

詳細は、こちらから。

 

一目見た時から、印象が強く残ってるウ・ドファンssiも出演しているのですね。

楽しみです。

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『あなたが眠っている間に(原題)』4話まで

2018-02-20 15:39:34 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド ロマンス号 (COSMIC MOOK)
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ユボムは、優しい口調で、もっともらしい話をし始めました。

起訴となった場合、ソユンと母は不利益を被る・・・と。

ソユンがこのままピアノを続けることはできなくなると聞いたら、母は怯みました。で、これまでと同じように罰を望まないと言ったのです。大丈夫だから・・・と。

ユボムは上手く行ったとほくそ笑みました。

 

その時、ソユンは、箸を掴んで自分の手を刺そうとしました。

ピアノが出来ない手にしようと思ったのです。そうすれば、母も覚悟すると。

ウタクが見たのは、それを止めようとしたホンジュの手に箸が刺さる夢だったのです。

 

夢とは違う要素がありました。ジェチャンの存在です。

ジェチャンは、黙ってユボムたちの話を聞いていました。でも、とうとう耐えられなくなって、テーブルをばんっと叩いたのです。

ソユンの手が止まりました。

未然に防げたのです。ウタクはほっとしました。

 

ジェチャンは、絶対に起訴すると言いました。

ユボムがしてるのは、説得じゃなく、脅迫だと言いました。

ソユンは、ジェチャンが担当検事だと知りました。そして、信じることにしたのです。

 

ジェチャンは、ウタクの行動が偶然じゃないと感じていました。

で、問いただしたら、正夢を見る・・・と言うじゃありませんか。

まさか・・・です。

俺も・・・となり、ホンジュもまた同じだと言う事を知り、ウタクは本当に驚きました。

3人が同じ状況だなんて、何か共通点があるに違いないと考えたのですが、同い年だと言う事しか見つかりません。

まさか・・・ジェチャンとホンジュの父が死んだ脱走兵の事件と関係がある ジェチャンとホンジュの共通点は、それだからね。どーでしょ

 

ジェチャンはソユン父の事件を過去からずっと洗い出し、再調査しました。

そして、いよいよソユン父が検察に出頭し、他の参考人たちと共に取り調べをする日になりました。

ホンジュは、その朝、ジェチャンがバスの中で眠り込んでしまって、乗り過ごす夢を見ました。

だから、同じバスに乗り込んで、肩を貸してあげ、最寄りのバス停で起こしてあげました。

エールを送りました。

なぜなら、夢には続きがあったのです。ジェチャンがソユン父を起訴できないという・・・。

前もってそれを伝えることはしませんでした。ただ、応援するだけにしようと思ったのです。

 

ウタクも同じ夢を見ていました。

ただ、彼の場合は、起訴できるという夢でした。

何故、違う結果の夢を?・・・と二人は思いました。

で、内容を確認したら、違う点が一つ。誰が取り調べをしたかということ。

ジェチャンが取り調べをしたら、不起訴になり、ソユン父は釈放。チェ捜査官が取り調べをしたら、起訴できるのです。

すぐにジェチャンに連絡しました。

 

まさか・・・とジェチャンは思いました。

チェ捜査官は、誰よりもユボムと親しい間柄だと思っていたからです。絶対に情報を漏らしてるとさえ思っていました。

ジェチャンは迷いました。迷った挙句、ホンジュとウタクの夢を信じたのです。

チェ捜査官に取り調べを任せました。

そしたら、流石です。

穏やかに話を進め、決してソユン父とユボムに危機感を抱かせませんでした。でも、ちゃんと問題点、不審な点は導き出したのです。

自白したも同然の言葉を吐かせ、それを決め手として、ユボムの口を封じました。

参考人としてきていた、事件発覚の時の記者と、ウタクの先輩警官も、ソユン父の罪を証言しました。

ジェチャンも、一人でたくさんの証拠を集めていましたし、もう、観念するしかありませんでした。

ジェチャンたちの勝利です。

 

チェ捜査官と事務官のヒャンミは、初めてジェチャンを見直しました。

そして、ジェチャンも、チェ捜査官に誤解していたと正直に謝りました。

これで良いチームになれそうです。

他の先輩検事、部長検事たちも、少々見直したようですしね。

 

ユボムは、初めてジェチャンに負けた気がしました。

敵対心を燃やしそうです。

 

そして、ジェチャンは、父の遺影にきちんと報告しに行きました。

本当に検事になった・・・と。肩書だけじゃなく、本当の意味での検事になったと伝えたかったのでしょう。

 

ジェチャンとホンジュはもう一つ夢を見ていました。

同じ夢でした。

桜の花びらが舞い散る下で、ホンジュがジェチャンにkissしようと背伸びする夢です。

ジェチャンの夢は続きがありました。

ジェチャンが、背伸びするホンジュをふっと笑いながら、kissする夢でした。

でも、現実は違いました。

ジェチャン、kissを避けたのです。

背伸びするホンジュに負けず、背伸びしちゃった・・・

何してるんです?・・・とジェチャンが言ったので、ホンジュは気まり悪くて仕方がありませんでした

 

結果がどうであれ、悪夢を防ごうと精一杯頑張ってくれることに感謝する、失望なんてしない・・・とホンジュは言いました。

でも、だからこそ、ジェチャンは期待にこたえたいと思うようになっていました。

そして一方で、その気持ちが大きくなることが怖いとも思っていました。

 

ホンジュ母だけじゃなく、周囲の人は、ジェチャンとウタクがホンジュを想い始めていると気付いています。

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『あなたが眠っている間に(原題)』3話まで

2018-02-20 13:28:32 | 韓国ドラマのエトセトラ
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ジェチャンとホンジュの縁。意外なところにありました。

ホンジュ父の運転するバスに乗り込んで来た脱走兵。そして、その時ラジオから流れて来た脱走兵の事件。それが、ジェチャン父殺害事件だったのです。

ジェチャンと父は、コンビニにいました。

そこに脱走兵が入って来たのですが、リュックから銃の先が見えている事に気が付いたジェチャン父は、さりげなく用事を言いつけてジェチャンを店から出しました。

ジェチャンが出た後、銃声がどういう経緯か詳細は分かりませんが、脱走兵は、ジェチャン父を銃殺して逃走したのです。

その後、脱走兵はホンジュと父が乗ってるバスに乗り込んだというわけです。

だから、同じ日、二人は葬儀場にいたのです。

 

ジェチャン父は、息子が成績を偽装し、自分からお小遣いを貰った上、バイクを買って、事故を起こしたということで、激怒しました。

でも本来は、とても穏やかで優しい父親でした。

自分のようにうだつの上がらない警官じゃなく、もっと上の地位に立つような人物になってほしいと願っていて、その重圧があまりにも重くてジェチャンがこんな事件を起こした・・・と反省しました。

ジェチャンも父の思いを充分理解していました。

だから、その日から、生き方を変えようと思ったのです。髪も黒く染め直しました。

コンビニからジェチャンを言わば‘避難’させた時、父は言いました。検事になれ・・・と。

ジェチャンが検事を目指した理由が、ここにありました。それは結局、父の遺言となったのですから。

 

ホンジュの夢とジェチャンの夢を突き合わせて考えてみた二人。

ジェチャンには、それがソユン父の事件だとすぐに分かりました。

そして、現場と思われるソユンの家に向かったのです。

結局、事件が起る直前、ホンジュがマンションの火災警報器を鳴らしたので、最悪の事態は避ける事ができたのです。

 

スンウォンを引っ張って行ったジェチャン。

この一件に関わるなと激怒しました。

でも、スンウォンは、ソユンから担当検事がジェチャンだと聞き、検事も弁護士と手を組んでいると聞かされていたので、ジェチャンに噛みつきました。

友達が大変な時に、知らん顔なんでできない・・・と。

再捜査すると言ってくれ、それでこそ検事だ、それでこそ俺の兄だ・・・とね。

 

この一件をもう一人夢に見ていた人物がいました。

それがハン・ウタク=チョン・ヘインssi。

ソユン父が死に、その犯人としてスンウォンが逮捕され、駆け付けたジェチャンが彼の兄だと知った・・・。そんな夢でした。

あまりにもリアルだったけど、夢は夢だと思いました。

でも、直後にジェチャンとホンジュが血相変えて走って行く姿を見ましてね。自分を事故から救ってくれた人だと思い出したのです。

すぐに後を追いました。

で、現場で、住民からいたずらで警報機を鳴らしたのでは?・・・と責められるホンジュに助け舟を出したのです。

 

ホンジュはソユンとソユン母を自宅に連れて帰りました。行くあてが無いと思ったし、自分の家が安全だと思ったのでしょう。

強気で生意気なソユンとホンジュは事あるごとにぶつかりますが、結構良いコンビです。

居場所を掴まれないためにも、ソユンは学校を休み、そのままホンジュ母の店を手伝ったりしています。

スンウォンも、その方が安心でしょう。一緒に店の手伝いをしたりしてます。

 

スンウォンとジェチャンは喧嘩したまんまです。

ジェチャンは、仲直りしようと朝ごはんを作ったりするのですが、スンウォンは無視。

結局、ジェチャンは慣れない料理に火傷をしたり指を切ったりしただけで、何の解決にもなりませんでした。

そういうジェチャンを理解してくれるのはホンジュだけでした。ホンジュの場合、もう長いですから、母が理解してくれていますが、ジェチャンはまだ始まったばかり。スンウォンに夢の話しをしても信じては貰えようにありません。

悶々としますわな。

「私だけは知ってる。努力してること。」

と、ホンジュ。悪いことが起らないよう、必死に防ごうとしてるジェチャンの努力を・・・。

額の火傷と指の切り傷を手当てしてくれるのを、ジェチャンはちょいと嬉しそうに見ていました。

 

だけど、ソユン父の事件を再捜査しようとは思って無かったジェチャン。

なにせ、担当の仕事が山のようにたまってて、事務官から嫌味を言われたりしてますからね。

上司も不起訴を望んでいるし、わざわざ機嫌を損ねるようなことはしたくないわけですよ。地方に飛ばされるかもしれないし、もしかしたら、首になるかもしれないし。車のローンも、家のローンもあるから、仕事を失う事はできないと言い訳たらたらです。

だったら・・・とホンジュはロトの当選番号を教えましたよ。

大金が手に入ったら、再捜査する?・・・なーんてね。

一応、口では、自分はお金に左右されることはないと大見え切ったジェチャンなんですが・・・。

買おうと思ってますよ、ロト。

結局、それがホンジュの嘘だと知って、脱力してましたけど。

 

だって、その時既に、ユボムに対しても、

「書類を見直したら、起訴できそうな事に気付いた。」

なーんて言っちゃった後だったし。

部長にも、

「不起訴にすれば、今後大事件に発展するかもしれません。だから、以前の事件まで洗い直します。」

なんて、言い切っちゃった後だったんです。

 

実際、以前に起こした事件も、全て不起訴になっていました。

その一つを担当したのは、シン検事。ジェチャンの大学の後輩だけど、先に司法試験に合格し、検事としては先輩に当たります。

「人を労わるのと、正義を守るのは必ずしも一致しない。」

と、シン検事は言いました。

処罰を願わないという書類を出すのは、妻が夫を許したわけではないと、検事も知っているわけで。知っていても黙っているのは、妻に選択させるためだと言いました。

夫を逮捕すると言う事は、生活の経済的基盤を失う事になります。それを承知で罪を問うか、或いは、耐えて安定した生活の継続を望むか・・・です。

「それでも検事が起訴するというのは、正義ではなく、自己満足よ。」

ジェチャンは、シン検事の言葉に胸を突かれました。悩みました。

父の事が思い出されました。

ジェチャン父は、市民のために命を投げ出したと、当時、英雄と称えられました。でも、ジェチャンにとっては・・・いえ、家族にとってはその父の選択は、誇らしいどころか、恨めしく思えたのです。

市民には正義だった選択は、ジェチャンには自己満足に思えたのが事実だったからです。

 

そんなジェチャンの前に、ウタクが現れました。

実は、ウタク、また夢を見たようです。

先だってのソユン父の事件と同じように、今度の夢もまた事実になるかどうか、確かめようと思ったのです。

ジェチャンは、ウタクのことを覚えていませんでした。

だから、事故から救ってくれた者だ・・・と話すと、ほっとしたような表情になりました。

で、一緒に食事でも・・・と行ったのが、ホンジュ母の焼き肉店。

これは全てウタクの夢のままのストーリーでした。

でも、唯一違っていることが。

それは、その場にジェチャンがいるということ。

夢では、先輩警官と一緒にホンジュ母の店に行く事になっていたのですが、その先輩警官の代わりに、ジェチャンがいるのです。

この変化が、何をもたらすか・・・とウタクは思っていました。

 

そして、ウタクの夢の通り、店にユボムがやって来ました。

そこにソユンたちがいると知ってのことです。

ジェチャンが再捜査すると宣言したことで、ソユンと母を説得しようと思ったのでしょう。

さぁ、どーなる

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