レビュー一覧は、こちらから。
自分の記憶が正しければ、自分はチェ・ウンソクではない・・・。
ジアンは、そう結論が出てしまいました。
ドギョンに、自分の1歳頃の思い出があるかどうか聞いてみたのですが、ドギョン自身も幼いわけですから、全く無いんですね。
不安な気持ちを、必死に抑えるジアンでした。
一方、ジェソンはミョンヒに怒っていました。
ミョンヒ自身のプライドを守ることに一生懸命で、へソングループとウンソクを守るための計画が崩れてしまったわけですからね。
一体誰が秘密を漏らしたのか?・・・と。
それはミョンヒに見当が付いていたようです。
ミョンヒの妹ジニです。
後継者問題で一歩でも先に出ようと考えているようで。ミョンヒたちの足を引っ張るためなら、何でもしそうですね。
ジアンは、事実を確かめようと、ミジョンに連絡を取ろうとしますが、ミジョンは電話にも出ません。
でも、ミン部長に聞いたら、DNA検査をしたと言うじゃありませんか。
そうだよね・・・と思いました。
何の根拠も無く、実子だと引き取る訳は無いと思いました。財閥なんだから・・・と。ほっとしたジアンでした。
でも、やはり気になったので、ミョンヒに自分の幼い頃の写真が見たいと言ってみました。でも、ウンソクの写真はノ会長が処分してしまって、1枚も残ってないんだとか。
ジェソンが言いました。
「お前の成長記録を見てみたい。」
・・・と。
でも、生憎、ジアンにも幼い頃の写真は無かったのです。ドバイに行く前に紛失してしまったと聞いていました。
その後のアルバムも、何度も転居を繰り返している間に、無くなってしまっていました。
ドギョンたちは、これまでジアンが経験して来た苦労を、改めて感じました。可哀相に・・・と言う表情です。
ドギョンが副社長として出社して来ました。
ジアンのいるマーケティング部にも挨拶に来ました。
あくまでもまだ二人は他人のフリをする事になっています。
でもね、ドギョンはさりげなく・・・いや、少々強引にジアンを苛めた者に仕返しをするんです。
ジアンが、そういう人たちと同列になりたくないと仕返しを止めたにも関わらず。
ジアンは焦りました。ドギョンの気持ちはありがたいけど、やっぱり特別扱いされているようで、落ち着かないのです。
部長がジアンに商品券を差し出しました。
それは、秋夕に社員には全員に配られたモノでした。でも、当時ジアンは契約社員でしたから、そう言うものが貰えると言う事すら知らなかったのです。
ジアンはテスとミジョンにあげたいと思いました。
そして改めて待遇の差を感じたのです。
ソヒョンは、やっぱりリュ運転手を意識し始めているようですね。
濡れた洋服を持っていた普段着に着替えたら、これがとーっても素敵でね。いつもとは違うラフな印象に、またまたどきどきしてしまったようです。
そんなソヒョンと、ジホが偶然出会いました。最悪の出会いです。
高級住宅街の写真を撮っていたジホは、ジアンの実家の家をこっそりと覗いたんです。気になりますよね。
その時、ソヒョンはリュ運転手が来るのを待ってて、門を開けた途端、ジホと出くわしたって状況。
泥棒と勘違いして散々ジホを責め立てたので、印象は最悪です。
ジアンが苦労してるだろうな・・・とジホは思いました。
もしかしたら、この3人、いずれ三角関係になったりする
ヒョクは、ジアンから何の連絡も無いことが不安でたまりませんでした。
で、実家を探しあてて行ったものの、とっくに引っ越したとミジョンに言われるし、会社では個人情報は教えられないと言われるし。
不安は募るばかりです。
そんな時、偶然、会社でドギョンの姿を見かけたので、声をかけました。
2000万Wは返してもらったとドギョン。
でも、ジアンの連絡先は知らないと答えました。
ヒョク、また、行き詰まってしまいました。お金の問題が解決したのはほっとしましたが。
ところが、会社に戻ってみると、ジアンから荷物が届いていまして。中には自分がこっそりとジアンのバッグに入れておいた2000万の小切手が入っているじゃありませんか。
‘無事に暮らしているから心配しないで’
というメモが入っているだけで、電話番号も住所も何も書いてありません。
ジアンが消えてしまった・・・とヒョクはますます不安になって来ました。
ジアンは商品券を実家に届けました。
生憎皆留守だったので、メモをつけておいて来たのですが。
その時、ジェソンの言葉を思い出し、残ってる写真でも・・・とアルバムを見たのですが。
自分の写真が全てはぎとられていることに気付いたのです。
ジスに聞いてみても、無くなっていることすら知らないようでした。不安がまた芽を出して来ました。
一方で、ドギョンが仕事においても私生活においても、本当に頼りになる兄だと心強く思うようになっていました。存在が大きくなっています。
だから、もしかしたら妹では無いかもしれないと言う思いが頭に浮かぶと、何とも言えない気持ちになるのでしょうね。
ジアンは仕事を頑張りました。
元々能力の高いジアンです。ドギョンは感心していました。
それを聞いたジェソンとミョンヒは嬉しそうです。
ある夜、遅く帰ったジアンをジェソンが起きて待っていてくれました。
お前に渡したい物があるんだが・・・とジェソン。
「40周年行事が終わったらください。」
と、ジアンが言うと、残念そうな表情を浮かべたジェソン。
その優しさがジアンに沁みて行きました。幸せだったでしょう。
ジスは、ヒョクに対して、自然に振る舞えるよう頑張っていました。
でも、ヒョクには全くジスは目に入りません。ジアンの事で頭が一杯なんです。
ますます落ち込むジスに、ヒョクの姉ヒが追い打ちをかけてしまいました。ヒョクには好きな人がいて、そう言う時、ヒョクは他の女性の事は目に留まらない・・・と。
諦めるしかないな・・・とジスは思いました。
ジアンは、ジテに会いに行きました。
やっぱり懐かしいのです。そして、自分の幼い頃のことを一番覚えているだろうと思ったのでしょう。
ジテが言いました。
「ドバイに行く前、ジスの顔が変わってた。」
すぐにジアンの顔だったな・・・と自分の思い違いを訂正しましたが、ジアンにはそれで分かった気がしました。
ネットで事件当時のニュース記事を検索したジアン。
そこに載っていたのは、ジスの子供の頃の顔でした。
確かめるために実家に戻りました。そして、母の持ち物から一枚の写真を見つけたのです。
焼け残った、ジス・・・ウンソクを保護した時の写真でした。そして新聞記事の切り抜きも。本物のジスのパスポート写真も。
これまで両親が自分に対して言った言葉の意味がやっと分かりました。
自分はウンソクではない、確信しました。