まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『あなたが眠っている間に(原題)』9話まで

2018-02-21 20:00:19 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド ロマンス号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

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ホンジュは、ジェチャンが横断歩道の向こう側に立っている時、何者かに刺される夢を見ました。

悪夢再び・・・です。

正夢になると恐怖を抱いたホンジュは、深夜にもかかわらずジェチャンの家に押しかけました。そして、夢の中で着ていたスーツを捨てようとしたのです。

切羽詰まったようなホンジュの様子に、ただ事ではないと感じたジェチャン。

ホンジュは夢の話をしました。泣きながら・・・。

避けられるモノは全て避けて。私の言う事を聞いて・・・。スーツは着ないで。横断歩道も渡らないで。いっそ、私に会わなければいいんだ・・・。

「嫌です。」

と、ジェチャンは言いました。

何より、君と会うのを避けるなんて・・・と。

夢の詳細をホンジュに話させました。そうすることで、ホンジュは少しずつ落ち着きを取り戻したのです。

 

結局、ホンジュはその夜、ジェチャンの家のソファーで寝てしまいました。

目覚めた時、ホンジュはジェチャンの肩にもたれていました。

今度は自分が守らなきゃいけないけど、自分にできるだろうか・・・とやはり不安でした。

「心配ない。絶対に正夢にならない。」

ジェチャンが言いました。

お願いだから、怪我をしないで・・・はい

「好きです。」

ホンジュが初めて言葉にしました。涙をためて。

 

この事は、ホンジュ母やスンウォン、ウタクにも話しました。

ホンジュは、犯人の顔は見ていないけど、ト・ハギョンに関係がある人に違いないと言いました。

釈放される前と後で、夢の内容が違っていたのです。

 

ユボムは記者会見を開きました。

被害者の父は末期のがんで、ト・ハギョンが釈放されたと聞き、倒れた・・・と言いました。

唯一の有力な容疑者を釈放するなんて・・・とね。

検察の手抜き捜査だと言い、このまま世論が沈静化してしまったら、絶対に不起訴にしてしまうと世論を煽ったのです。

マスコミは、これに追従しました。

 

検察・・・特に、担当検事であるジェチャンに対する風当たりが強くなりました。プロフィールなんぞまでネットに上げられ、検察庁の前ではデモも。

釈放されても、ト・ハギョンは殺人者として見られ、迂闊に外を出歩く事もできません。

母の経営する食堂への悪質な落書きも続いていました。

ユ・スギョンの両親は、不起訴になるのではと不安になり、怒りを募らせていました。

ホンジュは不安が募りました。正夢になるのではないかと。

誤解で生まれた怒りが膨らむ前に、膨らんだ怒りが刃になる前に、時間の流れを変える必要がある・・・と、ホンジュは思いました。

 

ウタクは、ホンジュから聞いたジェチャンを刺す犯人が、ト・ハギョンではないかと思いました。

聞いた背恰好や服装が似ているからです。

ハギョンが、いまだに犯人と見られたままだと言う事に、耐えられなくなってきているからです。怒りのぶつけどころを探している感じに見えます。

 

一方で、捜査は確実に進んでいました。

ジェチャンは、被害者の家政婦に事情聴取し、思い当たったのです。もしかしたら、一筆書きのあの猟奇的な絵は、ロボット掃除機では?・・・と。

同じころ、ホンジュも、ネットに、似たような絵を描いたロボット掃除機の記事があるのを見つけていました。

 

実際、管理人に聞いたら、事件直後にロボット掃除機が落ちていたと言うじゃありませんか。

ただ、既に処分場に運ばれた後。

ジェチャンはチェ捜査官と共に、現場に向かいました。

そしたら、既にホンジュとウタクたちが来ていましてね。

そして、とうとうホンジュの先輩記者が似たようなモノを発見。

そのうちの一つから、被害者の血痕が発見されました。説が正しいと証明されたのです。

 

不起訴だ・・・と喜ぶジェチャン。やっと確信が持てたんですもんね。

でも、それにシン検事が水を差しました。

起訴した方が良い・・・と。

不起訴にすれば、また手抜きだと叩かれる。だったら、起訴して裁判で無罪を勝ち取って貰えば良い。その時は、叩かれるのは裁判官だと言うのです。

マスコミだって、それを取り上げてはくれない筈・・・と言います。

これまで散々検察を非難していたのに、手のひらを返すように、今度は無罪だなんて、面子が潰れるような事を書いてくれる筈が無いと。

まさか・・・とジェチャンは思いました。

 

不起訴に固まっていた気持ちが揺らぎました。

ジェチャンは昔会った“クリ坊”のことを思い出しました。同じ日に父親を失った少年・・・つまり、ホンジュです。

あの時、ジェチャンたちに命を救われた警官は、何故助けたと荒れました。

「生きて、アジョッシ。」

と、ホンジュは言いました。アジョッシを恨みません、助かって良かったです・・・と。

そして、一礼して病室を出て行ったのです。

警官はそれで生きる決心をしたのかもしれません。

ジェチャンが外に出てみると、一枚のメモがありました。

『父さんが言ってた。怒りは判断を鈍らせると。助けるべきなのに、さっきは怒りで判断が鈍った。ありがとう。一生後悔するところだった。クリ坊より』

ジェチャンは決心しました。不起訴にする・・・と。

 

でも、現実はシン検事の言うとおりでした。

実際、ホンジュの放送局でも、取扱いはざっとした簡単なモノになってしまいそうでした。

上司は、正直に流したら、首尾一貫しないニュースを流す局を信じてもらえなくなると言うのです。

でも、ホンジュと先輩記者は、断固としてそれに反対。

誤りを正さないニュースを誰が信じますか?・・・とホンジュ。

結局、正確なニュースを流したのは、この局だけでした。

そして、ウタクの希望でもあったト・ハギョンのコメントも流したのです。

ずっと疑われ続けてきたハギョンは、迷った挙句、一言だけを言いました。たくさん言いたいことはあったでしょう。

でも、要約すれば、これだけだったのです。自分は犯人じゃない・・・。

泣きながら殺していないと言うハギョンの映像は、世間に大きなインパクトを与えました。

デモも、自然に消滅しました。

なんてあっけない・・・と情けなくなりますな。

 

ホンジュのニュースコメントを聞いていたジェチャンは、驚きました。

『怒りは判断を鈍らせました』

その一節を聞いた時、‘クリ坊’とホンジュが重なりました。

ホンジュ母に確かめました。確かに昔、ショートカットだったホンジュはそう呼ばれていたと聞いたジェチャンは、感動のあまり、ホンジュ母を抱きしめました。

運命だと思いました。

以前、ウタクが言っていたように、自分はホンジュに命を助けられた。そして自分はウタクの命を助けた。だから、受けた恩を返すために、この不思議な能力を得た・・・と。

 

まっすぐにジェチャンは指輪を買いに行きました。

ホンジュにこの話をしようと思いました。

店で、以前ホンジュが自分の指にビニールタイを巻いた事を思い出しました。この意味だったのか・・・と分かりました。

ホンジュに、会おうと連絡しました。

ホンジュは、ウタクから、ジェチャンを襲う犯人がハギョンかもしれないと聞いていたので、ウタクにハギョンの居場所を問い合わせました。

そしたら、ウタクは今ハギョンと一緒だと言いました。

安心して、会う約束をしたのですが・・・。

 

横断歩道に着いて、向こう側にジェチャンの姿を見つけた瞬間、夢の現場と同じだと言う事に気が付いたのです。

そして、不安になりかけた時、横断歩道の真ん中に一台の車が停まりました。

銃声です

急発進した車の向こうに、ジェチャンの呆然と立つ姿が見えました。腹部が血で濡れています

ホンジュは叫び声を揚げて駆け出しました。

 

未来を変えたら、時間は別の方向に流れ始めたようです。

 

あれは、ユ・スギョンの父親ですよね?

ユボムが要らぬ知恵をつけたんですよ。

ジェチャンとウタクは親しい友人で。ト・ハギョンはウタクの元ルームメイトだと。

ウタクのよしみで不起訴にしたに違いない・・・なんて。

まぁ、そこまではっきりとは言いませんでしたが、そんな事を言ったら、怒りで混乱し、吐きだす先が消えてしまったユ・スギョン父とすると、ジェチャンに怒りが向いますわな。

いったい、何なの

ユボムって、何

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『あなたが眠っている間に(原題)』8話まで

2018-02-21 13:54:39 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

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ウタクは、ト・ハギョンに脅され、驚いた様子を見せましたが、実は警官を辞める覚悟は出来ていたようです。

辞表を既に書いていましたから。

ウタクは、犯人なら逃げろと、そして濡れ衣なのなら、自首しろと言いました。法を信じて、自首して潔白を証明しろと。

そして、ト・ハギョンは自首したのです。

 

ウタクが否定したけど、ホンジュは夢を信じていました。

ウタクが危険だと思い、すぐに駆け付けたのです。その時、既に、ト・ハギョンは連行された後でした。

ホンジュは、夢で見たのは、信じてくれとト・ハギョンが言うところまでだとウタクには言いました。きっと知られたくないだろうと思ったのです。

 

一方、何も知らないジェチャンは、ウタクが‘心配いしてくれてありがとう’と言いながら、ホンジュをハグする夢を見ました。

その通り、朝はやくウタクに送られてホンジュが帰宅したのを見たら、阻止するために裸足で飛び出して行きましたよ

この作品では、ジョンソクくんのコミカルな演技をたくさん見る事が出来ます。上手くなったなぁ・・・と上から目線で見てしまう私です

 

有名人が被害者だということで、マスコミはこの事件を連日取り上げていました。

犯人逮捕と色めき立ったマスコミの論調は、ト・ハギョン犯人説に疑いを持っていません。だから、世論も同じになっていくの当然。

だけど、ジェチャンはそんな空気に惑わされることはありませんでした。

 

担当検事はジェチャンになる・・・と、ウタクは言いました。夢でジェチャンに参考人として事情聴取を受けているのを見たと。

でも、ホンジュは証拠の全てがト・ハギョンを示していて、他に誰ひとりとして容疑者が浮かばないのだから、犯人に間違いないと主張していました。

難しい事件だとは思うけど、カン・テヒの時のように、釈放して新たな事件を起こすような事態だけは避けてほしいとジェチャンに言ったのです。

ジェチャンは、ホンジュにそう言われると、なんとしても起訴に持ち込まなくては期待に答えられないとプレッシャーを受けるのですが、彼の心情はト・ハギョンに無実の可能性を感じているので、悶々としてしまいました。

 

ウタクも、報道された時は、ト・ハギョンが犯人かもしれないと思いました。

でも、本人の話を聞いて、無実だと、確信したようです。

ジェチャンの事情聴取に、真っ向から挑みました。ことごとく反論して見せたのです。

 

ジェチャンは、世論の流れを見ても、検察の方針を考えても、自分が不起訴処分で釈放すると、矢面に立たされることは充分予想されました。もしかしたら、首になるかも・・・とチェ捜査官も脅しますし。

でもね、一つ良い考えを授けてくれましたよ。

ウタクの事情聴取を部長検事や他の先輩検事全員に見てもらうことです。ウタクの供述を聞いて、どーみても起訴するのは無理だと言う事を、自分で判断してもらおうとしたのです。

そして、皆、ジェチャンと同じ考えになりました。不起訴、やむなし・・・です。

 

被害者ユ・スギョンの父は、どうも資産家のようですね。ト・ハギョンがなかなか起訴されないことに苛立っていました。

ユギョン父はがんで余命わずかと言われていたのです。自分が死ぬ前に犯人を刑務所に送りたいと、それを見届けたいと心から願っているのです。

親とすると、そうでしょうね。

で、ユボムにト・ハギョンを告訴するよう依頼したのです。検察の背中を押すつもりでした。

 

しかし、ユボムも、起訴するのは困難だと考えているのも事実でした。

で、ホンジュにト・ハギョンの前歴等の情報を伝えたのです。マスコミに、ト・ハギョン犯人説を定着させ、起訴して当然という空気を作りだす手伝いをさせようと思ったのです。

一応、資料を受け取って来たホンジュですが、それを使うかどうか、迷いました。

その時、昔の事を思い出しました。

父のお葬式の時、もう一人の遺族の少年と、犯人の兄だという警官に会ったことです。

泣きながら謝罪を繰り返した警官は、そのまま車で葬儀場を出て行きました。

後を追った二人は、川の傍でその車を発見。警官は入水自殺しようとしていたのです。

慌てて、助けようとする少年に、ホンジュは言いました。何故助けなければいけないの・・・と。

死ねばいい・・・と叫んだホンジュを、少年が殴りました。

「憎いからって見殺しにしていいのか?あの人も俺たちと同じだ。時間を戻して弟を止めたいと思ってる。夢であってくれればいいと願ってる筈だ。いいか?俺もあの人も必ず助けろ。後悔するぞ。信じてる。」

そう言って、少年は自分の身体にロープを巻きつけ、反対側をホンジュに持たせて、川に入って行ったのです。

 

呆然と川岸に立ち尽くすホンジュでしたが、ロープがどんどん引かれて行き、なかなか上がってこないのを見たら、もう必死になってロープを手繰り寄せたのです。

その時、少年は、警官を発見して抱き寄せ、一緒に浮かびあがろうとしたのですが、途中で力尽きそうになっていたのです。

どーにか助けられた二人を前に、ホンジュは号泣しました。

 

ジェチャンは、ホンジュにト・ハギョンは釈放となる可能性が高いと打ち明けました。

何故?・・・と驚くホンジュの手を取ったジェチャン。

正直に、犯人だと断定する証拠が何も無い事を話しました。

被害者には目眩の持病があって、倒れて後頭部を強打し、死んだと考えられる・・・と。そして一番問題の、一筆書きの文様をト・ハギョンが描く時間はどう考えても無いと分かってる・・・と。

もしかしたら、ルンバ?・・・と思った私。

やっぱり

まだ、それは明らかになってはいませんが・・・。

ホンジュは落胆を隠しませんでした。

 

「好きです。」

と、突然ジェチャンが告白しました。

え?・・・と戸惑い驚くホンジュ。そーですよね、誰でも驚きますわ。

失望させたくないくらい、大好きです・・・と。

「君への想いは、一人の人間の人生に比べたらちっぽけだ。」

ホンジュの期待にこたえて、どうしても起訴したかったけど、そうすれば、一人の人間の人生を壊してしまうことになります。それは出来ないですよね。

失望させて済まない・・・と謝るジェチャン。

ホンジュはふと目についたビニールタイを、自分の薬指に巻きました。で、それをジェチャンの小指に。

「きっと必要になるわ。」

以前、夢で見たのです。

ジェチャンが自分に指輪を買おうとしてるのを。その時、サイズが分からないと呟いていたのを思い出したってわけ。

 

「ある人に似てる。」

と、ホンジュがジェチャンを見て言いました。

昔、自分を殴った男子・・・と。

女を殴る男なんて・・・と言うジェチャン。あなたですよ 少年だと思ってたからね、当時は。

 

ト・ハギョン釈放の決定がなされました。

ユボムは激怒。

何としても検察のミスだとしたいのでしょう。マスコミに情報を流そうとしてますし、何やら会見を開こうとしてます。

のし上がるチャンスですもんね。逃したくないでしょう。

 

ホンジュが夢を見ました。

自分への指輪を用意したジェチャンと会う約束をする夢です。

でも、それには続きがあって、ジェチャンが目の前で何者かに刺された?撃たれた

見たく無い悪夢がまた・・・です。

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『あなたが眠っている間に(原題)』7話まで

2018-02-21 11:20:04 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
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ホンジュとジェチャン、そしてウタクにどうしてこのような能力が備わってしまったのかという謎の解明に徐々に近づいているようです。

近づいてるんですよね?

 

実は、ジェチャン、ホンジュがカン・テヒに襲われる夢を見た後、ウタクにも現場を伝えてありました。

現実になることを考え、あらかじめ協力を求めたのです。

勿論、ウタクに異論は無く、それとなくホンジュと共に野ら猫殺害事件を捜査していました。その流れで、カン・テヒの店に向かったのです。

そして、ジェチャンは、チェ捜査官や他の捜査官たちとともに、現場に向かったというわけです。

 

必死に屋上に駆け上がったジェチャンは、カン・テヒと格闘となりました。

でも、援軍も到着し、カン・テヒ逮捕となったのです。

 

刺されたウタクは、かなりの重傷でしたが、意識を取り戻し、回復に向かいました。

 

カン・テヒは前回と同じように、ユボムに弁護を依頼しようとしました。

でも、もう、ユボムにその気はありません。彼にとっては勝率が何より優先されます。もう、勝つ見込みの無いカン・テヒの弁護など、絶対に引き受けませんよね。

それに、今回、ユボムは流石に自分の弁護に嫌気がさしたようです。いくら勝つためとはいえ、殺人犯を無罪にしてしまったのですから。そこまで自分は落ちたか・・・と自己嫌悪に陥ったのです。

そんな嫌な思いにさせる相手の弁護を引き受けるわけはありません。

カン・テヒは、その状況を受け入れる事が出来ず、どんどん狂気の世界に入っているようでしたが、裁判を受ける頃には、全てを受け入れたような表情になっていました。

 

カン・テヒは弟を青酸カリで殺していたのです。

既に死んでいる弟のシートベルトを外し、事故を起こしたのです。

野ら猫を殺したのは、青酸カリで殺人を起こす予行演習だったというわけです。

 

ユボムが自己嫌悪に陥っているのと同じように、シン検事もまた自己嫌悪に陥っていました。

気が強く、プライドも高い彼女は、自分のミスを認めませんでした。全てイ検事が解剖をしなかった所為だと言い張ったのです。

勿論、イ検事は、そのことで大きな責任を感じていて、上司であるソン検事、部長検事もまたそれぞれの責任を痛感していました。なのに・・・です。

自分の責任を認めないのはシン検事のみ。

だけどね、表向きそう強気に出てるシン検事も、本当は反省していたのです。ただ、他人に対して弱みを見せられないだけなんです。

一人控室で泣く彼女を見たイ検事は、それを知り、理解したのです。

 

ホンジュもまた自分を責めて泣いていました。ウタクの刺される現場を見てしまったため、やはりショックだったのです。

ジェチャンはそれを夢で見ました。

だから、ホンジュが泣いているところに、ティッシュボックスを持って現れました。

「自分を責めるより、忘れずにいることで借りを返せる。覆水盆に返らずと言うし、ゆっくりまた水をためるしかない。時間は巻き戻せないから。」

と、ジェチャンはホンジュに言いました。

誰かの受け売り?・・・とホンジュ。

鋭いね・・・とジェチャン。

確かに、その言葉、ジェチャンは成績を偽造したのを父に告げ、激怒された後、父の部下の警官から掛けられた言葉だったのです。

泣くのは少しだけにして、少しずつ信頼を回復して行けばよいと、泣いてたジェチャンの肩を叩いてくれたのです。

その言葉でジェチャンは救われました。

そして、ホンジュも泣きやみました。

 

その言葉を発した警官。それが、後にジェチャンとホンジュにああいう形で関わるとは予想もしませんでした。

なんと、二人の父親を殺した脱走兵は、その警官の弟だったのです。

兄に会いに行く途中で、起こした事件だったのです。

葬式の時、マスコミに追いかけられたジェチャンとホンジュが逃げ込んだ一室に、その警官がいました。彼もまた、ショックだったのです。

恩のある先輩警官だったジェチャンの父を、弟が殺すなんて・・・。

犯人の家族にとっても悲劇でした。

 

ウタクが退院しました。

ところが、まだ療養が必要と言われ、一人暮らしは無理ということで、ホンジュの家にしばらく住む事に。

ジェチャン嫉妬に燃えてます

向いの自宅から、電気を消して密かにホンジュの家をチェックしてます。足元には、ウタクの飼ってる愛犬。めっちゃいたずらなコーギーは、ジェチャンの家の中をめちゃくちゃに荒らしましたよ。

 

そんなジェチャンに、ウタクは必要な私物を買って来てほしいと頼みました。

ホンジュにも頼んだので、二人揃ってお買い物。

面倒がってたジェチャンですが、そのうちに楽しくなった様子です。ホンジュと一緒ですもんね

 

ジェチャンに、世話になってばかりだから・・・とホンジュが言いました。それを返せないまま、世話になり続けるのは嫌だとね。

俺を例外にしては?・・・とジェチャン。

心配で守ってあげたくなる?・・・と冗談めかしてホンジュが言ったのに対して、ジェチャンは真面目な顔で答えました。

「はい。」

急にどぎまぎし始めたホンジュ。

「これで全部返したことに。」

そう言って、ジェチャンがホンジュにkissしようとしたのに

なんと、シートベルトが邪魔して、あと一歩のところでkissできない 何度チャレンジしても届かないーっ

 

せんだっての桜の下でのホンジュの背伸びと同様、こっ恥ずかしい状況になっちゃった。

すねた態度しか取れませんわな、ジェチャンとすると。

なのに、ホンジュがそれを蒸し返そうとするもんだから、いっそうすねちゃった。

そしたら、ホンジュ、突然、ジェチャンの顔を両手で挟み、ちゅっ

した自分も、当然ジェチャンもびっくり

おまけに、ウタクもインターホンの画面を通して、目撃しちゃった

ぎこちない3人です。

 

舞い上がった気分で家に帰ったジェチャン。

そんな気分に水を差すことが。

一通の手紙が届いていたのです。父を殺した脱走兵の兄、父の元部下の警官からでした。

これまでもずーっとお金を送って来ていたようです。10年にもなるとか。

引っ越したばかりのこの家の住所も知っているようで・・・。

ジェチャンは、封を切らず、全て保管しています。

 

翌朝、ホンジュはジェチャンと恥ずかしくて顔を合わせる事が出来ません。

でも、ジェチャンはいつものように家の前で待っていてくれました。

ホンジュのそんな気持ちを充分理解しているジェチャンは、何も無かったってことで、これまでと同じように・・・とホンジュに言いました。

とーっても良い雰囲気です

 

ウタクが自宅に戻りました。

ジェチャンとホンジュは、たくさんの荷物とホンジュ母からの差し入れのオカズを持って送って行きました。

これからも、必要な事があったら・・・とジェチャンが言うと、もう充分だとウタクが言いました。借りは返してもらった・・・と。

実は、ウタク、ホンジュが責任を感じて泣いていたのを、夢で見ていたのです。

だから、二人をこき使った・・・と。

いつも優しく明るいウタクにしては変だと思っていたジェチャンたちは、それで納得しました。

でも、初めてウタクの部屋を見て、二人はウタクには何か人に言えない秘密があるのでは?・・・と感じたのも事実でした。

 

事件が起りました。

アーチェリーの金メダリストユ・スギョンが自宅で殺害されたのです。

発見された時、現場には謎の文様が血痕で描かれているという猟奇的な事件でした。

そして、犯人として指名手配されたのは、ト・ハギョンというインターネット工事会社の社員。

 

そして、ト・ハギョンがウタクの部屋に現れたのです。

ホンジュはそれを夢に見ていました。

そして、ウタク自身も、自分がジェチャンの取り調べを受け、ト・ハギョンとは友人で、犯人だと思うと供述してる夢を見ていました。

心配して電話して来たホンジュに、ウタクは、気の所為だと言いましたが、その時、既にト・ハギョンは部屋に入り込んでいたのです。

二人は1年前まで同居していたようです。

ト・ハギョンは、無実を訴えました。

警官のウタクに、何とかしてほしいと。そして、もし自分が捕まったら、ウタクの秘密をばらす・・・と。

いったい何

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『あなたが眠っている間に(原題)』6話まで

2018-02-21 00:35:59 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
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チキン店の主人カン・テヒが、保険金殺人の罪で逮捕されました。

カン・テヒを演じているのはカン・ギヨンssi。たくさんの作品で、脇役としてお目にかかる方です。たいていは愉快で頼り無い、でもとても善人な役を演じて来ていたので、今回のような悪役、私はお初です。別人のような表情に、流石だな・・・と思いました。

被害者は実の弟でした。

そして、カフェのアルバイトをしていたのは、彼の実の妹なのです。

 

カン・テヒは遺体の解剖を拒否し、すぐに火葬しました。

その上で、保険金を全て受け取ったのです。そこで逮捕状が出たため、ユボムに弁護を依頼して来ました。

ユボムはカン・テヒの無実を訴える姿を見ても、それが胡散臭いと感じたようです。

真実を話してくれなければ、弁護は出来ないとユボム。

そこで、カン・テヒは言ったのです。殺した・・・と。そして、自分を無罪にしてくれ・・・と。

ユボム、流石に顔がこわばりました。カン・テヒを蔑んだのかもしれません。でも、引き受けたのです。

一体何故

 

ジェチャンは夢を見ました。

ホンジュがある保険金殺人のニュースを伝えるTVでした。それをホンジュと二人で仲良く見ているのです。

こういうなシーンは、今のところ、夢の中のことですね

 

これから朝ごはんはうちで一緒にどーぞ・・・と、以前ホンジュ母に言われていたジェチャン。

で、スンウォンとお邪魔してたら、なんと、それを知らないホンジュがシャワーを浴びたガウン姿で登場。おまけに、ちょいとこっ恥ずかしい事まで口走っちゃって

呆れて呆然としちゃったジェチャン兄弟。

でも、おあいこなんです。だって、ホンジュも、夢でジェチャンの家でのだらしない恰好を見てますから。

そうは言っても、ジェチャン、ちゃんとホンジュを会社まで送って行ってます。

あの日だけだと思っていたようですね、ホンジュは。だから、本当に本当に嬉しそうでした。

一瞬、女の子の顔になりました。

嬉しくて、ジェチャンの手を取ろうとした瞬間、バスが来たと、ジェチャンが歩きだすんです。

空振りに終わって、がっかりしたホンジュ。

でも、次の瞬間、ジェチャンが“遅れる”と、ホンジュの手をとって一緒にバスに乗るんです。

ぱあっと明るくなるホンジュの表情。そして、小走りにバスに乗り込んで行く後ろ姿。ジェチャンは何でもない表情だけど、ホンジュのこみ上げてくる嬉しさが伝わって来ます。

 

バスに並んで座り、何度も何度もジェチャンの顔を見るホンジュ。

時々ホンジュの顔を見るジェチャン。

そのうちの何度か、二人の視線が合います。恋が始まった感じが、こちらまでうきうきさせてくれます。

 

ホンジュは、警察署や派出所回りが始まりました。「ピノキオ」で、ハミョンたちがネタ探しに奔走していたのと同じです。

で、ウタクのいる派出所にも行きました。

この時初めてウタクはホンジュが元記者で、復職したと知りました。

ウタクから、ホンジュが仕入れたのが、野ら猫殺しのこと。

その事件が、大きな事件につながるとは、ホンジュもまだ想像もしていません。

 

カン・テヒの裁判の担当はシン検事。

解剖しなかったことが唯一悔やまれますが、殺人罪の判決が降りると誰もが確信していました。

ところが、ユボムは無罪を主張。解剖しなかったことを、逆手にとり、有利に裁判を進めて行きました。

シン検事も、最初は余裕綽々の雰囲気だったのですが、ユボムの方が上手だったと言う事です。

 

ジェチャンは、カン・テヒがホンジュを襲う夢を見ました。

以前見たホンジュのレポートしていた事件がこれだったと分かりました。だとしたら、もし、無罪で釈放なんてことになったら、妹も殺されてしまうし、ホンジュも襲われてしまうわけで。

ジェチャンは、ホンジュにもこの夢の話をしました。用心しなくてはという意味もあります。

でも、ホンジュは自分が死ぬ夢の場所を、山の中だと言いました。緑色の傘も見えました。

そう言う条件が、今回には合わないということで、この事件は関係無いと言いました。

 

ホンジュはジェチャンの手を取りました。

手をつないで横断歩道を渡った時、心配や恐れは捨てた・・・とホンジュは言いました。

嬉しそうなジェチャンです。ホンジュが前向きになってきたと嬉しかったのです。そして、一つ約束してほしいと言いました。

ホンジュが危険な状況になったら、絶対にジェチャンは夢で見る筈。

だから、ヒントを残してくれと言いました。日時や場所を呟いてくれていたら、現実の世界で助けに行く事が出来るから。

 

その約束が、ホンジュを救いました。

 

カン・テヒは無罪になりました。

裁判が終わった時、カン・テヒはユボムに手を差し出しました。握手をするために。

ユボムは、握手しました。でも、直後にその手を必死になって洗ったのです。

殺人犯を無罪にして放免させてしまったと言う後悔や嫌悪感がユボムを苛んでいたようです。まだ善の部分がユボムにもあるようですね。

 

ジェチャンがユボムに迫りました。

もう、弁護士としての役目は終わったんだから、本当のことを話してくれと言って。

でも、最後までユボムは何も話しませんでした。彼にとっても、嫌な仕事だったのです。

検察がもっときちんと処理していれば、こんな嫌な思いをしなくて良かったのに・・・という八つ辺りのような思いにとらわれていました。

 

カン・テヒが店に戻ったら、そこには妹が待っていました。

裁判を傍聴していた彼女には、分かったのです、兄がもう一人の兄を殺したと。

真実を聞こうとした時、ウタクが店にやって来ました。

 

ウタクとホンジュは、野ら猫大量殺害事件を探っていて、チキン店主人カン・テヒに行きついたのです。

ホンジュに店の外で待つようにと言っていたウタク。何かあったら、通報するように・・・とも。

カン・テヒに声をかけた瞬間、ウタクが刺されちゃったーっ

逃げろというウタクの声を聞いて、ホンジュは妹の手をとって二人で逃げ出しました。でも・・・何故屋上に逃げたの

そのまま外に助けを求めて出て行った方が良いと思うんだんけど?

 

ジェチャンとの約束を思い出したホンジュ。

日時と場所を呟きました。

 

その直後、カン・テヒが彼女たちを発見したーっ

危ないーっ・・・と言うその時、ジェチャンが現れました。逮捕状を手に。

 

ま~この時のジェチャンがカッコ良いこと

イ・ジョンソクくんがとても大人に見えました。

どちらかと言うと、童顔で幼く見えがちなジョンソクくん。「W」での大人演技も、まだ成り切れていないように見え、大人の表情にはちょいと・・・と思う事がありました。

だけど、私の個人的な感想では、このシーンのジョンソクくんは、充分大人に見えました。

成長成長

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