逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET2 | |
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ギルドンは、父の言いつけをちゃんと守っていました。
わざと力の無いフリをして、周りを騙していました。
ギルドンの兄ギルヒョンは、勉強が得意でした。
主人の息子ソハクが、字を間違いまくるのを、傍で見て覚えているほどに。
ところが、チョ参奉は、息子が間違えたら、息子を叱るのではなく、ギルヒョンをせっかんするのです。
息子より出来の良いギルヒョンを苛めてるとしか見えません。
ギルドンは、それを見て腹も立ちますが、ぐぐっとこらえていました。
そして、やっとアモゲが帰って来ました。
チョ参奉が思ったよりずっとたくさんの成果を上げて帰って来たので、強欲な妻も珍しくほくほく顔です。
これからも、アモゲには商売をして上納させようと考えたチョ参奉。家から出て、外に住む事を許しました。
これでアモゲは自由に行動できるようになりました。
家族にも、いろいろとお土産を買って来るアモゲ。
妻クモクには櫛、ギルヒョンには手習いの本や筆。ギルドンには、約束通り、飴や餅といった食べ物。
でもね、実は、その他にもたくさんの収益を上げていたのです。それらは、庭の鶏小屋の下に埋めて隠しました。
いつか、の身分から抜け出そうと考えているのです。
そうしないと、ギルドンは生きていけないと思えたのでしょう。
都で会ったソプリが仲間となっていました。
この時代、成宗の廃妃ユン氏は、王宮から出されたとは言っても、まだそれなりの勢力を持っていたようです。
いつか廃位が取り消されて、復帰するだろうと期待していたようです。それは彼女が産んだ息子が、世子の地位についていたことも理由の一つでした。それが、後の燕山君です。
チョ参奉も、支持者の一人で、莫大なお金をつぎ込んでいました。
また、一方で県監にもなろうと画策してて、それにもお金が必要なんだとか。
仕方が無いので、田畑やを売ったりしていました。
アモゲも、このままでは、いつ自分や家族が売られてしまうかもしれないと不安になりました。
で、その前に、自分を買ってくれる人を探したのです。
ソプリから、役人のオム・ジャチと言う人物を紹介されました。
オム・ジャチと話をつけたアモゲ。
チョ参奉の家で、買い取るを選ぶ時、自分と家族を選んでもらいました。一件落着かと思ったのですが。
高い金額を吹っ掛けたのに、あっさりとアモゲ一家を買い取ると行ったオム・ジャチの言動に不審を抱いたのはチョ参奉の妻。
すぐに、オム・ジャチの周辺を探らせました。
でも、そんな事、アモゲにはお見通し。ちゃんと手を打っていましたよ。
だけど、チョ参奉の妻の疑い深さは相当なもので。
アモゲが最近羽振りが良いという噂を耳にし、きっと財を隠しているに違いないと思ったのです。
で、罠を仕掛けました。
が主人筋にちょっとでも怪我を負わせるような事があったら、殺されてしまう決まりでした。
だから、命の代わりに財産を差し出すよう仕向けたのです。
チョ参奉の伯父に、クモクにちょっかいを出させました。
殴られて転んだクモクはお腹を強打。妊娠中のクモクは、相当なダメージを負いました。
偶然その様子を目撃したギルヒョンとギルドン。
怒りを抑えられなくなったギルドンが、相手に向かって石を投げたのです。
それが、木の幹に突き刺さったり、大きな岩を砕いたりしたもんだから、相手の両班も驚き慌てました。
砕けた岩の破片が両班の顔に当たり、ちょっとした切り傷を作っちゃったよ
そこに駆け付けて来たアモゲ。
両班の訴えで、ギルドンを捕まえようとした兵に、自分がやったと言いました。
両班は、ギルドンだと言いましたが、小さな子供にそんな事が出来る筈がないと誰もが信じられません。アモゲの気持ちが分かったクモクも、やったのはアモゲだと証言。
アモゲは引っ立てられて行ったのです。
そして、結局、命の代わりに全財産を差し出すしか無かったのです。
おまけに、お腹を酷く打ちつけたクモクは、女の子を出産した後、亡くなってしまいました。
子供より、旦那さまの方が心配ですと呟きながら。
アモゲは、悲嘆にくれました。
クモクや子供たちをの身分から解放してやって、自由にのびのびと家族で暮らそうと思っていたのに・・・。
そんな時、ソプリが、この一連の出来事は、全てチョ参奉がアモゲの財産を横取りするために仕組んだモノらしいと聞きつけて来ました。
怒りが抑えられなくなったアモゲ。
カマを手に、チョ参奉の家に行きました。
そして、殺してしまったのです。
ギルドンは、自分の所為で、母が死に、父が酷い目に遭わされるのを見ました。
自分の責任だと幼心に思いました。
父の様子が、いつもと違うのにも気が付きました。
で、後をつけて行って見たのは、血まみれの父の姿。チョ参奉を殺して部屋から出て来た姿だったのです。