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突然のkissに驚いたのはコン・チャン。
しかし、スジェ自身も戸惑っていました。自分の行動に・・・。
ペク院長が、パク・ジヨンの件をリーガルクリニックで扱ってはどうかとスジェに言いました。
スジェを訪ねてきたのには、必ず意味がある筈だと。
パク・ソヨンについて調べてみると、ここでもハン会長とイ議員、そしてチェ会長との関りがあると分かりました。
3人は彼女が働いていたサロンの常連客だったのです。サロンのホン社長とも深い繋がりがありそうでした。
中でも、ハン会長は、ソヨンのなじみ客だったようです。
そして、次に判明したのは、ソヨンが妊娠していたこと。
ところが、解剖では何も指摘されていませんでした。検視官が上司に自殺で処理するから・・・と指示され、事実が伏せられていたのです。
スジェが発見したハンスバイオの資料の中の“想像以上のモノ”。
何重にもセキュリティが掛けられたメモリファイルを、その道のプロに開いてもらいました。
全部じゃないけど、一部の資料を見て、スジェはほくそ笑みました。
かなり重要な機密資料のようですね。
チェ会長は、多方面に手を回し、ハン会長とイ議員を操っています。
ハン会長とイ議員は、自分たちがチェ会長を部下のように扱っていると思い込んでいて、本当は自分たちの方が操られている事に気づいていません。
緊急逮捕されたパク・ジヨンは、沈黙を続けていました。
が、ある日、スジェを呼びました。
ジヨンに不利な証拠ばかりが見つかっていました。
刑事は、スジェにジヨンから自白を引き出してもらいたいと考えていました。
ジヨンと取調室で面会したスジェ。
ジヨンは自分は犯人ではないとキッパリ言うだけでした。
スジェが手帳に何かメモしました。
ジヨンもそれに応じるように何か書きました。
刑事が、慌てて取調室に入って来ました。重要な何かをメモしたに違いないと、見せるよう言いました。
しかし、スジェは、ジヨンが自分に弁護を依頼したと刑事に言いました。
このメモは契約書だと。
SPパートナーズのユン代表は、チェ会長、ハン会長、そしてイ議員を3人まとめて潰したいとスジェに言いました。
「人を潰す時、立ち向かう必要はありません。手を汚すことはない。私はどんな場合でも相手を潰したくありません。たとえ敵だとしても、潰さずに手に入れたいんです。」
と、スジェは言いました。
ユン代表は、いつもスジェにヒントや情報を与えてくれます。
今回渡したのは、ハンスバイオについての情報と写真。
ハン会長とパク・ソヨン
この時点で、スジェは8班の面々に、リーガルクリニックでパク・ジヨンの件を扱うと伝えました。
ジヨンが逮捕されたのは、自分たちが集めた情報をスジェが警察に流したせいかと問われ、スジェはあっさり認めました。
そして、そうした理由を含めて、ジヨンの件を調べるよう指示したのです。無罪にする証拠を調べろと。
ジヨンを無実だと信じていますか?と、コン・チャンが問いました。
「私は依頼人を信じない。弁護する自分を信じるの。」
と、スジェ。
信じていなくても依頼人を無罪にすること、それが弁護士よ・・・と。
コン・チャン、戸惑いました。
昔、スジェは自分を信じて弁護してくれたはずでしたから。唯一、信じると言ってくれた人でしたから。
スジェは、ジヨンとの筆談のメモを見せました。
ジヨンの携帯の在りかをスジェが問い、動画を挙げた翌日に盗まれたとジヨンが記してありました。
スジェが席を立った後、ソン・ミリムはフォローする様に言いました。
「ジヨンを逮捕されて微妙な雰囲気になってるけど、オ弁護士はカッコ良くて温かい人です。私の言葉を信じて。」
でも、8班の面々は複雑な表情のままでした。ミリムの言葉をすぐには信じられませんでした。
スジェは親友のジュニを呼び出してお酒を飲みました。
コン・チャンにkissしてしまったことを、相談しようと思ったようです。
でも、話す前に、ジュニが酔っ払っちゃって眠り込んでしまいましてね。
結局、打ち明ける事は出来ませんでした。
同じ店に、偶然、コン・チャンが1人でやって来ました。
スジェは思わず顔を隠しました。
コン・チャンは、スジェが居る事に気づかず、スジェへの想いを店の女主人に語りました。
「苦労して上り詰めたんだろうな。わざと強がって冷たいフリをしたり酷いことを言ったり・・・。よくあるよね。本当は凄く繊細で優しい人なのに人に勝つために悪いフリをすること。」
だからさ、今日はちょっと心が痛んだんだ・・・。
「綺麗で立派な人なんだけど、自分では気づいていない。周りで悪い事ばかり起こるし邪魔する人ばかりいる。だから強がってるんだと思う。あんなところから救い出してあげたい。」
完全にベタぼれねと、女主人が呆れたように言いました。
「だけど、恋人がいるみたい。偶然聞いたけど、恋人の資産は7兆だって。」
スジェはそんな会話を聞きながら、くすぐったいような嬉しそうな表情を浮かべていました。
楽しくて嬉しくて愛しい・・・。そんな表情です。
ところで、スジェにハンスグループの内部資料を渡してしまったハン会長の甥ギテクは、今になって後悔していました。
そんな時、スジェが資料を渡してくれないのに業を煮やしたジュワンが、ギテクから資料の内容を聞き出そうとしました。スジェから資料を全部渡されて、今チェック中だと。何か返して貰いたいモノはあるかと。
ギテクは、メモリファイルだけは返してほしいとジュワンに頼みました。
ジュワン、重要なのは、そのメモリだと気付きました。
しかし、ギテクの前にスジェが現れましてね。
メモリの内容を見たと言いました。
「ハン会長、イ議員、チェ会長を一度に潰せる極秘資料ですね。これは保険ですね。自分一人が潰されないようにと言う。」
そして、見なかった事にしても良いとスジェは言いました。条件は3つ・・・と。
1つ目は、3人とパク・ソヨンの関係、2つ目は270億の裏金つくりを手伝ったのは誰か、3つ目はハンスバイオの売却。
ギテクは頭を抱えました。
ペク院長が突然意見を変えて来ました。ジヨンの一件を扱うのは、ちょっと考えた方が良い・・・なんて。
チェ会長からの圧力だということは、スジェは容易に気づきました。
スジェもチェ会長からそう指示されたことがあるからです。
しかし、既にメンバーは動き始めていると言いました。責任は自分が取ると。
メンバーは様々な証拠を集めて来ました。
ジヨンの家に忍び込んだ男が監視カメラに写っていました。
ソヨンがお腹の子供のDNA鑑定を外国の機関に依頼していて、その結果が死んだ後になって届いていた事。
そして、一番重要なこと。
なんと、事件の様子が、映像に残されていたのです。
現場となったビルの向かいのアパートに住んでいる動画投稿者の撮った動画に、偶然事件の瞬間が写り込んでいたのです。
男がソヨンを突き落とした瞬間が。
ジヨンは釈放されました。
実は、ジヨンの逮捕から釈放に至る件は、全てスジェが計画したモノでした。
あらかじめ、ジヨンに計画のことを説明してあったのです。母親の入院費を支払う約束で。
ジヨンの目的は、事件の再捜査でした。
だから、ジヨンはスジェの指示に従って行動をしていたのです。
「お姉さんの死はずっとついて回る。でもあなたは自分の人生を生きて。自分をしっかり持って誰にも惑わされず。分かった?」
と、スジェはジヨンに言いました。
ありがとうございます・・・とジヨンは言いました。
DNA鑑定の結果では、調査した人物とは親子関係が認められないと記されていました。
対象の人物が誰なのかは分かりません。
コン・チャンがスジェに電話して来ました。
ジヨンの事で誤解したことを謝りたいと言いました。
「もう一つ誤解してることがある。」
と、スジェ。
「資産7兆は彼氏じゃないわ。」
えですよね、コン・チャン。
その瞬間、あの店にスジェが居た事に気が付いたのです。
そして、スジェも自分の言葉に激しく動揺し、すぐに電話を切りました。
スジェが襲われました。
異変を感じたスジェは、電話をリダイヤルしておきました。コン・チャンに繋がった状態です。
コン・チャンはスジェの悲鳴を聞いた瞬間、駆け出しました。