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家に戻ったユンサンは、父チェ会長に釘を刺すのを忘れていませんでした。
ホン社長の事件を持ち出し、その秘密を知っていると匂わせました。
その上で、スジェをはじめとした“大切な人たち”に手を出すと、黙っていないと言ったのです。
父親似だから・・・と。
ペク院長に大統領府の法務部長官の就任要請が入りました。
チェ会長に・・・とイ議員が言っていた座です。
チェ会長が、裏で糸を引いているようですね。
ハン会長は、そうなった暁には、ギテクを釈放してくれるよう働きかけをしようと考えています。
ハン会長は、まだチェ会長の本心を知らないようです。お金でどうにかなる程度の人間で、さほど欲も無いと思っているようですが・・・。
チェ会長の表の顔を信じているのでしょうか。
イ議員は、ハン会長にチェ会長の本心をチクってはいないみたいですね。
ただ、ハン会長、ホン社長がこっそり映していた彼らの醜態の録画されたメモリを自分の目の前で壊してほしいと言いました。万が一、盗まれでもしたら、自分は引退するしかなくなるからと。
死んでも引退などしないと、ハン会長は言いました。これは本心ですね。
チェ会長、思いっきり叩き壊して見せました。
ところで、ハン会長、別宅を売りに出したようです。
これを買おうとしているのが、SPパートナーズのユン代表。
ユン代表はスジェにその話をしました。
その別宅、何か秘密がありそうです。ユン代表が敢えてスジェに教える話には、何か深い意味がありそうです。
ハンスバイオの売却問題が暗礁に乗り上げていることで、SPパートナーズのユン代表とハンスグループの間で会議がもたれました。
ハンスグループ側はハン会長の息子ハン・ドンオが出席しました。
このドンオがもうねぇ、どうしようもない財閥2世でして。
ジュワンとイ議員の息子イ・シヒョクと3人でつるんで昔から悪事をやってきているようです。その都度、チェ会長や親たちのお陰でもみ消してもらってきたようですね。
ドンオは仕事の能力がどうなのかは不明ですが、親の威を借りて生意気で向こう意気だけは強いって感じ。
この時は結局話はまとまりませんでした。
そして明らかになったのは、ドンオとジュワンの関係が必ずしも良好じゃないということ。
ドンオは、TKローファームはハンスグループの手下のように考えているのです。ハン会長のお陰で事務所を大きく出来たんだから、無条件でハンスグループの味方でいなくてはならない・・・ってね。
当然、ジュワンはムカつきますわな。
ハン会長の別宅、結局、ユン代表が購入しました。
それを、ユン代表はペク院長に報告しました。
やっぱり、ペク院長の娘ウンソに関係がありました。
どうも、その別宅でウンソは暴行を受け、逃げ出した時に事故に遭ってしまったようですね。
絶対に証拠を見つけ出してやると、ユン代表は言いました。
突然、ユンサンがコン・チャンを訪ねて来ました。
スジェとコン・チャンに写真を見せました。2人が写っている写真のようです。
ユンサンが以前、警告していたのがこれでした。
チェ会長が2人の事を調べるに違いないと、ユンサンは予想していたのです。それによって、2人に何か被害があるのではないかと。
先日チェ会長に釘を刺したのも、これが理由だったのでしょう。
でも、チェ会長は、ユンサンの警告など、意にも介さなかったってことですね。
ユンサンが、スジェたちをつけていた人物から、この写真を奪い取ったというわけです。
余計な事をしないで・・・とスジェ。
ユンサン、感謝をしてもらおうとは思っていなかったでしょうが、そんな言い方をされると、傷つきますよね。
ここまでだ・・・とユンサンは言いました。
これからは、父に従うから・・・と。
そして、コン・チャンに言いました。
スジェを守りたいのなら、もっと頑張らないとな・・・と。俺より力が無いんだから・・・と。
その写真は、2人が寄り添っている場面だけでした。
しかし、ユンサンは、2人のkissシーンを見ちゃってたんです。
辛いよね、ユンサン。
ジュワンの妻スンヨンが、娘のジェイを引き取りたいとチェ会長に言いました。
そして、ジェイの実母が誰なのか確認したい・・・とも。
ずっとそれが気になって来たようです。
“確認”と言う言葉、スンヨンは見当がついていると言うことですよね。
チェ会長、話したのでしょうか。
ある日、リーガルクリニックセンターに相談者としてスノクがやって来ました。
スノクは、キム・ドング・・・つまり、コン・チャンの継母です。
職場の仲間と一緒に送りつけ詐欺の被害を相談に来たのです。
視力が衰えて、一人で歩くには不自由していました。
しかし、その分聴力は優れていました。
コン・チャンの声を聞いて、すぐにドングの声だと気付いたのですから。
コン・チャン、流石に驚き大きく動揺しました。
奇声を上げて掴みかかろうとするスノクを、ガンジャたちが宥めました。
コン・チャン、部屋から飛び出していきました。
視力も衰えているなんて・・・とコン・チャンは泣けて来ました。
その様子を見かけたスジェ。
そして、そんなスジェに気づいたコン・チャン。
今しか無いと思いました。自分の正体を打ち明けるには・・・。
ところが、そのタイミングで、ハンスグループが手掛けている新規開発地区の工事現場で大規模な陥没事故が発生したとの連絡が入ったのです。
ハンス建設の事故ではあるけれど、ハンスバイオの売却にも関わってくる大問題です。
ミン弁護士から呼ばれたスジェは、現場に行かなくてはいけなくなってしまいました。
コン・チャン、打ち明けるタイミングを逸してしまいました。
苛立つハン会長に、追い打ちをかけるようにイ議員が言いました。
自分に飛び火がかかるような事を起こさないでほしい、自分には何の関係も無い事だと発表すると。
生き埋めの被害者も発生してる今、関わっては支持率に関わってきますからね。
そんなところに、また事件が。
今度は、ハン・ドンオが飲酒運転をして事故を起こし、事故処理に当たる警官に対して暴言を吐く様子が動画で拡散し、大きなニュースとなってしまったのです。
イ・シヒョクも同乗していたようです。
が、ジュワンは一緒じゃ無かったのを知り、チェ会長はほっとしました。
これもハンスバイオの売却に影響が出る事は確実です。
崩落事故は思わぬ方向に波及しました。
なんと、生き埋めになった被害者を救出する作業中、別の遺体が発見されたのです。
そのニュース映像を見たコン・チャンは愕然としました。
10年前殺された義妹ナジョンが作ってくれたストラップとそっくりなモノが写っていたのです。
家族4人お揃いのモノでした。
ナジョンの遺体はまだ発見されていませんでした。
スジェ、コン・チャンの正体を知ってしまいました。
コン・チャンを探している時、常に鍵のかかっている部屋が開いていたのに気が付いたのです。
中には、キム・ドング事件の資料が所狭しとありました。
そして、コン・チャンの身分証明書も。それは、スジェが弁護した頃の若い少年の写真でした。