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オ・スジェ=ソ・ヒョンジンさんは、TK法律事務所に所属する弁護士。
高卒ながら、頭脳は勿論、冷徹な性格で事務所の誰も太刀打ちできない程の成果を上げて来ました。
事務所会長であるチェ・テグク=ホ・ジュノssiもその能力を買っています。
どんな厄介な問題を持ち込まれても、ソン・ミリムと言うこれまた腕利きの女性弁護士を部下とし、あらゆる手立てを駆使し、片付けます。
決して証拠を偽造したりしません。
正々堂々と・・・冷たいと思われるくらいに正々堂々と事実を突きつけ、勝訴に持ち込むのです。
その見事さといったら、もう、本当にすごいとしか言えません。
そんなスジェも、最初からそうだったのではありません。
女性ということで、事務所の先輩弁護士たちは彼女をパシリとしてこき使いました。
会議に参加させても貰えませんでした。
しかし、スジェは決してくじけることはありませんでした。
そして今、彼女は今年のスター弁護士賞と言う栄誉を受けるまでになったのです。
TK法律事務所では、代表弁護士を誰にするかと言う時期に来ていました。
顧問たちは、スジェが高卒の女性だということを問題視し、スジェよりミン・ヨンべ弁護士を推薦していました。
チェ会長も、ミン弁護士が適当と考えていました。
が、チェ会長は、スジェの側近であるソン・ミリムに候補者スジェについての意見を聞こうと考えていました。周囲に公平さをアピールするためです。
ソン・ミリムはチェ会長や顧問たちを前に、スジェの功績を述べました。
実は、ミン弁護士は、ソン・ミリムを昇進と言う餌で釣って、自分に有利な意見を述べさせようと考えていました。
しかし、ミン弁護士はスジェの相手ではありませんでした。
ソン・ミリムはスジェを信奉していますからね。
ミン弁護士に自身のスキャンダルの証拠を突きつけ、あっさりと候補者から脱落させたのです。
スジェは顧客である大企業相手でも、手を抜くことはありませんでした。
自分たちが不利になるとか、今後知らずに不正に関わることになる可能性があると察すると、容赦なくその証拠を掴もうとしました。手段は選びません。
今回のターゲットはハンスグループ。
ハンスグループのハン会長は、チェ会長と親交があり、イ・インス国会議員とも何やら後ろ暗い事をしているようです。背任だと横領だの、いろいろ。
激怒したハン会長とイ議員ですが、チェ会長は敢えてスジェを代表弁護士にすると決めました。
スジェを代表弁護士にすると言う内定が所内に発表されました。
祝福と羨望と嫉妬と怒り等々の渦巻くなか、スジェは出勤して来ました。
内定後、最初に担当したのは、国会議員の性的暴行事件。
訴えられたのは、アン議員。なんと、スジェの元カレのようです。
訴えたのは、パク・ソヨンと言う女性。
チェ会長からの指示は、パク・ソヨンを黙らせろと言う事でした。
アン議員は、上手く取り計らってくれとスジェに頼みました。
ところで、ハンスグループへの調査、どうもチェ会長の指示があったようですね。目的が何なのかは、まだ不明です。
スジェに会いにパク・ソヨンが弁護士と共にやって来ました。
その時、偶然にも、スジェとソヨンの履いてる靴が同じ物でした。
代表弁護士内定後初出勤ゆえ、かなり高価なお気に入りの靴を履いてきたスジェゆえ、それを見た瞬間、気分が悪くなりました。ソヨンの印象が悪くなったってことですね。
自分は被害者だと訴えるソヨン。
しかし、スジェは散々ソヨンをこき下ろしました。
当然、ソヨンも気分が悪いですよね。スジェに対して敵対心を持ちました。
ソヨンの弁護士は、必死に被害を訴えました。こういう場合は、被害者の主張が重要視されると。
しかし、スジェは言いました。
「家族はあなたの職業を知ってるの?」
ソヨンは水商売をしているのです。
「あなたは生きていける?ネット上ですぐに特定されるわよ。全部公表されたら死にたくなっちゃうかも。」
被害者を脅迫するとはどういうつもりですかと、ソヨンの弁護士が抗議しました。
いいですか?パク・ソヨンさんと、スジェが言いました。
「性的被害に遭っても、法律は女性の味方じゃない。世論もね。」
そして、ソヨンの弁護士に向かって問いました。私に勝てるの?と。
ソヨンの弁護士を演じているのは、クァク・ミンギュssi。「なにもしたくない」で、ヨルムが移住した村の青年会副会長ソンミンを演じていた方。今回も、真面目で少し気弱な役ですね。好感を持てる方です。
「酔って判断力を失っていた。アン議員には会っていないで、OK」
と、スジェ。
あなたの夢はこれだったの?と、今度はソヨンが聞きました。
「弁護士になって、被害者を追い詰め死にたいと思わせる事。」
何故死ぬの?と、スジェ。
「生きなくちゃ。私を呪いながら生きなさい。誰かを呪うと生きる力が湧くものよ。」
そして名刺を差し出しました。傍の弁護士を見て、この人はダメよ、依頼人を守れないから・・・と。
あんただって夢は無いじゃないと、激怒してソヨンがスジェに叫びました。
「いいえ。私にはある。頂上まで上り詰める事。半分は叶えた。」
もしかしたら、パク・ソヨンは本当に被害者なのかも・・・と、ソン・ミリムが言いました。
様子を見て、そう感じたのでしょう。
でも、スジェは言いました。私たちの依頼主はアン議員だと。
そして、パク・ソヨンのミスは、弁護を自分に依頼しなかったことだと。
その夜、退勤しようとビルを出たスジェ。
その時です。
人がビルから転落しました
すぐそばにいたスジェに、その人の血しぶきが降りかかりました。
靴が落ちていました。
それは、スジェが履いている靴と同じ物。
ソヨンでした。
スジェが渡した名刺が落ちていました。
流石に大きな衝撃を受けたスジェ。
何とかその場は切り抜けられましたが、一人になると、パニックを起こしました。
それを、1人で耐えました。
翌日出社したスジェは、記者たちに取り囲まれました。
口々に記者たちは、スジェのソヨンへの態度のせいではと質問を投げかけました。
スジェは一切怯みませんでした。
この時とばかり、事務所の男性弁護士たちはスジェの落ち度を口々に非難しました。
休暇を与えてはどうかと言いました。代表弁護士の就任もどうかと。
そこにスジェが。
いつも以上に気が立ってるスジェは、自分こそがTKで、TKは自分だと言い放ったのです。
これが、どうもチェ会長の気に障ったようですね。
スジェは、これまで先輩弁護士たちに散々な目に遭わされて来た自分がここにいるのは、命がけで上り詰めて来たからだと言いました。
「そんな私を追い出そうとしたら、痛い目に遭いますよ。分かりましたか?」
チェ会長は、スジェを市場の中にある海鮮料理の店に誘いました。
「犬は忠誠心を持ち、立場をわきまえてこそ可愛がられるんだ。」
と、チェ会長。
そして、休暇を取れと言いました。
1学期間だけソジュン大のロースクールに行けと。
まさか、そんな事を言われるとは、スジェは思ってもみなかったようです。
「お断りします。」
しかし、チェ会長は、言いました。提案ではなく命令だと。代表弁護士も、次の機会に・・・と。
「TKは私のものだ。TKの全ての座は私のものだ。」
怒りに震えながら、スジェが聞きました。
パク・ソヨンを殺したのは私ですか?と。
「君のせいだと言ってる。人々が。世間が。」
その時、突然、スジェの傍に魚がぶちまけられてしまいました。
スジェの靴に魚が触れました。
謝る男性の頬を、スジェがいきなり叩きました。2回続けて。
3回目に振り上げたスジェの手を、男性が掴みました。
スジェの目に涙が溜まっているのを見た男性は、そっと手を離しました。
スジェはそのまま店を出て行きました。
その男性が、コン・チャン=ファン・イニョプssi。
スジェは泣きながら誓いました。
「見下ろしてやる。一番上に立って全部見下ろすの。」
スジェは倒れてしまいました。どうも不整脈の持病があるようです。
親友のジュニの手当で意識を取り戻しました。
ジュニを演じているのは、ついこの間まで見てた「コクドゥの季節」でカクシンを演じてたチャ・チョンファさん。全くの別人のようです。
ジュニの夫を演じてるのが、なんと、クォン・サンウssi。カメオ出演かしら
コン・チャンはロースクールの新入生。
そこで、コン・チャンの目の前に現れたのが、スジェ。
先日、衝撃的な出会いをした女性が教授として現れたのです。
しかし、本当はコン・チャン、スジェを知っていました。ずっと前から。
初めて会ったのは、10年前、容疑者と弁護士としてでした。
ハン・ジヒョンさん、ぺ・イニョクssi、キム・ヒョンジンssi等出演の若さ溢れる青春ラブコメ。
衛星劇場で日本初放送だそうです。
「なぜオ・スジェなのか」にも出演しているペ・イニョクssi。
また別の表情を見せてくれるんでしょうね。
期待です。
放送開始日:4月18日(木)23:00~
話数:16話
詳細は、こちらから。
パク・ヒョンシクssi主演の史劇の放送が決定しました
共演は、チョン・ソ二さん、ピョ・イェジンさん、ユン・ジョンソクssi等。
チョン・ソ二さんは、「あなたの運命を書いています」での印象が強いですね、私は。
そして、「ボーイフレンド」でも、良い雰囲気でした。
パク・ヒョンシクssiに関しては、文句なしに期待できます。
この作品も、見たいモノの内の一つでした。
楽しみです。
放送開始日:NHKBSP4K・・・4月7日(日)21:00~
BS・・・4月12日(金)0:25~
話数:20話
詳細は、こちらから。