前回の記事は、こちらから。
ジフンは、チャン社長の事件で、故意に誤った検死結果を発表してしまったことをとても悔いていました。自分自身が一番苦しんでいたのです。だからこそ、法医官を辞めようとしたわけで・・・。
ダギョンは、自分はジフンを目標としてやってきたのに、これからどうすれば・・・と途方にくれます。
でも、今度は、ダギョンがジフンと同じ様な状況に陥る事に。
5年前、ダギョンの妹が被害者となった通り魔事件の犯人が、またも動き出したのです。
そして、又一人女性が被害者となり、その遺体を、ダギョンが解剖することになったのです。妹と同じ様な被害状況に、容疑者と直接会いたいとダギョンは警察に申し入れました。
以前起こしたかもしれない事件の被害者家族と知られては、容疑者とは会えないでしょうから、その辺は何も言わずに・・・。
で、否認し続ける容疑者と会ったダギョンは、容疑者が呟いたちょっとした言葉で、真犯人だと確信したんです。
ダギョン妹の件を持ちだしたら、容疑者は必死になって否定しました。でもね、そこで言ったんです。
「チェックの制服なんて知らない。」
ダギョンは、妹が女子高生だとは言いましたが、制服の柄までは話しませんでしたからね。
それを突き付けると、容疑者の態度が変わりました。で、ダギョンは思わず椅子で殴りつけようとしてしまったんです。寸でのところで思いとどまりましたが。
「私が絶対に捕まえてやる。」
そう、ダギョンは容疑者に言って部屋を出たんです。
ところが、被害者の死亡時間が、容疑者のアリバイのある時間帯だと判明。
ほんの数時間ずらせば、容疑者のアリバイの無い時間帯になるんですよ。思わず、時間を変更して警察に連絡しそうになったダギョンなんです。
で、多分気持ちを落ちつけようとしてトイレに行ったんでしょうね。
その間に、ジフンがたまたまダギョンの部屋を訪れて、その検死の書類を見ちゃうんです。そして、ダギョンが時間を書き替えて連絡しようとしてたのも見たんでしょうね。
自分が、偽りの結果を公表した事が、どんなに大きな重荷となってるかを話しました。
それで、ダギョンは思いとどまりましたね。ジフンに、妹の事件の話をしました。妹は植物状態で5年寝たきりでした。
よかった、よかった、ダギョンが悪の道に踏み込まないで。
ところで、ジフンやウジン、イハンが再捜査してるソ・ユニョンの事件は、新たな展開を見せました。
なんと、事件の真相を知ってる者たちが次々と不審な死を遂げていたのですよ。スジョンの感電死もそうですし、ユニョンの歌手仲間の一人はアメリカに渡っていたのですが、アメリカで死んでいたのです。
残っていたのは事務所の社長チュ・ソヌだけ。
ジフンは、ソヌを訪ねてその事を話し、自分の命を守るのは検察に行く事だけだ・・・と言ったんです。
で、ソヌは恐れをなして、アメリカに渡ろうとしました。
でも、その前に、ジフンに真実を話そうとしたんですよ。ホテルの部屋に12時に来てほしい…と連絡を寄こしました。
おいおい・・・、すぐに来てもらえば良いのにねぇ
やっぱね、ジフンがちょっと早めに行ったんだけど、その前に、ソヌは殺されてしまいましたよ。一応、ホテルの部屋から転落死と言う状況を装ってましたが。
この一件は、どうも大統領候補や弁護士の予想外の出来事だったようで。
またもソヨンが一人でしでかした事だったんですね。
ソヨンは一人でソヌの部屋を訪れ、ソヌを窒息死させた後、突き落としたのかな?
この一件をももみ消そうと、又もミョンハンに検死解剖を依頼し、検死の内容を偽ろうとしました。でもね、今回は、担当検事のウジンがジフンに依頼したんです。
で、ジフンの検死所見は、首を絞められたことによる窒息死。そして、死亡時間は夕食直後の7時ごろ・・・ということ。
その頃、イハンはホテルの監視カメラにソヨンの姿を確認。ソヨンがソヌの部屋に入るのを目撃した人物もゲット。
そして、ソヨンを召喚しようとしたんです。
カン候補は、激怒しましたが、弁護士はそれを逆手に取ろうと画策。
召喚に応じたものの、事件の全てを死んだソヌに押しつける策を取ったんですよ。ソヌに青酸カリを売ったという証人まで今になって現れる始末。
又、ミョンハンは、科捜研の公式見解として、死亡時間を11時と発表。それによって、ソヨンはそのまま釈放。ミョンハンは会見を開いて、娘の潔白を述べ、正々堂々と対処したと言う話をしたことから、却って支持率が伸びましたよ。
おさまらないのは、ダギョン。
先輩の法医官達に呼びかけ、正式にミョンハンに抗議。
ミョンハンは、それならば・・・と、科捜研だけじゃなく、国内のそうそうたる法医官のメンバーを集めて、討論しようじゃないかと提案したんです。
まだ、死亡推定時間というのは、正確な時間を割り出す確たる技術が出来てないんですね。だから、データの解析は、人によって違う見解になる事もしばしばあるようなんですよ。
そして、討論会の結果は、多数決でミョンハンの意見になりました。ジフンは大きな失望を感じました。自分は絶対に間違っていない・・・とね。政治的な思惑で左右されることに憤りを感じながらも、どうしようもない事に失望したんでしょうね。
カン候補は、手のつけられない娘を国内に置いていては危ないとふみ、国外に出そうとしました。自分の選挙が終わるまでと言う約束で。
で、空港に到着した時、見送りに一緒に行っていた弁護士のところに、一本の電話が。
カン候補の家に、家宅捜索が入ると言うんです。
おまけに、その時になってソヨンが言いましたよ。
「ユニョンを殺した青いクッション、捨ててない。部屋にある。」
焦った弁護士は、そのクッションを探すよう指示。
でもね、ジフンの方が先にクッションを手に入れました。
家宅捜索の令状がとれたのには訳がありまして。ソヌは、死ぬ前に、ジフンへの手紙をホテルの従業員に渡していたんです。
それには、万が一自分が死んだ場合、ジフンに渡してほしいと書いてあったようです。
その中に、きっぱりと、ユニョン事件の犯人がソヨンで・・・と書いてありました。
ジフンは、それを読んで、ウジンに連絡をしたわけです。
ユニョンの気道から見つかったクッションの青い糸くずの証拠は、科捜研からダギョンが持ち出していました。そのままでは処分されてしまう恐れがあったからです。
その証拠を持って来いとジフンから言われたダギョンは、急いで家を出ようとしました。
そしたら、家の前に居たのは、なんと、ミョンハン。
あいやぁ~っ
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