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初夜の日を決めたとチャスン大妃はシン・スグンに言いました。
二人の幸せを考えたら、一日も早く子供を儲ける事が大事かと・・・と。
「子供が生まれたら、離れられない仲になるでしょう。一人に何か起きたら、二人とも苦しむ事になる。だから、どんな選択をする時にもお互いを最優先に助けることになる。」
それを聞いたシン・スグンは言いました。
「何より、互いに迷惑をかける行動をしてはなりません。家族に被害が及ぶのに過ちを犯す人はいませんが。」
流石です、シン・スグン。やんわりと釘を刺す事を忘れません。
チンソン大君は、ミョンへがチェギョンの傍にいるのを見て、すぐにチェギョンを連れて家を出ました。
そして、実家にチェギョンを送って行きました。
その間に、自分がミョンへの事を処理しようと考えたのでしょう。
その足で母チャスン大妃を訪ねたのです。
チェギョンは、固い表情で大君に従いました。
実家では、母が本当に嬉しそうにチェギョンの帰宅を喜んでくれました。
いろいろと話を聞こうとして、チェギョンの傍につきっきりです。少し痩せたのを気にして、たくさん食事やオヤツなど、チェギョンの好きな物を用意しました。
シン・スグンも、思いがけなく娘の顔が見られて嬉しそうでした。
宮中では、燕山君が又も反対派の大臣を一人大きな理由も無いのに降格処分にしちゃってね。ますます歪んだ政治をするのが心配でなりませんでした。だから、自分が‘タニシ姫’の捜査をすることにしました。
少しでも燕山君の悩みの種を減らそうと考えたのでしょうね。
そんな状況ですので、苦悩の表情しか見せないシン・スグンなんですが、チェギョンの顔を見る事が出来、あまり顔には出しませんが、途端に緩んだ表情になりました。
でもね、時折曇るチェギョンの表情が気にかかるようです。
チャスン大妃に噛みついたチンソン大君。
でも、チャスン大妃は引きません。ずっと支えてくれて、大君を想い続けているミョンへの方が、大妃には信用できるのです。
チンソン大君は、これ以上チェギョンを苦しめることはしたくありません。
燕山君がチェギョンとシン・スグンを自分の味方だと言っていた事を持ち出し、チャスン大妃は監視が必要だと言いますが、チンソン大君は聞き入れませんでした。自分の妻だと、錯覚だとしたら、その責任は自分が取る・・・とね。
チェギョンも、やはりチンソン大君の事が気になりました。ミョンへのことがあるからです。
で、すぐに婚家に戻りました。
沐浴をしようとすると、ミョンへが手伝おうとしました。でも、それを断ったチェギョン。魂胆は見え見えでした。
こっそりと浴場を覗くミョンへの前に、チンソン大君が。
すぐに出て行けと言いました。
でもね、これで引くミョンへでは無いのです。何よりも今は密旨が必要ですから。
ミョンへがチェギョンが密旨を持っているようだ・・・と言った時、全く驚かなかったチンソン大君。
それを見て、ミョンへは、大君が既に知っていたと察しました。
そうなんです。
チンソン大君はソノ父から、先王の指示で入れ墨を入れたのがチェギョンだったと聞いていたのです。
チェギョンを危険な目に遭わせるのが目的ではないとミョンへは言い、そのまま残ると言いました。
チンソン大君は、ますますチェギョンを苦しめることになると、改めて感じ、自責の念に苦しみました。
そして、その様子を見ていたチェギョンも・・・。
チェギョンは決心しました。
チンソン大君に全てを話そうと。
密旨を口にしました。探すつもりなのでは?・・・と。
そして、衣を脱いだのです。これがお望みだったのですか・・・と言って。
ところが、チェギョンの背には、火傷の痕が。まだ痛々しい傷です。
チェギョンは、乳母に命じて、入れ墨を焼かせていたのです
泣きながら命令に従う乳母と、布を噛みしめて耐えるチェギョンが、本当に泣けました。
チンソン大君も、ショックでした。
チェギョンは何もかも知っていて、その重荷に一人で耐えて来たのだと分かりましたから。
自分が、チェギョンを傷つけないようにと思って知らんふりして来た間、チェギョンは一人で耐えて来たのですから・・・。
もう出来ません・・・とチェギョンは言いました。
知りながら知らぬふり、疑いながら信じるフリ、不安でも違うフリ・・・。もう無理ですと。
「私の信頼が、愛する想いが一人の男の人生を変えられると思った私が愚かだったのでしょう。」
そう言いながらも、チェギョンの心は揺れていました。チンソン大君を信じ続けたい、愛し続けたい、何も知らないフリをし続けたい・・・という思いが消えたわけじゃないのです。
チンソン大君も、もう耐えられませんでした。
チェギョンをこれ以上傷つけることは出来ないと思ったのです。自分の復讐、仲間の期待にこたえる事より、チェギョンを選びたいと思ったのでしょう。
「済まない、チェギョン。私が悪かった。」
そう言って、チンソン大君は泣き崩れました。
「一緒に発とう。お前の言うとおり、田舎に行って暮らそう。」
でもね、その言葉すら、チェギョンは信じられなくなってしまっていたのです。
いっそ、密旨を出せと言ってください・・・とチェギョンは言いました。
その頃、燕山君は、チャン・ノクスから、チェギョンが密旨に関わっている可能性が高いことを報告されていました。
だから、チャスン大妃が初夜の許可を出したんだろうと。
燕山君は、チェギョンが関わっているという事実より、チェギョンが利用されている事の方がショックでした。利用され、挙句の果てに捨てられてしまうだろうチェギョンを思うと、哀れでなりませんでした。
なのに、チェギョンは何も知らず、自分よりチンソン大君を選んだわけで・・・。
燕山君のチェギョンへの想いは、本当に真っ直ぐで純粋なのです。他の何より優先される想いなのです。
シン・スグンは流石です。
それまでの大臣が遅々として進められなかった‘タニシ姫’の捜査を着実に進めていて、とうとうその行動パターンを掴んでいました。
で、覆面をして顔が見えない事を利用して、一味に紛れこんだのです。
質屋のアジトに引き上げる一味について行きました。
そこでスグンが見たのは・・・一番見たく無かった人物、チンソン大君だったのです。
シン・スグンは、覆面を外し、チンソン大君たちの前に出て行きました。
驚愕の面々です。
スグンは、単独でした。一切部下や兵を連れてはいなかったのです。
これが単なる義侠心からの行動ではなく、別の意味があるでしょう・・・とチンソン大君に迫りました。すぐに解散させてくださいと。
「隠れ家は又作れても、心が頼れるのは一カ所しかありません。大君が今後心から頼れるのは誰だとお思いですか?」
これから、‘タニシ姫’の掃討作戦が始まります、その前に、チェギョンと田舎に行ってください・・・。それが無理なら、別れてください。娘を逆徒の妻にはできません。
シン・スグンの言葉に、チンソン大君は何も反論出来ませんでした。
そのまま、帰ろうとしたシン・スグンを、仲間は殺そうとしました。
でも、大君はそれを止めました。
チンソン大君は、いっそう悩みました。
シン・スグンにまで秘密が知られた今、決断が急がれます。
そして、その頃、チェギョンは拉致されたのです。
燕山君の命令でした。
チェギョンの身が危ないと思ったチンソン大君が家に帰った時、既にチェギョンの姿はありませんでした。
王宮殿に馬を急ぎ走らせる大君でした。
シン・スグンも燕山君から呼び出されていました。
チェギョンに先王の遺言である密旨の入れ墨があることを、知っていたのでは?・・・と謀反を疑われたのです。
でも、シン・スグンは初耳だったでしょう。
勿論、入れ墨の事は知っていましたが、まさかそんな意味が込められているとは、思ってもみなかったでしょうね。
戸惑いの表情が浮かびました。
無実を訴えたシン・スグンの目の前に、チェギョンが連れて来られました。
衣を脱がされそうになりましたが、チェギョンはチャン・ノクスの腕を払いのけ、自分ですると言いました。
そして、紐に手をかけた時、チンソン大君が飛び込んで来たのです。
護衛兵の剣を払い、チェギョンを後ろに庇いました。
「兄上に別れの贈り物を持って来ました。」
私は、愛する人を悲しませてまで王になりたくはありません・・・と。
そして、差し出したのです、密旨を。
「先王の密旨を受けよ」
黄門様のご印籠と同じですわ。
実は、せんだって全てを打ち明けた時、チェギョンは密旨をチンソン大君に渡していたのです。
燕山君を信じ、善政を行えるよう信じて補佐し待ってあげるのが、民と臣下の役目だと思うとチェギョンは言いました。
「約束して下さい、大君が王にならなければいけない理由が分かるまでは、これを絶対に使わないと。」
大君に預けるのは、大君がすべきことは命懸けになるから盾として使得るようにと思って・・・と。
燕山君は、ショックでした。
結局、チェギョンは自分では無く、大君を選んだのだ・・・と。そして、父はやはり長男である自分よりチンソン大君を愛し信じていたのだと明らかになりましたからね。
シン・スグンは、自棄になって斬りかかろうとした燕山君を止めました。
密旨があろうと、自分にとっての王は燕山君ただ一人だと言って。
そして、イム・サホンは密旨の真偽を問うて・・・とか言いながら、譲位を防ごうとしました。
「その必要はない。私のモノだけをいただきます。言ったではないですか、チェギョンと田舎に行くと。」
密旨をチェギョンが持っていたと言う事は、天が燕山君に与える最後の機会だと思いました・・・とチンソン大君は続けました。
王は天が決めるもの。まだ天が兄上に期待している証拠だと。民が顔も知らぬ‘タニシ姫’を待たぬよう、宮殿におられる国王に善政を施せと言う天の切実な願いだと。
誰よりもチェギョンがそれを望みました・・・と。
「私チンソン大君は、先王の密旨に従い、王位を継承する。そして今、その王位を再び兄上に譲位する。」
皆が唖然としている中、チンソン大君は記録係の者に叫びました。
「記録しているか」
記録されたら、もう動かせない事実となるのでしょうね。
「これが私の答えです。」
そう言って、チンソン大君はチェギョンの腕を取って出て行こうとしました。
でも、燕山君がすぐに後を追いました。
剣をチンソン大君の首筋に突きつけ、言いました。認めぬと言ったら・・・と。
「殺して下さい。ですが私を殺しても兄上が望むモノは得られません。私は死んでもチェギョンと一緒ですから。」
燕山君はチェギョンを見ました。
チェギョンの泣き顔を見ました。チンソン大君の言葉が正しいと思いました。
剣を力なく下ろしました。
そして、チンソン大君とチェギョンは出て行ったのです。
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崩れるように座り込んでしまったチェギョン。
足元に落ちていたのは、タニシ。
巷で噂の“タニシ姫”だ・・・と思いました。困っている人にお米を届けたりしている義賊です。そして不正をしている大臣を告発もしました。
トドメは、『シン・スグンは婚姻で抱き込める』という一文。
自分と結婚した理由はこれか?・・・と思いました。
燕山君の疑念が当たっている証拠です。
ソノ父の埋葬を終えて、チンソン大君たちが帰って来ました。
鍵が壊され、秘密の部屋のドアも開いているのを見た皆は、慌てました。
その時、チンソン大君は、部屋の隅に隠れているチェギョンの服を見たのです。いえ、チェギョンだとは思わなかったかもしれません。
ただ、何者かが、隠れていると知ったのです。
で、誰だと、部屋の外を見て叫びました。仲間は、忍び込んだ者が逃げたと思い、後を追いました。
チェギョンは、皆が出て行ったと見て、姿を現しました。
チンソン大君は、驚きました。愕然としました。全てをチェギョンが知った・・・と気付きました。
どれほどチェギョンが傷ついたかを知りました。
チェギョンは、呆然とした様子で、心ここにあらずと言った感じで、ふらふらっと質屋を出て行きました。
燕山君は、全てを知った上で自分をスパイにしたのか?・・・とチェギョンは思いました。
自分にチンソン大君を殺させるためなのか?・・・と。
それを確かめようとしたのかな?王宮殿に向かいました。
でもね、そこでチェギョンが見たのは、情け容赦無く大臣を切り捨てる燕山君の姿。
恐怖のあまり、チェギョンは門に隠れました。
見てはいけない燕山君の姿。自分が知らない非道な王の姿・・・。
チンソン大君も燕山君も、チェギョンの知らない顔を持っていることを、この時初めて知ったのです。
チンソン大君は、チェギョンがまだ帰っていないと知り、街に探しに出ました。
街かどで見つけたチェギョンは、ぼんやりして、突っ立っていました。そして、彼の目の前で倒れたのです。
チェギョンは、熱を出して寝込んでしまいました。それほどショックだったということですね。
チンソン大君は苦しみました。
チェギョンの受けた衝撃、そして父を殺されたソノの恨み・・・。双方を癒す方法は、見つかりません。
燕山君は、チェギョンが質屋の鍵を壊して中に入ったと報告を受けました。
と言う事は、何らかの謀反の証拠を掴んだ筈だと思いました。
すぐに自分に報告に来ると思いました。
だから、寝ずに待ったのです。でも、チェギョンは来ません。
この時は、寝込んでいたので、仕方が無いのですが、その後も、チェギョンは来ませんでした。
意識が戻ったチェギョンは思いました。
チンソン大君が死ぬのを二度と見たくない・・・と。自分がチンソン大君を殺す事も出来ない・・・と。
だから、誰にもチンソン大君の逆心を知られることがないよう、大君の気持ちを変えよう・・・と。
燕山君は、チンソン大君一派の動きを封じようとしました。
で、一旦は‘タニシ姫’の訴えで罷免した大臣を復職させ、自分のやり方に不満があるならば、それが反逆だと言い切ったのです。
パク・ウォンジョンがほんの少し不満げな表情を浮かべたのを見逃さなかった燕山君。
1カ月の謹慎を言い渡しました。
チェギョンは床上げをしました。
周囲は燕山君が遣わした女官と内官ばかり。信用できるのは、乳母だけです。それを改めて肝に銘じました。
チンソン大君に、以前のように笑顔を見せられないチェギョンですが、二人の間がぎくしゃくしてると知られてはなりません。
使用人の前で取り繕うチェギョンを、らしくないとチンソン大君は言いました。
「もうできません。婚姻しましたから。純粋さだけでどう家族をまもるのですか。」
私を守るというのか?・・・とチンソン大君。
「婚姻をする時、その気持ちも約束しました。大君様も・・・いえ旦那様も私を、私たちを守るのでしょう?」
その問いにチンソン大君は答えず、チェギョンの額に手を当てました。熱は下がったな・・・と。
そして、自分たちの様子を窺ってる内官に、さがれと命じました。自分たちは一緒に寝るから・・・と言って。
燕山君は、その夜もチェギョンを待っていました。
でも、翌朝になってもチェギョンは現れませんでした。
自棄になった様にお酒を飲んだ燕山君。
ふらつきながら歩いた先に、シン・スグンとチャスン大妃がいました。
子供が婚姻をしたことで、二人が家族になった・・・と燕山君は苛立ちをぶつけました。シン・スグンもチンソン大君の味方になるのか?・・・とね。
家族だと言ってくれ、あれほど燕山君が傷つかないように共に罰を受けるとまで言ってくれたチェギョンまでもが、チンソン大君の味方になったと荒れました。
その時、丁度王妃シン氏が来ました。
燕山君は、シン氏をひしと抱きしめ、言いました。
「左議政とチェギョンの目が眩まないようにしてくれ・・・。王妃も世子も左議政もチェギョンも、私の家族で私の味方だ。皆、私の仲間だ。」
孤独な燕山君の本音が見えました。
シン・スグンは燕山君があまりにも哀れで可哀相でなりませんでした。
でも、チャスン大妃には、そうは映らなかったようです。
やはりチンソン大君に大きな疑いを抱いていると確信したのです。
で、シン・スグンには、それが根拠の無い疑いだと言い繕おうとしました。
だけどね、シン・スグンにはやはりチンソン大君とチャスン大妃の一派の行動が不安でした。
チンソン大君とチェギョンの幸せだけを考えていただきたい・・・とチャスン大妃に言いました。
「先王も二人を結ぼうとなさいました。二人の運命は遠い昔に始まっていたのです。」
その話を聞いて、チャスン大妃は気付きました。
チンソン大君に王位を譲ろうと考えたなら、密旨を託すのは大君の味方の筈、そして先王の大きな信頼を得ていた人物というと、シン・スグンだ・・・とね。
チェギョンは燕山君に会いに行きました。
質店で何を見た?・・・と燕山君に問われたチェギョンは、何も見ませんでしたと答えました。
チンソン大君を疑い始めたのは、いつからですか?何故ですか?・・・とチェギョンが聞きました。
チンソン大君が帰って来た時から疑っていると答えた燕山君。
なぜなら、自分がチンソン大君を殺せと命じたからだ・・・とね。
でも、チェギョンは気付きました。それは燕山君の心の問題で、実際に手を下そうとしたのは部下で、燕山君は事後承諾だったのでは?・・・と。
「和解出来ませんか?」
と、チェギョンが言いました。
「やっとそなたの心にも疑いが芽生えたのに・・・。余は二人が幸せになる姿を見たくない。余はヨクとの和解より、そなたとヨクが憎しみ恨み別れる方が大事になった。」
チェギョンの目から涙がこぼれるのを見て、それ以上言葉が出なくなった燕山君。
チェギョンは跪いて、一通の書状を差し出しました。
以前、燕山君から約束してもらった物です。何でも願い事を一つ叶えてやると言うモノです。
「大君と一緒に都を離れて暮らす事をお許しください。」
大君が都を離れること、この時代は許されていなかったようです。
だから敢えて頼むのだとチェギョンは言いました。都から一番遠く離れたところで、平凡に暮らすことが、皆にとって唯一の方法だと。
チンソン大君もそれを望んでいるとチェギョンは言いましたが、燕山君は信じませんでした。
婚礼の日にも、密旨を探していた大君だからな・・・と燕山君。
チェギョンは、密旨というのは初耳でした。
女人の身体に入れ墨で刻んだそうだと聞いたチェギョンは、思い当たることが。自分の背中の入れ墨です。
質店で何を見た・・・と燕山君はチェギョンに剣を突きつけました。
その時、チンソン大君が部屋に飛び込んで来ました。ずっと二人の会話を聞いていたのです。
そして、チェギョンに突きつけられている剣を握りましたーっ
驚いた燕山君ですが、思わず怒りに任せてチンソン大君を斬ろうとしたんです。それを、チェギョンが庇ったーっ
燕山君が斬ったのは、チェギョンの腕。
そして、その事実に、一番呆然としてしまったのも、燕山君でした。
思わず近づこうとした燕山君の前に、チンソン大君が立ちはだかりました。
「私の妻です」
チェギョンは、すぐに確認したい事がありました。
勿論、自分の背に刻まれた‘神樹’の意味です。
密かに、巷で『神樹』と呼ばれている大木に行きました。
そこには先王の建てた石碑もありました。
チェギョンは、石碑の傍を掘り、箱を見つけたのです。中には巻物が一つ。これが密旨
燕山君の乱行に拍車がかかりました。
ミョンへを呼び、‘タニシ姫’の首謀者は誰かと問いました。勿論、ミョンへが言う筈ありません。
すると、燕山君は、チェギョンと同じ所を傷つけました。
チンソン大君を殺さない理由、それはチンソン大君が何とか誤魔化そうと自分の目の前で芝居をするのを見ているのが楽しいからだと燕山君。
そして、殺す時は、これ以上無いくらい残酷に殺してやる・・・と言ったのです。
この事で、ミョンへの燕山君への憎しみはいっそう募り、チンソン大君擁立を急がなくてはと思ったようです。
チャスン大妃の密命を受けたのでしょうね、の娘のフリをしてチェギョンの前に現れたのです。
チェギョンは、牢で会った・・・とすぐに思い出しました。行くあてが無いと言うのを聞き、侍女として雇いました。
ミョンへの目的はただ一つ。密旨の発見です。
チェギョン部屋を、掃除すると見せかけて、探っていました。
それを見たチェギョン。思い出しました。以前、質屋でチンソン大君とkissしていた女性だと言う事を。
チンソン大君が何らかの意図で遣わしたと思ったかな
でも、当の大君も、ミョンへの姿に相当驚いたのですが。
いえね、この私が
気が向いたのですよ、本日。
朝、雪が一瞬降って、うっすら~と積もったけど、すぐにて、抜けるような青空になったものですから。
空気がきーんと澄んで、散歩するには良いかと思ったんですよ。
このところの運動不足ったら、も~ねぇ
だから、私にとってはちょいと遠いけど、歩いたぞ・・・とアルフィーに自慢できる距離にあるパン屋さんに行く事にしたんです。
昔ながらのパン屋さんで、小さな小さな店なんですが、ひっきりなしにお客さんが入って行ってるのをいつも見かけていましてね。
以前、一度だけクリームパン等の菓子パンを買った事があるだけ。
今日の目的は、食パン
このところ、食パンは一本買いをしています。
手作りジャムに凝りはじめてから、食パンの食べ比べもしてるんです。それには、一本で買った方が、違いが良く分かるので。
焼き立てが美味しいのは当たり前で。時間を置いた時の乾燥具合とか、味の変化とか・・・。
痩せるわきゃぁない
ま、とにかく、今日は新しい食パンを求めて来たというわけです。
「まだ温かいので、袋の口は開けておきますね。」
と、お店の方。
はい・・・と返事して、受け取ろうとしたら、透明なポリ袋に入った状態で差し出してくれましてね。
おまけに、縦に持とうとしたら、形が崩れやすいので、横に・・・と言われ。
私は、食パン1本を横に抱きかかえて歩く羽目に
これが予想外に重い
こんなオバサンが、食パンを横抱きにしてとぼとぼと歩く姿・・・。
目立ちますわな
そしたら、それまで明るかった空が、一気に暗くなり、雪が
想像してください。
正面から、横殴りの雪を受けつつ、前のめりに突進する食パン抱えた・・・
ネックウォーマーを口元まで上げ、必死に歩きました。
ぶはーっと吹く強風で髪がばっさばさになり、頭皮まで凍るかと思いましたよ。
眼鏡は雪の粒で視界不良。
道行く人は皆無、通り過ぎる車の運転手は皆、興味深げにこちらを見てるし。
四国には、こんな時に出会う知り合いがいない事がラッキーだったのか、アンラッキーだったのか。
もうねぇ、食パンの形が崩れようがどーでも良いと、縦にぶら下げて必死に競歩で帰宅しました。
家に入ったら、眼鏡が曇る曇る
私がたまに歩こうなんて考えたらこんな事に・・・
やっぱり慣れないことはしない方が良いのね・・・と思った今日でした
トップの写真は、そんな思いをしながらゲットしてきたパンです。かなりの重量感です。
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ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX2 |
クリエーター情報なし | |
エスピーオー |
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ジニョクとグォンジュが侵入して来たのが、テグには信じられませんでした。
その場所は、絶対にばれないだろうと思っていたのです。
一気に嬉しそうな表情になりました。殺人ゲームができると思ったのでしょう
家の明かりを消し、通信を遮断しました。
そして、二人を地下室におびき寄せたのです。
地下室では、既にシム刑事が瀕死の状態。
それを見たジニョクが駆けよりました。
当然、テグはひそんでいて、グォンジュに襲いかかったのです。グォンジュはかすかな音を聞き、罠だと叫びました。
それから、ジニョクとテグの一騎打ちですよ。
でも、グォンジュが通信遮断を解除し、応援を呼んだので、今回は、あっという間に強力チームや警察官たちが大勢駆け付けて来ました。
銃を構え合ってるジニョクとテグ。
ジニョクは、その場でテグを殺して死にたい気分でした。
ところが、テグは、にやりと笑いながら、銃を下ろし、逮捕されたのです。
テグは、ジニョクによって腕を撃たれていました。
その治療の為に、先に病院に・・・となったのですが、モ会長は既に手をまわしていました。
救急隊員の一人が、手下で、発作を起こした・・・なんて言い、最寄りの病院に搬送させたのです。一刻を争うから・・・とか言って。
でもそこは、モ会長の息のかかった医師がいる病院で。
治療と称して警官を外に出している間に、自殺を図って死んでしまった・・・なんてことに。
勿論、偽装です。
で、警官たちが混乱しているうちに、テグを逃がしたのです。
情報網を総動員して、テグの動きを予想したゴールデンタイムチーム。
日本人になり澄まして、船で出国する手配をしていると察知し、港に。
そこで、テグとモ会長の秘書を発見。
大追跡が始まりました。
テグは、ここで秘書を殺しちゃうんですよ。まーなんでもアリだわ。
テグか?・・・と警察が右往左往してる間に、逃走を図ったのです。
こうなったら、居場所を特定するのは困難と見たグォンジュは、おびき寄せる方法を取りました。
自分が、マスコミのインタビューを受け、テグの病的な症状をあれこれと説明し、挑発的な態度を示したのです。
プライドの高いテグが、怒りのあまり、グォンジュの元に現れると踏んでの事です。
テグ、まんまと罠にハマりました。
グォンジュを殺そうとしましたが、ジニョクも、他の警察も待機中でした。
ジニョクは、テグの両手、両足を撃ち、動けなくしました。
このままここで殺してしまうのは、テグの思うつぼです。ジニョクは、不自由な体で生き続けなくてはいけない状況にしたのです。
モ会長は、自殺しました。
テグがこんな風になったのは、自分の所為だと分かっていました。
昔、商売敵を殺したところを、テグと妻に見られてしまったのです。この時から、テグの殺人癖が芽生えてしまったのです。
妻の自殺も、追い打ちをかけました。
なのに、適切な治療を受けさせず、庇い続けて来ました。
それが全ての原因でした。
その責任を、自分の命を持って償おうと思ったのでしょう。償いにはならないと思うけどね・・・。
そして、入院して治療を始めたテグなんですが、他の入院患者によって殺されてしまうんです。
これがねぇ・・・怖いのよ
テグだけじゃないって事ですよね、病んでいるのは。医師もいたもん・・・
やっと長い宿題を果たす事ができたジニョクとグォンジュ。
いっそう警察官と言う仕事に励んでいます。
いやぁ・・・キム・ジェウクssiが怖かったですねぇ
整った顔立ちがゆえに、いっそう怖さが際立った感じがします。
次は、違う役柄で見たいです。
捜査物だけに毒々しくて怖いシーンが多かったですねぇ。
ストーリーとすると、緊急通報の場を題材として使うのが新鮮でした。
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ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX1 |
クリエーター情報なし | |
エスピーオー |
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ソンウン通運のバス横転事故は、グォンジュの的確な指示、警察、救急の迅速な出動と働きによって、全員救出する事が出来ました。
最後にバスのパク運転手を引きずり出した直後、バスは漏れだしたガスに引火して、爆発。
危機一髪でした。
助け出された乗客たちは皆、ジニョクや警察に対して心からお礼を言いました。
この事故を切っ掛けに、ソンウン通運の違法で非道な運営が明らかになりました。
整備不良の車両での運行を強い、挙句の果てに事故を起こしたら、全て運転手の責任にし、運転手が死んでしまったら、その保険金は会社に入るような契約を交わしていたのです。
何があっても、会社だけが儲かる仕組みでした。
これらの情報を、ジニョクはチラシに伝え、彼からマスコミに流れさせました。
一気にマスコミがソンウン通運の違法さを伝え始めました。
モ会長は、火消しに必死になりますが、そうそう上手くは行きません。
パク検事は、この事でまたジニョクが関わっていると知ると、文句を言いにやって来ましたよ。
モ会長の指示でしょうが。
謹慎中の筈のジニョクや、解散した筈のゴールデンタイムチームが何故?・・・ですね。
でも、ちゃんとジニョクも書面で反論できるように整えていましたよ。自分に向けられた被疑者への暴行容疑を、ことごとく反論して見せたのです。
ま、元々無理なこじつけの様なモノでしたから、パク検事も、それを覆すことはなかなか難しいでしょうね。
この時、強力チームは、ジニョクが見つけたコンテナの捜査をしていました。
しかし、中からモ・テグのDNAは発見できなかったのです。
でもね、一つ明らかになったことがありました。シム刑事のことです。
スパイはシム刑事でした。
父親が起こした死亡事故と、その騒動の最中に起きたシム刑事のサンテの部下殺人事件を、隠ぺいすることを条件に、サンテのスパイをしていたのです。
勿論、シム刑事がジニョクの事を本当の兄のように慕っている事に違いはありません。
自分がしている事を、ずっとずっと悔いていました。罪悪感に苛まれ続けて来たのです。
チャン係長から、そのことを聞いたジニョク。
流石にショックでした。
ジニョクはすぐにシム刑事本人を呼び出しました。
何故だ・・・と言いました。
シム刑事は、まさか、全てが知られたとは思ってもみなかったようです。しらばっくれると思ったのです。
でもね、ジニョクの真剣な表情を見て、全てが終わったと思いました。
ジニョクは、銃から空砲弾を抜き、それで自分を撃てと言いました。
今撃たなかったら、後悔するぞ・・・と。
怖かったんだ・・・とシム刑事は言いました。
俺たちが敵う相手じゃ無いと分かっているから、怖かったし、俺と兄貴を守りたかったんだ・・・と。
「結果が見えていても、俺たちは屈してはダメだ。」
と、ジニョクが言うと、俺は弱いから・・・とシム刑事。
ジニョクは、二発、シム刑事の頬を叩きました。そして、自分の胸を指差して言いました。
「強いからじゃない。ここが怖くて恐ろしくて張り裂けるくらい苦しくても、そこを耐えて耐えて耐え抜いて、それがダメだと気付いたから。だから、やらないんだ。これは兄貴として弟に言う最後の言葉だ。誰が教えてくれたと?ジヘだ。」
後ろを向くから、目をつむって撃て・・・とジニョクは銃を手渡しました。
でも、シム刑事は泣きながら出て行ったのです。
モ・テグのこの病は、母親の死後から始まったようです。
元々、統合失調症があったようですが、母の自殺を切っ掛けとして、殺人の衝動が抑えれらなくなったのです。
グォンジュは、テグの母方の叔母から情報を得て、犯行場所の特定をしました。
それがねぇ、「むやみに切なく」でキム・ウビンssiが住んでいた家なんですよ。
ほんの少し前に見たばっかりだったから、すぐに分かりました、あたくし
会社の危機に、モ会長は、苛立ち、テグを叱りつけました。
ところが、それは逆効果で。
テグは、もう、父親すら抑えられない状況になってしまっていたのです。
シム刑事の元に、テグから連絡が入りました。
シム刑事は、ジニョクのためにも、借りを返したいと考えました。で、会いに行ったのです。
罠だと分かるよね、冷静に考えたら。
でも、今のシム刑事は、酔っ払ってると言うだけじゃ無く、罪悪感や喪失感、焦りに苛まれていたのです。
テグに銃を突きつけたものの、テグの部下に後頭部を殴られて、気を失ってしまいました。
で、そのまま、アジトに運び込まれてしまいました。
そこは、地下室のようです。血痕が飛び散った、見るだけで気がおかしくなってしまいそうな空間です。
その時、ジニョクとグォンジュがそのアジトの前に。
ついて間が無い血痕を見つけた二人。
まさか、シム刑事とは思っていないでしょうね。
レビュー一覧は、こちらから。
「ヤツです。」
グォンジュは言いました。ウニョン洞事件の真犯人は、モ・テグだと声を聞いた瞬間、彼女には分かったのです。
グォンジュの能力を信用しているジニョクは、それを真実だと思いました。
そうなったら、もう怒りを抑えることはできませんでした。
警察署を出ようとしてるテグを呼びとめました。
「このカチカチ野郎」
テグの胸倉をつかんだジニョクが言いました。お前だったのか・・・と。
動じる様子は一切見せないテグ。
でも、ジニョクが、“変態野郎”とか“哀れなサイコ野郎”という言葉を投げつけた瞬間、表情が変わりました。
ただ、周囲にはペ庁長もいましたし、テグの警護の者もいました。
結局、そのままテグは行こうとしました。
「モ・テグssi。」
今度はグォンジュが呼びかけました。
「今度会う時は、自分の足でここを出て行くことは出来ないでしょう。」
その後、事情聴取を受けたテグですが、一切不審な事は見つかりませんでした。
ま、そうでしょうね。
ペ庁長は、グォンジュとジニョクにゴールデンタイムチームは、解散だと改めて言い渡しました。
「庁長、今日の日のことを悔やむ日が来るでしょう。」
グォンジュが言いました。
この状況の報告を受けたモ会長は、息子に疑いをぶつけたジニョクを排除しようと動きました。
息のかかったパク検事に、ジニョクを容疑者に対する暴行の罪で家宅捜索に入らせ、警察署内の資料等を押収させましたよ。
同時に、ジニョクを謹慎、ゴールデンタイムチームを解散すると宣言しましたよ。
流石にペ庁長も唖然としました。自分の頭を素通りして検察が勝手に部下の捜査や懲罰を決定したのですから。
「いくら目ざわりでも、私たちは庁長の部下です。検察の横暴を止めてくださるべきでは?」
グォンジュがペ庁長に言いました。
再三警告したのに、従わないからだ・・・とぺ庁長。
「悪人を捕まえることは間違いですか?警察とはなんですか?いっそ我々に警官を辞めろと言ってください。悪人を捕まえることを投げ出せと。この状況を説明なさるより簡単でっしょうから。」
グォンジュの言葉に、ペ庁長も何も言い返せませんでした。
一方、チャン係長は、自分を探っていたシム刑事の話をジニョクから聞き、その報告内容に間違いがある事に気が付きました。
俄然、シム刑事に疑いが向きましたよ。
ナム・サンテから奪った様々な証拠物件の入ったカバンをシム刑事が分析室に持って行ったことも思い出しました。
庁内にスパイがいると言う事は察しがついていますからね。シム刑事の父親は元バスの運転手だと分かっていました。それがもしソンウン通運だったら?・・・。
その話をジニョクにしましたが、ジニョクはまさか・・・という気分です。
一応、シム刑事に内容の確認をしました。日にちを間違っていないか?・・・と。
シム刑事は、曖昧な返答です。
ジニョクは、シム刑事の手を取り、言いました。ソンウン通運から目を離すな・・・と。
長い付き合いです。
シム刑事は、ジニョクのその態度に、不安を感じたようです。実際、後ろめたいことがあるようです。
ジニョクも、シム刑事の様子を見て、怪しいと感じたのかもしれません。
よりによって自分が一番信頼している後輩刑事をスパイにするなんて・・・とテグに対して、よりいっそう憎しみが募ったようです。
テグに電話して、改めて宣戦布告です。
テグも、言いました。
「遊んであげたいけど、今日は先約がある。写真を返しに行くんだ。それと、贈り物もあるし。」
写真・・・ジニョクは、それがグォンジュの言ってた、父親とのツーショット写真だと気が付きました。
その写真を盗まれた・・・と以前話していたのです。
「逃げろ」
と、グォンジュに連絡しました。
テグが家に向かってる・・・と。
流石にグォンジュも驚き、慌てました。
でもね、もう遅かった。
既にテグはグォンジュの住むマンションの廊下を歩いていたのです。
足音を聞いたグォンジュ。
息をひそめて出方を見ました。
すぐにジニョクと最寄りの警察から警察官が駆け付けました。
彼らが見たのは、箱。リボンが掛けられた、プレゼント様の箱です。
中には、人間の髪が入っていました。例の被害者のモノですよね?
グォンジュは、若く健康な路上生活者をテグが雇ったのは、殺人の欲求を解消するためだったと思われるとジニョクに言いました。
ジニョクは思いだしました。
GP開発の帳簿の中に、多額のコンテナリース料があったことを。
翌日、GP開発のリースしてるコンテナをしらみつぶしに調べたジニョク。
とうとう発見しました。
殺人の現場です。どうも、死体もあったようで・・・。
すぐさま、ジニョクはテグの元に乗り込みました。
何かの業務提携の調印式の最中だったテグ。モ会長も怒りながらも不安げです。
ところがですよ。
この時、112には、まだ緊急の通報が入っていたのです。
バスの横転事故です。
ソンウン通運のバスが、整備不良・・・だったかな?
とにかく悪条件が重なってしまって、横転事故を起こしてしまったのです。妊婦や子供など、多数が乗車していました。
おまけに、ガス漏れもしてるようだと察したグォンジュ。
一番近いのが、ジニョクでした。
あ~っもう少しでテグを追い詰める事ができたのに
あまりにも人員が少なすぎるわーっ
写真のひれカツ定食。
なんと、30%引きで食して来ました
@580円。
ポストに定期的に入るフリーペーパー。
地域の情報満載で、食事処の割引クーポンがついてます。
今回、御用達カツ屋さんのクーポンが付いていたので、即、利用しました。
ひれカツか、ロースカツかを選べて、あとは具だくさんの豚汁と、丼いっぱいのご飯のセット。お漬物はテーブルの上に壺に入って鎮座ましましてて、勿論食べ放題。
美味しゅうございました
この完食をモットーとしてる私が完食出来ませんでした。
ご飯を少々残してしまいましたよ。
アルフィーも、やはりお腹ぱんぱんだとかで、晩御飯は軽く済ませることで意見は一致。
丁度、節分で恵方巻が大量に売り場に並んでいましたので、1本ゲット
ちょいと遠回りして帰宅途中に、足湯を発見して、立ち寄って来ました
雪が降り出しそうな天気だったので、足湯だけでは少々寒ぅございました。
温泉が恋しい季節です
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ジニョクは、サンテに会いに行きました。
応援を要請するというグォンジュを押さえて、一人で行きました。
庁内スパイがいるからと言うのが、ジニョクの理由でした。
で、グォンジュは、シム刑事に連絡しました。
ジニョクの会話が、グォンジュの耳には聞こえていましたからね。場所も分かります。
ジニョクが指定されたペンションに着いた時。
既にサンテは殺されていたのです。
割腹し、その上で木に首をつっていました。自殺の体です。
ジニョクの妻ジヘがサンテの部下で、不正にかかわっていたと言う証拠や、自分の不実を吐露する音声データも残されていました。
愕然とし、立ち尽くすジニョクでした。
そこに、シム刑事とグォンジュモ到着しました。
まさかの展開に、二人も呆然としてしまいました。
指名手配中のサンテが自殺したとのニュースが速報で流れました。
それを聞いていたモ会長。
がっくりと肩を落としました。
幼い頃から、サンテをテグの兄貴分として目をかけて来ました。サンテがテグを庇ってくれるのを、実は有難いと思っていたのかもしれません。
そのサンテが死んだ・・・。
それはテグの仕業だと、今ははっきり分かっていました。
実は、その時、モ会長は、ジテの家からの帰りだったのです。
テグが不在の時に、モ会長は、部屋の中を調べたのです。自分の疑念が間違いであってほしいと思ったでしょう。
だけど、彼が見つけたのは、ファンタジアのチャンマダムの死体だったのです。
ショックでした。
腰を抜かすほどにショックでした。
それでも、モ会長は息子を守ろうとしました。
ペ庁長を呼び出し、ゴールデンタイムチームの解散を命じたのです。
ウニョン洞事件・・・ジニョクの妻とグォンジュの父が殺された事件の犯人は、ナム・サンテとされ、被疑者死亡ということで幕引きされそうです。
でも、グォンジュもジニョクも、真犯人は別にいると信じていました。
ジニョクは、チュンべにサンテの無残な死にざまを見せ、真犯人についての情報を聞きだそうとしました。
ジュンべは、真犯人とは言わず、サンテがソンウン通運のモ会長親子と特別な関係だたようだと告げました。
ジニョクは、思い出しました。
ファンタジアで逃げたVIPの中に、ソンウン通運会長親子がいたことを。
チャン係長は、ナム・サンテに会いに行く事を知っていたのは、グォンジュとシム刑事しかいないのに、どうやってその情報を手に入れ、殺したんだ?・・・とジニョクに聞きました。
庁内にスパイがいると言うのは本当のようだ・・・とね。
まさか、シム刑事じゃないよね
モ会長は、テグに事情聴取の要請が来ている・・・と話しました。
何か言いたげな父親の様子を感じたテグ。
父親が自分の留守中に部屋に入ったことも勘付いていました。
「サンテが死んだ。」
と、モ会長が言うと、そうらしいね・・・と何でもない事のように言うテグ。
思わず、モ会長は怒りをぶつけようとしましたが、ぐっと我慢して、言葉を続けました。
「お前は何故明日の事も考えずに、今この瞬間の欲求だけで行動するんだ?」
でも、テグは、笑顔すら浮かべながら言いました。
父さんも年を取ったな・・・と。心配したりせずに長生きしてくれと。
そして、自分は事情聴取の為に、警察に行って来る・・・と。
モ会長、脱力してしまいそうでした。息子を治療する方法は、何も無いのかと言う感じです。
グォンジュは、コン・チョルファンと言う人物の失踪について、パク運転手から聞いて来ました。
コン・チョルファンは、GP開発と関わった後、失踪してしまったということでした。
これをジニョクに報告し、もう一つ重要な事を知らせました。
先日、サンテの死亡現場にあったジヘの音声データは、継ぎはぎされたモノだということです。犯人の都合の良いように、ジヘに疑いが向うように作られた偽物だと判明したのです。
ほっとしたジニョクでした。
妻を疑ってはいませんでしたが、やはりあまりにも明らかな証拠が出てきたら、落ち込みますわな。
ゴールデンタイムチームの解散が決定しました。
周囲はチームの活躍を評価していましたが、ペ庁長は解散を押し通したのです。
それを知ったグォンジュとジニョクは、ペ庁長に直接談判に向かいました。
そこにいたのは、テグ。
事情聴取に来たと言いました。
お初の三者面談です。
その時、グォンジュは、テグの声がウニョン洞事件の時の犯人の声とかぶりました
凍りついてしまったグォンジュです。
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グォンジュは、すぐさまジニョクに連絡しました。
救急車の中の会話が不審なものだということを。そして、パク・ジングが言っていた“殺される”とか“さっきもメスで切られた”とかいう言葉は、本当のことなのじゃないかと。
救急車を追ったジニョクとシム刑事。
ところが、救急車を発見出来ないのです。あんなに目立つのに。
実は、わき道を逸れて、元の福祉院に戻って来ていたのです。
搬送先の病院でも、疑わしい状況は多々。
結局、その病院は無資格の者が運営する違法な病院だと判明。
引き返したジニョクたちは、福祉院の実態を目の当たりにして愕然としました。
福祉など上辺だけで、路上生活者などの保護者や縁故の無い者たちを集めて、薬の違法な治験をしたり、或いは、それによって亡くなってしまった人の臓器を売買したり・・・
とにかく、人を人とも思わない非道な商売をしていたのです。
ゴールデンタイムチームの働きで、この一連の違法行為が摘発され、一味は一網打尽にされました。
一件落着です。
グォンジュは、コン・チョルファンという路上生活者を探していました。
が、この福祉院で保護された中にはいませんでした。
ナム・サンテは、テグを呼び出しました。
テグの犯罪の証拠を持っていると言いました。それを警察に持って行かれたから・・・なんて言いました。
だったら、今更、テグに会っても、自分の命が危ないだけだと思うんですが?
遠くに逃がしてくれ・・・とサンテは言いました。
穏やかな笑みを浮かべるテグですが、それが怖い。
いきなり、サンテの手をナイフで突き刺し、提案しました。二つの選択肢がある・・・と。
ム・ジニョクを殺せ、そしたらしてやれることを全部するから・・・とテグは言いました。もう一つは、サンテの父親と同じ目に・・・と。
サンテの父親は、殺されたと以前言ってましたよね。
要するに、サンテの生き残る方法は、ジニョクを殺す事だけなのです。
チュンべは取り調べが続いてはいますが、全く供述していません。黙秘を続けています。
ジニョクは、言いました。
サンテがジニョクの妻を殺したのではないと知ってる・・・と。恩も無いヤツの罪をかぶるのか?・・・とね。
一瞬、チュンべの表情が動きましたが、何も言いません。
ただ、警察庁には協力者が大勢いるそうです・・・とだけ。
チャン係長の表情が変わりました。
チャン係長は、本当に後悔していました。
一度でも脅しに屈した自分が許せないのです。根は正直な警察官ですから。
ふと、警察を辞めて、海外にいる子供のところに行こうかとも考えました。
そんなチャン係長に、ジニョクは自分が不正を知っていると話しました。脅されているだろう・・・と。誰だ?・・・とね。
疑われているとは思っていたでしょうね、チャン係長。
でも、証拠まで握られているとは、思ってもみなかったようです。ただ、気が楽になったかもしれません。
一切をジニョクに打ち明けたのです。
そして、グォンジュがジニョクの妻ジヘのことを調べている・・・ということも。
病院で治療を受けたパク・ジングはかなり容体が良くなりました。
で、現場でコン・チョルファンを刑事が探していた事を思い出し、グォンジュに連絡しました。
別の保護施設で一緒だったこと、ソンウン通運でバスの運転手をしているパクssiと言う人と親しかったことです。
ジニョクがグォンジュを呼び出しました。
ジヘについて調べている理由を聞くためでした。
グォンジュは、調べた事を話しました。
ジヘは殺される前、コン・チョルファンという路上生活者の事を調べていたと言うのです。
コン・チョルファンが失踪したのは、ジヘが殺される数日前で、残されたコン・チョルファンのメモを見たジヘが、彼を探していたらしいのです。
その上、最近になって、グォンジュの元に何者かが、ジヘについての情報をメールして来ました。
GP開発の手先で・・・という、ジヘの不正を告げる内容でした。
ジニョクは、信じられませんでした。
福祉士をしていたジヘは、自分と息子を心から愛していたと思っていますから。それに、不正をするような人間じゃないってことも。
ふらっと出て行ったジニョクの携帯に、サンテから電話が入りました。
取引をしようと言うモノでした。
ウニョン洞の真犯人を教える、そいつが犯して来た殺人と違法行為の証拠をやろう、だから、逃がしてくれ・・・とね。
その時、グォンジュの携帯には、テグからメールが。
一度会えませんか?・・・と。
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グォンジュは、すぐにヒョノに調査を指示しました。
現場に残されていた福音書の意味、ソンウン通運会長親子、土地企画部長官とクォン局長の関係です。
帰ったのが、彼らだということは、店の者も話してくれましたからね。
一方、ドンウを襲った男を追ってるジニョクを、シム刑事がやっと見つけることが出来ました。
激しい格闘の末、ジニョクは男を取り押さえる事が出来ました。
テグは、ナム・サンテに連絡しました。
チャンマダムに見られたから、始末した・・・と。
サンテはそれもまた自分の仕業にされてしまうと、地団太を踏みました。
これまでも、ずっとテグの尻拭いをして来たわけですからね。
グォンジュはジニョクに言いました。
今回のチャンマダムの事件も、スリム洞事件と同一犯だと。チュノクが殺された事件です。
血をまきちらし、福音書の一節を書き記した点などが一致しています。
そして、マダムが通報した時、ナム・サンテが誰かに会いに来ていると言ったこと、その時、靴音が聞こえたと。近くに誰かがいたと言う事です。
グォンジュが現場に到着した時も、靴音が聞こえたけど、すぐに消えました。
近くの部屋に入ったと考えられます。で、そこにいたのは、ソンウン通運会長親子たちだったと言うわけです。
モ会長は、また息子に確認の電話を入れました。
席を外していた時、何をしていたのか・・・と。
サンテと会っていたと正直に話しました。勿論、チャンマダムについては知らないと言いました。
が、テグの部屋には、マダムの遺体が
おまけに、テグは被害者の髪を集めてますよ。コレクションのように。
既に、ジニョクとグォンジュの袋も用意されてますよーっ
そして、一つ分かったことが。
テグは、グォンジュの聴力が優れている事に気づいてます。
グォンジュの部屋から、父と写した写真が消えました。
写真立てに入れておいたのに
これも、テグ
ナム・サンテと部下のチュンべが日本に密航しようとしていると言う情報を掴んだ強力チーム。
ウォンを円に両替しようとしていると言う情報も掴みました。
で、両替商で張り込んだのですが。
チュンべは捕まえられたものの、サンテは逃げられてしまったのです。
杜撰だわ~っ
あんなにたくさんの人数を出しておいて、足の悪い人を逃がしてしまうなんて。
新しい通報が入りました。
楽園福祉院というところからです。
そこに入所している患者パク・ジングという者からでした。
屋上から教師キム・ギュハンを道連れに飛び降りようとしていました。
支離滅裂な話で、状況がつかめない有様でした。
シム刑事と、チュンべ逮捕の帰りのジニョクが、現場に向かいました。
パニックになっていて、人の話を全く受け付けないパク・ジング。
それでも、どーにか取り押さえる事が出来、無事、キム教師も解放されました。
パク・ジングは精神病院に搬送されました。
ところが、パク・ジングはキム教師の携帯の通話を切らないまま持っていたのです。
救急車の車内の会話が、グォンジュに聞こえて来ました。
その内容が、不審なものでした。
“薬が切れて手術室から逃げ出した”とか“下処理”とか・・・。まるで動物のような言い方です。
この楽園福祉院では何かが起きてる・・・と想像できる言葉です。
それに、入所者は、皆湿布をしてて顔色も悪く、幼い少女ですら、生気がありません。
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やっぱりウンスの前に現れたのはホシク。
・・・と言うか、どーやって資料室に入ったの?関係者以外立ち入り禁止だし、ドアにロックもかかっているのに・・・。
ま、そこんところはスルーしましょう。
ホシクは、自分とヒョノは恋愛関係あると勝手な妄想をしていました。
だから、ウンスが色眼を使ってると思い込んだってわけ。
ホシクの手には、塩酸。
ウンスは、説得しようとしました。でも、ホシクを正気にかえらせることは出来ませんでした。
ま、直後にジニョクたちが踏み込んで、あっという間に御用となりましたけどね。
この騒動で、手に持っていた塩酸を顔に浴びたホシク。自業自得ってところです。
チャン係長の不正が分かりました。
例の情報屋のチラシがジニョクに知らせて来たのです。先だっての事以来、チラシはジニョクに大きな恩を感じていますから、ガセネタではありませんでした。
チャン係長は、チャンマダムの店にナム・サンテの会社GP開発のカードを使って行っていたようです。
そして店のサンテに指示されたホステスによって、浮気の動画を撮られ、脅迫されていたのです。
ジニョクに息子のドンウから連絡が入りました。ジニョクの友達からプレゼントを貰ったというのです。
心当たりが無いジニョクが、あれこれ問うと、ドンウが言いました。
そのオジサンが、“昨日はお父さん、大変な目に遭ったから、労わってあげて”・・・と言ったと。
チュノクの事だとすぐに察しがつきました。
プレゼントを開けずに待ってろと叫んで、ジニョクは病院に急ぎました。
テグの仕業でした。
でもね、テグは何もせずに、病室を出たのです。
その後に入って来たのは、ナム・サンテが雇った外国人の男。ドンウを殺そうとしたのかな?その割に、時間をかけてる気がしたけど・・・。
これは、ジニョクをおびき出すためだったのかしらね。
警備員が駆け付け、揉みあいにあり、警備員に怪我を負わせて、そのまま男は逃走しました。
それを見つけたジニョクが後を追ったのです。
で、人気の無い場所で、追い付き、格闘となったのですが・・・。なかなか決着はつきません。
シム刑事が、援護に来たけど、まだジニョクたちを発見出来ていません。
テグは、父モ会長が待つチャンマダムの店ファンタジアに向かいました。
そこでは、モ会長が市の土地企画部の長官とクォン局長を招いて、事業の為の根回しをしていました。
クォン局長は、元々は善良な人のようで、以前からモ会長に働きかけられていましたが、不正に手を貸すことを躊躇していたようですね。
でも、長官まで集まってプレッシャーをかけられたら、もう、従うしかありませんでした。
そんな様子を、テグは苦笑しながら見ていました。
その時、テグにナム・サンテから連絡が入ったのです。
ファンタジアに来ている・・・と。
仕方なく出て行ったテグに、サンテは、もう少し資金を・・・と要求しました。
テグがそれに従ったのかどうかは分かりません。
それよりも、マズイ事が起ってしまったのです。
ファンタジアのチャンマダムが、サンテの姿を見てしまったのです。
マダムは、サンテが指名手配されている理由をジニョクたちから聞いていました。残酷極まりない事件を起こし続けていると聞いていたので、流石に知らんふりは出来なかったのです。
すぐさま、グォンジュに通報しました。サンテが店に来ている・・・と。
それを、テグが聞いてしまったようです。
マダムの運はここで尽きたってことですね。
通報を受けて、ジニョクに連絡したグォンジュ。
ところが、ジニョクと連絡が取れません。
すぐさま、シム刑事にジニョクの元に向かって貰いました。そして自分は、チャンマダムの元に向かったのです。
これがねぇ、変ですよね。
グォンジュの方が、警察官より早く現場に到着するなんてね。
グォンジュが見たのは、灯りの消えた室内に残された、多量の血痕。そして、人の身体の一部だとか
壁には“ヨハネ9章41節”の文字。
事件発生を通報したグォンジュ。
強力チームも駆け付け、一斉に捜査が始まりました。
が、このタイミングでチャン係長に、どこからか電話が入りました。内容は分かりません。
その時、まだモ会長たちは店内にいたのです。
でも、超VIPと言う事で、特別に裏口から逃げ出させてもらいましたよ。
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ヒョノは、グォンジュからの指示で、福音書の意味を調べました。
で、犯人は、自らを処刑者だと言っていると解釈しました。堕落の都市を裁く神と自分は同じ存在だと。
そして、遺体の前の鏡は、次のターゲットの指定かと・・・と。
ジニョクは、改めて、犯人が自分たちを充分認識し、情報を持っているに違いないと感じました。
グォンジュは、苦しんでいました。
チュノクに、必ず守ると約束したのに、果たせなかったからです。
姉に何かあったと敏感に感じてパニックになってるヨンウンを見て、いっそう辛い気持ちになりました。
そして、ジニョクの言うように、チュノクの遺体をこれ見よがしに置いたのは、自分たちに見せつける為だと思いました。犯人は自分たちの情報を掴んでいると確信しました。
テグの父モ会長は、息子の事をやはり分かっているようですね。
表向きは、息子に対して注意したりはしないけど、これらの犯罪が息子の起こした物だと察しているようです。所在確認の電話を入れましたからね。
だけど、そんな電話、どーとでも言いつくろう事ができます。
一応、テグの言葉を信じてるようなフリをしましたが、実は苦悩しているのでしょう、父親として。
何としても息子の事を表に出してはいけないと思っていて、事件を早急に収拾するよう、ペ庁長に指示しています。
そして、ナム・サンテを海外に逃がそうとしてます。
サンテとすると、モ家のことで自分が迷惑を被るなんて・・・と悶々とする思いなのですが、モ会長の指示を蹴るわけにはいきません。
でも、その前に、ジニョクを殺すつもりだと言いました。そうじゃないと、海外には行けないと言うのです。
そして、それにはジニョクの息子を利用しようなんて考えてますよ。
ジニョクの息子ドンウは、何かの病気で入院しています。
仕事が忙しくてなかなか父が来てくれないのを、寂しく思っていますが、一人で耐えています。
ジニョクも、息子のことを心から大切に思っていて、会いに行けないのを、申し訳なく思っています。
このドンウがサンテにに狙われるなんてーっ
ある日、掲示板にヒョノの事が書き込まれました。留学中に薬物を使用したとか、悪い連中とつるんでいたとか。
その日、生憎ヒョノが休んでいたので、本人に確かめようとしたのですが、連絡が付きません。
そんな時に、通報が入ったのです。
あるクラブで、薬物中毒らしい男が、刃物を手にして女性を人質に暴れていると言うのです。
その場にいる客の携帯動画から、それがヒョノだと判明。
ゴールデンタイムチームは、騒然となりました。
ジニョクとシム刑事、近隣の警察官たちが出動し、現場に乗り込みました。
ヒョノでした。
薬物中毒のような症状を見せて、ふらついていました。
で、意味不明の言葉を何度も叫ぶのです。
「ハイカラレーザーを・・・。」
ジニョクは、意味を調べるようチームに連絡。
気付いたのはウンス。
常々、ヒョノは言葉を短縮して使っていたのです。
ハイカラレーザー・・・HCL・・・塩酸?
ヒョノは、酩酊状態になりながらも、必死に訴えていたのです。
この事から、事態が一気に明らかに。
何者かが、クラブの中に塩酸を仕掛け、ヒョノを脅している・・・と。
シム刑事が、クラブの中に潜んでいる脅迫犯人を発見。
ジニョクが仕掛けられてる塩酸を発見し、ヒョノと客たちに逃げろと叫びました。
幸い、怪我人もなく、犯人は逮捕されました。
ところが、捕まえてみると、女装した男性だと分かって、周囲は唖然としました。
ヤン・ホシクというその男は、復讐サイトで知り合った別の女性と、交換復讐をしたんだと供述。
また、ヒョノの供述からも、長い間ストーカーに遭っていたということが分かりました。
そして、ヒョノのSNSにアクセスしたアドレスから、一人の女性が浮かび上がったのです。全ての条件が、その人物を犯人と指し示していました。
居場所も特定され、ジニョクたちが一斉に逮捕に向かいました。
一方、ホシクは、釈放されたのですが・・・。
何故かジニョクとグォンジュは釈然としない物を感じていました。
ペ庁長は、鬼の首でも取ったように、グォンジュを叱責しました。
部下の管理がなってない・・・とね。
任命責任ってとこですね、今の日本で言う。
「犯人が誰であろうと、我が庁の名誉と品位が傷ついたんだ近々、ゴールデンタイムチームの運営を中断する。それに、この事件の捜査も強力班に一任する。邪魔をしたら、今の肩書すら失うだろう。」
勿論、ゴールデンタイムチームの解散はマズイですが、この事で、ペ庁長が黒だということを、グォンジュは確信したのです。
帰る前に、ヒョノにお詫びを言いたいと言うホシク。
署員は、事件が解決してからにしろと、ヒョノの居場所を言わなかったのですが、偶然、別室にいるヒョノを見つけたホシクは、図々しく声をかけたのです。
既に怪しさ全開ですわ。
で、嬉しそうにヒョノと話をするのですが、ヒョノがストーカーを罵倒するのを聞くと、表情がこわばったりするんですね。
その時、ウンスが、やって来ました。
ウンスを見るホシクの目が、完全に嫉妬する女性の目ですよ
ウンスも、犯人だと目されている女性が、真犯人には思えなくて、ヒョノに確認しに来たのです。
そして、事件の資料の保管場所を聞きました。
地下の資料室でしょ・・・とヒョノ。
危ないわ~っ
部屋の外で、ホシクが一部始終を聞いてるもん
やっぱり
ウンスが資料室に行った時、何者かがーっ
ウンスの話を聞いた後、詳細に接続状況を調べたヒョノは、ホシクが真犯人だと気付きました
すぐにグォンジュに連絡。
グォンジュも、ホシクの声に釈然としないモノを感じていました。その理由が分かりました。ホシクは恋愛妄想をしている・・・と。
ヒョノは、ウンスを見たホシクの目を思い出しました。
ウンスが危ない
駆け出しました。