Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

朽ちてゆく廃屋、五條の山の中へ

2020-04-30 | 奈良県南部
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誰も居なくなった集落、朽ちてゆく廃屋や宅地跡だけが寂しく残り、元の山に還って行く、五條市大塔町小代の山の中へ行ってきました。



昨年 12月17日にも訪れたが、まだ奥に廃屋や寺の跡があるらしい ・・・ ぜひ行ってみたいと思ってた、今日は天候も良く暖かい、廃村・廃屋日和だ?


五條市の国道168号線本陣交差点から一路南へ ~ ~ ~ 坂道を上って ~ 道の駅 吉野路大塔 ~ 坂道を下って大塔橋を渡る ~ 右折して阪本隧道 ( 小さなトンネル ) を抜けてすぐに右折して山の上へ向かう ~ 細い狭いカーブの道を上って行けば10軒足らずの集落で舗装路は終り、 廃屋の前からは林道になる




五條市西吉野町にて、  幻の国鉄五新線跡





道の駅吉野路大塔
白いサクラが満開  青空に映える

道路沿いに 「 谷瀬の吊り橋  玉置山P 閉鎖 」 の看板があった、 ここでも新型コロナウイルスの影響か?
 



道の駅近くより、
ここから下って川の向う、写真に矢印の付いてるところの山奥が目指す場所です




ここが舗装路の終わり、後ろは廃屋、 ここから林道を歩く



少し歩いたら石垣が見えた、ここに建物は無い、宅地跡のようだ




20分余歩いたら、前回左へ登った場所だ


今日は左へ登らずに直進する、



林道は山の斜面に細く伸びる、右側は急斜面
危険な場所はほとんどない、ちょっとだけ路肩が崩れてたが・・・



石垣の上には、壊れて壁の無くなった風呂と便所の建物




さらに進むと左上に廃屋が見えた
廃屋歴数十年か? 屋根の一部分しか残っていない、後ろの山の中に五右衛門風呂の浴槽が転がっていた





さらに奥へ進むと、また廃屋が



下から見たら、雨戸が全部閉まってるようだったが

横へ廻ったら戸が開いている、開いているというより朽ちて壊れて無くなってるのだ

ちょっと不気味だが、中へ入って写真を撮る



居間だろう



薪で焚くカマドだ

大震災の跡のようだ、相当散らかっている、誰かが中へ入ってかき回したのか?



別の建物を見に行く


ここから見たらまともな建物だが

近寄ってみれば、中の壁も障子もふすまも無くなってる、左側は柱も無い!


ちょっとヤバそうだが、少しだけ中へ入る


建物の中はこんな状態



書道展の賞状、昭和37年10月1日付け、58年前だ



裏側のトタン屋根は朽ちてぶら下がってる



外の建物、風呂・便所・物置は傾いてほとんど床も抜けている



ここで育った人が、この現状を見たら何を想うだろうか?

   “ 懐かしき 我が故里は 夢の中 ”

 時の流れは、故里も思い出も奪い去ってしまうのでしょうか?  切なく、哀しく、感傷的な雰囲気が漂います ・・・・



      ≪ 明日に つづく ≫


コメント (1)
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