宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

男のジェラシーは壮絶で気持ち悪い

2011年06月03日 18時44分39秒 | 思考空間

 ジェラシーとは女性特有のものかと思っていた。ところが、さに非ず。男のジェラシーは女性以上に重い。もっと、ドロドロして、しつこいし、大がかりになったり、組織的な動きにもなりかねない。汚いし、まともじゃない。女性のジェラシーは夫婦間、愛人間が多いと思う。確かに、殺人事件にも発展するがどちらかと言うと単純だ。

 男の場合は、出世や昇進に関係してくる。あいつが先に昇進するのは耐えられない、あいつは何としてもつぶしたい、活躍させないようにしたい。そういう思いで、徒党を組んだり、組織ぐるみになったりする。

 正直、ライバルが活躍するのは心穏やかではないが、実力や努力の差があるのなら諦める。ところが世の中、逆の場合が多い。

 私はしばしばジェラシーのターゲットになってきた。お前は男のジェラシーを受けやすいし、男のジェラシーはきついぞと言われた。勘弁してよと思うが、もうそれこそ、仕事以上に真剣に妨害を入れ、潰しにかかってくる。しかも、表から堂々と言うケースはまず皆無、誰かの力を借りたり、裏から陰湿にやってくる。人間の醜さを嫌と言うほど出してくる。本人は姿を見せず、しかし、誰がやっているかははっきりしている。

 原因は日本と言う社会構造や、習慣や、諸々が絡んでいる。まず日本の社会では、自信家ではいけない。目立ってはいけない。実力を見せてはいけない。権力者の許可なく活躍してはいけない。権力者と対等に議論してはいけない、という暗黙のルールがある。そうして耐え忍んで、一つ一つ権力や既得権の階段を上がっている。

 自薦は評価されず、他薦でなくてはならない。新しいことは評価されない。実績をあげても、権力者が認める可能性は未定で、逆に実績が無くても、作文で実績が作られる。

 私は確かに、自信家で、常識は疑い、権力者であれ遠慮せず、何でもとにかく、一々誰かの了解を得ることなくやってみる。たくさん失敗もするが、誰もできなかったことを解決する場合がある。この年になってわかるが、兎に角、何としてもぶっ潰したいターゲットなのであろう。

 防衛策として、安全弁を設定している。忍耐力が有るのでかなり我慢するが、これ以上我慢すると自分が壊れると感じた瞬間、安全弁をふかして、開き直る。元々、喧嘩も弱いとは思っていないし、突破力もあるので、安全弁をふかすかなと思ッただけでも精神的には救われる。

 それにしても、やられることは単なるいじめではない。本人たちは殺そうとまでは思っていなくても、結果的に、重病になり人生を棒に振ったり、死に至るケースも見てきた。将来有望ながら若くして亡くなった同窓は4人、重大な病気が2人、特徴として優秀でまじめな人が危ない。やる方は罪の意識もない。

 実は、日本では組織の中で努力して、課題・難題を解決し、成果を上げて自らを高めるという習慣が薄い。そこで、どちらかと言うと、ライバルになりそうな人間をつぶして、自分が上に立とうとする。何となく、宦官やお釜のような感じがするのだが、これが現状だ。優秀でまじめな人は逃げ場が無くて、時には命を落とすところまで行ってしまう。

 対抗策はいつか、合法的・合理的にお返しをすることだ。

コメント
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