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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

日本の不況は日銀不況

2011年06月19日 09時38分24秒 | 思考空間

 日本の主な政府機関にはあまねくCIAが浸透していることをCIA担当記者のティム・ワイナーが書いている。(CIA秘録、文芸春秋) 当然、CIAは日銀にも浸透している。そこに持ってきて、日銀の石頭が、アメリカに有利、日本に不利な経済状況を作り出している。

 アメリカは自国の経済性成長のためにドルを安くしたい。そこで好都合なのが、飼い犬になっている日本の円高シフト。日銀がインフレ嫌いなのは、アメリカのコントロールなのか、日銀エリートの頭がおかしいのかは分からないが、日銀がデフレを継続し続けるために超円高も維持される。

 日本は借金大国で、経済も良いとは言えない。何故、超円高なのか?経済学者も分からない。何度も指摘しているように、経済はレンジオーバーしているてめ経済学者の理解を超えている。経済学者にとって有りえないことが起こっている。まあ、超大国アメリカのパワーゲームと考えたほうが良い。為替は最も強い国が動かせる。

 そこで、アメリカだけでなく、ドルにフィックスさせている中国の元、韓国のウォンが安く、アメリカ、中国、韓国は潤っている。一人日本だけが蚊帳の外にいる。実は、円高はこの3国にとって非常に好都合で、戦略的でもある。何故なら、経済成長が促進されるだけでなく、強力な日本の製造業を潰すことができるからだ。

 円高は一方では大変なチャンスでもあるのだが、日本には戦略が無く、円高チャンスを生かしていない。例えば、円を大量印刷して海外のエネルギーや希少金属を大量に購入すればよいが、そのような動きは無い。多分、アメリカのコントロールが効いて、そのような動きを封じ込めているのだ。アメリカのコントロールのおかげで、日本は円高の不利益ばかり甘受することとなっている。

 今は、円安は有りえない。円安になれば、日本の製造業が復活する。かくして、超円高を継続し日本の製造業(とりわけ中小企業)を潰せば、最終的に待っているのは、超円安だ。円は紙くずとなり、日本は文字通り、沈没して、二度と立ち上がることができなくなる。私はビッグクランチと呼んでいる。

 アメリカは同盟国だが、いくつかの顔があり、経済的には日本を利用するだけ利用するという姿勢に変わりはない。ただ、オバマ大統領は前のクリントン大統領ほど、徹底的に日本を利用して自国の利益を得つつ日本を叩く戦略ではない。オバマは経済に、ちょっと疎いか。日本の経済を救うには、菅首相がオバマ大統領に電話して、「アメリカの戦略には全面的に協力するから、日本経済の立て直しに協力して欲しい」と言うしかない。菅首相はそのようなことは言わないから、日本は救われない。