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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ホーキング博士もダーウィンも大きな勘違いが有った

2018年03月18日 16時43分28秒 | 宇宙
 この度、ホーキング博士がお亡くなりになった事に対して、お悔やみ申し上げます。体が不自由だったのに偉大な功績を残されました。もっと長生きして活躍して頂きたかった。

 ホーキング博士と言えば、宇宙論がぱっと浮かびますが、そのビッグバンに関して、世界中の天才達が何故、論理的な巨大ホールを作ったかが分からない。そもそも宇宙卵は目に見えない量子力学のミクロ世界の話で、現実の宇宙は巨大なマクロの世界である。

 宇宙理論は数学理論だ。人類が観察不能な世界を数学理論で表している。そして僕が思うに、ビッグバンの要点は量子から巨大宇宙へのインフレーションだ。ところが、量子力学の定式と、マクロ宇宙の定式を結ぶ数学式が無い。これでは肝心のミクロからマクロへのインフレーションを表す数式が担保できない。

 ホーキング博士には、インフレーションの数学式、ダークエネルギー出現の数学式にトライして欲しかった。宇宙理論はまた電気学会で発表したいが、発表の方法が難しい。

 さて、新ダーウィン説では、遺伝子が突然変異して自然選択で優れた方法が採用できるとしている。然しそもそも、遺伝子が変化してそれを実体で実現するメカニズムが何なのか分かっていない。例えば、人間の遺伝子数は22,300ぐらいで、この遺伝子だけで人間が出来るなんてことは無い。

 遺伝子はタンパク質を製造する情報の単位である。ミリサイズの原始的な線虫の遺伝子数も2万ぐらい、この遺伝子の数字の比較からも明らかだ。

 この度の電気学会全国大会ではパワーポイントで僕の戦略的進化論とダーウィン説の関係をフロー図や時間軸での図で説明した。文字や口頭で表現するより、図が一番分かり易い。これを見た人は一目で理解できたと思うが、生物進化にとって重要なのは、物質から生命体への進化であり、物質進化で進化のメカニズムが出来た。

 生命誕生以降は、進化メカニズムによる環境に合わせた進捗の歴史みたいなものだ。物質から生命誕生はゼロからの進化だから、分母がゼロであり、進化度は無限大。最初の生命体から人間までの進化は分母がゼロではないから進化度は有限となる。

 従来の生物進化は全て生命体誕生以降を扱っている。然るに、そもそも進化のメカニズムを作った物質進化の方が余程重要であり、かつ元の進化メカニズムを知らなければ本来の生物進化も分からない事は明白だ。

 僕は今回、たんぱく質の異常を検知するIRE1センサーなどを紹介した。これは、有機物質を検知するセンサーの存在例を示したもので、物質段階で状態を検知するセンサーが有り得た事を言いたかった。つまり、自分や環境の状態を記憶させ、分かり易く言えば成功した方法を採用してきたのだ。

 センシングと記憶によりノウハウを積み上げる事が出来たのだ。今回発表したパワーポイントの図は、もし、次回に発表する場合は原稿に掲載しよう。