ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

歌で日本縦断(2)~北海道・東北編~

2016-02-19 18:37:33 | うた
歌で日本縦断。
昭和50年代前半の歌。
北から行くと、松山千春。
そのデビューアルバム「君のために作った歌」の中にある、『足寄より』とか「オホーツクの海」とかがすぐ思い浮かぶ。

ここは、ゆったりした「オホーツクの海」を選んでおく。
吉田拓郎の「襟裳岬」は、「歌謡曲日本一周」に入っているから、除外。
シングルレコードで「北海道に帰りたい」(弦てつや)がわが家に残っている。

私が買ったのか、弟が買ったのか覚えていないが、歌自体がノリがよくて、コミカルでいい。
これは、昔NHKでやっていた素人が作った歌を、プロ歌手が歌ってくれるという番組「あなたのメロディ」で採用されたもの。
「北海道に帰りたい」「室蘭のけいこちゃん」「網走のふじこちゃん」「旭川のじゅんこちゃん」…に会いたい、と歌い上げるのが楽しかった。

さて、東北には、入れておきたい歌がいくつかある。
青森県は、よしだたくろう&かまやつひろしの「竜飛崎」。

この歌は、「シンシア」のB面だ。
A面同様に、二人で歌っている。
しかも、詞は、「襟裳岬」同様に岡本おさみだ。

秋田県には、強烈な「田吾作音頭」(田吾作)がある。

田吾作は、フォーク・デュオで、甲斐バンドが優勝した音楽祭で2位になったという。
「田吾作音頭」は、本当にパンチ力のある音頭であった。

山形県には、「私の街酒田」(中沢厚子)という歌がある。

これも「あなたのメロディ」に応募され、採用された作品。
若いお坊さんが作った酒田の春夏秋冬を歌った歌だったが、非常にシンプルで素直な歌だった。
それがよく、地味だが好む方は多い歌だった。
ただ、この歌はCD化されていないし、レコードも持っていない。
カセットテープに録音していたものしかないが、入れておきたい歌だ。

宮城県は、なんといっても、「ああ宮城県」(吉川団十郎)。

歌詞の後半「がんばれ宮城県  負けるな宮城県」というセリフは、東日本大震災後はよく似合うと思っていた時があった。

震災後といえば、福島県には、猪苗代湖ズの『I love you & I need you ふくしま』という名曲がある。
しかし、昭和50年代から遠く離れているので、今回は、パス。
岩手県は、千昌夫や新沼謙治という昭和50年代前半にヒットを飛ばした歌手がいるが、演歌である。
また、何といってもNSPの3人組がいるのだが、ご当地ソング的なものがなかったので、パス。

結構懐かしいご当地ソングが見つかったのであった。

コメント
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