ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

雪の中でつぼみを見つけた

2016-02-06 18:29:51 | 草木花
立春を過ぎ、日本の各地から春先の花だよりが届けられている。
ロウバイが咲いたとか。
福寿草が咲いたとか。
河津桜が咲いたとか。
いいなあ、と思う。
新潟では、今が最厳寒期である。
来週を過ぎれば、少しずつ雪の降りやすさも変わってくる。
日中降る雪も、湿気の多いものに変わってくる。
それにしても、毎日が灰色の空や白く付けたい雪に囲まれていると、モノクロの世界の中にいるような感じである。
明るい天然色の世界にあこがれる。
暖かい金色やピンクの花々が咲いているところがうらやましい。
家庭内全員が皆健康だったときは、この時期にはもう我慢できなくなって太平洋側の土地へと出かけていたものなのだが、今はそれができなくなっていて、ストレスがたまる。

たまったストレスを少しでも解消するために、雪が降っていない今日の午前中は、スコップを持って除雪作業に出た。
家の前の道の雪を、路上に広げ、少しでも早く雪が解けるようにするのである。

がんばって除雪した後、庭に足を向けた。

家の庭は、まだ40cmくらいの積雪がある。

庭の植木は先日来の降雪で枝が垂れ下がっているものがある。
例えば、ユキヤナギ(雪柳)の細い枝。

ところが、その細い雪柳の枝のところどころに、白いものを見つけた。

よく見たら、確かにつぼみだったり開いている花だったりした。

すごいねえ、こんなに寒いのに。
満開になるのは4月下旬のはず。
なのに、2か月以上も早くつぼみを開かせたものがぽつぽつとある。
ふと見上げると、木瓜(ボケ)の枝にもつぼみがふくらんでいる。

つぼみは、一部ピンクに染まっている。

少しでも暖かくなれば花が咲きそうだ。

ちょっぴりだけど、ストレスが飛んだ。
がんばれ、雪柳!
がんばれ、木瓜!
やがて、もっと美しく花を咲かせる日が、少しでも早く来る日を待ちたいと思う。
コメント
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