「私以外私じゃないの」
…え!???…
突然娘がそう言うものだから、驚いた。
「私以外私じゃないの」
当たり前のことだけど、こんなこと言う奴はいないじゃないか、へんてこりんな曲名だと思っていた。
この歌を歌っていたのは、ゲスの極み乙女。
紅白歌合戦にも出て人気が出てきたと思っていたら、タレントのベッキーがそのボーカルと不倫。
大きな非難を受けたベッキーは、休業となってしまった。
「私以外私じゃないの」
と歌って、「…だからマイナンバーカード。」と続け、マイナンバーカードのPRを行っていた甘利前経済再生担当大臣。
自らの秘書が、建設会社の関係者から接待や現金を授受していたことが明らかになり、辞任してしまった。
「私以外私じゃないの」
をめぐって、いろいろとスキャンダルな話が起こるなあと思っていた。
「私以外私じゃないの」
今夜、風呂上がりの私に、「ねえ、父。」と呼びかけた娘が、突然言った。
…え!???…
頭の中に、甘利前大臣やゲス極、ベッキーなどがパパパッと浮かんだ。
「私だけ『私』で、父も母も弟も、みんな『秋』なんだよ。」
…え!???…
「私以外私じゃないの」と「みんな秋」がどうつながるの?
少し考えた後、意味が分かって、思わずふき出した。
私が風呂に入る前、娘と妻は前回話したように、部首の付いた漢字探しをしていたのだ。
今日は、「てへん」と「のぎへん」。
「てへん」は結構多いが、「のぎへん」の漢字はそんなに多く思い付かない。
私と妻は、「秋」という字を真っ先に思い付いた。
娘は、「私」という字だった。
私が風呂に入っている間に、息子が帰ってきた。
その息子に、
「ねえ、『のぎへん』の漢字って、最初に浮かぶのは何?」
と娘が聞いた。
即座に息子は、答えた。
「秋!」
それを聞いた娘が、言った。
「え~。私以外『私』じゃないの!?」
これを伝えたかったという訳だ。
「私以外私じゃないの」
こんな会話が実際に成立するとは思わなかった。
楽しい夜のひとコマだった。
…え!???…
突然娘がそう言うものだから、驚いた。
「私以外私じゃないの」
当たり前のことだけど、こんなこと言う奴はいないじゃないか、へんてこりんな曲名だと思っていた。
この歌を歌っていたのは、ゲスの極み乙女。
紅白歌合戦にも出て人気が出てきたと思っていたら、タレントのベッキーがそのボーカルと不倫。
大きな非難を受けたベッキーは、休業となってしまった。
「私以外私じゃないの」
と歌って、「…だからマイナンバーカード。」と続け、マイナンバーカードのPRを行っていた甘利前経済再生担当大臣。
自らの秘書が、建設会社の関係者から接待や現金を授受していたことが明らかになり、辞任してしまった。
「私以外私じゃないの」
をめぐって、いろいろとスキャンダルな話が起こるなあと思っていた。
「私以外私じゃないの」
今夜、風呂上がりの私に、「ねえ、父。」と呼びかけた娘が、突然言った。
…え!???…
頭の中に、甘利前大臣やゲス極、ベッキーなどがパパパッと浮かんだ。
「私だけ『私』で、父も母も弟も、みんな『秋』なんだよ。」
…え!???…
「私以外私じゃないの」と「みんな秋」がどうつながるの?
少し考えた後、意味が分かって、思わずふき出した。
私が風呂に入る前、娘と妻は前回話したように、部首の付いた漢字探しをしていたのだ。
今日は、「てへん」と「のぎへん」。
「てへん」は結構多いが、「のぎへん」の漢字はそんなに多く思い付かない。
私と妻は、「秋」という字を真っ先に思い付いた。
娘は、「私」という字だった。
私が風呂に入っている間に、息子が帰ってきた。
その息子に、
「ねえ、『のぎへん』の漢字って、最初に浮かぶのは何?」
と娘が聞いた。
即座に息子は、答えた。
「秋!」
それを聞いた娘が、言った。
「え~。私以外『私』じゃないの!?」
これを伝えたかったという訳だ。
「私以外私じゃないの」
こんな会話が実際に成立するとは思わなかった。
楽しい夜のひとコマだった。