Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

Jim Hall : Something Special

2017-02-27 08:54:58 | ジャズ

ジム・ホール (1930-2013) は若い時はもっぱら黒人コンボのサイドマンをつとめていたが,中高年になってからは若い白人を集めてリーダーシップと独創性を発揮した.
これは彼の 1993 年の CD のジャケット.イラストは Gary Larson.こーゆーおばさん,アメリカの田舎にいるよね.話しかけられたおじさんは生返事.外で尻尾をふっている奴がいる.
パネルにメニューとして,パーソネルと,曲目と時間が書きなぐってある.

CD を買った時からこの Something Special という Jim Hall の曲が好きだった.これが好きと言う人は意外に多い ! Careful など,けっこうマニアックなのが多い彼の曲のなかで,これは健全な部類に入る.
最近 井上智さん作成の楽譜を,ジャズライフ2014年11月号からコピーしていただいた.A 16 小節・B 12 小節・C 16 小節という構成で,A が AM (イ長調),B,C が CM (ハ長調),ただし B でちょっと EM (ホ長調)になる部分がある.この転調が快い.
C で A のテーマが蒸し返されるのだが,最初に聞いたときに C からアドリブが始まると思ったので,はぐらかされて よくわからない曲と思ってしまった.

オリジナルのドラムレストリオの音源が Youtube https://youtu.be/5vcOvCzPyxM にある.
Jim Hall (g), Larry Goldings (p), Steve LaSpina(b)

1997年に来日した quartet では一曲目がこの曲だった.
https://youtu.be/wDe7Hox27BI
Jim Hall (g), Kenny Barron (p), Scott Colley (b), Terry Clarke (ds)

Six Pack : Gary Burton and Friends (1992) では quintet で入っている.
https://youtu.be/C3jEhglD02A
Gary Burton (vib), Jim Hall (g), Mulgrew Miller (p), Steve Swallow (b), Jack DeJohnette (ds)
コメント
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