【新型コロナ】：東京、医療指標の段階引き上げ最高レベル「逼迫」へ

【新型コロナ】：東京、医療指標の段階引き上げ最高レベル「逼迫」へ

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【新型コロナ】：東京、医療指標の段階引き上げ最高レベル「逼迫」へ　

　東京都内の新型コロナウイルスの状況を分析するモニタリング会議が17日、医療提供体制に関する警戒度を最も深刻な「逼迫（ひっぱく）している」に1段階引き上げる方向となったことが関係者への取材で分かった。小池百合子知事らを交えた同日午後の会合で正式決定。医療提供体制の最高レベルへの引き上げは初めて。

　都は感染状況の警戒度は11月19日以降、最高レベルの「感染が拡大している」の状態が続く一方、医療提供体制は深刻な方から2番目の「強化が必要」を維持してきた。だが、都内の新規感染者数は16日に過去最多の678人に上るなど増加傾向で推移しており、医療現場を圧迫していると判断したとみられる。

　都内では11月中旬以降、1日当たりの新規感染者が500～600人台に上る日が目立っている。直近7日間の平均は今月13日に500人を超え、16日時点ではさらに上昇して534・4人に達している。（共同）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・医療・新型コロナウイルスの感染拡大による不安】　 ２０２０年１２月１７日 　１２：４５：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【関越道】：1000台立ち往生 食料や簡易トイレを配布

【関越道】：1000台立ち往生　食料や簡易トイレを配布

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【関越道】：1000台立ち往生　食料や簡易トイレを配布　

　今季最強の寒気が上空に流れ込んだ影響で、日本海側を中心に大雪となり、新潟、群馬県境の関越自動車道では16日夜から交通障害が起こり、17日午前の時点で約1000台の車が立ち往生した。東日本高速道路によると、下り線で16・5キロ、上り線で15キロにわたり車が動けなくなっている。長野県境付近の上信越自動車道でも約200台が一時立ち往生した。車中に閉じ込められたドライバーには、高速道路の職員が水やパンなどの食料、簡易トイレを配布した。

　関越自動車道で立ち往生する車の列＝17日朝、新潟県南魚沼市（東日本高速道路のライブカメラから）（共同）

　　大雪の影響で渋滞する新潟県の関越自動車道上り線・大和スマートIC～六日町IC間＝17日午前10時32分（新潟日報社提供）（共同）

　政府は17日、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。警察庁も災害警備本部を設けた。同庁は、部隊の派遣地域の判断に活用するため、ホームページの「災害情報投稿サイト」に、被害状況の写真や動画を投稿するよう呼び掛けた。

　気象庁によると、17日午前8時時点の新潟県内の積雪量は、魚沼市で88センチ、湯沢町で181センチ、妙高市で95センチ。冬型の気圧は17日午後にいったん緩むが、18日夜から19日にかけて再び強まる見込み。

　新潟県警高速隊や東日本高速によると、関越道では16日午後9時ごろ、同県南魚沼市の塩沢石打インターチェンジ（IC）付近を走行していた大型トレーラーが大雪で動けなくなった影響で交通障害が起きた。

　月夜野IC（群馬）から湯沢IC（新潟）の下り線、塩沢石打（同）から六日町IC（同）の上り線で、多数の車両が動けなくなった。湯沢IC付近では500台、塩沢石打サービスエリア付近では約450台が立ち往生している。

　上信越道でも16日夜、中郷IC－妙高高原IC付近で大型車両が道をふさぎ、最大約300台が渋滞。17日朝の時点でも約200台が立ち往生した。東日本高速によると、立ち往生は17日午前10時ごろ解消した。

　国土交通省北陸地方整備局によると、関越道の交通障害の影響で、湯沢IC付近の国道17号でも渋滞が発生している。（共同）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・災害・日本海側を中心に大雪】　 ２０２０年１２月１７日 　１２：３６：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【政界地獄耳】：赤松元農相の唐突な引退表明／12.11

【政界地獄耳】：赤松元農相の唐突な引退表明／12.11

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【政界地獄耳】：赤松元農相の唐突な引退表明／12.11　

　★先の参院選の選挙違反から端を発した元法相・河井克行・案里夫妻の事件は、当時の首相・安倍晋三、官房長官・菅義偉、党幹事長・二階俊博を軸とした政権中枢しか関与していない出来事だが、東京地検特捜部が掘れば掘るだけ火の粉が広がっていく。今年7月、唐突に、元農相で内閣官房参与の西川公也が、鶏卵生産大手「アキタフーズ」のグループ元代表から高級クルーザーで元事務次官・本川一善、元畜産部長・大野高志ら元農水官僚らとともに接待を受けていたという報道が出た。野党も追及したが、うやむやに終わっていた。

　★その西川は、現金数百万円を受理していた疑惑が浮上。8日付で内閣官房参与を辞任した。自民党衆院議員の吉川貴盛も、農相だった18年10月から19年9月の間、3回にわたり現金計500万円を受け取っていた疑いがある。吉川は発覚後、病院に入院中と主張した。いずれも広島での捜査から発展して発覚したものだろう。政治とカネの問題は収賄の規則が厳しくなり、もうなくなったといわれているが、IRの贈収賄事件など、やはりカネの受領は続いていたのだと分かる。

　★そうなると歴代農相と同省幹部に疑惑が向けられるが、どこまで広がるのかは分からない。政界関係者が言う。「今、政治部、社会部は歴代農相、農水幹部の洗い直し、『日本養鶏協会』の政治団体『日本養鶏政治連盟』関係者に猛烈な取材攻勢をかけている。どこまでさかのぼればいいのかと、どの社も悩んでいる」。そんな事件渦中の7日、衆院副議長・赤松広隆が今の任期限りで引退する意向を固めたという報道があった。赤松は民主党政権時代には農相を務めていた。この唐突な引退表明と事件の因果関係はあるのか。野党の追及の手を封じる策なのか、疑惑は広がる一方だ。（K）※敬称略

　　◆政界地獄耳

　政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。（文中は敬称略）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【コラム・政界地獄耳】　 ２０２０年１２月１１日 　０９：２２：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【毎日新聞世論調査】：菅内閣不支持率49%、初めて支持上回る コロナ対策評価せず62%

【毎日新聞世論調査】：菅内閣不支持率49%、初めて支持上回る　コロナ対策評価せず62%

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【毎日新聞世論調査】：菅内閣不支持率49%、初めて支持上回る　コロナ対策評価せず62%

　新型コロナに対する日本の医療・検査体制については、「不安を感じる」との回答が69％で、「不安を感じない」は17％だった。「どちらとも言えない」は14％。8月の調査では「不安を感じる」は62％で、「不安を感じない」は23％だった。新型コロナは「第3波」で、新規感染者が過去最多を連日のように更新。重症患者の急増で、各地で病床が不足するなど医療体制が逼迫（ひっぱく）していることに、多くの人が危機感を持っているようだ。

　　　　　　　　　菅義偉首相＝首相官邸で9日、竹内幹撮影　

　政府が緊急事態宣言を再び発令すべきだと思うかとの問いには、「発令すべきだ」は57％で、「発令する必要はない」は28％、「わからない」は15％だった。政府は今年4～5月、約1カ月半にわたって宣言を出した。宣言が出ると対象地域の知事は市民に対し、外出自粛要請、学校や福祉施設などの使用停止の要請や指示などが可能となる。

　安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭に関して、安倍氏のこれまでの説明に納得できるか聞いたところ、「納得できる」は9％で、「納得できない」は66％にのぼった。「関心がない」は25％だった。安倍氏側は前夜祭の費用を補塡（ほてん）したことを認めており、東京地検特捜部が捜査している。安倍氏は国会で「補塡したという事実はない」などと答弁していた。　

　政党支持率は、自民党が33％で前回の37％より低下した。その他は、立憲民主党12％（前回11％）▽日本維新の会8％（同6％）▽共産党6％（同5％）▽公明党3％（同4％）▽れいわ新選組2％（同3％）▽国民民主党1％（同1％）▽社民党1％（同0％）▽NHKから国民を守る党1％（同1％）――など。「支持政党はない」と答えた無党派層は31％（同31％）だった。

　調査は、携帯電話のショートメール機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯714件・固定351件の有効回答を得た。【伊藤奈々恵】

　元稿：毎日新聞社　主要ニュース　政治　【政局・世論調査】　 ２０２０年１２月１２日 　１８：３４：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【社説①】：米大統領選確定 敗北宣言し混乱収束を

【社説①】：米大統領選確定　敗北宣言し混乱収束を

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【社説①】：米大統領選確定　敗北宣言し混乱収束を　

　米大統領選は、勝者を正式に選出する全米の選挙人による投票で、民主党のバイデン前副大統領の勝利が確定した。

　来年１月６日に連邦議会で最終的に集計し、２０日に就任する。

　ところがトランプ大統領はいまだに敗北を認めず、法廷闘争を続ける構えだ。熱狂的な支持者を引き留めようと選挙の不正を訴え続けているが、その根拠は乏しく訴訟は軒並み敗れている。

　与党共和党の上院トップ、マコネル院内総務はバイデン氏の勝利を認めた。トランプ氏はその重みを自覚すべきである。

　トランプ氏は民主主義の根幹をなす選挙制度への不信をこれ以上広げてはならない。一刻も早く敗北を宣言し、円滑な政権移行に全面的に協力する必要がある。

　バイデン氏は人事で女性や、非白人の人種的マイノリティー（少数派）を積極的に登用している。

　財務長官に女性初となるイエレン連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）前議長、通商代表部（ＵＳＴＲ）代表にアジア系初で女性のタイ氏、国防長官には黒人初のオースティン退役陸軍大将を起用する。

　新政権は米国の多様性を反映した布陣によって、トランプ政権下で深まった社会の分断を修復する努力をしてもらいたい。

　オバマ前政権の高官も多く、経験と実務能力を重視したようだ。コロナ対応や経済対策など差し迫った課題は山積している。安定感のある政権運営を期待したい。

　ただ、民主党内の左派からは起用が少ないことに不満が出ており、挙党態勢が問われよう。

　さらに上院は、１月のジョージア州の決選投票次第で共和党が多数派を維持する可能性がある。与野党の対立が続けば閣僚指名や政策遂行は難航しかねない。

　就任早々、バイデン氏の手腕が問われる局面が続く。

　トランプ氏の支持層との融和は、最も難しい問題だろう。バイデン氏は投票を受けて国民向けに演説し「ページをめくり、結束し、癒やす時だ」と呼び掛けた。

　それを実現するために、バイデン氏自身もトランプ氏側の協力を取り付ける努力が不可欠だ。

　対外政策で、トランプ氏はイランや中国に対する制裁をさらに強化するなど、駆け込み的に外交政策を打ち出した。新政権の足かせになる恐れがある。

　米国が内外の課題に立ち向かうためにも、トランプ氏は移行期の慣例を破った振る舞いを自制しなければならない。

　元稿：北海道新聞社　朝刊　主要ニュース　社説・解説・コラム　【社説】　 ２０２０年１２月１７日 　１４：４５：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【社説②】：核抜き条例成立 周辺自治体の反対重い

【社説②】：核抜き条例成立　周辺自治体の反対重い

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【社説②】：核抜き条例成立　周辺自治体の反対重い　

　後志管内島牧村議会でおととい、高レベル放射性廃棄物（核のごみ）の村内への受け入れを拒否する条例が成立した。

　同管内の寿都町と神恵内村で最終処分場選定に向けた文献調査開始後、道内で「核抜き条例」の制定は初めてである。

　寿都町の片岡春雄町長は「肌感覚」で応募を決め、島牧村などの近隣自治体は強引な手法に反発した。町長は反対姿勢を鮮明にした条例制定の意味を考えるべきだ。

　人口減少に加え、今はコロナ禍という緊急事態の最中にある。地域の分断を避け、協力が必要となるだろう。近隣地域の意見を聞き、調査継続の再考が求められる。

　村条例では放射性廃棄物の持ち込みや施設建設を認めないと明記した。「受け入れ難い」とした道条例より踏み込んだ。

　村の自然は暮らしを支える財産で、将来にわたって継承すべきものというのが、基本理念である。

　核のごみの危険性は長期間に及ぶ。基幹産業の漁業や村民の生活への影響を危惧するのは当然だ。

　条例に調査を止める効力はないが、提案した島牧漁協組合長も務める浜野勝男村議は「村に核のごみを持ち込ませない意志を示せた」と話す。

　藤沢克村長は「多くの同じ意識の自治体とスクラムを組むことは起こりえる」と語った。寿都町に隣接する黒松内町と蘭越町でも、同様の条例制定を目指している。

　寿都町でも動きがある。片岡町長の判断を追認する議会に対し、反対派住民が解散を求める直接請求を行う考えだ。一方で、反対派町議が核抜き条例案を提案する。議会は議論を尽くしたい。

　神恵内村の周辺でも、古平町議会が核ごみ拒否の意見書案を可決し、積丹町でも今後核抜き条例案が提案される見通しだ。

　核のごみを拒む動きが相次ぐのは、第２段階の概要調査に進むことを止める狙いがある。鈴木直道知事もこうした声を受け止め、行動してほしい。

　市町村単独の判断で、交付金と引き換えに文献調査に応じることができる現行の仕組みにも、問題があろう。

　文献調査の開始には、周辺自治体や都道府県の意向が反映されることが望ましい。国に制度改正を求める責務が知事にはある。

　島牧村と島牧漁協は地元町村などでつくる洋上風力発電協議会から脱退する意向を示す。背景には寿都町への反発がある。地域の分断が進む憂慮すべき事態だ。

　元稿：北海道新聞社　朝刊　主要ニュース　社説・解説・コラム　【社説】　 ２０２０年１２月１７日 　１４：４５：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【卓上四季】：スパイの遺言

【卓上四季】：スパイの遺言

『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【卓上四季】：スパイの遺言

　二重スパイのことをもぐらと呼ぶと知ったのは、ジョン・ル・カレさんの小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」であった。英国諜報（ちょうほう）部で１９６３年に起きた事件を題材にした作品は、スパイ小説の金字塔「寒い国から帰ってきたスパイ」と並ぶ代表作だ▼国外の情報収集を担う英秘密情報部（ＭＩ６）などでの勤務経験に裏打ちされた迫力もさることながら、国家・組織への忠誠と人としての義務の間で苦悩する描写が魅力だった▼その葛藤を見つめるスタイルは生涯変わらなかった。２５作目となる昨年の「野を走るエージェント」はむしろその傾向が強まった。公権力の力が増し、人間のまっとうさが失われていくことへの強い恐れがあったようだ▼「郷愁の恐ろしいところは政治の武器となることだ。混乱は政治に権威と権力を与える」。昨年のＢＢＣラジオの対談でそう述べた。「国家主義と愛国主義はまったく違う」。最新作に込めた憂鬱（ゆううつ）は、欧州連合離脱で揺れた母国に限ったものではない▼新型ウイルスのまん延で世界は混沌（こんとん）の中にある。その不安を政治に利用するなど許されまい。ましてや虚偽情報を流したり、懸念をあおったりすることは論外だろう▼冒頭の作品の主人公スマイリーは、おとり情報を流して裏切り者をあぶり出した。何食わぬ顔をして近づいてくる「もぐら」を見分ける賢さを身につけねばなるまい。２０２０・１２・１７

　元稿：北海道新聞社　朝刊　主要ニュース　社説・解説・コラム　【卓上四季】　 ２０２０年１２月１７日 　０５：００：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【2020年12月15日 今日は？】：クニマスが山梨県の西湖で発見と発表

【2020年12月15日　今日は？】：クニマスが山梨県の西湖で発見と発表

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【2020年12月15日　今日は？】：クニマスが山梨県の西湖で発見と発表

　◆12月15日＝今日はどんな日

　　「絶滅」とされていた淡水魚、クニマスが山梨県の西湖で発見と発表（2010）

　　　　　　　　　　　西湖のクニマス

　◆出来事

　　▼全国各地で年賀郵便の取り扱い開始（1906）▼倒壊防止工事を終えたイタリアのピサの斜塔が12年ぶりに一般公開（2001）

　◆誕生日

　　▼松尾スズキ（62年＝脚本家）▼高橋克典（64年＝俳優）▼茂森あゆみ（71年＝歌手）▼春野寿美礼（72年＝女優）▼平田薫（89年＝女優）▼新木優子（93年＝女優）▼小熊倫実（02年＝NGT48）▼塩月希依音（05年＝NMB48）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・今日は？】　 ２０２０年１２月１５日 　００：０４：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。