【新型コロナ】:仏1カ月半ぶり外出自由に 文化施設再開は見送り
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:仏1カ月半ぶり外出自由に 文化施設再開は見送り
フランスで15日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け10月末に再導入された外出制限が約1カ月半ぶりに解除され、国内の移動が自由となった。ただ夜間外出禁止が適用され、映画館や劇場、飲食店の閉鎖は継続。政府は「第2波は終わっていない」として警戒を続けるよう呼び掛けている。
欧州では依然として新型コロナが猛威を振るっており、ドイツは年末年始の規制強化を決定。感染再拡大がやや早期に始まり、対策を取ったフランスでは比較的流行が和らいだものの、今も毎日平均約1万人の新規感染者が出ている。
政府は当初、外出制限解除と併せ、映画館や美術館など文化施設の再開を認める方針だったが、感染状況が十分に改善せず見直した。11月28日に最初の規制緩和として、生活必需品以外を販売する店舗の再開を認め、人出が増えたことが原因の1つとみられている。
夜間外出禁止は午後8時から午前6時まで。多くの家族が集まるクリスマスイブには適用しない。
文化施設は感染状況を踏まえ、来年1月7日以降に再開を認める方向だが、苦境の続く関係者の反発が強まっている。飲食店は早くとも同19日まで閉店が続く見通し。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・欧州・仏国・新型コロナウイルスの感染拡大に伴う不安】 2020年12月15日 16:50:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。