【話題】:保育園児ら死傷事故を国交省が「小学生」と誤表記 通学路などでの交通安全対策紹介ページ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:保育園児ら死傷事故を国交省が「小学生」と誤表記 通学路などでの交通安全対策紹介ページ
大津市の交差点で2019年5月、車2台が衝突し保育園児ら16人が死傷した事故に関連し、国土交通省が生活道路での交通安全対策を紹介するホームページ上で「小学生の死傷事故」と誤って表記していたことが10日、国交省への取材で分かった。被害者に小学生はいなかった。9日に報道機関から指摘があり国交省は同日中に訂正した。
誤記があったのは「生活道路の交通安全対策ポータル」内で、通学路などでの安全対策の経緯を紹介しているページ。大津市の事故に加え、京都府亀岡市で小学生ら10人が死傷した事故(12年4月)や、千葉県八街市で小学生5人が死傷した事故(21年6月)についても記載していた。
国交省によると、今年3月末に内容を更新した際に誤記したという。同省の担当者は取材に「チェックが甘かった」と説明し、訂正部分がページ上で分かるように記載する予定。
被害者弁護団の石川賢治弁護士は「自分たちで身を守ることができない園児ら『交通弱者』の安全をどのように守るかという問題を意識していれば(誤記は)起こらなかったのではないか」と話した。
事故は19年5月8日午前10時15分ごろ発生。交差点を右折した乗用車が直進の軽乗用車と衝突し、弾みで軽乗用車が歩道にいた散歩中の園児らの列に突っ込んだ。園児2人が死亡、園児と保育士計14人が重軽傷を負った。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・国土交通省・生活道路での交通安全対策を紹介するホームページ上で「小学生の死傷事故」と誤って表記していた】 2022年05月11日 00:49:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。