路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政局】:試される自民党の自浄力  不信が募る旧統一教会との関係 ■田中秀征・元経済企画庁長官

2023-02-18 07:58:10 | 【事件・未解決事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件他】

【政局】:試される自民党の自浄力  不信が募る旧統一教会との関係 ■田中秀征・元経済企画庁長官

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:試される自民党の自浄力  不信が募る旧統一教会との関係 ■田中秀征・元経済企画庁長官

 8月10日の岸田文雄内閣の改造は成功とは言えない厳しい経過を辿(たど)っている。本来なら、物価高、新型コロナ、そして安保強化など喫緊の課題に対応する力を強めるものであったはずだが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が重大問題化してそれも吹き飛んでしまった。

  •  
  • 岸田文雄首相=首相官邸で2022年8月15日、竹内幹撮影
岸田文雄首相=首相官邸で2022年8月15日、竹内幹撮影

 このまま成り行きに委(まか)せることになれば、自民党、そして岸田内閣への不信感がさらなる支持率の急降下を招き、政権の統治力が著しく減衰することが避けられない雲行きだ。何としても岸田首相、そして自民党にはこの問題から逃げず、国民、有権者が心から納得する対応を示してほしいものだ。

 第一に、自民党は、党内にこの問題を徹底調査する調査会を設置して事実関係を解明して発表する必要がある。この調査会に、学者、弁護士、言論人などの第三者が加わればその調査や報告への信頼性が格段に高まる。今のところ自民党は、党としての徹底調査の責任から逃げている印象だ…、残り791文字(全文1194文字)

 ※:この記事は有料記事です。ご登録から1カ月間は99円!!。いますぐ登録して続きをお読み下さい。

 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 政治 【政局・連載「政治プレミアム」】  2022年08月24日  04:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【政界地獄耳・02.11】:国際化とは国内問題なのだ

2023-02-18 07:40:10 | 【LGBTQ+=ジェンダー・アイデンティティ、レズ、ゲイ、バイセクシャル、

【政界地獄耳・02.11】:国際化とは国内問題なのだ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・02.11】:国際化とは国内問題なのだ

 ★「LGBT理解増進法案」提出に首相・岸田文雄が前向きなものの、9日の衆院予算委員会で経済安保相・高市早苗は「性的指向、性自認に偏見はあってはならない。私は理解増進そのものには賛成だ」としながらも「まだ論点が残っている。文言について十分な調整が必要だ」と述べ、慎重な姿勢を示した。国論を分ける議論は大方、総論賛成、各論反対になるか、必要だが裏庭には認められないというものが多い。

 ★多様化、国際化、多文化共生に反対する人は少ない。世界に開かれた街になることも否定はしない。ある街に留学生を多く受け入れる大学が誘致される。経済効果は抜群で県も市も商店街も積極的に新しい街づくりに関わった。ところがある時、火葬の習慣がないイスラム教徒(ムスリム)のため土葬ができる専用墓地の計画が表面化すると住民の反対運動が起き、自治体も火葬以外を模索したこともなく計画がとん挫する。そんな話から始まるのが「ルポ 日本の土葬」(鈴木貫太郎著 宗教問題刊)だ。本書は国際化、多文化共生の最後はお墓の問題までつながっていることの盲点を丁寧に突くと同時に、さまざまな関係者に会い、思いをただしていく。

ルポ 日本の土葬 鈴木 貫太郎(著/文) - 宗教問題

 ★大学誘致の段階で、お墓問題まで想定しろとは言わない。だが国際化や多文化共生はそこまで必要としているのだ。本書はそこには排他的な日本的な“なにか”があるだけなのかを問う。この国の国民の考え方の変化はそこにどうひもづいているのかを日本の戦後史にも通じる話に昇華させる。そもそも日本はなんでも燃やすのが好きだ。昔は生ごみは庭の土に埋めた。無論現実的にかなわなくなっているものの、今のゴミ処理はなんでも燃やす。かつては日本も土葬をしていたのになぜ土葬が衰退し、火葬だけのようになったのか。理由を探って行く中で、冒頭のLGBT議論が重なっていく。国際化とは国内問題なのだ。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年02月11日  08:07:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【政界地獄耳・02.10】:維新に翻弄される立民が野党第1党では

2023-02-18 07:40:00 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・02.10】:維新に翻弄される立民が野党第1党では

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・02.10】:維新に翻弄される立民が野党第1党では 

 ★7日、立憲民主党と日本維新の会の「行政改革・身を切る改革プロジェクトチーム」は、東日本大震災の復興財源を捻出するため、11年末に廃止が決まったものの売却も貸し出しもされずに塩漬けにされている東京都新宿区の旧公務員宿舎「若松住宅」を合同で視察した。こういう改革は両党の得意とするところだが、放置された公務員宿舎を視察して50億程度の財源を見つけていくことは両党が騒がなくともできることだし、多くの賛同も得られるだろう。ハードルの低い共通項目を掲げ共闘というがそれでいいのか。

 ★翌日は衆院の憲法審査会の会合開催を巡り早期開催に消極的で後ろ向きだと立憲が維新から強い調子でどう喝を受けた。立憲が「予算委員会の開催中は、他の委員会は開かないことが原則だ」などと主張し、審査会の開催日などについて話し合う懇談会を欠席したことに維新幹事長・藤田文武は「さまざまなものを人質にとりながら、国会戦略のうえで憲法審査会を開かないとか審議を拒否するとかないとは思うけど、仮に立憲がやるようなら私は協調、政策合意等々、全部ご破算にした方が良いと思う」とした。党代表・馬場伸幸も「またまたサボり癖が出てきているのではないか。わが党は憲法改正は党是の一つだから、これができないとなると、立民との協調関係は非常に暗雲が垂れ込めてくる」と迫った。

 ★一方、同日、立憲の安住淳、維新の遠藤敬両国対委員長は国会内で会談し、LGBTなど性的少数者の理解増進法案を速やかに成立させる方針で一致している。国民から見れば維新与党にも野党にもなる対応立憲が翻弄(ほんろう)されているだけに見えるが、これでは野党第1党泣くというものだ。いずれも理念のない政党の数合わせからくる共闘でしかないからだが、それにしてもその呪縛を断ち切れない立憲は情けない。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年02月10日  08:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER2023.02.17】:前代未聞!経済産業省の出先が開示文書の対面説明を拒否|説明責任「ございません」

2023-02-18 05:15:10 | 【公文書・国民の知る権利・国民共有の知的資源・情報公開・権力者による隠ぺい】

【HUNTER2023.02.17】:前代未聞!経済産業省の出先が開示文書の対面説明を拒否|説明責任「ございません」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2023.02.17】:前代未聞!経済産業省の出先が開示文書の対面説明を拒否|説明責任「ございません」 

 2016年、防衛省が、保存されていた自衛隊南スーダン派遣隊の日報を「廃棄した」として非開示にしていたことが発覚。その後、森友学園問題で財務省が決裁文書を改ざんしていたことや、加計学園問題を巡る文部科学省の文書隠蔽などが相次いで露見する。

 8年続いた安倍晋三政権下、情報公開への信頼性は地に落ち、国は厳しい批判に晒された。背景にあったのは「権力」への忖度。さすがに傲慢な霞が関も懲りただろうと思っていたが、官僚の劣化はより深刻な状況となっている。

 ハンターが情報公開請求した経済産業省九州経済産業局が、開示された文書の対面説明を拒否。「(説明責任は)ございません」と言い切った。

 ■形を変えた隠蔽

 ハンターは昨年10月、経済産業省九州経済産業局に、福岡県内で整備が進む発電所の申請書類を開示請求した。同局エネルギー対策課は申請者の意見を確認するとして開示決定期限を1カ月延長。実際に開示・非開示の決定がなされたのは12月15日だった。

 手数料支払いなどの手続きを経て、請求した文書が送られてきたのは今年の1月。発電所が建設されている自治体から入手した関連文書などと合わせ精査しながら地元への取材を進めていたが、そこで、九州経済産業局の開示文書にいくつかの疑問が生じる。

 同局の担当課に説明を求めるというのは当然の流れで、ハンターの記者はアポイントをとるため、資源エネルギー環境部エネルギー対策課(以下、「エネ課」)に連絡した。開示の実施やその後の説明に「対面」が必要となった場合、調整して日時を決めるのは国も地方自治体も同じ。新型コロナの感染対策が緩和された現在、対面での説明を拒否する役所などない。ところが、対応した課長補佐は……。

――先日開示された文書について、説明してもらいたいのですが。
エネ課:はい、どの文書でしょ。

――そちらに伺ってからじゃないとわからないと思います。
エネ課:ええと、伺うというのは?

――そちらに。
エネ課:はい?

――文書を確認しながら、尋ねたいことがあります。
エネ課:すみません。それはですね、お受けしていないんですよ。

― え?情報開示のときには説明を受けますよね?それができないんですか?
エネ課:ええ、そうですね。文書として、その開示の方法をお示ししているだけで。そこでご説明、中身のご説明までは致しておりません。

――開示文書について、国は説明しませんか?
エネ課:いいえ。ですから、えー、今、あのー、えっとお出し、紙でお出してるものがございますよね……。

――出して終わりですか?
エネ課:あの、こういった形で、あのー、文書をお出ししている、ということになります。

――出された文書についての説明責任はないんですか
エネ課:ええ。ございません。そこまではいたしておりません。

――え?
エネ課:開示を決定して、通知をして、それを基に、申出を受けて、で、文書をお出ししている、というとこになりますね。

――その文書については、問い合わせは受けないんですか?
エネ課:えー、その内容によります。ですから、今お電話で。

――国に何度も情報公開かけてきました。窓口に行って、開示を受ける場合があるじゃないですか?
エネ課:窓口で開示を受けるというのはどういう?

――郵送ではなくて、ということですよ。
エネ課:はい。

――その場合は、文書を受け取る時に『これはどういうことですかね』と聞いて、説明を受けます。今までそうしてきましたけど。
エネ課:ですから、それは内容によりますね。そのすぐお答えできることもあれば、あのその場でお答えできないこともございまして。

――もちろんもちろん。『今わからないから、あとで電話しましょう』みたいな形はあまりますが、対面の説明を拒否されたことはないですよ。
エネ課:拒否はしておりません。ですので、あのー、先日お出しした文書に対して、今、私も手元に紙を持っておりますので。ファイル持っておりますので、あの、一緒に確認しながら、あのー、今お聞きすることは可能です。

――そちらに行って、説明を受けることはできないんですか?
エネ課:そうですね、それは、すみません、しておりません。

――取材という形で伺えばいいですかね?
エネ課:うーん、そういった形ででもですね。

――私ども、ニュースサイトハンターと申しますけど、そういう態度取られるんだったら、きちんとやらせてもらいますよ。これは説明責任の放棄じゃないですか。
エネ課:いえいえ、あの……。

― じゃあ、窓口で開示したときはどうしてるんですか?
エネ課:まあ、あの、その通り、お示しいたします。

――あなた国の情報公開法知ってますか?
エネ課:はい。

――開示した文書については説明責任があるんですよ。
エネ課:ですが、それは内容によります。

――だから、分からないことまで答えろとは言っていない。子供じゃないんだから。
エネ課:はい。

――開示した文書の説明を電話以外は受け付けてはいないとか、初めて聞きました。
エネ課:ああ、そうですか。

 説明責任は「ございません」、対面での説明は「しておりません」と断言するエネルギー対策課の課長補佐。20年以上、国や地方の情報公開と向き合ってきたが、開示された文書の対面での説明を拒否されたのは初めてだ。しかもこの課長補佐、「説明責任」を否定するのだから開いた口が塞がらない。国民をなめているのか、ただの無知なのか――。いずれにせよ、情報公開に不慣れな人なら、国の役人の言葉に騙されてしまうだろう。これは、形を変えた隠蔽だ。

 この後、ハンターの記者が経済産業省で情報公開を統括する大臣官房情報公開推進室に抗議したことで九州経済産業局は態度を一変させ対面説明に応じるのだが、異常な対応の裏には、やはり「本物の隠蔽」があった。対面説明拒否は、その点に触れられるのを避けたかった九州経済産業局の、意図的な行為だった可能性が高い。(以下、次稿)

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・行政 【行政ニュース・ハンターが情報公開請求した経済産業省九州経済産業局が、開示された文書の対面説明を拒否】  2023年02月17日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【2023年02月16日 今日は?】:東京気象台が日本初の天気図を作製

2023-02-18 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2023年02月16日 今日は?】:東京気象台が日本初の天気図を作製

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2023年02月16日 今日は?】:東京気象台が日本初の天気図を作製

 ◆2月16日=今日はどんな日

  東京気象台が日本初の天気図を作製(1883)top

2018/03/01 10:32 ウェザーニュース

 ◆出来事

  ▼キューバ首相にフィデル・カストロ氏就任(1959)▼日銀が民間銀行は日銀に預けている資金に0・1%の手数料を課すマイナス金利政策を開始(2016)

フィデル・カストロ
Fidel Castro
Fidel Castro 1950s.jpg

フィデル(左端)とゲバラ(右端)

 ◆誕生日

  ▼多岐川裕美(51年=女優)▼相川七瀬(75年=歌手)▼中村俊介(75年=俳優)▼オダギリジョー(76年=俳優)▼香椎由宇(87年=女優)▼三浦涼介(87年=俳優)▼松岡茉優(95年=女優)▼小松菜奈(96年=女優)▼荻野由佳(99年=女優)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2023年02月16日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする