路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【社説】:ガーシー氏懲罰 国会議員の職責果たせ

2023-02-23 16:33:30 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【社説】:ガーシー氏懲罰 国会議員の職責果たせ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説】:ガーシー氏懲罰 国会議員の職責果たせ

 国会は「国権の最高機関」であり、唯一の立法機関だ。議員自ら職責を否定することはあってはならない。

 NHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員が正当な理由なく国会欠席を続けているとして、参院は「議場での陳謝」を科す懲罰を与野党の賛成多数で可決した。

 除名、登院停止に次いで3番目に重い懲罰である。同氏が応じなければ、与野党は再び懲罰を検討し、除名とすることも視野に入れているという。除名されれば議員の身分を失う。

 ユーチューバーとして知られていたガーシー氏は昨年7月の参院選で初当選した。擁立したN党は「芸能界の悪事を暴露する」などと訴えて話題を集める戦略を展開し、1議席を獲得した。

 だが当選後もアラブ首長国連邦(UAE)などに滞在し、一度も登院していない。さまざまな課題を議論し、議案などの採決に加わるのが議員の役割であり、それを放棄するのは言語道断だ。

 懲罰を巡っては立憲民主党から即時除名を求める声もあった。だが議員の身分に関わる問題であり、不当な排除にならないよう慎重さは求められる。いったんは態度を改める機会を与える今回の決定は妥当だろう。

 ガーシー氏は議員本来の仕事をするべきだ。言いたいことがあるなら、国会で堂々と主張すればいい。そのための議席ではないか。

 一方でガーシー氏は、動画投稿サイトで著名人を脅迫するなどした疑いがあるとして警視庁から任意の事情聴取を求められている。同氏は国会欠席の理由に不当逮捕される恐れを挙げていた。

 国会議員には国会会期中に逮捕されない不逮捕特権がある。不当というなら、なおさらすぐにでも帰国して説明するのが議員の責務だろう。捜査から逃げていると見られても仕方ない。

 身勝手な態度を続けながら、本人には多額の議員歳費が支払われている。これでは国民の理解は得られない。  参院本会議ではN党の浜田聡政調会長が本人の代わりに懲罰に反対する弁明を行い「参院選で海外から議員活動をすると公言して当選した」と述べた。具体性も伴わず、筋の通らない言い逃れである。

 ガーシー氏は懲罰の決定を受け、帰国して陳謝に応じる方向で検討すると周辺に伝えたというが、実際に帰国するかは不透明だ。N党は有権者の負託に応え、公党としての責任を果たすべきだ。

 元稿:京都新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2021年02月23日  16:33:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【衆院予算委】:首相 終始あいまい答弁 防衛力強化、子ども予算

2023-02-23 12:01:30 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【衆院予算委】:首相 終始あいまい答弁 防衛力強化、子ども予算

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【衆院予算委】:首相 終始あいまい答弁 防衛力強化、子ども予算

 2023年度予算案の衆院審議が最終盤を迎える中、岸田文雄首相は「目玉」である防衛力強化や防衛費増額の具体的内容のほか、予算倍増を掲げる少子化対策の詳細も示さないままだ。22日の予算委員会でも「検討」「調整」と曖昧な答弁を重ね、予算の合理性などの検証は進まなかった。野党は「論戦の意味がない」と反発するが、政府・与党ペースを崩せていない。

<button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">具体的な言及を避ける岸田文雄首相の答弁</button>
 

具体的な言及を避ける岸田文雄首相の答弁

 【動画】雪解け後に大規模崩落? 十勝の「幻の橋」進む劣化 上士幌 タウシュベツ川橋梁  

 「衆院の予算審議がヤマ場を超えた段階で、調整だとか検討だということはやめてほしい」。22日の予算委で、立憲民主党本庄知史氏が声を荒らげた。敵基地攻撃能力(反撃能力)行使の想定について、首相は1月末に「図式で説明することはありうる」と答えたにもかかわらず、3週間たったこの日も「調整を進めている」と述べたからだ。

 23年度予算案で防衛費は、22年度当初比26・3%増と過去に例がない大幅増額をする。重点配分したのが、敵基地攻撃能力のための長射程ミサイルの取得だ。

 敵基地攻撃の要件を巡り、政府は「安全保障の観点から具体的に説明できない」(首相)と押し通してきた。本庄氏から、米国など密接な他国が攻撃される「存立危機事態」で敵基地攻撃能力を行使するかを問われても、首相は「武力行使3要件を満たすことが必須だ」と論点をすり替えた。  敵基地攻撃用の装備として2113億円の購入費を計上する米国製巡航ミサイル・トマホークについて、政府は「手の内を明かす」として購入数を公表していない。立憲の泉健太代表が「米国防総省は公開している」などと追及し、首相はようやく公表を検討する考えに言及。ただ公表時期などには一切触れなかった。

 首相が子ども関連予算を国内総生産(GDP)比で倍増すると発言し、政府が翌日修正した問題でも、首相は政策の内容を今後具体化すると繰り返し、「中身を具体化しなければ予算もはっきりしない。当然のことだ」と開き直り。泉氏は「何を倍増するのか。意味不明だ」「(答弁を)修正させてくれと言えばいい」と迫ったが、首相は「政策をしっかり整理し、倍増を目指す」とかわし続けた。

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 政治 【政局・国会・衆議院予算委員会】  2023年02月23日  12:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【政界地獄耳・02.16】:岸田首相に知恵与えた石破茂の正論

2023-02-23 07:40:00 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【政界地獄耳・02.16】::岸田首相に知恵与えた石破茂の正論

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・02.16】::岸田首相に知恵与えた石破茂の正論 

 ★15日はさしずめ自民党元幹事長・石破茂デーとなった。朝、ラジオ日本の番組に出演。自民党がブレーキとなっているLGBT理解増進法案について「差別や区別をしては絶対いけないのは基本的人権の尊重の観点から当たり前」。選択的夫婦別姓についても「妻に『私、名前まで変えたのよ』と泣かれた」「女性がそんな思いだったことを初めて知った」など自身の経験について語った。そのうえで「社会が壊れるというなら壊れないようにすればいい」「いろいろな問題があるなら社会の方の仕組みを変える努力をしなきゃいけない」と正論を述べた。直近でここまで正面から答えた自民党議員はおらず、ベテラン政治家見識を見せつけた。

石破茂氏(左)と岸田文雄氏=平成27年12月

石破茂氏(左)と岸田文雄氏=平成27年12月© 産経新聞
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 ★その後の衆院予算委員会では約10年ぶりに質問に立ち首相・岸田文雄に専門でもある防衛政策についてただした。石破は冒頭、手術直後の首相を気遣い「本会議形式になって恐縮だが、冒頭私から思いを申し述べさせていただいて、総理にご答弁をまとめてお願いしたい」と持論を展開。「なぜ大幅増額するのか、なぜ43兆円なのか。きちんと国民に説明して得心してもらう、それが政府の責任だ」「脅威とは何なのか。それは相手国を侵略しようという意図、能力の掛け算。掛け算だから片っぽがゼロならば、幾らかけても答えはゼロ。総理がご指摘のように平和国家としての歩みは変わらない。我が国は決して他国を侵略することはない。その強い意志を持つことが一番肝要と思っている」「台湾有事は日本有事というような思考をあまり簡単にすべきものではない」「軍事専門家たる自衛官が、国会においてきちんと証言ないしは答弁することが文民統制のあり方」など持論をぶつけたほか、「核なき世界」「トマホーク購入」「核シェルター」など安保政策の多岐にわたった。

 ★一問一答にしなかったのは首相と対決しているように見せずに知恵を与えたといえる。党内非主流派といわれる石破だが、その見識と存在感は与野党議員を圧倒した。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年02月16日  07:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政局】:森元首相すっかり「政界のルフィ」気取り 北國新聞で言いたい放題、岸田首相“独断専行”の黒幕か

2023-02-23 06:50:50 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【政局】:森元首相すっかり「政界のルフィ」気取り 北國新聞で言いたい放題、岸田首相“独断専行”の黒幕か

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:森元首相すっかり「政界のルフィ」気取り 北國新聞で言いたい放題、岸田首相“独断専行”の黒幕か

 一連の広域強盗事件の黒幕とされる「ルフィ」。最近は「異次元の少子化対策」や「LGBT法案提出への準備指示」など独断専行が目立つ岸田首相の背後にも「政界のルフィ」が存在したのか。

<picture>放言癖は相変わらず(C)日刊ゲンダイ</picture>

  放言癖は相変わらず(C)日刊ゲンダイ

 「根回しも党内議論もなく、矢継ぎ早に大風呂敷を広げる総理の手法に皆、首をかしげています。意思決定をサポートするはずの木原官房副長官も最近は蚊帳の外のようで、防衛増税の表明前も事前相談なし。2人のミゾは深まったと報じられました」(自民党関係者)

 ■「身内に相談する人がいないんでしょう」

 党内で「総理は他人のアドバイスを聞いても仕方ないと吹っ切れた」と評される中、われこそが相談役だと名乗り出たのが森元首相だ。地元紙「北國新聞」(20日付)のインタビューで「岸田総理からは2、3日に一度連絡があります。身内に相談する人がいないんでしょう」と打ち明けた。

 森元首相は昨年8月の内閣改造前にも岸田首相と会食。やはり「北國新聞」(同月12日付)で当日の様子を喜々として語っていた。帰り際、かつて自身が領袖を務めた清和政策研究会(安倍派)から「誰を起用すればいいか」と岸田首相に聞かれ、森元首相は「萩生田、西村、松野、世耕、高木」の5人を推挙。全員が重要ポストに起用・留任し「お願いしたことはその通りになった」と得意満面だった。

 森元首相も岸田首相も早大出身で、昨年11月には早大・大隈庭園の「完之荘」でOB議員や同大関係者ら十数人と会食。この時も岸田首相は森元首相に政権運営の助言を求めたという。

 「『孤独感を感じることもある』とあいさつした岸田さんに、森さんは『総理は孤独な仕事だが、みんなで支える。思い切って頑張れ』と激励したそうです」(自民党関係者)

 すっかり森元首相は「政界のルフィ」気取りだが、北國新聞にあっさり指示内容を明かすあたり、秘匿性の高い通信アプリを駆使した「本家」には程遠い。20日付のインタビューでは「岸田派には、人の世話をする人が少ない。上の連中が自分のことばかりで、派内のことを考える余裕がない」と言いたい放題。相変わらず放言癖の抜けないご老体の助言に「聞く耳」をそばだてていると、岸田首相も余計な敵を増やすだけである。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局】  2023年02月23日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京都】:伐採女帝・小池都知事が“騙し討ち”! 神宮外苑樹木「743本→3000本」切り倒しのトンデモ

2023-02-23 06:50:40 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【東京都】:伐採女帝・小池都知事が“騙し討ち”! 神宮外苑樹木「743本→3000本」切り倒しのトンデモ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京都】:伐採女帝・小池都知事が“騙し討ち”! 神宮外苑樹木「743本→3000本」切り倒しのトンデモ

 何本切る気なのか。東京都による都立葛西臨海公園(江戸川区)の樹木1400本伐採計画に批判が集まる中、小池都知事はまだまだ大量の樹木を切り倒すつもりだ。

<picture>どこがエコなのか(C)共同通信社</picture>

    どこがエコなのか(C)共同通信社

 東京・新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発に伴い、三井不動産などで構成する事業者はエリア全域で743本の樹木を伐採する計画を示していた。ところが、実際に切り倒す本数はその程度では済まない。再開発エリアの一部である「神宮第2球場」の解体工事だけで約3000本もの「低木」が伐採されることが発覚したのだ。

 そのきっかけは、事業者が17日、新宿区に第2球場周辺の工事に伴う樹木の伐採許可申請を提出したこと。区の都市計画部・建築指導課の担当者はこう言う。

 ■3メートル未満はカウントせず

 「高さ3メートル未満の低木は環境アセスメントの対象外なので、工事に伴い何本伐採されるのか、これまで示されてこなかった。そのため、以前から事業者に本数を調査するよう依頼していた。17日の許可申請で、3000本弱が伐採対象だと事業者から伝えられたのです」

  外苑再開発は、都が認可済み。解体工事は来月下旬に始まる予定だが、こうなると、今後、他エリアの工事でも、大量の低木が伐採される恐れがある。伐採本数を「743本」と公表しながら、フタを開けたら「3000本」なんてフザケた話だ。本数を低く見せる「過少申告」を疑う向きも多いはずだ。

 実際、都の事業認可の基となった環境アセス評価書にも“虚偽申請”が含まれている可能性がある。それを指摘するのは、ユネスコの諮問機関「日本イコモス国内委員会」だ。20日の会見で、委員の石川幹子・中央大研究開発機構教授は「評価書で(外苑の)建国記念文庫の森は『一部改変』とあるが、実際は61%の樹木が伐採・移植される。明らかな虚偽だ」とし、工事着工の中止を求めた。

 61%を「一部」と表現するなんて騙し討ちだろう。小池知事は事業認可について「法令にのっとって適切に行った」と言っていたが、この調子では、後から続々と伐採本数が増えていってもおかしくない。

 「工事の主体は事業者とはいえ、認可する立場の都が『知らなかった』では済まされません。もっと早いタイミングで樹木が何本伐採されるのか精査し、積極的に公表すべきでした。これでは、大量伐採せざるを得ない事実を知りながら、批判を避ける狙いで“見て見ぬフリ”をしたと受け止められても仕方ありません」(建築エコノミストの森山高至氏)

 このまま「伐採女帝」はバッサバッサと樹木を切りまくるのか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・地方自治・東京都】  2023年02月23日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【岸田政権】:国民負担率47.5%! あなたの稼ぎの約5割が公的負担…江戸時代なら一揆確実 衝撃の数字

2023-02-23 06:50:30 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【岸田政権】:国民負担率47.5%! あなたの稼ぎの約5割が公的負担…江戸時代なら一揆確実 衝撃の数字

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:国民負担率47.5%! あなたの稼ぎの約5割が公的負担…江戸時代なら一揆確実 衝撃の数字

 岸田文雄首相が掲げた「令和版所得倍増」なるスローガンはどこに消えたのか。

 財務省が、国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担の割合を示す「国民負担率」について、今年度(2022年度)は47.5%となる見込みだと発表した。

「国民負担率」は国際的に比較する指標の一つで、「47.5%」とは所得の半分近くが公的負担を占めているということ。大雑把に言えば、稼いだ収入の半分程度が公的負担となる。

 歴史の教科書では、江戸時代などの農民が領主などに納める年貢の割合が3割を示す「三公七民」でも生活はカツカツで、それが4割の「四公六民」や5割の「五公五民」となると一揆が起きたされる。現代の日本で「五公五民」に近い数値になっていることで、ネット上でも怒りの声が上がる。

 《これじゃあ生活が苦しいのは当然だよ》

 《国会議員の皆さん、国家公務員や天下りの皆さん、我々の負担を真剣に考えてください》

 《霞が関の役所は会計検査院から毎年度、しょっちゅう無駄遣いを指摘されているが、いい加減にしろ》

 欧州では「国民負担率」が6割近くの国もあるものの、その分、社会保障や福祉政策が手厚く、日本のように負担率が高い傾向にありながら、必要以上に「自助」を強調する国は少ないようだが、江戸時代や戦国時代なら一揆が起きてもおかしくないレベルだ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・岸田政権】  2023年02月23日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【検証】:“疑惑のデパート”秋元司氏の政界復帰を猛プッシュ…銀座高級クラブ有名ママの素顔と真の狙い

2023-02-23 06:50:20 | 【事件・未解決事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件他】

【検証】:“疑惑のデパート”秋元司氏の政界復帰を猛プッシュ…銀座高級クラブ有名ママの素顔と真の狙い

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【検証】:“疑惑のデパート”秋元司氏の政界復帰を猛プッシュ…銀座高級クラブ有名ママの素顔と真の狙い

 2019年12月、カジノなどIR事業に絡む収賄容疑で逮捕され、21年9月の懲役4年の実刑判決を不服として控訴。現在、政界復帰を目指している自民党元代議士の秋元司氏(51)の近況が報じられた。

<picture>元衆院議員の秋元司氏(C)日刊ゲンダイ</picture>

  元衆院議員の秋元司氏(C)日刊ゲンダイ
 
 「写真週刊誌『FLASH』が銀座クラブの有名ママとの親密交際を報じましたが、2人は同じマンションで事実婚状態だといわれています」(銀座8丁目のクラブオーナー)
 
 秋元氏と事実婚状態と言われる東京・銀座の高級クラブ「Nanae」オーナーママの唐沢菜々江氏は、メディア露出の多い有名人だ。

 「菜々江ママは『秋元は将来、総理大臣になる人』と言って、今でも政界復帰を応援してますよ」(前出のクラブオーナー)

 秋元氏が収賄容疑と証人買収容疑で、現役代議士としては異例の懲役4年の実刑判決を受けた際、「証人買収と言う卑劣な手段で前代未聞の司法妨害を行った」と、裁判官に断罪されたのは記憶に新しい。

 「証人買収の場として利用していたのが、『Nanae』でした。カジノ汚職偽証で逮捕されたA氏はマルチ企業のオーナーで、一諸に逮捕された会社役員のB氏と秋元氏を含む3人は、緊急事態宣言でクラブが時短営業を要請されている中、『Nanae』にある個室で頻繁に密会していたんです。店を利用できたのは秋元氏と菜々江ママが、当時から親密関係だったからです」(前出のクラブオーナー)

 唐沢氏は、マツコ・デックスの「マツコの知らない世界」(TBS系)に出演。テレビでコロナ禍での銀座ホステスの窮状を訴えたり、SNSが炎上するなど世間の注目を集めることに長けている。
 
 ■“崖っぷち有名人のお助マン”との異名も

 豊胸トラブルで莫大な借金を背負った人気YouTuberのてんちむ(29)を入店させたり、夫との離婚トラブルが裁判に発展し、タレント生命が危ぶまれている熊田曜子(40)に“一日ママ体験”をさせるなど、唐沢氏は“崖っぷち有名人のお助マン”の異名をとるという。

 「菜々江ママはクラブ以外にも東京・神田に担々麺店をオープンするなど、やり手経営者です。窮地の有名人に手を差し伸べる一方で、それを店の宣伝に利用。プライべートでは秋元氏にゾッコンのようです」(銀座のクラブポーター)

 だが、唐沢氏が「将来は総理大臣」と持ち上げる秋元氏は、永田町では“疑惑のデパート”と呼ばれ、囁かれる疑惑はカジノ汚職だけでない。

 企業・団体献金を受けられる「資金管理団体」を持たず、企業・団体献金の抜け道である政党支部やその他の団体を受け皿にして、パチンコメーカーや業者の組合などから多額な献金を受けたり、政治資金パーティーのチケットを購入させたりする疑惑が持ち上がっていた。

 「19年4月には外国人留学生を食い物して路頭に迷わせて1400人の行方不明者を出した東京福祉大学の理事を務めていた元総長(その後、総長に返り咲き)から300万円超の報酬を受け取っていた疑惑が持ち上がって、国会で追及された」と話す全国紙記者はこう続ける。

 「企業主導型保育所事業会社を巡る詐欺事件で逮捕されたCに、政治資金パーティーのチケットを購入してもらったり、妻(その後、離婚)の会社から政治献金という形で資金を流出させた疑惑が上っていました」

 秋元氏はカジノ汚職で逮捕後、妻と離婚。懲役4年の実刑判決を不服して控訴。昨年12月に支援者らに政界復帰を語り、選挙区である東京・江東区の最寄り駅で早朝から辻立ちしている姿が目撃されている。

 司法関係者は「控訴審でも有罪判決が出たら、政界復帰は絶望的です」と言う。

 銀座の有名ママが、政界復帰が絶望的と言われる秋元氏を支える本当の狙いは何なのか。
 
(本多圭/芸能ジャーナリスト)

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・2019年12月、カジノなどIR事業に絡む収賄容疑で逮捕され、21年9月の懲役4年の実刑判決を不服として控訴している、自民党元代議士の秋元司氏(51)の近況】  2023年02月23日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【広域強盗事件】:「ルフィ」一味の身バレ対策が見えてきた カルパスやウシジマなど複数のコードネームを駆使

2023-02-23 06:50:10 | 【事件・未解決事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件他】

【広域強盗事件】:「ルフィ」一味の身バレ対策が見えてきた カルパスやウシジマなど複数のコードネームを駆使

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【広域強盗事件】:「ルフィ」一味の身バレ対策が見えてきた カルパスやウシジマなど複数のコードネームを駆使

 一連の広域強盗事件に関与した疑いのある「ルフィ」グループは、身元特定を防ぐため、それぞれ「コードネーム」を使って、互いに連絡を取り合っていた。

<picture>左から、「コウちゃん」こと渡辺と「エイト」こと小島両容疑者(フィリピン入国管理局提供・共同)</picture>

 左から、「コウちゃん」こと渡辺と「エイト」こと小島両容疑者(フィリピン入国管理局提供・共同)

 事件の指示役とされるのが、グループのリーダー格の渡辺優樹(38)、今村磨人(38)、藤田聖也(38)、小島智信(45)ら4容疑者のいずれか。国内を含め、「ルフィ」は複数人いるとみられ、指示役は「三橋」や「キム」の名前を使い分けながら、フィリピンから実行役を遠隔操作し、犯行を重ねていた。

 実行役の中心的存在が、「カルパス」を名乗る永田陸人容疑者(21)だ。

 永田容疑者は今年1月、「たちばな」や「シュガー」のコードネームを持つ男たちと東京都狛江市の大塩衣与さん(90)宅を襲撃。大塩さんは自宅地下で両手首を結束バンドで縛られたまま、全身を殴打され、死亡した。

 「犯行に使われたレンタカーの後部座席から押収されたスマホを解析したところ、秘匿性の高い通信アプリ『テレグラム』に『コードネームで呼ぶように』というメッセージが残されていました。『地下に金がある』『老人を殴れるか』というメッセージも残されていた」(捜査事情通)

 渡辺容疑者たちのグループは特殊詐欺を始めた当初から、「身バレ」を防ぐために、テレグラムを使い、「受け子」や「出し子」らともコードネームでやりとりをしていた。

 「2019年7~8月に大阪府警などが20~28歳の受け子の男女5人を逮捕した際も、それぞれ西尾、木村、本田、山崎、小島の偽名を使っていた。受け子らは高齢者からキャッシュカードをダマし取っていたが、付近の防犯カメラに映像が残っていた。捜査2課で編成した見当たり部隊と機動捜査隊が映像を基に、受け子の特徴を記憶して片っ端から摘発していった」(捜査事情通)

 ■「エイト」「ウシジマ」「コウちゃん」<iframe id="google_ads_iframe_/27535038/pc_kiji_kijinaka_browsi_0" tabindex="0" title="3rd party ad content" role="region" name="google_ads_iframe_/27535038/pc_kiji_kijinaka_browsi_0" width="1" height="1" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" aria-label="Advertisement" data-load-complete="true" data-google-container-id="c"></iframe>

 受け子がダマし取った現金は「エイト」を名乗る金庫番の小島容疑者の指示により、回収役、運び屋を経てフィリピンに届けられていた。リーダー格の渡辺容疑者は「コウちゃん」と呼ばれていた。

 「小島は回収役兼リクルーターのウシジマ(当時25)や、回収役の統括担当のケンモチ(当時18)に命じ、現金を韓国人の両替商が営む地下銀行へ運んだり、渡辺のオンナのタナカ(当時29)に直接、渡していた。ケンモチは当時、現役の大学生ながら現金回収のまとめ役を任されるなど、随分、信頼されていたようです。リーダーの渡辺ではなく、小島がケンモチとタナカを使って、多額の現金を動かしていた」(捜査事情通)

 複数のコードネームを使い分け、十数台のスマホを使い回すことで、指示役が誰か、特定させないようにしていたのだろう。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・事件・一連の広域強盗事件に関与した疑いのある「ルフィ」グループ】  2023年02月23日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日銀新総裁】:経済学者・植田和男氏に内定...岸田首相の真意とは? 極秘裏に進められたサプライズ人事の「舞台裏」

2023-02-23 06:45:50 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【日銀新総裁】:経済学者・植田和男氏に内定...岸田首相の真意とは? 極秘裏に進められたサプライズ人事の「舞台裏」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日銀新総裁】:経済学者・植田和男氏に内定...岸田首相の真意とは? 極秘裏に進められたサプライズ人事の「舞台裏」 

 岸田文雄首相が2023年2月14日、4月で任期満了となる黒田東彦・日銀総裁の後任候補の人事案を国会に提示した。経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏(71)。就任すれば、学識者では初の日銀トップとなる。

 その人事は極秘裏に進められた。

 ◆人選は首相に近いごく少数のメンバーで 完璧だった「情報の保秘」

「絶妙な人選だった。副総裁を含めバランスが取れており、文句のつけようがない」

 自民党関係者がこう指摘する。

 複数の政府関係者によると、岸田首相が新総裁選びを水面下で始めたのは2022年のことだ。人選は首相に近いごく少数のメンバーで進められたという。

 岸田首相は重要な政策決定に際し、自民党の麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長に事前に内容を伝え、内諾を得ることが多い。

 3人は23年2月8日にも会食を持った。その場で岸田首相は「後任が固まった」と伝えたものの、誰かという固有名詞は頑なに秘密にしたという。

 首相が自民党や公明党の幹部に「後任は植田氏」と伝えたのは2月10日午後になってからだった。東京証券取引所での売買が終わるのを待ってから一斉に電話を鳴らした。

 情報はすぐにメディアにも伝わり、市場を含め大混乱に陥った。それまでの下馬評に、植田氏の名前はまったく挙がっていなかったからだ。

 官邸関係者は「情報の保秘は完璧だったね」とほくそえんだ。

 ◆日経の「雨宮正佳副総裁への打診」報道 岸田首相が即座に否定、他紙は追随せず

 日銀総裁人事をめぐっては直前まで情報が錯綜した。

「政府は雨宮正佳副総裁に総裁就任を打診」

 日本経済新聞が朝刊1面でこう報じたのは2月6日。雨宮氏は日銀が官邸に総裁候補として打診していた最有力候補だ。

 黒田総裁が主導した大規模な金融緩和は10年にわたって微修正を重ねた結果、非常に複雑な内容になっていた。量的緩和に始まり、長短金利を誘導する「イールドカーブ・コントロール」という、素人には理解できない手法に手を広げている。

「大規模緩和を継続するにしても、修正するにしても、現在の政策を正確に理解できる人物は一握り。外部人材では難しい」

 これが日銀の本音だった。

 日銀出身の雨宮氏は黒田総裁を支え、異次元緩和を何とか持ちこたえさせてきた立役者の一人。政策に熟知しているうえ、政界などにも顔が広い。日銀内外で後任候補の「本命」と見られてきた。

 しかし、日経の「打診」報道があっても、それに追随するメディアはなかった。官邸周辺などから「日経報道を追わない方がいい」という情報が相次いでいたからだ。

 当の岸田首相は2月6日、日経報道を「観測気球」とあしらってみせた。実際に、雨宮総裁案は早い段階で消えていた。

 雨宮氏は2022年中から周囲に「自分は総裁に適任ではない」と漏らし、官邸にもその意向を伝えていた。関係者は「黒田総裁とともに異次元緩和を推進してきた自分に、その修正を図る作業はできないとの思いが強かったようだ」と解説する。

◆「無名」指名で安倍派の批判かわす 総理の作戦勝ち?

 岸田首相にも雨宮氏を総裁にできない事情があった。

 新総裁の条件として掲げた条件の中に、米連邦準備制度理事会(FRB)など、海外の中銀トップと渡り合える国際性があったからだ。この点で、雨宮氏の評価は高くなかった。

 これに対し植田氏は、米マサチューセッツ工科大で金融政策の権威、スンタレー・フィッシャー氏に師事した。同時期にバーナンキ元FRB議長なども学んでおり、国際的な人脈が太い。

 さらに、岸田首相には植田氏を起用する利点もあった。

 2005年に日銀審議委員を退任している植田氏は、政界ではほぼ無名の存在。知られていないということは、敵視する人もいない、ということでもある。日銀総裁交替を機に、大規模緩和やアベノミクスの修正を警戒する安倍派などの批判をかわすのには適任というわけだ。

 複雑化した金融政策についても、新たな副総裁に日銀理事として金融政策を担ってきた内田真一氏を付ければ心配はない。

 岸田首相の読み通り、植田氏の総裁起用の一報が流れても自民党内から強い反対意見が出ることはなかった。

 「今回は総理の作戦勝ちだ」。首相に近い関係者はこう指摘している。(ジャーナリスト 白井俊郎)

 元稿:J-CAST NEWS 会社ウオッチ 【金融・財政・日銀人事】  2023年02月22日  19:53:00  これは参考資料です。

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【日銀】:次期総裁いきなり修羅場 所信聴取直前「消費者物価指数」発表、利上げ言及なら“火に油”

2023-02-23 06:45:40 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【日銀】:次期総裁いきなり修羅場 所信聴取直前「消費者物価指数」発表、利上げ言及なら“火に油”

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日銀】:次期総裁いきなり修羅場 所信聴取直前「消費者物価指数」発表、利上げ言及なら“火に油”

 政府が日銀の次期総裁候補として提示した植田和男氏の所信聴取と質疑が、24日午前9時半から衆院で行われる。黒田総裁の下、10年間続いた異次元金融緩和の「修正」について植田氏が何を語るのか、注目が集まっている。

<picture>いきなり修羅場(植田和男氏)/(C)共同通信社</picture>

 いきなり修羅場(植田和男氏)/(C)共同通信社

 「『植田氏起用』との報道を受けて、植田氏は自宅前で『現在の日銀の政策は適切である。当面は金融緩和を続ける必要があると思っている』と語りました。24日の国会ではこれ以上の言及は避け、修正(利上げ)については踏み込まないとみられています。少しでも修正をにおわすと、市場にショックを与えてしまうからです」(市場関係者)

 植田新総裁誕生で金利はどうなるのか。すでに市場は金融緩和の修正を見込んでいる。20日の10年国債の利回り(終値)は前週末と同じ0.500%だった。取引時間中に日銀が“上限”としている0.5%台を付けるのは10日以降7営業日連続だ。0.5%の堤防は崩壊寸前なのだ。

 東京商工リサーチの調査(2月1~8日実施=回答4139社)によると、約8割の企業が借り入れ金利の上昇を予想。約2割がメインの取引金融機関から金利の引き上げを言及されたという。

 ◆利上げ言及なら市場パニック

 すでに10年国債の利回りが上限0.5%に張り付いている状況で植田氏が利上げに言及すれば、火に油。みるみる金利が上がる可能性がある。植田氏はこの点を警戒し、修正についてはスルーしたい意向だとみられる。しかし、物価高をめぐって“ダンマリ”を貫けるのかどうか。

<picture>すでに市場は金融緩和の修正を見込んでいるが…(C)日刊ゲンダイ</picture>

 すでに市場は金融緩和の修正を見込んでいるが…(C)日刊ゲンダイ

 植田氏の所信聴取が始まる1時間前の8時半に、総務省から1月の全国消費者物価指数(CPI)が発表される。すでに発表されている1月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比4.3%の上昇率で、41年8カ月ぶりの高水準だった。全国も4%台が確実視されている。

 「野党は所信聴取の当日、ホヤホヤの消費者物価指数を示し、『4%超の物価高をどうするつもりか』と質問するはずです。異次元金融緩和が円安・物価高を招いている。インフレに対して利上げは鉄則です。植田氏が足元の物価高に対して、一般論で逃げて、具体策がなければ、国民はインフレ無策との印象を持つでしょう。かと言って、具体的に利上げに言及すれば市場が黙っていない。難しい答弁を強いられそうです」(経済ジャーナリスト・井上学氏)

 植田氏はいきなり、修羅場を迎えることになりそうだ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2023年02月22日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【為替】:日米の金利差拡大×原油高で円安地獄が再び…通年の値上げラッシュが庶民を直撃!

2023-02-23 06:45:30 | 【金融・金融庁・日銀・株式・為替・投資・投機・FRB・「ドル円」・マーケット】

【為替】:日米の金利差拡大×原油高で円安地獄が再び…通年の値上げラッシュが庶民を直撃!

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【為替】:日米の金利差拡大×原油高で円安地獄が再び…通年の値上げラッシュが庶民を直撃!

 異次元緩和を継続するのか、しないのか。アベノミクスの片棒を担いだ日銀の黒田総裁が今春退任し、経済学者の植田和男氏が後任となる見通しだ。その手腕に注目が集まる中、円安が進行している。17日の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=135円台まで下落し、約2カ月ぶりの安値を付けた。

<picture>150円台再来も(写真は昨年10月)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 150円台再来も(写真は昨年10月)/(C)日刊ゲンダイ

 円が売られるのは米国の利上げが長期化し、日米の金利差が拡大するとの観測からだ。今月に入り、米国経済の堅調ぶりを示す経済指標が相次いで発表されている。1月の雇用統計、消費者物価指数に続く卸売物価指数の上昇率は前月比0.7%、前年同月比6.0%。ともに市場予想を上回った。

 「インフレ退治のためにFRB(米連邦準備制度理事会)がさらなる利上げを続けても、米経済は好調なため、景気後退にはつながらないと見ています。米中対立などを背景にした中国の米国債売却も米金利を引き上げている。米10年国債の利回りはわずか2週間で0.5%も上昇し、3.9%に迫っています。投機筋が円を売ってドルを買う動きを強めるのは当然で、それが長期化し、円安はさらに進むとみられています。昨年10月にドル円レートは1ドル=150円台に乗せ、32年来の安値水準を更新しましたが、あの悪夢が再来してもおかしくありません」(経済ジャーナリスト・井上学氏)

 植田新総裁が異次元緩和の修正に動くとしても、一気に正常化することはできない。だが、小幅な利上げでは円安進行に太刀打ちもできない。

 ■値上げは今年後半には落ち着く見通しだったが…

 円安が招く輸入物価高に輪をかけそうなのが原油価格の高騰だ。足元は1バレル=70ドル台後半で推移しているが、先行きは不透明。日経ヴェリタス(12日付)でエレメンツキャピタルの林田貴士氏は、今年の原油価格はブレント原油ベースで1バレル=90~110ドルのレンジに戻ると予想している。米中の消費が景気を下支えするなど、マクロ環境が改善するためだという。

 「円安に原油高が加われば、企業はコスト上昇分の価格転嫁を加速せざるを得ません。企業は値上げ慣れしており、迅速かつ大幅な値上げに踏み切るはずです。物価上昇に見合った賃上げが実現しなければ、昨年以上に懐が寒くなるでしょう」(井上学氏)

 帝国データバンクの調査(3~7日実施=有効回答1335社)では、商品・サービスの値上げ予定は今年後半には落ち着く見通しが示されていたが、円安と原油高の進行で通年の値上げラッシュに見舞われそうだ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2023年02月19日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日銀】:新総裁サプライズ人事には隠れたコーディネーターが…岸田首相「自分で決めた」の眉ツバ

2023-02-23 06:45:20 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【日銀】:新総裁サプライズ人事には隠れたコーディネーターが…岸田首相「自分で決めた」の眉ツバ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日銀】:新総裁サプライズ人事には隠れたコーディネーターが…岸田首相「自分で決めた」の眉ツバ

 次期日銀総裁に経済学者の植田和男氏(71)を充てる人事案は、24日に衆院で本人から所信を聴取し、質疑が行われることが16日決まった。

 下馬評に上っていなかった今回のサプライズ人事については、誰が植田氏を推薦したのかなどの経緯が不明。「産官学20人のリストがあった」とされ、本命だった雨宮正佳副総裁が学者を推していたともいう。

<picture>自民党の宮澤洋一税調会長(C)日刊ゲンダイ</picture>

  自民党の宮澤洋一税調会長(C)日刊ゲンダイ

 また、自民党の麻生副総裁や茂木幹事長の推薦ではなかったとされ、「誰の推薦も受けず、岸田首相が自分で決めた」とも報じられている。

 事情に詳しい関係者はこう話す。

 「日銀人事を巡って岸田首相に“土地勘”はありません。岸田氏が決めたというより、サプライズ提案に、パクッと食いついただけ」

<picture>岸田首相は“サプライズ提案”に飛びついただけ(次期日銀総裁候補の植田和男氏)/(C)共同通信社</picture>

 岸田首相は“サプライズ提案”に飛びついただけ(次期日銀総裁候補の植田和男氏)/(C)共同通信社

 ◆「いとこ会」のリーダー的存在

 関係者の間で、今回の隠れたコーディネーター役だったのではないか、と受け止められているのが、自民党税調会長の宮澤洋一参院議員(72)だ。

 宮澤氏は元大蔵官僚だから“土地勘”はある。そして、宮澤氏は岸田首相のいとこにあたり、政策面でも岸田を支えている。宮澤氏の父は宮澤喜一元首相の弟で、母は岸田の父・文武の妹だ。岸田首相と宮澤氏は幼少期からの付き合いであり、宮澤氏は一族の「いとこ会」のリーダー的存在なのだという。

 実は、同じくサプライズだったNHK会長人事にも宮澤人脈が関係していた。

 元日銀マン出身という異例の経歴で先月、NHK新会長に就任した稲葉延雄氏(72)は、宮澤氏とは東京教育大付属(現・筑波大付属)中学、同高校の同級生。稲葉氏は「迷っている暇なく(任命期日の)16日が来た」と会見で話していたが、岸田に稲葉氏を推薦したのは宮澤氏だとみられている。日銀総裁人事でも宮澤氏が動いたのではないか、というわけだ。

 「植田氏と宮澤氏の接点はいくつもありますが、2人は同時期に米国留学しており、そのつながりで交流があったようです。植田氏は1976年から80年まで米マサチューセッツ工科大学大学院に留学し、宮澤氏は米ハーバード大行政大学院に大蔵省から派遣され、78年に修了しています。植田氏は85~87年に大蔵省財政金融研究所の主任研究官も務めていて、大蔵省(財務省)との縁も深い」(前出の関係者)

 日銀総裁人事で岸田首相はとにかくサプライズを求めていて、「女性で学者」を望んだものの適任者がいなかったとも。それでも植田氏のサプライズ効果は大きく、岸田首相はいま、ご満悦なんだとか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2023年02月18日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【株式】:「3.16株価大暴落」に市場は恐々! “暗黒の木曜日”再来を懸念する2つのイベント

2023-02-23 06:45:10 | 【金融・金融庁・日銀・株式・為替・投資・投機・FRB・「ドル円」・マーケット】

【株式】:「3.16株価大暴落」に市場は恐々! “暗黒の木曜日”再来を懸念する2つのイベント

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:」【株式】:「3.16株価大暴落」に市場は恐々! “暗黒の木曜日”再来を懸念する2つのイベント

 今年の株価は堅調で推移しているが、今のうちかもしれない。

 16日の終値は前日比194円高の2万7696円で大引けに。大発会(1月4日)の終値2万5716円よりも1980円高いが、市場関係者の間では「3月大暴落」を警戒する見方が浮上している。株価を大きく押し下げかねないイベントが控えているからだ。

<picture>今年2023年度の春闘賃上げ率は2%台にとどまりそう(春闘2022=写真)/(C)共同通信社</picture>

 今年2023年度の春闘賃上げ率は2%台にとどまりそう(春闘2022=写真)/(C)共同通信社

 【金融政策決定会合】

 次期日銀総裁に経済学者の植田和男氏が就く方向となり、金融緩和が修正されるとの見方が広がっている。金利はすでに上昇しており、10年国債の利回りは日銀が設定する上限の0.5%付近を張り付いている。

 「昨年末の0.25%から0.5%への上限引き上げ前のように、足元の国債市場は上限突破をうかがう動きをしている。3月9、10日に開かれる黒田総裁ラストの金融政策決定会合で、上限金利のさらなる引き上げなど“実質利上げ”に追い込まれる可能性が出てきています」(金融関係者)

 金利上昇は景気を冷やす。また、国債の金利が上がれば、株を売って安全な国債を買う動きも出てくる。さらに、日米金利差の縮小により、円高が進行し、輸出銘柄が少なくない日経平均には逆風となる。

 【春闘のヤマ場】

 「1月の海外投資家の買越額は1兆2654億円と昨年7月(1兆7404億円)以来の大きさでした。海外勢が“シュントウ”(春闘)への期待から買いを進めるケースが目立っている。ユニクロの年収最大4割引き上げが報じられたり、岸田首相もインフレ率を上回る賃上げを繰り返し強調している。海の向こうからは今年のシュントウは盛り上がると映り、日本株の買いが膨らんでいるのです」(市場関係者)

<picture>物価上昇4%にも連合目標5%にもほど遠い賃上げ率に…(経団連が開いた労使フォーラムであいさつする十倉雅和会長)/(C)共同通信社</picture>

 物価上昇4%にも連合目標5%にもほど遠い賃上げ率に…(経団連が開いた労使フォーラムであいさつする十倉雅和会長)/(C)共同通信社

 ◆海外投資家が大量投げ売り

 足元の消費者物価指数は4%台。連合は5%程度の賃上げを要求している。しかし、民間エコノミストの予測平均では、主要民間企業(資本金10億円以上で従業員1000人以上の労働組合のある企業)の今年の春闘賃上げ率は2.85%にとどまる。帝国データバンクによると、中小企業を含む1万1719社の調査では賃金上昇率(見込み)はわずか2.1%だ。
 
 「物価上昇にも、連合の目標にも、ほど遠い春闘賃上げ率が明らかになれば、海外投資家は失望し、大量の日本株を投げ売りする可能性があります」(前出の市場関係者)

 連合によると、経営側から賃上げの回答を引き出す「ヤマ場」は3月14~16日だ。16日(木)は1929年の世界恐慌の引き金になった「ブラックサーズデー(暗黒の木曜日)」の再来となってしまうのか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2023年02月17日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【日銀】:植田新総裁は“学歴フェチ”岸田首相のさも人事…早くも銀座通いと酒豪モテ伝説が飛び交う

2023-02-23 06:45:00 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【日銀】:植田新総裁は“学歴フェチ”岸田首相のさも人事…早くも銀座通いと酒豪モテ伝説が飛び交う

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日銀】:植田新総裁は“学歴フェチ”岸田首相のさも人事…早くも銀座通いと酒豪モテ伝説が飛び交う

 4月に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任候補として、政府が国会に提示した経済学者の植田和男氏に注目が集まっている。まったくノーマークだっただけに事前情報が少なく、過去の著書がネットで3万円を超える高値で取引されるなど過熱気味だ。

<picture>ピカピカの経歴(日銀総裁次期候補の植田和男氏)/(C)共同通信社</picture>

 ピカピカの経歴(日銀総裁次期候補の植田和男氏)/(C)共同通信社

 植田氏の起用理由について、岸田首相は15日の衆院予算委で「国際的にも著名な経済学者であり、理論、実務両面で金融分野に高い見識を持っており、最適任と判断した」「主要国中央銀行のトップとの緊密な連携や、内外の市場関係者に対する質の高い発信力、受信力も重要」などと説明した。

「党内でもごく一部の人しか知らないサプライズ人事でした。岸田総理は植田氏起用の理由についていろいろと挙げていますけど、決め手はピカピカの学歴じゃないですかね。総理の“学歴フェチ”は有名で、岸田内閣の閣僚は半分近くが東大卒です。植田氏はいかにも総理が好きそうな経歴ですね」(自民党ベテラン議員)

 植田氏は東京教育大学付属駒場高校(現・筑波大学付属駒場高校=筑駒)から東大理学部を経て東大経済学部に学士入学。その後、マサチューセッツ工科大で経済学の博士号を取得した秀才だ。

 筑駒は全国トップレベルの進学校だが、岸田首相は何か強いこだわりがあるのか、筑駒出身者を起用するケースが目立つ。

 ■また「筑駒から東大」起用

 昨年の閣僚辞任ドミノで、山際前経済再生相と葉梨前法相の後任にそれぞれ起用した後藤茂之経済再生相と斎藤健法相は、ともに筑駒→東大という植田氏と同じ経歴。「死刑のハンコ」発言で辞任した葉梨前法相も筑駒から東大の経歴だった。

 ちなみに、統一教会との関係やセクハラ疑惑が取り沙汰されてきた細田衆院議長も、同じく筑駒から東大。黒田日銀総裁も筑駒→東大だ。

 「筑駒は国立の中高一貫校で唯一の男子校。制服もなく、自由な校風で知られていますが、クセの強い人が多いのも確かです。社会に出ても筑駒出身者は協調性がないとよく言われます」(筑駒OB)

<picture>岸田首相の“学歴フェチ”は有名(C)日刊ゲンダイ</picture>

 岸田首相の“学歴フェチ”は有名(C)日刊ゲンダイ

 ◆「先生が一番強い」

 岸田首相が「中銀との緊密な連携」を期待する植田氏の協調性はどうなのだろうか。酒席は好きなようで、日銀審議委員時代の2000年には、日銀公用車を使ってクラブホステスと同伴し、クラブを“はしご”して豪遊していたと「週刊ポスト」に報じられたこともある。

 16日発売の「週刊新潮」は「日銀新総裁『植田和男』“夜の交遊録”」というタイトルで、教え子や知人が証言する植田氏の酒豪ぶりを報じている。

 <酔ったような素振りを見せるのに、その実、全く酔っていない。泥酔したのを見たことがありません> 

 <ゼミ旅行に行くと、先生が一番酒が強いので深夜まで飲んでいる。カラオケもお好きでした>

 <赤坂プリンスのスイートルームを取って、ゼミ生と植田先生、差し入れを持ってきてくれたOBと朝まで夜通し飲む会が年に1回ありました>

 <夜のお店は昔から好きみたいで、銀座や六本木のクラブに頻繁に通っていたと聞き ます。飲み仲間に野村総研のエコノミストだった植草一秀さんもいたそうです>……。

 新潮の直撃取材に対し、植田氏本人も「割り勘の時もありましたし、私が払った時もありました」と“銀座通い”を認めている。

 「若い頃はイケメンで鳴らし、女性にもモテた」(学者仲間)という植田氏。夜の酒席での失敗が懸念されそうだが、酒にはめっぽう強いようだから、心配は不要か。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2023年02月16日  13:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【日銀】:植田新総裁の急激な利上げを日本通エコノミスト予測 「1年後金利4倍」で市場はパニック

2023-02-23 06:44:50 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【日銀】:植田新総裁の急激な利上げを日本通エコノミスト予測 「1年後金利4倍」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日銀】:植田新総裁の急激な利上げを日本通エコノミスト予測 「1年後金利4倍」

 政府は14日、新たな日銀総裁に経済学者の植田和男氏(71)を起用する人事案を国会に提示した。植田氏は当面、金融緩和を継続する意向だが、どこかで出口に向かうとみられている。市場は早速、反応。緩和修正の懸念から、13日の株価は前週末比243円安の2万7427円で終えた。

<picture>黒田東彦日銀総裁(左)の尻ぬぐいを引き受ける植田和男次期総裁(右)/(C)共同通信社</picture>

 黒田東彦日銀総裁(左)の尻ぬぐいを引き受ける植田和男次期総裁(右)/(C)共同通信社

 植田氏は「金融政策は景気と物価の現状と見通し、先行きに基づいて運営しないといけない」としているが、急激な修正(利上げ)をするとの見方が浮上し、警戒が強まっている。

 13日の米ブルームバーグによると、マネックスグループのエキスパートディレクターであるイェスパー・コール氏が植田氏の日銀総裁就任を踏まえ、「投資アドバイスを求められたら、私は12カ月後の10年債利回りが1.75-2%程度になるとの予測を示す」と語ったと報じた。足元の上限0.5%の4倍だ。

 コール氏はかつて植田氏の教え子で日本通として知られる。

 「コール氏は過激な論者との印象ですが、1年後2%は十分あり得る話です。足元の物価上昇率は4%を超えており、物価見合いで金利2%は妥当な水準です。就任直後はおとなしくしていても、早晩、段階的な利上げに動いてもおかしくありません。利上げ慣れしていない市場はパニックになるかもしれません」(金融ジャーナリスト・森岡英樹氏)

<picture>市場は早くも反応、昨日の株価は前週比243円安に(C)日刊ゲンダイ</picture>

 市場は早くも反応、昨日の株価は前週比243円安に(C)日刊ゲンダイ

 ◆「金融政策だけで日本経済の好転は不可能」

 米経済が好調なことから米国は利上げを続ける見通しだ。日本が金利を上げなければ、円安・物価高が進行する。

 「円安大好きな黒田総裁と違い、円安が進めば、植田氏は鉄則通り利上げによって防戦するはずです。異次元金融緩和の当事者ではない植田氏は、ちゅうちょなく修正に踏み切れる。問題は、景気がどうなるかということです。景気動向を読み間違えて、利上げをしてしまうと、日本経済は大打撃です。企業は設備投資を抑え、停滞を招く。住宅ローンの金利は上がり、住宅不況に見舞われる恐れもあります」(森岡英樹氏)

 金利が上がれば景気に水。利上げをしなければ物価高──。どっちに転んでも誰かが痛い目に遭う。

 「金融政策だけで日本経済を好転させようとしても無理です。結局、日本経済が成長しなければ、好循環は生まれない。アベノミクスの3本目の矢である『成長戦略』はまったくダメでした。植田氏はアベノミクスを失敗と認め、岸田政権と向き合えるかが、勝負でしょう」(森岡英樹氏)

 アベノミクスの尻ぬぐいを引き受ける植田氏はどんな独自色を見せるのか。 

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2023年02月15日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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