路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【岸田政権】:「多様性」方針は本当?「LGBTは生産性ない」発言の杉田水脈氏は昨年まで総務政務官

2023-02-04 14:58:50 | 【LGBTQ+=ジェンダー・アイデンティティ、レズ、ゲイ、バイセクシャル、

【岸田政権】:「多様性」方針は本当?「LGBTは生産性ない」発言の杉田水脈氏は昨年まで総務政務官

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:「多様性」方針は本当?「LGBTは生産性ない」発言の杉田水脈氏は昨年まで総務政務官 

 岸田文雄首相の荒井勝喜秘書官が3日夜、LGBTなど性的少数者や同性婚のあり方について発言した際に「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」と、報道陣の取材に述べたことを受け、岸田首相は4日、荒井秘書官を更迭する意向を明らかにした。

杉田水脈氏(2019年3月15日撮影)

 

 首相は報道陣の取材に「岸田政権は、持続可能で多様性を認め合う社会を目指すと申し上げてきた。政権の方針とは全く相いれない」と述べ、荒井秘書官の発言を批判した。

 一方で岸田政権では昨年8月の内閣改造で、性的少数者らに関して「LGBTには生産性がない」など、過去に差別的な寄稿や発言をしていた杉田水脈衆院議員が、総務政務官に就任した。野党は国会審議で杉田氏の過去の発言を問題視。杉田氏や、政務官に起用した首相を批判するとともに、杉田氏の辞任を要求。杉田氏は一部について撤回、謝罪したが、職にはとどまった。

 昨年12月には、杉田氏の政務官更迭を求める抗議活動が自民党本部前で行われ、国会議員を含め約100人が参加したこともある。 杉田氏は昨年12月27日、政務官を辞任した。事実上の更迭だったが、岸田首相の任命責任や、多様性に対する認識が問われる問題でもあった。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・岸田政権・LGBTなど性的少数者や同性婚のあり方について発言】  2023年02月04日  14:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・01.28】:自民から噴き出した“岸田批判”

2023-02-04 07:40:00 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政界地獄耳・01.28】:自民から噴き出した“岸田批判”

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.28】:自民から噴き出した“岸田批判” 

 ★国会が始まると同時に岸田派や首相・岸田文雄への批判が党内から噴き出した。前首相・菅義偉が派閥会長を続けながら首相に就いているのは「派閥政治を引きずっているというメッセージになって、国民の見る目は厳しくなる」と月刊誌で批判したことを受け、26日の宏池会(岸田派)の会合を首相は欠席した。だが派閥の事務総長を務める根本匠は「派閥というが派閥も政策集団に変わった。その最たるものが宏池会だ」と菅発言に反発してみせた。

 ★別の派閥の中堅議員は「根本の説明が今の宏池会の限界。人材不足だから岸田が続けるしかないということだろう」と突き放す。宏池会で岸田の側近、官房副長官・木原誠二は22日、テレビで「自民党は、左から右からいろいろな考えを持った国民政党だから、政策集団(派閥)の声を聞くというのも、国民の声を聞く一環の1つだとは思う」「もし疑念を持たれるようなことがあるとすれば、一定程度自らを律していくことが必要だ」と精いっぱいの擁護をしたが、こちらも反論のレベルではなかった。ただ菅の言う派閥を離脱しないと弊害があるか否かといえば、派閥を持たない菅には分からないだろうし、総裁選は派閥の力がものをいうのも事実。党内でも大きな波紋にはなっていない。

 ★ただ、首相秘書官を務める息子が欧米歴訪に随行し、大使館の公用車でパリやロンドンを観光。さらにカナダのトルドー首相に記念撮影を申し込み、周囲のひんしゅくを買ったと週刊新潮が伝えた。これでは税金首相秘書官という肩書観光旅行したと言われても仕方がない。26日の会見で官房副長官・磯崎仁彦は「必要とされる範囲内での運用を行っている」と説明する一方「指摘も踏まえ具体的点検したい」と調査に追い込まれた。当然官邸では早い幕引きをしたいだろうし、リークした犯人捜しと公務だったという面白い言い訳を考えることになるだろう。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年01月28日  08:22:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【それでもバカとは戦え・11.15】:意味不明な“お壺ね様”発言を垂れ流す 三浦瑠麗の発言は「言論」ではない

2023-02-04 07:04:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【それでもバカとは戦え・11.15】:意味不明な“お壺ね様”発言を垂れ流す 三浦瑠麗の発言は「言論」ではない

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【それでもバカとは戦え・11.15】:意味不明な“お壺ね様”発言を垂れ流す 三浦瑠麗の発言は「言論」ではない

 あさっての方向からの統一教会(現・世界平和統一家庭連合)擁護の連発で、ネット上では「お壺ね様」「壺サーの姫」といった愛称で親しまれている三浦瑠麗。

<picture>「壺サーの姫」こと三浦瑠麗氏(C)日刊ゲンダイ</picture>

  「壺サーの姫」こと三浦瑠麗氏(C)日刊ゲンダイ

 安倍晋三と統一教会の深いつながりが発覚すると、論点をずらしたり、問題を隠蔽・矮小化するいかがわしい連中が次々と訳の分からないことを言い出したが、中でも必死だったのが三浦である。

 三浦はYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」(10月29日配信)に出演。山上徹也容疑者の家庭に起きた献金問題について「たくさんあった財産がなくなったっていうのは、これはそんなに同情すべきかっていうのがあって。みんな1億円の資産ある人なんていないですからね、そんなに」

 「あるいはそれを競馬でスったって同じじゃないですか。統一教会のいろいろな手法は批判されるべきだけど、統一教会なら救ってあげて、競馬なら救わないって法はないでしょ。そういう議論ができないってことは、やっぱり結局、本質には関心ないんですよ」と発言。

 意味不明。統一教会を擁護するにしても、ここまで変だと意図が見えづらい。

 なんでもいいから自民党に恩を売っておこうという魂胆なのか、常識とかけ離れたことを言って冷たい視線を浴びることに快感を覚えているのか。ここまで無防備だと統一教会が送り込んだ工作員とも考えにくい。自己承認欲求が制御できなくなり、ツイッター上でバイトテロや奇矯な行動に及ぶ連中と同じなのかもしれない。

 三浦の発言は昔から一貫して変だが、統一教会問題に関しては度を越している。国会を無視し閣議決定だけで安倍の国葬を強行したことが問題になっているのに、「ほんとにそんなことしても票は増えませんよ」と政局に絡めて野党を批判したり。下劣極まりない。

 しまいには三浦はツイッターで「ま、好きにしたらいいですよ。このまんまいやーな感じが漂うのは日本のために良くないと思うけど、政治の世界だけが日本ってわけじゃ無論ないしね」と開き直った。

 言論の自由は最大限に尊重されるべきだが、三浦の発言は言論ではない。公道に糞を垂れ流す自由はない。残念ながら世の中には一定の割合で三浦のような人物が存在する。問題はこのようなメルヘンの世界の住人の妄想を世の中に垂れ流すメディアである。

◆本コラム待望の書籍化!重版決定!kindle版も発売中です。
それでもバカとは戦え」(日刊現代・講談社 1430円)

 適菜収

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 ■適菜収 作家

 近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース】  2022年11月05日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【それでもバカとは戦え・11.26】:死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係

2023-02-04 07:03:20 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【それでもバカとは戦え・11.26】:死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【それでもバカとは戦え・11.26】:死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の広告塔だった安倍晋三という男は、悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の広告塔でもあった。健康グッズなどの預託商法を展開し、顧客からおよそ1億6000万円をだまし取った罪に問われたジャパンライフ元会長の山口隆祥に対し、東京高裁は1審と同じく懲役8年の判決を言い渡した(11月18日)。

<picture>ジャパンライフの広告塔になっていた(C)日刊ゲンダイ</picture>

  ジャパンライフの広告塔になっていた(C)日刊ゲンダイ

 同社は2014年以降、消費者庁から相次いで行政指導や行政処分を受け17年にマルチ商法の認定を受けている。

 この山口と深い関係にあったのが安倍だ。安倍主催の「桜を見る会」には山口に招待状が送られていた。ジャパンライフは「安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に『桜を見る会』のご招待状が届きました」と招待状や安倍の写真をチラシにして勧誘に利用していた。

 詐欺被害者の多くは高齢者である。東京地裁の浅香竜太裁判長は、ジャパンライフが老後の生活への不安を巧みにつく営業活動を繰り返し、顧客と契約を結んでいたと指摘。その上で、消費者庁から巨額の負債隠蔽などを顧客に通知するよう求められたのに耳を傾けず、返金を求める顧客には撤回を求めるよう社員に指示していたと認定した。

 野党の「総理主催『桜を見る会』追及本部」には、安倍の招待状を見て、ジャパンライフを信用してしまったという話が多く寄せられている。

 ジャパンライフの問題は過去に何度も指摘されてきた。にもかかわらず、安倍はずぶずぶの関係を築いてきたのである。

 山口が「桜を見る会」に招待されたのは総理推薦枠の「60」番である。安倍家と山口の関係も今に始まった話ではない。安倍晋太郎は1984年のニューヨークへの外遊の際、山口を同行させたことを国会で認めている。この訪問団の名簿には外相秘書官として晋三の名前も記載されていた。

 「桜を見る会」は各界で功績を上げた人や著名人を招待するものだが、山口の他にも統一教会関係者や反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらに招待状が送られていた。安倍は一貫して嘘、デマを垂れ流して責任逃れに終始。安倍は「桜を見る会」の前夜祭に関するだけでも2019年11月~2020年3月の間に118回も嘘をついている(衆院調査局調べ)。

 死人に口なしでは許されない。第三者機関が入って一連の安倍事件の全容を解明すべきだ。

  

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載「それでもバカとは戦え」】  2022年11月26日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【安倍首相】:ジャパンライフの関係は父親の代から! ■安倍晋太郎が・・・

2023-02-04 07:03:10 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【安倍首相】:ジャパンライフの関係は父親の代から! ■安倍晋太郎が山口会長に「金儲けの秘訣を教えて」と懇願した夜

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍首相】:ジャパンライフの関係は父親の代から!  ■安倍晋太郎が山口会長に「金儲けの秘訣を教えて」と懇願した夜 

 ウソ、ごまかし、強弁、責任のスリカエ、説明放棄……。今週末の臨時国会閉会を射程にとらえ、なんとか「桜を見る会」疑惑から逃げ切ろうと必死の安倍政権。2日の参院本会議で久々に答弁に立った安倍首相は、マルチ商法ジャパンライフ山口隆祥会長(当時)を「総理枠」で招待していた問題について、こんな言い逃れをした。

安倍首相とジャパンライフの関係は父親の代から! 安倍晋太郎が山口会長に「金儲けの秘訣を教えて」と懇願した夜の画像1

  父の時代からジャパンライフと深い関係だった安倍首相(自民党HPより)

 「ご指摘の山口会長については、過去において、私が招待した多人数の会合等の場で同席していた可能性までは否定しませんが、山口氏と1対1のような形でお会いしたことはなく、個人的な関係は一切ありません」

 そもそも、ジャパンライフは磁気ネックレスの預託商法などを展開、何十年も前から悪徳マルチ商法として社会問題になってきた企業であり、国会でも度々審議され、2014年9月には消費者庁から文書で行政指導を受けていた。にもかかわらず、安倍政権は2015年4月の「桜を見る会」に山口会長を招待。そして、ジャパンライフはこの招待状と安倍首相の顔写真を宣伝チラシに載せて〈安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に「桜を見る会」のご招待状が届きました〉と大々的にアピールすることで、被害者の“信頼”を得していたことが判明している。

安倍首相とジャパンライフ元会長は35年来の知人 真の関係を裏付ける数々の証言

  ジャパンライフの山口隆祥元会長と安倍首相主催の「桜を見る会」の招待状(C)共同通信社

 ようは、安倍首相は多数・多額の被害を出した悪徳マルチのPRに加担していたのだ。それを「個人的な関係は一切ない」と言って責任を頰被りする。これだけでも一国の総理大臣として許されるはずがない。

 だが、この安倍首相の「個人的な関係は一切ない」は真っ赤な嘘だ。なぜならば、山口会長は安倍晋三の父・晋太郎に深く食い込んでいたという、動かぬ証拠があるからだ。

 実はこの問題は30年以上前に国会で追及されている。1986年2月10日の衆院予算委員会でのことだ。日本社会党の松浦利尚議員が、ジャパンライフが設立した政治団体「健康産業政治連盟」の事業報告書を示し、安倍晋太郎外務大臣、山口敏夫前労働大臣がジャパンライフ山口会長とともに、1984年9月22日にニューヨークを表敬訪問したと書いてある、と追及したのだ。しかも当の安倍晋太郎は、こう答弁している。

 「それは山口代議士がたくさんの人と一緒に、ちょうど私が国連に行っておったときに紹介といいますか表敬に連れてきたことは、確かにその中に今の山口隆祥氏ですか、おられたことは事実です」

 つまり、安倍晋太郎外相はニューヨークでの国連の会合へ向かった際、山口会長と一緒にいたことを認めているのである。常識的に考えて、一国の現職外務大臣で、しかも“総理候補”であった安倍晋太郎の公務出張に、ジャパンライフというマルチ企業の会長が同行するなんてことは、よほどの“関係”でなければありえないだろう。

 そしてこの当時、安倍晋三は父・晋太郎の秘書を務めていた。秘書時代、晋三が父親の外遊に必ずと言っていいほど同行していたことは有名で、この国連会合にも同行していた可能性が高い。

 ◆安倍首相の父親がフィクサー主催の会合で山口会長に「まだまだ伸びるね、山口さんは」 

 しかも、安倍晋太郎とジャパンライフ山口会長の付き合いの深さは、外遊に同行したというレベルの話ではなかった。前述した晋太郎の1986年2月国会答弁は「おられた」ことは認めたものの、「たくさんの人と一緒に」「その中に今の山口隆祥氏ですか」などと、まるでアカの他人であるかのような口ぶりだった。つまり、2日の国会で安倍首相が「個人的な関係は一切ない」と強弁したように、晋太郎も「山口氏とは個人的な面識はない」というふうに言い逃れをしていた。

 だが、これも真っ赤な嘘だった。晋太郎は、ジャパンライフ山口会長がニューヨークに同行した3カ月後の1984年12月には同氏と会食し、こんなセリフを投げかけていた。

「いったい、商売のコツというものは、なんだろうか。金もうけの秘訣を教えてもらいたいものですね……」
「まったく同感だ。その通りだと思う。まだまだのびるね、山口さんは。そういう心構えが大事なんだな……」

 現役の外務大臣だった安倍首相の父親が“悪徳マルチの帝王”と言われた人物に「金儲けの秘訣」を教えてくれと乞う……この唖然とするような会話がなされたのは、政界フィクサーとして有名だった故・恩田貢氏が主催した会合でのことだった。恩田氏は当時、主幹を務めていた雑誌「政界往来」(休刊/政界往来社)1985年6月号から8月号にかけて「山口隆祥会長(ジャパンライフ)は本当に“販売の神さま”なのか」と題したジャパン・ライフPRの短期連載を執筆・掲載しているのだが、その連載第一回に、くだんの会合の記述が出てくる。

 それによると、1984年12月中旬、恩田氏は主催した会合に山口氏を出席させ、そこに外務大臣の安倍晋太郎が同席。夕食をとりながら話がはずむなか、晋太郎が前述のように「いったい、商売のコツというものは、なんだろうか。金もうけの秘訣を教えてもらいたいものですね……」と山口会長に聞いたのだという。その後のふたりのやりとりを、恩田氏は臨場感たっぷりに描いている。

〈「〔山口氏、前略〕自分の仕事は世の中の仕事であることを忘れたら、必ず商売は失敗します……」
 安倍大臣は、大きくうなずきながら、
「まったく同感だ。その通りだと思う。まだまだのびるね、山口さんは。そういう心構えが大事なんだな……」
 といって、こころから感心している様子であった。そんな安倍大臣に向かって、山口氏はさらにこんな発言をした。
「もう一つ、つけ加えて置きたいのは、“朝の時間”ということ。〔中略、長々と語る〕スッキリした毎朝を迎えない商売人は、なにをしてもうまくゆくはずがない。私はそう信じていますが……」
「いや、全くその通りだ。政治家も同じです。朝がスタートだから、その時の情況でかなり一日が左右されますね、朝は大事です……」
 こう語りながら、安倍大臣はまた大きくうなずいてみせた。〉

 ◆安倍ファミリー加藤勝信厚労相もジャパンライフの広告塔になり、山口会長と会食 

 山口会長の話は単なる自己啓発的な内容で特筆すべき点はないのだが、重要なのは、そんな話を当時の現役外相で“総理候補”だった安倍晋太郎が傾聴し、「金もうけの秘訣を教えてもらいたい」「まだまだのびるね、山口さんは」などとヨイショしていたということだ。

 現役の外務大臣が政界フィクサー主催の会合に出席して、PR記事に全面協力する──これは、安倍晋太郎が山口会長から相当な見返りを得ていたとしか考えられないだろう。

 実際、当時、悪徳マルチ商法で急成長を遂げたジャパンライフは政界の裏タニマチとして注目され、関係の深い政治家として中曽根康弘とともに名前が上がっていたのが、安倍晋太郎外相だった。

 そうした関係を考えても、秘書として晋太郎の傍にいた当時の安倍晋三が、山口会長との接点がまったくなかったはずがないのである。

 さらに、安倍首相とジャパンライフの関係を物語る“キーマン”はもう一人いる。安倍首相の最側近たる加藤勝信厚労相だ。周知のように、加藤厚労相は、ジャパンライフの内部向けの宣伝チラシに「取り組みを非常に高く評価していただきました」と紹介されるだけでなく、ジャパンライフ が業務停止処分を受けたあとの2017年1月には山口会長と会食していたことも発覚。ジャパンライフの“広告塔”としての役割を果たしてきた。加藤厚労相は3日の閣議後記者会見で「マスコミの方が主催する勉強会に出かけた時に、会長がおられたということに尽きる。それ以上の関係はない」と釈明していたが、とうてい信じられるものではない。むしろ、安倍首相そっくりな弁明は、官邸と口裏を合わせたとしか思えないものだった。

 しかも、注目すべきなのは、この加藤厚労相が自民党の大物議員・加藤六月氏(故人)の娘婿であることだ。六月氏は安倍首相の父・晋太郎氏の側近中の側近。安倍首相が幼い頃から安倍家と加藤家は家族ぐるみの付き合いであり、六月氏の妻・睦子氏と安倍首相の母・洋子氏は親友以上の関係といわれていた。安倍首相が加藤勝信氏を重用してきたのもこうした親の代からの家族ぐるみの付き合いの延長線上で、大臣抜擢も洋子氏の強力なプッシュがあったといわれる。

 こうした関係をみていると、むしろ、ジャパンライフは安倍首相にとってファミリーぐるみのタニマチだったと考えるべきではないか。安倍晋太郎や加藤六月の代から利権はそのまま晋三、勝信に引き継がれた。その結果として、山口会長が総理枠で「桜を見る会」に招待されていたのではないか。

 いずれにしても、ジャパンライフの山口会長について「個人的な関係は一切ありません」と断言した安倍首相の言い分は、例の「前夜祭の代金は参加者が直接、ホテルに代金を支払った」や「名簿はシュレッダーで破棄され、復元はできない」と同様、到底信じられるものではない。

 だが、これだけ嘘やインチキが明らかになっても、安倍政権国会閉会を目前にして、完全に“逃げ切りモード”に入っている。衛藤晟一消費者担当相が「私はそういう方は要注意だと思って接する」などとまるで騙された被害者に非があるような発言をし、ネット上では「だまされた人が悪いと言っているようだ」と批判の声があがったが、裏を返せば「国会を閉じて年を越せば大丈夫」とタカをくくっているのだろう。実際、3日の西日本新聞によれば、自民党幹部は「うまく逃げ切った」「これでもう、首相が国会で追及される場面も時間もないだろう」と記者に嘯いてすらいるという。

 だが、本当にこのまま安倍政権の「逃げ切り」を許してしまっていいのか。「桜を見る会」の追及を放棄するということは、日本が権力者ならどんなに税金を私物化してもどんな犯罪に加担しても一切不問に付す“半独裁国”であることを内外に宣言するに等しい。そのことを国民もメディアももっと自覚すべきではないか。(編集部

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース スキャンダル 【不祥事・トラブル】 2019年12月04日  06:57:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【政界地獄耳】:ジャパンライフの悲劇に鈍感すぎる/12.20

2023-02-04 07:03:00 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政界地獄耳】:ジャパンライフの悲劇に鈍感すぎる/12.20

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:ジャパンライフの悲劇に鈍感すぎる/12.20 

 ★「桜を見る会」から派生したジャパンライフ問題。なぜ同社会長が「桜を見る会」に招待されていたのか、招待リスト加えたのかが今後焦点だが、30年にわたり被害者がいるこのマルチまがいの会社の被害弁護団が18日、声明発表した。首相主催の「桜を見る会」の招待状や、官僚OBらが同社顧問になっていたことが「多くの被害者信頼できる会社誤解した」と指摘。また政治家への政治献金にも触れ「献金の原資は被害者の生活資金。議員は速やかに破産管財人に返還すべきだ」とした。

 ★弁護団の試算によると、負債総額は2405億円で、契約者は7000人に上るものの、破産手続き中の同社が被害者に返金できる資金はないと言われている。そこで弁護団同社元顧問らに顧問料返還を求めるよう管財人要請交渉中という。元内閣府官房長・永谷安賢、元特許庁長官・中嶋誠、元科学技術庁科学技術政策研究所長・元日本オリンピック委員会(JOC)理事・佐藤征夫、経済企画庁長官秘書官・松尾篤元、元朝日新聞政治部長・橘優被害者信用させるに足る地位にいた顧問らの中の5人へ返還請求をしているという。

 ★ほかにも消費者庁の課長補佐や県警本部の幹部らが転職したり天下っている実態が、ちゅうちょする被害者の背中を押し、権力側を信用の担保にして営業を続けて来た。また政界に多額の政治献金が流れていたのもその一環で、いずれも被害者の原資が政界に還流した構造だ。ところが元顧問や献金を受けた政治家は事の重大さに気付かずに同社に協力していたとうそぶくが、どんな悲劇を生んだのか、彼らは鈍感すぎる対応をしている。また18日、当事者意識ゼロの官房長官・菅義偉は一般論だとして「桜を見る会が企業や個人の違法、不当活動利用されることは決して容認できない旨、国会首相答弁している」とよくわからない説明をした。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2019年12月20日  09:14:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田政権】:なりふり構わぬ大軍拡…法改正で年金324億円横取り→防衛費財源充当の姑息

2023-02-04 06:25:50 | 【防衛省・自衛隊・防衛費、大綱・核兵器・武装・軍需産業・Jアラート・シェルター】

【岸田政権】:なりふり構わぬ大軍拡…法改正で年金324億円横取り→防衛費財源充当の姑息

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:なりふり構わぬ大軍拡…法改正で年金324億円横取り→防衛費財源充当の姑息

 そこのけそこのけ防衛費が通る──。岸田政権が防衛費倍増のために企んでいるのが、医療や年金財源の“横取り”だ。今国会で法改正を強行し、防衛費の財源に充当しようとしているが、姑息な手段はスジ違いだ。

  ◇  ◇  ◇

 政府は国立病院機構(NHO)の積立金422億円と地域医療機能推進機構(JCHO)の積立金324億円を「不要見込み」として国庫に返納させ、防衛費増額に充てる方針だ。

<picture>「年金のお金で設立した」と明言したが…(加藤勝信厚労相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 「年金のお金で設立した」と明言したが…(加藤勝信厚労相)/(C)日刊ゲンダイ

 事業で生じた黒字分に相当する積立金は、次期事業計画に必要な分を繰り越し、残余金は返納することになっている。NHOは国庫に、JCHOは「年金特別会計」に返すことが現行法で決められている。

 国庫はともかく、なぜ、年金なのか。加藤厚労相は1日の衆院予算委員会で「JCHOは年金のお金を活用して設立を図った経緯があり、JCHOは年金特別会計に納付する形になっている」と答弁。JCHOの病院は年金保険料などによりつくられたため、残余金が出たら年金に戻すのは当然なのだ。

 岸田政権は税外収入などあらゆる“余り金”を集めて防衛費を拡充することに躍起だが、現行法ではJCHOの積立金は防衛費には回せない。そこで、岸田政権は法改正を急ぎ、国庫納付の特例を設けようとしているのだ。

 1日の衆院予算委でこの問題を取り上げた共産党宮本徹議員は「わざわざ年金特別会計に入れると(法律に)書いているものまで大軍拡の財源に流用するのは大問題だ」と撤回を求めたが、岸田首相は「コロナ対策で積み上がった積立金のうち、特例的にご協力をいただく」と理解を求めた。

 JCHOによると、事業の中期計画は5年単位で立てられ、現計画は23年度が5年目となる。積立金や剰余金の議論は1年後のはずだが、前倒しされたという。日刊ゲンダイの取材にJCHOは「前倒しの返納は異例の対応です。厳しい判断だとは思うが、政府全体の判断なのでやむを得ない。事業計画が大きく崩れることはない」(企画経営部)と答えた。

<picture>「軍事栄えて民滅ぶ」へまっしぐら(C)日刊ゲンダイ</picture>

  「軍事栄えて民滅ぶ」へまっしぐら(C)日刊ゲンダイ

 ◆医療にしわ寄せ

 しかし、ホントに事業計画に支障は来さないのか。JCHOの山本修一理事長は昨年12月の「MEDIFAXweb」のインタビューで次期中期計画に向けて「積立金の675億円があっても足りない状況だ」と話している。

 宮本議員は「当事者が675億円でも足りないと言っているのに、半分(324億円)も召し上げるのは感染症対策を軽んじている」と批判したが、加藤氏は「全体をみて、国庫に納付とさせていただいた」と突っぱねた。

 改めて、宮本議員に聞いた。

「JCHOの積立金が軍拡に流用される代償は計り知れません。324億円が使えなくなれば、JCHO所属の医療体制の整備はその分、おろそかになるし、医療従事者の待遇改善の足も引っ張るでしょう。また、仮に剰余金が出ていたとしても、本来受け取るはずの年金
には回らないので、年金の財源にも穴があくことになります。岸田政権が医療や年金を犠牲にしてなりふり構わぬ軍拡を進めようとしていることが公然となったのではないか」

「防衛力強化資金」を新設する防衛財源確保法案は3日、閣議決定された。「軍事栄えて民滅ぶ」はまっぴらごめんだ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・岸田政権】  2023年02月03日  13:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田政権】:西村経産相 児童手当の所得制限撤廃に“いっちょかみ”で赤っ恥…持論ツイートにも異論噴出

2023-02-04 06:25:40 | 【社会保障施策・年金(国民、老齢、共済、障害)・医療、介護保険・生活保護・

【岸田政権】:西村経産相 児童手当の所得制限撤廃に“いっちょかみ”で赤っ恥…持論ツイートにも異論噴出

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:西村経産相 児童手当の所得制限撤廃に“いっちょかみ”で赤っ恥…持論ツイートにも異論噴出

 児童手当の所得制限に西村経産相が“いっちょかみ”だ。自民党・茂木幹事長の「撤廃」案に対し「限られた財源の中で、高所得者に配るよりも、厳しい状況にある人を上乗せや別の形で支援すべきだ」と1日に国会で答弁。反旗を翻した。

<picture>まず、安すぎる日本の賃金を上げるのが先(西村康稔経産相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 まず、安すぎる日本の賃金を上げるのが先(西村康稔経産相)/(C)日刊ゲンダイ

 聞こえはいいが、問題は高所得者の定義だ。西村氏は同日夜、自身のツイッターに〈年収1200万円以上の給与所得者は全体の5%に満たない割合で、高額所得者〉と投稿。すると、SNSでは〈1200万円の所得であっても子供が3人いると生活としてはかなり苦しくなっている〉〈5%に満たないから切り捨てるのですか?〉などと異論が噴出し、「年収1200万円」が一時トレンドワード入りした。

 西村氏の念頭にあるのは、昨年10月に「世帯主の年収1200万円以上」への児童手当の特例給付が廃止されたこと。他にも年収1200万円になると「配偶者控除」「住宅ローン控除」「高校無償化」など所得制限に阻まれ、カットされる補助制度は山ほどある。

 さらに所得税などの重税感は強く、社会保険料などを差っ引かれれば、手取りは850万円程度。せっかく稼いでも“罰ゲーム”のごとく、各種支援の枠外に置かれれば、子育て世帯の家計にそれほど余裕はないはずだ。

 全体に占める割合を尺度にするのもミスリードだ。国税庁の民間給与調査(2021年分)によると「年収800万超~1000万円以下」は4.8%。比率は1200万円以上とさほど変わらない。全体の0.3%しかいない「2500万円超」に焦点を絞るならまだしも、手取り850万円程度で「富裕層」とレッテルを張るのは生活実感と乖離している。

 ■国際水準に取り残され

 「世界からみれば年収1200万円は決して富裕層ではない。過去30年、日本の平均年収はちっとも増えず、今やOECD加盟35カ国のうち24位と、G7の中でダントツ最下位。トップの米国とはザッと400万円近い開きがある。国際水準に近づけるには非正規の賃金格差を是正して中間層を分厚くし、むしろ平均年収を1200万円に近づけていく。日本全体が豊かとなり、生活不安をなくすことが最大の少子化対策です」(経済評論家・斎藤満氏) 

 西村氏の主張は「井の中の蛙」の言い分。弱者味方ぶるなら、まず経産相として安すぎる日本賃金を上げるのが先だ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・岸田政権】  2023年02月03日  13:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:丸川珠代氏「愚か者めが」で都知事の野望は潰えたか…出馬なら同じヤジでブーメラン

2023-02-04 06:25:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【自民党】:丸川珠代氏「愚か者めが」で都知事の野望は潰えたか…出馬なら同じヤジでブーメラン

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:丸川珠代氏「愚か者めが」で都知事の野望は潰えたか…出馬なら同じヤジでブーメラン

 14年越しの大ブーメランで、民主党政権時の「子ども手当」をめぐる発言がヤリ玉に挙げられている丸川珠代元五輪相。「私も含めて、我が党が反省すべきは反省すべきだ」と、党全体の責任に転嫁して逃げようとしたが、丸川氏の似顔絵とヤジのセリフをプリントした「この愚か者めが Tシャツ」の写真がSNS上でどんどん拡散され、針のムシロだ。Tシャツに直筆サインする写真まで発掘され、悪名は当分、消えそうにない。

<picture>「この愚か者めが Tシャツ」の写真がSNSで拡散…(丸川珠代元五輪相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 「この愚か者めが Tシャツ」の写真がSNSで拡散…(丸川珠代元五輪相)/(C)日刊ゲンダイ

 「この騒動で、上昇志向の塊のような彼女の野望が打ち砕かれる可能性が出てきた」と言うのは自民党の東京都連関係者だ。

 「10増10減」の新区割りで東京は次期衆院選から選挙区が5つ増える。東京選出で参院3期目の丸川氏は、この機会に衆院への鞍替えを画策しているとされる。新東京7区(渋谷・港)からの出馬が取りざたされているが、元ミス日本で、旧維新の党代表などを務めた松野頼久元衆院議員の次女の松野未佳氏も同区を希望している。

■主婦層が反発し、アウト

 水面下で女のバトルになっているのだが、実は丸川氏は衆院選と都知事選の“両ニラミ”らしい。

 「衆院東京7区への鞍替えについて、丸川さんは『周囲が勝手に出馬説を流している』と否定しているようです。むしろ都知事が本命なのではないか。都知事選は来年7月。それまでに解散総選挙があったとしても、鞍替えして1年程度で都知事転身はさすがにひんしゅくを買う。だったら最初から都知事を目指した方がいい」(自民党関係者)

 ところが、である。「愚か者めが」のヤジがクローズアップされたことで女性票が逃げ出しかねず、鞍替えや都知事選どころじゃなくなってきた。

 「丸川さんはすぐに『反省』を口にして傷を小さくしようとしたのだろうが、地元の会合に出たら、早速女性たちから『あれは酷い』と散々。特に主婦層の反応が厳しい」(前出の都連関係者)

 立憲民主党は、民主党政権が下野した2012年以降の政策を洗い出す「失われた10年政策検証プロジェクトチーム」をきのう(2日)発足させた。所得制限のない「子ども手当」が、所得制限ありの「児童手当」に変えられた後の状況などが検証される。丸川氏が都知事選に出馬しようものなら、野党から「子育ての敵」と攻撃され、あの下品なセリフがぶり返されるだろう。

 丸川氏の野望は潰えたか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・自民党】  2023年02月03日  13:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【米国】:本土上空で中国の「偵察気球」飛行 かつて日本上空で確認された“白い球体”そっくり?

2023-02-04 06:25:20 | 【中国・共産党・香港・一国二制度・台湾・一帯一路、国家の個人等の権利を抑圧統治】

【米国】:本土上空で中国の「偵察気球」飛行 かつて日本上空で確認された“白い球体”そっくり?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【米国】:本土上空で中国の「偵察気球」飛行 かつて日本上空で確認された“白い球体”そっくり?

 米国防総省が中国の「偵察気球」が米本土上空を飛行していると発表した。

 米メディアなどによると、偵察気球は数日前に米上空に入り、現在は西部モンタナ州の上空を飛行。同州には米軍の核ミサイル基地があり、「機密性の高い場所」の上空を通過したことも確認されたという。

<picture>米国内で捉えられた気球の写真(C)ロイター</picture>

  米国内で捉えられた気球の写真(C)ロイター

 「謎」の気球はバイデン米大統領にも報告され、オースティン国防長官が対応を協議するための緊急幹部会議を開いた。米政府高官は「この気球は中国のものだと確信している」と発言。外交ルートを通じて中国政府に懸念を伝えたという。

 「イスラエルとパレスチナ」や「韓国と北朝鮮」といった対立を抱えている国や地域間の上空では、偵察目的とみられる互いの気球が頻繁に確認されているものの、「米国と中国」でも同様の気球が報告された、となれば衝撃だろう。

 SNSでも、《米中のスパイ合戦》、《米中対立を物語る》などと大盛り上がりだが、今回の報道を受け、日本国内でも出ているのが、《あれも中国の偵察気球だったのではないか……》との声だ。

 ■仙台市の上空を飛んでいた「謎の飛行物体」

 「あれ」とは、2020年6月に宮城県仙台市の上空などで確認された「謎の飛行物体」のことだ。

 17日早朝、国交省仙台空港事務所の職員が上空を移動する「白い球体」を確認。宮城県警や防衛省が情報収集に動くなど大騒ぎとなった。当時の河野太郎防衛相も会見で、「レーダー、その他で警戒監視を続けております」と説明していたが、その後、「謎の飛行物体」は消えた。

 ニュースでも大きく報じられ、話題となったのだが、その時に撮影された映像と今回、米国上空で確認された飛行物体の姿がそっくりなのだ。

《あれは中国の偵察気球だったのかも》

《仙台には空自基地や陸自の駐屯地があるよね。あれを偵察したんじゃ》

《日本政府はのんびりしていたけど、米国は違うな》

 SNSでは「謎解き」の投稿であふれているが、果たして真相は……。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・話題・米国防総省が中国の「偵察気球」が米本土上空を飛行していると発表した】  2023年02月03日  13:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田政権】:官邸内で“ドラ息子”翔太郎氏の更迭論が浮上…岸田首相の切りたくても切れない「裏事情」の根深さ

2023-02-04 06:24:50 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【岸田政権】:官邸内で“ドラ息子”翔太郎氏の更迭論が浮上…岸田首相の切りたくても切れない「裏事情」の根深さ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:官邸内で“ドラ息子”翔太郎氏の更迭論が浮上…岸田首相の切りたくても切れない「裏事情」の根深さ

 問題息子を切るのか──。1日の衆院予算委員会で野党の追及が集中したのは、やはり、岸田首相の長男で政務秘書官を務める翔太郎氏の“諸国漫遊”問題だった。先月中旬の岸田首相の外遊に同行し、現地で公用車を乗り回して観光三昧。老舗百貨店で閣僚のお土産にブランドネクタイやハンカチを購入していた一件だ。

<picture>そろそろ潮時では…(岸田首相と長男の翔太郎首相秘書官=奥)/(C)共同通信社</picture>

 そろそろ潮時では…(岸田首相と長男の翔太郎首相秘書官=奥)/(C)共同通信社

 翔太郎氏の“買い物”について岸田首相は「さまざまな指摘を頂いており、今後、適切に対応しなければならない」と答弁。政務秘書官に登用したことの妥当性については「政治家としての活動をよく知る人間を採用することは大変意味がある」と説明したが、ひきつった笑みを浮かべ、総理大臣席では天を仰ぎ、明らかにお疲れの様子だった。これ以上、身内の問題を追及されたくないのだろう、ここへきて、官邸内で“長男更迭”論が浮上しているという。

 「衆院予算委の2日目だった1月31日、総理は早朝6時から2時間以上にわたって、木原官房副長官と面会している。“翔太郎問題”の対策を協議したとみられています。翔太郎氏が問題を起こすとは想定外だったのでしょう。マスコミに狙われるのは明白なのに、翔太郎氏はあまりに軽率すぎる。官邸内では『そろそろ潮時では』という声が上がっているといいます」(官邸事情通)

<picture>カギ握るのは裕子夫人(岸田首相夫妻)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 カギ握るのは裕子夫人(岸田首相夫妻)/(C)日刊ゲンダイ

 ◆夫人の意向を無視できない

 岸田首相本人も、「このまま息子に政務秘書官を任せておくのはマズい」と考えているフシがある。昨年末、翔太郎氏が官邸の機密情報をメディアにリークしているのではないか、という疑惑が浮上した一件にブチ切れてしまったようなのだ。

 月刊「テーミス」(2月号)によると、〈首相は翔太郎氏を呼んで『バカ息子、役立たず!』と罵った〉という。ただし、長男切りをそう簡単には決断できない事情がある。

 「翔太郎さんを辞めさせるか否かは、裕子夫人がカギを握っているようです。岸田家では、息子の将来に関わることは、岸田さんの意思一つでは決められない。夫人の“承認”がないと難しいでしょう。そもそも、翔太郎さんの後任も見当たらない。それに、後継者として、箔付けのために政務秘書官に抜擢したのに、野党に追及されて更迭したら、箔付けどころか翔太郎さんに“傷”をつけてしまいかねません。仮に今後、切るタイミングがあるとしたら、就任1年の節目となる今年10月でしょう」(永田町関係者)

 相変わらず支持率が「低空飛行」の岸田内閣。いつ炸裂するか分からない“爆弾”をまだ半年以上も抱え続けることになるのか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・岸田政権】  2023年02月03日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【それでもバカとは戦え・12.17】:昔も今も「世論工作」はわが国お馴染みの手口 プロパガンダが招いた日本の惨状を見よ

2023-02-04 06:20:50 | 【報道=事実に裏打ちされた報道、ファクトチェック(事実検証)・フェイク(偽...

【それでもバカとは戦え・12.17】:昔も今も「世論工作」はわが国お馴染みの手口 プロパガンダが招いた日本の惨状を見よ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【それでもバカとは戦え・12.17】:昔も今も「世論工作」はわが国お馴染みの手口 プロパガンダが招いた日本の惨状を見よ

 共同通信の記事によると、防衛省は人工知能(AI)技術を使い、交流サイト(SNS)で国内世論を誘導する工作の研究に着手したとのこと。複数の政府関係者への取材で判明したという。

<picture>AIで国民心理をコントロール(防衛省)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 AIで国民心理をコントロール(防衛省)/(C)日刊ゲンダイ

 インターネットで影響力がある「インフルエンサー」が、無意識のうちに同省に有利な情報を発信するように仕向け、防衛政策への支持を広げたり、特定国への敵対心を醸成、国民の反戦・厭戦の機運を払拭するのが目的だという。

 こうした報道に対し、防衛省は「全くの事実誤認であり、防衛省として、国内世論を特定の方向に誘導することを目的とした取り組みを行うことはありえない」と否定したが、そりゃそうだよね。

 「これから国民の洗脳工作を行います」などと言うわけがない。防衛省は「情報戦対応」も含めた体制整備を実施するとも述べていたので、これまでやってきた世論工作に積極的にAIの技術を活用するということだろう。

 例によってネトウヨ「論壇人」の類いが、この先、小遣いをもらえるとでも思っているのか、「共同通信による世論誘導だ」などと騒いでいたが、バカのふりをしているのか本物のバカなのか。

 わが国において世論工作が続けられているのは公然の事実である。元官房長官の野中広務は、官房機密費を使って政治評論家やジャーナリストにカネを配っていたことを証言している。

 「インフルエンサー」に世論誘導させるのもお馴染みの手口。これを露骨な形でやり始めたのが小泉純一郎政権だった。2005年のいわゆる郵政選挙の際、自民党と内閣府が広告会社につくらせた企画書には竹中平蔵と著名人を対談させることにより世論を誘導する戦略が描かれている。

 そして実際、竹中とタレントのテリー伊藤による政府広報「郵政民営化ってそうだったんだ通信」が新聞折り込みチラシとして全国に撒かれた。

 防衛予算の大幅増額のためにユーチューバーらに「厳しい安全保障環境」について説明させる計画の件では、防衛相(当時)の岸信夫が「インフルエンサーと呼ばれる方々に、まず理解をしていただけるような説明を行うことは重要だ」と述べ、計画の存在を事実上認めている。

 プロパガンダによりバカを洗脳し動員する悪質な連中が権力を握った結果が今の日本の惨状である。 

 

◆本コラム待望の書籍化!重版決定!kindle版も発売中です。
それでもバカとは戦え」(日刊現代・講談社 1430円)

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載「それでもバカとは戦え」】  2022年12月24日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載「それでもバカとは戦え」】  2022年12月17日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【それでもバカとは戦え・11.19】:デマ、陰謀論…整合性のない「虚偽情報」にだまされるな

2023-02-04 06:20:40 | 【報道=事実に裏打ちされた報道、ファクトチェック(事実検証)・フェイク(偽...

【それでもバカとは戦え・11.19】:デマ、陰謀論…整合性のない「虚偽情報」にだまされるな

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【それでもバカとは戦え・11.19】:デマ、陰謀論…整合性のない「虚偽情報」にだまされるな

 作家・ジャーナリストを名乗る門田隆将という人物がいる。現実と妄想の区別がつかないので、自分の願望に沿うデマを垂れ流し、整合性がなくなれば陰謀論に逃げ込む。

 森友学園の決裁文書改ざん問題を苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんを巡る記事で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之議員、杉尾秀哉議員が産経新聞社と門田に計880万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は計220万円の支払いを命じた。

<picture>東京地裁は、門田隆将氏に支払いを命じる判決(C)日刊ゲンダイ</picture>

 東京地裁は、門田隆将氏に支払いを命じる判決(C)日刊ゲンダイ

 問題の記事には「(両議員は)財務省に乗り込み、約1時間、職員をつるし上げている。当該職員の自殺は翌日だった」とある。両議員が訪れたのは東京の本省で、自殺した職員には面会していない。

 判決は、「当該」との単語が使われ、連続した2文で構成されたこの文章を読めば「読者は、両議員が自殺前日にこの職員を集団的に批判、問責し、自殺の要因になったと理解する」と判断。被告側の「『つるし上げ』の対象は自殺した職員ではないと容易に理解できる」という主張を退けた。

 その後、門田は謝罪するどころか〈唖然…左傾化し正義を捨てた日本の司法〉とツイート。意味不明。そもそも門田は過去に大量のデマを垂れ流してきたいわくつきの人物である。

 今年9月、玉城デニーが沖縄県知事選に出馬した際、門田は〈正体を隠す事なく玉城知事が「誓いましょう!この選挙で玉城知事と共に、日本政府から、アメリカから、沖縄を取り戻す!」と独立宣言〉とツイート。しかし門田が引用した動画は2018年9月に玉城が総決起大会で米軍基地に反対した発言を切り取ったものであり、独立を唱えたものではなかった。

 ネット上に転がっている陰謀論を真に受けたのかは知らないが、米大統領選ではバイデンが不正投票に関わったと決めつけた。

 なお、毎日新聞は事実誤認を拡散させた人物として門田の名前を挙げている。愛知県知事リコール署名不正問題に関しても門田は署名のルールに関するデマを流し、江川紹子から〈「ジャーナリスト」を名乗る者が、簡単に確かめられる事実について、虚偽情報を広げる不幸〉と批判された。安倍晋三は統一教会の天敵だったという荒唐無稽な話も繰り返しているが、デマ屋は表舞台から退場すべきだ。(文中敬称略) 

  

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース・連載「それでもバカとは戦え」】  2022年11月19日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【それでもバカとは戦え・11.12】:公共の電波で垂れ流される星占い…「いかがわしさを軽視する社会」がカルト暴走を許容した

2023-02-04 06:20:30 | 【報道=事実に裏打ちされた報道、ファクトチェック(事実検証)・フェイク(偽...

【それでもバカとは戦え・11.12】:公共の電波で垂れ流される星占い…「いかがわしさを軽視する社会」がカルト暴走を許容した

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【それでもバカとは戦え・11.12】:公共の電波で垂れ流される星占い…「いかがわしさを軽視する社会」がカルト暴走を許容した

 独立行政法人国民生活センターの資料によると、全国の消費生活センターなどには、占いサイトやアプリに関する相談が年間1000件以上寄せられており、2019年度以降、増加しているとのこと。

<picture>公共の電波で伝えるものでは…</picture>

      公共の電波で伝えるものでは…

 相談事例を見ると〈「必ず宝くじの高額当選に導く」と言われたがいつまで経っても結果が出ない〉〈無料鑑定で三つの「徳」を授けてもらえると言われたが、無料鑑定期間を過ぎても最後の一つを授かることができず、高額なお金を支払ってしまった〉などとばかばかしいものが並んでいたが笑ってはいられない。

 人間は疲れたり追い込まれると判断能力が低下する。こうした人間の一部はカルトのターゲットになり、法外な値段の印鑑や壺を買ってしまったりする。

 アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した「割れ窓理論」というものがある。割れた窓を放置しておくと、誰も地域の環境に注意を払っていないというサインになり、犯罪が増加する。ニューヨークでは、この理論に基づき、徹底的に地下鉄の落書きを消した結果、凶悪犯罪が激減した。

 オウム真理教や統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のようなカルトが暴走する背景にも、いかがわしいものを許容・軽視する社会の空気があると思う。日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日といったキー局が朝の情報番組で垂れ流す星座占いがある。

 各局のウェブサイトで目についたものを適当に拾ってみた。みずがめ座「段取り不足が今日のネック。なんとかなる」、おうし座「行動範囲を広げるとチャンスも同時に拡大。理想のタイプの人にも出会えます」、おひつじ座「問題解決のヒントをGET 困ったら友達に相談しよう ミントティーを飲む」……。

 占いなんて迷信だなどと、子供じみたことを言いたいのではない。理性や合理により、神や仏、人知を超えたものを裁断することの愚かさを知るのが大人でもある。しかし12分の1の国民にミントティーを薦めるのは、そういう次元の話ではない。これは人間の尊厳に対する侮蔑である。公共の電波をつかってこんなものを垂れ流して恥を知らないのか。

 「嫌なら見なければいい」「娯楽なんだから目くじらを立てるな」「法的に問題があるわけではない」──。こうした訳知りふうの意見こそが、割れた窓の亀裂を広げるのだ。

  

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【2023年02月02日 今日は?】:女優黒柳徹子のトーク番組「徹子の部屋」放送開始

2023-02-04 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2023年02月02日 今日は?】:女優黒柳徹子のトーク番組「徹子の部屋」放送開始

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2023年02月02日 今日は?】:女優黒柳徹子のトーク番組「徹子の部屋」放送開始

 ◆2月2日=今日はどんな日

  郵政省が郵便番号を30年ぶりに全面改定。3桁から7桁の新番号に(1998)

 ◆出来事

  ▼日本航空が初の国際線・米サンフランシスコ~東京便を開設(1954)▼女優黒柳徹子のトーク番組「徹子の部屋」放送開始(1976)

黒柳徹子(69年撮影)

 

 ◆誕生日

  ▼天龍源一郎(50年=タレント)▼井上聡(76年=次長課長)▼劇団ひとり(77年=タレント)▼宮地真緒(84年=女優)▼加藤史帆(98年=日向坂46)▼牧野真莉愛(01年=モーニング娘。 ’23 )▼岩本蓮加(04年=乃木坂46)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2023年02月02日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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