【産経抄・12.21】:若い女性に響いていない選択的夫婦別姓
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【産経抄・12.21】:若い女性に響いていない選択的夫婦別姓
この数字は何を意味するかずっと気になっている。小紙とFNN(フジニュースネットワーク)との合同世論調査で、18~19歳と20代の女性で立憲民主党と日本維新の会、共産党の支持率がそれぞれ0・0%だった件である。なぜ3党は若い女性に不人気なのか。
参院予算委員会で答弁する石破茂首相=17日午前、国会内(春名中撮影)
▼3党は、若者の情報源であるSNSでの発信が弱く拙かったのか。あるいは政治とカネの問題でいくら自民党を批判しても、票の掘り起こしにはつながらなかったのか。いろいろ考えられるが、牽強付会(けんきょうふかい)を承知でいえば、維新を除く2党が今国会で声高に唱える政策が頭に浮かぶ。選択的夫婦別姓制度や同性婚の実現である。
▼こうした主張は、これから結婚しようという人が多い世代に響いていないのではないか。自民党が自滅して比例代表で533万票も減らした先の衆院選で、躍進したはずの立民は実は7万票の微増にとどまっている。共産の得票は80万票も減少した。
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元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【産経抄】 2024年12月21日 05:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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