《憂楽帳・01.08》:万引きのわけ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《憂楽帳・01.08》:万引きのわけ
白髪交じりの50代男性は昨年末、大阪市内のホームセンターで靴と中敷きを万引きした罪に問われ、法廷に姿を現した。代金は合わせて2000円ほど。事件前は公園で野宿していた。「靴擦れがとうとう我慢できなくなった。所持金がなかった」と語った。
大学を卒業し、建築士として大手ゼネコンで約20年働くも「上司との折り合いが悪かった」。辞めてから日雇いで食…、
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