愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

「建国記念の日」に国民に「覚悟」を説教する産経の無知・不道徳を嗤う!

2015-02-12 | 教育勅語

産経の嘘つき浮き彫りの「建国記念の日」=「紀元節」論!

こんな大ウソを吐ける日本は「平和」ということか!

オレオレ詐欺新聞=産経

全国紙と地方紙の中で唯一、「建国記念の日」について、「社説」産経の場合は『主張』を掲載しました。産経らしいと言えば、そのとおり!です。しかし、産経には、「建国記念の日」の由来・歴史・果たしてきた役割について、身勝手な思想浮き彫りになります。以下検証してみます。

1.わが子の誕生を喜ばない親はまず、いまい。その後の子供の成長を願わない親もいないはずで、「這(は)えば立て、立てば歩めの親心」とはまことにもって至言である。
戦前天皇は「臣民」の親と言われていました。「赤子」という言葉が象徴しています。産経の、戦前の「道徳」=「修身」のデタラメさ、スリカエが浮き彫りです。何故か。「教育勅語」にあるように、「一旦緩急あれば義勇公に奉じ持って天井無窮の皇運を扶翼すべし」と「天皇のために死ぬ」ことを最大の『徳目』『美徳』に収斂していくのです。
産経の言うことが、如何にデタラメか、浮き彫りになります。親である天皇のために、子どもに「死ねと。子どもを殺すのです。それを学校教育で、社会で当然視していたのです。産経は、そのことを覆い隠し、美化するのです。スリカエです。

2.「日本書紀によれば日本国の誕生(建国)は紀元前660年で、その年、初代神武天皇が橿原の地(奈良県)で即位した」「日を現行暦にあてはめ」「『2月11日』を紀元節と定め、日本建国の日として祝う」「紀元節の制定は」「西欧列強による植民地化の脅威が迫るなか」「建国の歴史を今一度学ぶことで国民に一致団結を呼びかける意義があった」が、このこととで、国民に、そしてアジアの人々に、欧米に、何をやったか、いっさい語っていません。

「紀元前660年」に「初代神武天皇が橿原の地(奈良県)で即位」などということはあり得ないのに、あたかも「事実」であるかのようにスリカエるのです。しかも何故紀元前660年なのか、全く明らかにしません。

辛酉革命https://kotobank.jp/word/%E8%BE%9B%E9%85%89%E9%9D%A9%E5%91%BD-82671

辛酉http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9B%E9%85%89
明治時代の学者那珂通世は、神武天皇の即位の年代について、「革命勘文」にある鄭玄の注「天道不遠 三五而反 六甲爲一元 四六二六交相乗 七元有三變 三七相乗 廿一元爲一蔀 合千三百廿年」を挙げ1260年に一度(干支一周の60年(1元)×21元=1260年=1蔀)の辛酉の年には大革命があるとし、推古天皇9年(601年)がその年に当たり、この年の1260年前である西暦紀元前660年に神武天皇が即位したとされたとする説を立てた。(引用ここまで

推古天皇の601年から1260年後に、神武天皇即位に匹敵する歴史的事件はどうだったか!と、明治の人たちは考えなかったのでしょうか。それとも、そのような疑問を持つことは許されなかったのでしょうか。産経は黙殺です。因みに、それは1861年です。残念でした。大変革は1867年でした。大政奉還です。では1861年から1260年後はどうでしょうか。

もう一つ。「対中脅威」論を、その強固な思想として持って煽っている産経が絶対に口にしないことです。それは、この「建国思想」の拠り所は中国思想だということです。

もう一つ。「天皇」号の由来はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87
「天皇」という称号の由来には、複数の説がある。古代中国で北極星を意味し道教にも取り入れられた「天皇大帝」(てんおうだいてい・てんのうたいてい)あるいは「扶桑大帝東皇父」(ふそうたいていとうこうふ)から採ったという説。唐の高宗(在位期間649年-683年)は道教由来の「天皇」と称したことがあり、これが日本に移入されたという説。5世紀頃には対外的に「可畏天王」、「貴國天王」あるいは単に「天王」等と称していたものが、推古朝(593年-628年)または天武朝(672年-686年)に「天皇」とされた等の説。(引用ここまで

どうでしょうか。紀元前660年が、如何にゴマカシか!しかも、「中国生産」なのです。しかも「紀元節」を「2月11日」にしたのも、曖昧です。それはそうです。記録がありません!http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%85%83%E7%AF%80

3.「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意」したと日本国憲法前文にあるように、どのようにして「政府の行為によって」「戦争の惨禍」が引き起こされたのか、全く無視・黙殺です。それは都合が悪いからです。身勝手です。戦争で殺された人々に対する不道徳極まりない暴挙です。

4.だから「先の敗戦で紀元節は廃止されたものの」とゴマカスのです。侵略戦争を正当化する産経・安倍首相が浮き彫りになります。何故「紀元節」が廃止されたのか、語らないのです。

5.しかし、「昭和41年、2月11日は「建国記念の日」に制定され、祝日として復活した」とありますが、「憲法記念日」などという言葉があるのに、また「日本建国の日として祝う」日だったのに、何故「建国記念の日」となったのか、その経緯も黙殺です。

強固な反対があったため「建国記念日」とすることができず、「建国を記念するという日」と曖昧にしなければならなかったのです。この事実についても、産経は沈黙・黙殺です。

そうしておいて「国家誕生の歴史に思いをはせる大切さは、今ももちろん変わっていない」などと情緒的に表現してスリカエ、ゴマカシ、デタラメで、大ウソをつくのです。

6.「誕生以後の日本を少しでもよい国にしようと、先人らが血のにじむ努力を重ねてきたことである」などと、「日本」という言葉が、一般的に使われていたかのようにゴマカスのです。この場合「先人ら」とは、いつごろの「先人ら」なのか。全く無視です。

「紀元節の制定は、建国の歴史を今一度学ぶことで国民に一致団結を呼びかける意義があった」とあるように、明治期においても、「日本」という『自覚』は、どこまで「国民」に浸透していたのか、明瞭です。産経自身が語っているのです。「日本」の「歴史」について、全く判っていない人間が書いていることが浮き彫りになります。

そのような人間が、「現在を生きる国民もまた、さらによい国にして次の世代に引き継がねばならないなどと説教を垂れるのです。呆れます!バカにしています。

7.そして突然「慶応義塾の塾長を務めた小泉信三は昭和33年、防衛大学校の卒業式で祝辞を述べた」と、飛躍させるのです。でも、これが一番言いたかったことなのです。

しかし、小泉がこのような言葉を防衛大学で吐いたのは何故か。全くスルーしているのです。

以下を視れば明らかです。産経は、このことを語れません。何故か。アメリカに、日本を売り渡した事件だったからです。産経の言葉をそのまま、この事実と重ねると、安倍首相や産経の言葉が、如何にデタラメか、浮き彫りになります。自らに、「説教」をしろ!ということです。

伊達判決とはhttp://datehanketsu.com/toha.html
1955年に始まった米軍立川基地拡張反対闘争(砂川闘争)から、1959年3月30日、伊達秋雄裁判長は「米軍が日本に駐留するのは、わが国の要請と基地の提供、費用の分担などの協力があるもので、これは憲法第9条が禁止する陸海空軍その他の戦力に該当するものであり、憲法上その存在を許すべからざるものである」として、駐留米軍を特別に保護する刑事特別法は憲法違反であり、米軍基地に立入ったことは罪にならないとして被告全員に無罪判決を言い渡しました。最高裁では田中耕太郎長官自らが裁判長を務め同年12月16日、伊達判決を破棄し東京地裁に差し戻しました…。そしてこの判決の1ヶ月後の60年1月19日、日米安保条約の改定調印が行われ、現在までつながっているのです。(引用ここまで

8.後は、お決まりの「脅威」論です。「脅威」を煽るのです。「脅威」が事実とするならば、それを取り除くために憲法9条を使って「対話と交流」を多様に具体化すれば良いのです。そんなことはしません!それは、夢をもう一度だからです。

9.「紀元節制定時に倣って今こそ、国を挙げ『日本人自身が日本を衛る』覚悟を決めなければならない」とマジに思っているからです。

「紀元節制定時」とは、どういう時代であったか、そしてその後はどうだったか。全く判っていません。国民とアジア諸国を苦しめたことなど、頭の中には微塵もありません。

イヤ意図的です。ゴマカスのです。物凄い思想・思考回路です。時代錯誤も甚だしい限りです。こんなデタラメで、国民をだまそうとしているのです。これはオレオレ詐欺と同じです。偽装・偽造の国家像と歴史像で、国民を扇動していこうとしているのです。

しかも、対中「脅威」論を煽りながら、中国思想を使って!こんな連中に日本を語る資格はありません!愛国心を語る資格なし!

紀元節=「建国記念」の日と真逆の思想は日本国憲法だ!

憲法制定・公布・施行日、これこそが日本国の建国記念の象徴日だろう!

産經新聞  建国記念の日/「よりよき国に」の覚悟を 2015/2/11 6:00
http://www.sankei.com/column/newslist/../../column/news/150211/clm1502110002-n1.html
わが子の誕生を喜ばない親はまず、いまい。その後の子供の成長を願わない親もいないはずで、「這(は)えば立て、立てば歩めの親心」とはまことにもって至言である。
国家についてもまったく同じことが言えるのではなかろうか。
日本書紀によれば日本国の誕生(建国)は紀元前660年で、その年、初代神武天皇が橿原の地(奈良県)で即位した。明治6年、政府はその日を現行暦にあてはめた「2月11日」を紀元節と定め、日本建国の日として祝うことにしたのである。
西欧列強による植民地化の脅威が迫るなか、わが国は近代国家の建設に乗り出したばかりで、紀元節の制定は、建国の歴史を今一度学ぶことで国民に一致団結を呼びかける意義があった。
先の敗戦で紀元節は廃止されたものの昭和41年、2月11日は「建国記念の日」に制定され、祝日として復活した。「建国をしのび、国を愛する心を養う」と趣旨にうたわれているように、国家誕生の歴史に思いをはせる大切さは、今ももちろん変わっていない。
ただ忘れてはならないのは、親心と同様に、誕生以後の日本を少しでもよい国にしようと、先人らが血のにじむ努力を重ねてきたことである。現在を生きる国民もまた、さらによい国にして次の世代に引き継がねばならない。
慶応義塾の塾長を務めた小泉信三は昭和33年、防衛大学校の卒業式で祝辞を述べた。その中で小泉は、先人の残したものをよりよきものとして子孫に伝える義務を説いたうえで、こう続けた。
「子孫にのこすといっても、日本の独立そのものが安全でなければ、他のすべては空(むな)しきものとなる。然(しか)らば、その独立を衛(まも)るものは誰(だ)れか。日本人自身がこれを衛らないで誰れが衛ることが出来よう」(小泉信三全集から)
57年前の言葉がそのまま、目下の国防への警鐘となっていることに驚かされる。中国の領海侵入などで日本の主権が脅かされているばかりか、国際的なテロ組織によって国民の命が危険にさらされてもいる。
だが、わが国の現状は、自らの国防力を高めるための法整備も十分ではなく、その隙をつかれて攻撃される恐れもある。紀元節制定時に倣って今こそ、国を挙げ「日本人自身が日本を衛る」覚悟を決めなければならない。(引用ここまで

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍派・産経の憲法改悪キャンペーンの手口を批判し、憲法9条を活かせ!の世論と活かす政権樹立を!

2015-02-12 | 憲法を暮らしに活かす

憲法9条を使っていないくせに、憲法9条を敵視しているくせに

国民の生命・財産を守るために憲法9条を「改正」するなどと

デマとスリカエ、デタラメ、トリックが始まった!

安倍首相は国民の生命・財産を守るための政治をやっているか!

こんな簡単なことが判らない国民だとマジに思っているのか!

産経が、9条を改悪するために姑息なキャンペーンをはってきました。この手口を完全の論破する必要があります。それは簡単です。憲法9条を使え!活かせ!というコピーを大きな世論にすることです。以下検証してみます。

やっぱり産経の言いたいことは北朝鮮の非道・卑劣だった!

北朝鮮バッシングこそ、産経の立ち位置・存在意義!

安倍政権・産経と北朝鮮金政権は相似形!

1.いつまでテロリストを野放しにしておくんや。いつもの姑息な主客転倒思想浮き彫りの典型言葉です。「イスラム国」を育成したのは誰か。全く黙殺しています。産経の言葉をそのまま使うとすれば、これはアメリカとそれに追随してきた小泉政権とその後の自公政権です。

2.「後藤健二さんらが「殺害」されたらそれで終わりか?」というのは、そのまま自民党と産経にお返ししなければなりません!後藤さんを虐殺させたのはほかならぬ安倍首相と産経であることは、この間記事にしてきましたので、ご覧ください。最初から人質を助ける気持ちなどありませんでした。それは後藤さんのやってきたことが、安倍首相や産経とは真逆だからです。身代金を払うな!テロの屈するな!テロとの戦いを優先しろ!と言ってきたのは誰か!明らかです。

3.「こんな美辞麗句で多くの若者も思考停止してしもうとるやないか」「テレビも全チャンネル、報道番組からワイドショーまで、後藤氏の業績を絶賛。氏の映像なんか、それこそ壊れたビデオデッキみたいに繰り返し、放送されとったが、絶賛する前に、その『功罪』もちゃんと検証したんか?」という「悪罵」に象徴的に示されています。

4.「自分の意思でイスラム国支配地域入りしたお方とは違い、無理やり袋かぶせられ、どつかれ、工作船で北朝鮮へ連れてこられたんやで」と、ここで『功罪』が語られるのです。本質浮き彫りです。そして話が突然北朝鮮に飛んでいくのです。ここでも本当に言いたいことが出てくるのです。後藤さんが、殺害されたら、今度は北朝鮮で危機を、残虐非道さを煽るのです。

5. 「『アイ・アム・メグミ』『アイ・アム・タツヤ』のプラカード掲げる運動を世界に広める番や」と、後藤さん救出の動きを冷やかし、揶揄しながら、ここでも、発生してからずっと拉致問題を放置してきた自民党政権を免罪するのです。今度の拉致・人質問題の対応と重なります。産経の主客転倒ぶりの思想が浮き彫りになります。

6.拉致問題を「対話と圧力」などと言いながら、「圧力」「一辺倒」で放置してきた自民党と安倍首相の責任は黙殺して免罪するのです。「拉致問題」を利用して、憲法形骸化を謀ってきたことを想いだせば一目瞭然です。北朝鮮の「脅威」を煽る口実がなくなるのは、己の立場の否定になります。

そのことは今回の後藤さん救出を放置してきたのと、全く同じです。「それこそ壊れたビデオデッキみたいに繰り返し、放送」していた「テロに屈しない」というコピーは「集団的自衛権のため」「自衛隊の海外派兵のため」「海外の日本の多国籍企業のの利益擁護のため」なのです。

7.「『殺害』されたと分かった翌朝には首相官邸に半旗の日の丸まで掲げて弔意を示したというのにな」と言いながら、ヨルダンの兵士の弔問には行っても、日本人の後藤さんには弔問に行っていない!
何故か!「自分の意思でイスラム国支配地域入りしたお方」「行くな」という「勧告」を無視して勝手にいったと思っているからです。

この思想が正当化されるのであれば、政府の言うことを聞かない人間の命は助けないということです。国民の命と財産を切れ目なく守るのは「安倍政権に忠実な国民」だけということなのです。全く呆れた暴論と言えます。本人は、このことを判っていないのでしょうか。安倍政権にとって忠実な企業で働く国民しか助けない!安倍政権を批判するジャーナリストはケンケーねぇ!ってことです。

8.だから、「軍隊で平和は得られないやて? 平和的、非暴力の解決手段があるハズやて? そこまでいうんやったら、あのヨルダン人パイロットの遺族に憲法9条の精神とやらをぜひ説いてくれ。遺族が聞く耳持ってくれるんやったらな」などと、憲法9条を使った「中庸」に反する外交をやっていて、軍事優先の戦争政策を推進しておいて、そのことをスリカエて、憲法9条は何もできないものだというデマを振りまくのです。

ヨルダンのパイロットの家族がヨルダン国王に息子の解放に向けて何を求めていたか、全く黙殺です。以下ご覧ください。

【宮嶋茂樹の直球&曲球】「イスラム国」だけでない、「朝鮮半島」を忘れるな…「非道、卑劣な国家」に立ち向かってゆくときだ  2015.2.12 14:00更新
http://www.sankei.com/column/news/150212/clm1502120010-n1.html
2月8日、都内で「私はケンジ」のプラカードを掲げる人。後藤さんの死を悼む動きが全国に広がったが…(AP)
なぜ、もっと怒らんのや日本人は。いつまでテロリストを野放しにしておくんや。後藤健二さんらが「殺害」されたらそれで終わりか? 「人間じゃない」…という言葉で思考停止したらアカン。「常に弱者の立場で、戦争でいつも犠牲になる女性、子供たちの視点で取材していた正義のジャーナリストの遺志を引き継いでいこう」。こんな美辞麗句で多くの若者も思考停止してしもうとるやないか。
テレビも全チャンネル、報道番組からワイドショーまで、後藤氏の業績を絶賛。氏の映像なんか、それこそ壊れたビデオデッキみたいに繰り返し、放送されとったが、絶賛する前に、その「功罪」もちゃんと検証したんか?
朝鮮半島では、もっと多くの無辜(むこ)の同じ日本人が拉致され、今も過酷な環境下で殺されるかもしれん恐怖の毎日を送っているのも忘れたらアカン。自分の意思でイスラム国支配地域入りしたお方とは違い、無理やり袋かぶせられ、どつかれ、工作船で北朝鮮へ連れてこられたんやで。息子を「殺された」母として、(拉致されたままの)横田めぐみさんのご両親の苦しみはひとごとではないはずや。
連帯して、めぐみさん、そして、不当な出国禁止措置が続く加藤達也前産経新聞ソウル支局長のため、非道、卑劣な国家に立ち向かってゆくときやないか。世界中で「アイ・アム・ケンジ」プラカードを掲げる運動を推進しとった方々、次は「アイ・アム・メグミ」「アイ・アム・タツヤ」のプラカード掲げる運動を世界に広める番や。
やっぱりできんて? 反動右翼のレッテル貼った産経新聞記者と一緒にするなてか? 日本政府はたとえ、考え方の違うジャーナリストでも、全力を挙げてその救出にあたり、「殺害」されたと分かった翌朝には首相官邸に半旗の日の丸まで掲げて弔意を示したというのにな…。
軍隊で平和は得られないやて? 平和的、非暴力の解決手段があるハズやて? そこまでいうんやったら、あのヨルダン人パイロットの遺族に憲法9条の精神とやらをぜひ説いてくれ。遺族が聞く耳持ってくれるんやったらな。
【プロフィル】宮嶋茂樹
みやじま・しげき カメラマン。1961年、兵庫県出身。日大芸術学部卒。写真週刊誌を経てフリーに。東京拘置所収監中の麻原彰晃死刑囚や、北朝鮮の金正日総書記をとらえたスクープ写真を連発。写真集に男女の若き海上自衛官を撮った「国防男子」「国防女子」。(引用ここまで

侵略戦争を反省も批判もしない産経は

憲法9条を使って戦争の火種を断ち切ることはしない!

平和の土台は人権が尊重されている社会だ!

日本国憲法否定主義者の安倍首相・産経にはできない!しない!

1.ここでも、「それから3カ月後、日本に届いたのは」と、その前に安倍政権が何をやってきたか、一切黙殺するのです。産経特有の、というか、異様さが浮き彫りになります。一つの現象の背景や原因を一切無視して、自分の都合の良いように、解釈して国民をミスリードするのです。これほどの身勝手があるでしょうか。不道徳極まりないと言わなければなりません。産経の主張のポイントが、ここにあります。ワンパターンです。

2.「安倍晋三首相が中東歴訪中に支援を表明した2億ドルは、あくまで避難民に提供する食料や医療に使われる。もっともいくら説明しても、「イスラム国」が聞く耳を持つはずがない」などと、言っていますが、残虐非道な「イスラム国」であることを承知しておいて、しかも、8月以来人質となっていた湯川さん、11月以来拉致されていた後藤さんのことを知っていながら、何をしてきたのか明らかにしない、できない安倍政権を擁護するのです。

しかも、安倍首相の挑発的言動については、いっさい黙殺して「イスラム国」だけに、その責任を負わせるのです。一蓮托生と言うべきです。安倍首相は「責任」を口にしていますが、全く無責任な態度と言動を繰り返して、寧ろ、この事件を利用して集団的自衛権行使と自衛隊の海外武力行使にスリカエ、躍起になっています。こんな不道徳はありません。

3.「しかし、すでに日本そのものが、テロリストたちの標的になっている」などと言っていますが、その原因を創ったのは安倍首相です。「イスラム国」を誕生させたのは一体全体誰なのか、ここでも主客転倒です。シロをクロとスリカエる、大ウソをつくのです。全くの不道徳です。

4.「強盗はこちらが平和主義者でも向こうから襲う」などと最もらしいことを言っていますが、ここでも産経特有の、異様な主客転倒です。そもそも「強盗」の原因に何があるか、そのことを全く無視をして、言ってみれば「防御」だけなのです。しかも「強盗」を煽って、そそのかしておいて何をか況やです。

「積極的平和主義」を使って、「強盗」が出てこないような社会をどのように創りだすのか。「人道支援」を言うのであれば、まさに、このことこそが「人道支援」ではないでしょうか。ここでも「安倍式人道支援」のスリカエぶりが浮き彫りになるのです。

そもそも「本来の人道支援」は、憲法9条に基づく「対話と交流」、徹底した「非軍事的手段」=貧困を克服するための様々な支援、スポーツなどを含めた文化交流、諸民族・諸部族・諸宗派の諸利益・諸権益を尊重した対等平等を確認したうえでの話し合いによる解決手段を使った「積極的平和主義」というものです。

産経の、あの侵略戦争を正当化する思想からは、絶対に出てこない方法です。戦争を防止し、戦争の火種を断って平和の土台をつくるなどという思想は微塵もありません。あの侵略戦争から教訓を引き出すなどという思想は微塵もありません。ここに産経の致命的欠点・反歴史性・反国民性・民主主義に敵対する思想が浮き彫りになります。

残虐性を煽れば煽るほど、あの「イスラム国」を育成したのは誰か!あの「イスラム国」を煽って人質を殺させたのは誰か、浮き彫りになります。そのことに産経自身が、全く答えていないのです。それはそうです。あの侵略戦争の残虐非道については、いっさい反省も批判もしないのです!正当化しているのです!

【産経抄】日本人全てに突きつけたナイフ 1月22日
http://www.sankei.com/column/news/150122/clm1501220004-n1.html
平成18年に産経児童出版文化賞で、フジテレビ賞に輝いた『ダイヤモンドより平和がほしい』(汐文社)は、西アフリカのシエラレオネを舞台としている。ダイヤモンドの利権をめぐる内戦が、長く続いた国だ。
▼反政府軍によって麻薬漬けにされた少年兵が、蛮行(ばんこう)を繰り返した悲劇でも知られる。著者の後藤健二さんは、元少年兵や彼らに襲われた市民を取材して、読者に問いかけている。われわれ日本人にできることはないのか、と。
▼昨年10月にシリア入りしたのも、戦火によって生活が破壊された人々、とくに子供たちの苦難を日本に伝えるためだった。それから3カ月後、日本に届いたのは、後藤さんの知人の湯川遥菜さんとともに、過激派「イスラム国」の人質となっている戦慄すべきビデオ映像だった。
▼ビデオのなかで黒服の男が2人の殺害を警告し、「72時間」の期限付きで提示した身代金は、2億ドル(約236億円)である。その根拠は、「イスラム国と戦うために」日本が供出を決めた金額だという。安倍晋三首相が中東歴訪中に支援を表明した2億ドルは、あくまで避難民に提供する食料や医療に使われる。もっともいくら説明しても、「イスラム国」が聞く耳を持つはずがない。
▼これ以上欧米諸国に協力してイスラム国を刺激すべきではない、「一国平和主義」への後戻りを求める、こんな声が高まってくるかもしれない。しかし、すでに日本そのものが、テロリストたちの標的になっている。
▼「強盗はこちらが平和主義者でも向こうから襲う」。曽野綾子さんがきのう小紙に寄せたコラムは、あたかも今回の事件を予言していたかのようだ。黒服の男が2人の人質に振りかざすナイフは実は、日本人全てに向けられている。(引用ここまで

以下産経のデタラメさを浮き彫りにした記事を掲載しておきます。安倍首相が何を言っていたか、よくよく読めば、いっそう浮き彫りになります。産経には、そのことを読み取る力はありません!それは安倍首相と同じ立場に立っているからです。
リスク=人質虐殺を恐れるあまりテロリストの脅しに屈してしまうと周辺国への人道支援はできなくなる!2015-01-27 23:40:19 | 中東http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/5928dab6c4501fd2b7a666b05a5cf15b

産経には、この文脈を理解することは絶対にできない!

日エジプト経済合同委員会合における安倍内閣総理大臣政策スピーチ  平成27年1月17日http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0117speech.html
…イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。(引用ここまで

「去年8月に湯川さん、11月の時点で後藤さんが行方不明になっていることを政府として把握し、直後にヨルダンに対策本部を設置して情報収集や協力要請を進めてきていた」「昨年11月に行方不明事案の発生を把握した直後に、官邸に(情報)連絡室、外務省に対策室を立ち上げ、ヨルダンに現地対策本部を立ち上げた」ことを踏まえて、「ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるため」「ISILと闘う周辺各国に…支援をお約束」する時の「リスク(テロ行為は言語道断で許し難い暴挙)を恐れるあまりテロリストの脅かしに屈すると、人道支援ができなくなる。我が国は決してテロに屈することはない」と述べたのです。

人質の命を救えなかった責任を語りながら憲法9条に責任を転嫁する安倍首相の支離滅裂思考に大喝を!2015-02-05 16:43:29 | 憲法を暮らしに活かすhttp://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/c37f4ff5b8af379eb3d436a54b7bb591

憲法改悪で国民の生命財産を奪う安倍首相、憲法改悪の日程を明らかにする!レッドカードを!2015-02-04 20:29:23 | 憲法を暮らしに活かすhttp://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/ca4241ad209c951d00781080dbd65737
▽日本を元気にする会の井上・国会対策委員長は、北朝鮮による拉致問題について、「13歳の少女が拉致され、人生そのものを奪われてしまった行為がいまだに続いている。韓国や中国に現地対策本部を置くなり、日頃からパイプを持っていないと、1つのパイプが切れた瞬間に交渉が行き詰まるという繰り返しではいけない」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は「現在、北朝鮮側と交渉を行っているが、残念ながら、まだ北朝鮮側から確たる回答が出てきていない。1日でも早く、誠実に、正直に回答するよう強く求めていきたい。大切なことは、北朝鮮側に、『この問題を解決しなければ北朝鮮の未来はない』と認識させることだ。国際社会としっかりと連携しながら、北朝鮮に圧力をかけていかなければならない」と述べました。
▽次世代の党の和田・政策調査会長は、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件に関連して、「今回の事件のような場合でも、自衛隊を派遣し、日本人を救出できるようにしておく必要があるが、法整備が行われても憲法上の制約がある。外国で拉致・拘束された日本人を救出できるよう、憲法9条を改正すべきだ」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は「武力の行使は、『新3要件』にかなってなければならない。他方、警察権の行使として、自衛隊も含めて、邦人を救出するうえでは、受け入れ国の了承があり、国に準ずる武装組織がないというなかで、可能にしていくための法改正を準備している。自民党として、すでに憲法9条の改正案を示しており、なぜ改正するかと言えば、国民の生命と財産を守る任務を全うするためだ」と述べました。(引用ここまで

安倍首相のお仲間たちが

国会で憲法9条改悪の論理とコピーを打ち出した!

この井戸端談義的物言いをマスコミが垂れ流す!

これが日本版ナチスの手口だ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする