愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

切れ目なく国民の命と安全、安心を守る守る政治ができていないのに!自衛隊の海外派兵だけに熱心!

2015-02-18 | 憲法を暮らしに活かす

日々起こる事件の奥に流れているものは何か!

科学的知見で解明する視点は何か!

今日、以下の「朝日」の「天声人語」を読み、日々繰り返されている殺人事件の背景にあるものは一体何か、解明できていないというか、しようとしていないというのか、報道に携わる人たちの思考回路について考えてみることにしました。

「彼女らを特異な事件を起こした存在として遠ざけてしまってはなるまい。なぜ事件が起きたか、社会は克明に知るべきだ」という視点。全くその通りです。問題は、「心の闇」がどのような社会の中で形成されているか、ということについて、言及していないことです。「『捨てられた』と子どもに感じさせてはいけない」というのは、これだけならば、当然のことです。

しかし、ここで問題なのは、子どもを「捨てなければならない」大人と社会について、どのように考えているのか、全く判らないということです。

また「人を殺してみたかった」と考えるような思考回路を、子どもに抱かせてしまった、形成してしまったのは何故か。どのような因子が、子どもをして、このような意識を形成させたのか、そのことを問題にしなければ、このような子どもが出てくることは明らかです。

「これをもって直ちに現代少女がおかしくなっていると嘆くのは短絡だ」というのも、一面では、その通りかも知れません。しかし、このような「人を殺してみたかった」という「短絡」の奥深いところに何があるか、その点についての解明が必要不可欠であることも当然です。

愛国者の邪論は、こうした意識は、子どもの中に元々存在していた意識ではないと思うのです。その子どもの成長過程の全て諸事実の中に、潜んでいる『心の闇』を醸成させる因子があるのだ確信するものです。その因子を解明し、手当をしなければ、同じような事件が起こることは、必然的と言わなければなりません。そこに、本当の対策が見えてくるのではないか、ということです。勿論、だからと言って、即解決できるほど短絡的はないでしょう。しかし、少なくとも、見えてきた「対策」を具体化する中で、課題も見えてくるのではないかということです。

その中で、新たな「対策」が見えてくる!その一つひとつの「対策」を具体化していく中で、子どもが救われるのではないか、と思うのです。

このことは、何も子どもだけではなく、安倍首相の言動の一つひとつをバラバラに取り上げるのではなく、連関したものとして捉えることで、安倍首相のネライ、性格などが捉えられることと同じだということです。

このことは歴史の解明についても言えることではないでしょうか。一つ一つの事件・事実をつなげて考えることを通して、歴史の連関、必然性が見えてくる、その時代が見えてくると言うことです。その視点を過去を視ながら、現在をみることで、「対策」「展望」も見えてくるという思考回路・視点と同じだということなのです。

天声人語 2015年2月18日

一つの特異な事例が、全体の傾向を代表しているわけではない。報道に携わりつつ、そうした短絡を自戒することが多い。一方で、そんな特異な事例にも全体に通じる教訓が潜むことがあると往々感じる。

10代の少女による殺人事件が相次いだ。昨年夏、長崎県佐世保市で高校1年生が同級生を殺害し、12月には名古屋で大学1年の女子学生が77歳の女性の命を奪ったとされる。2件とも全容はなお解明途上にある。

2人の少女はともに動機を「人を殺してみたかった」と話しているという。1997年に神戸市で起きた男子中学生による連続児童殺傷事件が思い起こされる。手あかのついた言葉を使うなら、「心の闇」がのぞいている。

むろん、これをもって直ちに現代少女がおかしくなっていると嘆くのは短絡だ。統計によれば少年犯罪は減り続けている。個別事件と全体の傾向は分ける必要がある。佐世保の事件では児童相談所の対応のまずさが指摘された。精神鑑定を受けた少女は、近く少年審判が始まる。名古屋でも先日から鑑定留置が始まった。同じ悲劇を繰り返さないためには、彼女らを特異な事件を起こした存在として遠ざけてしまってはなるまい。

なぜ事件が起きたか、社会は克明に知るべきだ。神戸事件の審判を担当した元裁判官の井垣康弘さんは昨秋、本紙オピニオン面でそう主張した。「捨てられた」と子どもに感じさせてはいけない―。井垣さんが約6千件もの審判を通じて導き出した教訓は重い。(引用ここまで

以上の述べてきた視点を、以下の事件に当てはめると、どうでしょうか。毎日テレビを通して伝えられる殺人事件などが、どのような因子で起こっているのか、そして、このような事件が報道されることで、子どもや大人にどのような影響をあたえているか、そのことを解明していかなければ、ここで報道されている事件は、日本の、どこかで、繰り返されるということです。そもそも、公共の電波を使って、このような事件を国民に報せることが、どのような意味を持っているのか、全く判りません。テレビは単に垂れ流しているだけです。

これらの事件を様々な学問研究の分野から、検証がなされることで、どのような社会のシステムをつくることで、このような事件を防止できるか、そのための「抑止力」は何か、明らかにすることが、今大事ではないでしょうか。

何故か。このことは安倍首相が自衛隊の海外派兵を正当化する際の、「国家の存亡の危機」「国民の命と安全・安心・財産を切れ目なく守る」「幸福追求権を守る」というコピー、論理を、国内の国民生活の中の「危機」に適用していくという切り替えしが必要不可欠だということを特に考えているからです。

この問題意識をもっているが故に、国内の諸事件、特に殺人と財産強奪を防止していく「抑止力」を安倍政権につくらせるということ、このことに成功するならば、たくさんの子どもが、国民が救われるのではないか、このことは、憲法を活かす政治を具体化することではないかという確信です。安倍政権では絶対にしないことですから、国民がつくるしかありません!このことが日本国の未来を明るいものにしていくことでしょう。

では重い事件の数々をご覧ください。日本国中が、「自己責任」論と分断の中にあることが浮き彫りになるのではないでしょうか。

テレビ朝日 年老いた母に食事与えず18kg 栄養失調で“死亡” (02/18 16:52) http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000044744.html

発見された当時、母親の体重はわずか18kgでした。奈良県香芝市の無職・保田顕容疑者(55)は、母親の晴さん(81)に食事を与えず、先月21日ごろに栄養失調で死亡させた疑いが持たれています。晴さんは1人で生活ができず、遺体で発見された時には身長1m34cmで、体重は約18kgしかなかったということです。発見当時、死体遺棄容疑で逮捕された息子の保田容疑者が「死ぬと分かっていた」と話したことから、殺人の疑いで再逮捕されました。保田容疑者は「人を殺した覚えはありません」と殺人容疑を否定しています。(引用ここまで

テレビ朝日 年内に受け取れない人も…記念スイカ申込み499万枚 (02/18 17:14) http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000044736.html

発送順は抽選で決められます。JR東日本は、東京駅100周年の記念Suicaについて、最終的に499万枚の申し込みがあったと発表しました。Suicaの年間発行枚数は平均350万枚ほどですが、これを大きく上回りました。JR東日本は、3月までに準備できる10万枚をまず発送し、残りは来年3月ごろまでに順次、発送するとしています。発送順は抽選で決まります。記念Suicaを巡っては去年12月、東京駅で限定販売されましたが、希望者が殺到して中止となり、JRの想定の甘さに批判の声が上がっていました。(引用ここまで

 日テレ 自販機荒らし逮捕 被害200万円以上か   < 2015年2月18日 17:51 >http://www.news24.jp/articles/2015/02/18/07269523.html

昨年9月、東京・江戸川区の理髪店に侵入し、現金1万7000円が入った券売機1台を盗んだ疑いでアルバイトの加藤拓也容疑者(22)が逮捕された。警視庁は加藤容疑者が仲間の男3人と工具で壊し現金を抜き取る手口で1都2県で自動販売機荒らしを繰り返し200万円以上を盗んだとみて捜査している。注目ワード 工具 自動販売機 自販機 加藤拓也容疑者 券売機引用ここまで

 日テレ 「“アルバイト”責められ口論」世田谷絞殺  < 2015年2月16日 12:06 >http://www.news24.jp/articles/2015/02/16/07269339.html

東京・世田谷区で、同せい相手の女性を殺害したとして逮捕された探偵業の男が、「アルバイトばかりでどうするのと責められ、カッとなって首を絞めた」と供述していることがわかった。16日午前に送検された探偵業の曳地雄太容疑者(25)は、14日、世田谷区の自宅で同せいしていた山口裕美子さん(24)の首を絞めて殺害した疑いがもたれている。警視庁への取材で、曳地容疑者が、「探偵事務所がうまくいかず、『一生このままでいいの?アルバイトばかりでどうするの?』と責められ、口論になり、カッとなって首を絞めた」と供述していることがわかった。警視庁は、衝動的な犯行とみて捜査している。注目ワード 山口裕美子さん 世田谷絞殺 アルバイト 探偵業 曳地容疑者(引用ここまで)

 

FNN 厚木市2女児殺害 母親、周囲に育児への不安漏らし市にも相談 02/18 13:00 http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=FNN%A5%CB%A5%E5%A1%BC%A5%B9&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=&tblattr=1

神奈川・厚木市で、3歳と6歳の娘を殺害した疑いで、18日朝に送検された母親は、周囲に育児への不安を漏らし、1年以上前に、厚木市にも育児の悩みを相談をしていたことがわかった。山本夏美容疑者(29)は16日夜、厚木市の自宅マンションで、娘の果歩ちゃん(6)と紗季ちゃん(3)を殺害したとして、警察は、容疑を殺人に切り替え、18日朝に送検した。
山本容疑者は「手で2人の首を絞めた」と話していて、18日、司法解剖が行われている。また山本容疑者は、厚木市の子育て支援センターに、1年以上前に育児の悩みの相談をしていたことがわかった。警察は、山本容疑者が、育児の悩みから、衝動的に犯行に及んだとみて調べている。(引用ここまで
 
TBS 6歳と3歳の姉妹死亡で逮捕の母親「将来が不安になった」17日11:19

16日、神奈川県厚木市のマンションで6歳と3歳の姉妹が死亡し、母親が逮捕された事件で、母親が「家事や育児がこのまま続けられるか将来が不安になった」と供述していることが新たに分かりました。この事件は16日夜、神奈川県厚木市のマンションの一室で、この部屋に住む山本果歩ちゃん(6)と紗季ちゃん(3)の姉妹が倒れているのが見つかり、その後死亡したもので、母親の無職・山本夏美容疑者(29)が殺人未遂の疑いで逮捕されました。夏美容疑者は、警察に対し「首を絞めて殺した」と話していますが、警察へのその後の取材で、夏美容疑者が「家事や育児がこのまま続けられるか、将来が不安になった」「全て自分が悪く、娘たちに罪はないです」などと供述していることが新たに分かりました。
「(夏美容疑者は)あまり人と関わりを持たなそうな雰囲気。隣の住民とかと仲良くしたくないのかなという感じ」(同じマンションの住民)
警察によりますと、夏美容疑者は最近、夫(35)に対し「育児について自信がない」という趣旨の話をしていたということです。児童相談所には、夏美容疑者から相談はなかったということで、警察は動機について調べを進めています。(引用ここまで

 
TBS 「生活音うるさい」上階の住人に放火未遂、容疑の男逮捕 17日11:22 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2421462.html

東京・町田市の団地で、生活音をめぐるトラブルから上の階の住人の部屋に火をつけようとしたとして、63歳の無職の男が警視庁に逮捕されました。逮捕されたのは、町田市の無職・山口良夫容疑者(63)で、16日午前1時ごろ、団地の上の階に住む夫婦の部屋の玄関前に置いてあったプランターに灯油をまいて火をつけようとした疑いがもたれています。調べによりますと山口容疑者は、3年前から「上の階の生活音がうるさい。自分が出したゴミを散らかされた」などと、夫婦と10回ほどトラブルになっていたということです。
Q.トラブルは?
「ずっとあった、何回も。有名だった」(団地の住人)
取り調べに対し、山口容疑者は「日頃からトラブルがあり、感情が高ぶってやってしまった」と容疑を認めているということです。(引用ここまで

TBS コンビニから3万円奪い逃走、警察が動画公開し行方追う 17日11:39 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2421467.html

17日未明、茨城県ひたちなか市のコンビニエンスストアで、男が現金を奪って逃走しました。警察は逃げた男の動画を公開し、行方を追っています。黒いフード付きのスエットを着た男が店内をうろついています。17日午前0時半ごろ茨城県ひたちなか市のコンビニエンスストアに男が客を装って入り、レジにいたアルバイトの女性(53)にナイフのようなものを突きつけ、「警察に言ったら刺すよ」などと脅しました。男は、女性がレジから取り出した現金およそ3万円を奪って逃走しました。逃げた男は、年齢が20歳から40歳くらい、身長は160センチくらいだったということで、警察は男の動画を公開し行方を追っています。(引用ここまで

TBS 新潟・柏崎市で住宅全焼、2人死亡  17日11:47http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2421458.html

17日午前5時半ごろ、新潟県柏崎市で火事があり住宅1棟が全焼、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
「旦那さんは体の具合が悪くてあまり動きがとれない状態で、奥さんが面倒見ている」(近くに住む人)
この家の84歳の夫婦と連絡が取れず、警察が身元の確認を進めています。(引用ここまで

TBS  高齢者らをベッドで「拘束介護」、都が改善勧告  17日17:58 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2421464.html

独自に入手した都内の高齢者住宅の映像。こうした体の拘束が虐待にあたるとして、東京都などが指導に乗り出しました。拘束は日常的に行われ、24時間続くこともありました。東京・北区に3棟建つ、ごく普通のマンション。その内部の映像がJNNに寄せられました。4畳半ほどの部屋で横になる高齢者。太いベルトを巻かれてベッドに縛りつけられています。これは「身体拘束」です。別の高齢者は、手首をベルトで固定されていました。この部屋は、ドアの外側に「1秒でも離れるときは必ずロックする」などと書かれたつっかい棒が。中にいる高齢者は、自由に出入りができない状態です。元職員は、拘束を初めて見たときの光景をこう話します。
「やはりショックでしたよね。人というよりは動物を見ているような感じ」(元職員)
ベッドの四辺をぐるりと柵で囲う。高齢者はベッドから降りることができません。こうした行為も含めて、厚生労働省は身体拘束を原則禁止しています。しかし、関係者の証言や内部資料によりますと、去年の夏の時点で入居していた高齢者およそ160人中9割ほどが24時間もしくは夜間、何らかの拘束をされていたといいます
ここは有料老人ホームといった届け出の必要な施設ではなく、一般の賃貸マンションとして運営されている高齢者住宅です。利用料は12~15万円台。有料老人ホームの相場よりも10万円ほど安い料金です。あのマンションで生活していた女性。つらさに耐えきれなくなったといいます。
「ベッドを降りて歩く練習をすると言っても、降ろしてくれなかった。そのうちにね、寝たきりだから歩けなくなっちゃって。いまだに車イスの生活になっちゃった」(マンションで生活していた80代の女性)
入居者には、マンションが提携する医療法人の診療所から医師が訪問による診療を、事業所からヘルパーが訪問による介護などを行います。
ヘルパーらが訪問する時間帯は最大で1日3~4回、1回30分~1時間半とあらかじめ決められていて、この時間以外は原則、入居者は1人ベッドの上で過ごす時間が多いといいます。その際、徘徊や点滴の針などを抜くことを防ぐために24時間拘束の指示があるというのです。
「(入居者の)8割がたは24時間ですね。何らかの拘束を受けている。ただ医師がついていて、“その方の命を守るためにはこうするしかないんだ”“これは適正・適法だ”ということを何度も言われました。なのでそのうちに当たり前の光景になっていきました」(元職員)
医療法人は我々の取材に対し、「現在も拘束を行っている」とした上で、次のような趣旨の回答をしました。
患者の生命・身体を保護するために、医師が判断し家族などに指示して行っているものであって、“介護保険制度”において、原則禁止されている身体拘束とは違う」 (医療法人「岩江クリニック」〔先月28日〕)
北区は17日、入居者20人の拘束行為について、高齢者への虐待にあたると認定さらに拘束の可能性がある人は76人いるとし、医療法人の代表者に対して改善を求める通知を出しました。また、東京都も改善勧告を出しました
「巧妙というか厳しい言葉で言うと、法律の裏をかくような形でやっている。こういうことが許されてはいけない」(東京都・舛添要一知事)
医療法人は「担当者不在でコメントできない」としています。(引用ここまで

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国権の最高機関で共産党を「テロ政党」とデマヤジが!マスコミは徹底的に暴け!民主主義への挑戦だ!

2015-02-18 | マスコミと民主主義

こんなことが許されるような国会と日本は危ない!

デマヤジが国会の議場で行われたことの意味を軽んじていないか!

マスコミの沈黙に大喝!

昨日国会でトンデモナイことが起こりました。すでに、前号で少し触れました。今回は、このデマのヤジについて、新聞・テレビのマスコミがどのように報道したか、検証しておくことにしました。問題は、赤旗にも掲載されていないことです。一体全体どのような了見でしょうか。ま、この時点で、穀田議員が記者会見で、述べていますので、徹底して究明して、このようなデマ・ヤジを言うような議員には辞職を求めるべきでしょう。

何故問題か。その理由は、国会議員は、「全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」とされているからです。国民から正当に選挙された国会・代表者であるという『身分』が国会議員なのです。しかも、国権の最高機関であり唯一の立法機関において立法に携わる責任を負っているのです。この憲法の規定からすれば、このようなデマとヤジが行われることがあって良いことはありませんん。

共産党を「テロ政党」とすることの意味がどのようなものか、考えてみれば明らかです。しかし、このヤジ議員は、そのようなことを考える能力に欠けているか、或は、そのような価値観すらなく、マジで共産党を「テロ政党」と思っていることが浮き彫りになったのです。

このようなデタラメが、国民に対する背信行為であることは、共産党の歴史を視れば、またその活動を視れば、選挙によって選ばれた共産党を明らかです。しかし、このようなことを平気で言えてしまうところに、「政治的、意図的な」思考回路を想わざるを得ません。

このような思考回路が間違いであることを徹底して暴いていくためにも、このデマヤジを徹底して究明すべきです。そして「政治的、意図的」政治家を、国会の品位、名誉を傷つける議員、国民主権の原則逸脱議員として糾弾し辞職を勧告すべきです。

以下、ご覧ください。

産経 「さすがテロ政党」共産・志位氏へのやじで、事実関係の究明要求 2015.2.17 19:22更新 http://www.sankei.com/politics/news/150217/plt1502170034-n1.html
衆院本会議で代表質問する共産党の志位和夫委員長=17日、国会
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議で代表質問した際、議場から「テロ政党」とのやじが飛んだ。共産党は問題視し、林幹雄衆院議院運営委員長に事実関係の究明を申し入れた。問題のやじは、志位氏が過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件に関する認識や、テロ組織をどう解体に追い込むかを安倍晋三首相にただした際に飛んだ。「さすがテロ政党」との内容だった。共産党によると、どの位置から声がしたか、はっきりしなかったという。やじが聞こえなかった共産党議員もいるといい、議場は一瞬ざわついたが、混乱は起きなかった。(引用ここまで

日刊スポーツ 共産・志位委員長に「テロ政党」のやじ[2015年2月17日19時23分]http://www.nikkansports.com/general/news/1435751.html
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議で代表質問した際、議場から「テロ政党」とのやじが飛んだ。共産党は問題視し、林幹雄衆院議院運営委員長に事実関係の究明を申し入れた。
問題のやじは、志位氏が過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件に関する認識や、テロ組織をどう解体に追い込むかを安倍晋三首相にただした際に飛んだ。「さすがテロ政党」との内容だった。
共産党によると、どの位置から声がしたか、はっきりしなかったという。やじが聞こえなかった共産党議員もいるといい、議場は一瞬ざわついたが、混乱は起きなかった。(共同)(引用ここまで

国会で共産党・志位委員長に対して「テロ政党」というヤジがあった模様(動画追加) 更新日: 2015年02月18日http://matome.naver.jp/odai/2142416018934892101

<ヤジ騒動>共産党の志位委員長に「テロ政党」とヤジが飛ぶ!志位委員長は大激怒!投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 17 日 22:21:15
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/184.html

 【共同通信】「テロ政党」は誹謗中傷 共産・穀田氏、やじを批判  2015/02/18 13:27   http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021801001349.html
 共産党の穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、志位和夫委員長が代表質問した際に「テロ政党」とのやじを受けたことに関し「いわれなき誹謗中傷だ。言論の府である国会の品位に関わる問題だ」と批判した。 やじを発した人物については、自民党席の方から聞こえたとの野党議員の証言に基づき「自民党席からではあろうと思う」と述べた。やじを言った本人らに謝罪を求める考えも示した。(引用ここまで

産経 「テロ政党」やじ 共産が「誹謗中傷」と批判 「自民席から」とも指摘 2015.2.18 12:22更新 http://www.sankei.com/politics/news/150218/plt1502180027-n1.html
共産党の穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、志位和夫委員長が17日の衆院本会議で行った代表質問の最中に「まさにテロ政党」とのやじが飛んだことについて「いわれなき誹謗(ひぼう)中傷であり、言論の府である国会の品位にかかわる問題だ」と批判した。穀田氏は、やじの発言者に関し、同党や民主党議員らの証言を元に「自民党席からだろう」と指摘。「演壇に近い方」とも語った。本会議場の座席は、当選回数の少ない順に演壇に近い方から後方へと配置されている。穀田氏は「議員本人の謝罪と、自民党である場合は、きちんとした反省と謝罪を求めたい」と語った。共産党は17日に林幹雄衆院議院運営委員長に対し、真相の究明を要請。20日の議運委理事会で正式に問題提起する方針だ。(引用ここまで)

以下の記事は問題ばかり

この手の議員が国会の中にいたということだな!

この議員は正々堂々名乗りをあげよ!そして辞職せよ!

【サヨク悲報】衆院本会議、共産党の志位委員長の質問中に「テロ政党」というヤジが飛び、サヨクが大騒ぎ(動画あり)
 http://hosyusokuhou.jp/archives/42823916.html

【KSM】「さすがテロ政党」共産·志位氏へのやじで、事実関係の究明要求 ... https://www.youtube.com/watch?v=cREX3ii37IM

2015.02.17 (Tue)共産党はテロ政党 ヤジ騒ぎの愚 http://ponko69.blog118.fc2.com/blog-entry-2957.html

「さすがテロ政党」共産・志位氏へのやじで、事実関係の究明要求 http://togetter.com/li/784565

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国民主権の何たるかを忘れた朝日社説に大喝!憲法を活かす判断材料を国民に提供する気あるか!

2015-02-18 | マスコミと民主主義

朝日の国民不信・愚弄の立ち位置が浮き彫りになっている社説!

国民に判断材料を提供しない朝日の姑息に大喝!

国民主権と参政権の行使こそ、暮らし改善と歴史創造する源だ!

今日の朝日の社説を読み、やっぱりな!と思いました。朝日のホンネです。特に、以下の指摘です。

議会多数派が内閣をつくる議院内閣制の日本では、政府が出す法案や政策を野党が変えさせるのは難しい。それでも論戦を通じて政府案の問題点をあぶり出し、国民に判断材料を示すことは野党の重要な役割だ。

小選挙区制のトリックが創りだした偽造の議席、議会多数派であっても、国民の声によって成立を阻むことは可能なはずです。その国民の声を政治に活かしていくために、新聞・テレビは何をなすべきか。その自覚が、この社説に、そして日本のマスコミにあるとは思えません。それは国民に「判断材料」を提供しているとは思えないからです。

本来であれば、国民の要求、憲法に反する法律を創れば、次の選挙で当選できなくなるのは当然です。しかし、この当然のことができていないのは、何故でしょうか。それは「国民に判断材料を示すことは野党の(新聞の、テレビの、マスコミの」重要な役割だ」と、朝日が言っているとおりです。

しかし、朝日の「主張」は上から目線です。ジャーナリズムとしての、マスメディアとしての、本来の自覚に基づく「責任」はスルーしています。以下の言葉が、それです。

野党は首相の真意を引き出し、議論を深めるべきだ…論戦を通じて政府案の問題点をあぶり出し、国民に判断材料を示すことは野党の重要な役割…「戦後」が曲がり角にさしかかろうとしているなか、この国会における与野党の責任は重い

「与野党」の「責任」もそうですが、その「与野党」を糾していくのも、ジャーナリズムの当然の責任であることは戦前・戦後の歴史を視れば明瞭です。その点で、朝日がぶれているのは何故しょうか。それは憲法の意味を理解せず、その役割を自覚していないことにあります。それは、以下の言葉にあります。

「戦後以来」の本質は何だろう。経済再生など喫緊の課題よりも、70年間築き上げてきたこの国のありようを変えることに、最終的な狙いがあるのではないか。首相がかつて繰り返した「戦後レジームからの脱却」や改憲への意欲を聞けば、そう受け止めるのが素直だろう。

首相はすでに「積極的平和主義」の名のもと、日本の外交・安全保障政策を根本的に変質させようとしている。集団的自衛権の行使容認、他国軍を支援する開発協力、そして武器輸出原則の緩和が「三本の矢」だ。

「『積極的平和主義』の名のもと」に、「改憲への」「最終的な狙いがあるのではないか」などいう問題ではありません。すでに自民党は改悪改憲案を提示しています。またその実現に向けて日程も明らかにしているのです。全ての政策が、「この国のありようを変えることに」向かって行われていることは常識中の常識です。そのことを踏まえた社説と「判断材料を示すこと」になっているとは思えません。

国家の最高法規である日本国憲法は、侵略戦争である大東亜戦争を引き起こした政府の行為による戦争の惨禍を受けて制定されたものです。その根底には人権思想を土台にして、天皇主権から国民主権への大転換、そのことを踏まえた議会制民主主義と国際紛争を「対話と交流」を多様に発展させることを通して解決していくために明記した戦争放棄と国際協調主義を持つものです。このことは人類普遍の原理です。この原理を悉くないがしろにしてきたのが、戦後自民党でした。そして、今、そのないがしろの既成事実化を踏まえて、憲法を改悪しようとしているのが安倍政権です。

その視点で見ると、以下の社説はどうでしょうか。ご覧ください。

 国会論戦/節目の年の言論の重み  2015/2/18 4:00 http://www.asahi.com/paper/editorial.html
戦後70年。この歳月の重みを意識せざるを得ない国会の論戦が、本格的に始まった。安倍首相は先週の施政方針演説で、経済再生や社会保障改革、教育再生などを挙げ、「戦後以来の大改革に踏み出そう」と打ち上げた。
「戦後以来」の本質は何だろう。経済再生など喫緊の課題よりも、70年間築き上げてきたこの国のありようを変えることに、最終的な狙いがあるのではないか。首相がかつて繰り返した「戦後レジームからの脱却」や改憲への意欲を聞けば、そう受け止めるのが素直だろう。
それが妥当なのか。代表質問や今後の予算委員会などを通じ、野党は首相の真意を引き出し、議論を深めるべきだ。首相はすでに「積極的平和主義」の名のもと、日本の外交・安全保障政策を根本的に変質させようとしている。集団的自衛権の行使容認、他国軍を支援する開発協力、そして武器輸出原則の緩和が「三本の矢」だ。
衆院の代表質問で民主党の岡田代表は、いままで以上に自衛隊を海外で活動させることに疑問を示し、「日本の自衛と世界の平和。めざすものが違う二つをひとつにしているところに、積極的平和主義の危うさがある」と指摘した。
これに対し首相は「能動的な平和外交が積極的平和主義だ。指摘はあたらない」と一蹴。一方、集団的自衛権の行使が想定される例として、公明党との間で意見が割れている中東・ホルムズ海峡での自衛隊による機雷除去を挙げた。停戦前の機雷除去は、武力行使にあたる。立法府としてこれを認めるのか。与党協議に参加している公明党も、国会での議論から逃れられまい。
内政に目を向けると、急速に広がる所得格差もまた日本社会を変えようとしている。共産党の志位委員長は「首相の経済政策がもたらしたのは格差拡大だけだった」と迫ったが、首相は「格差が拡大しているかは一概にいえない」とかわした。しかし、いまの税制や雇用制度のもとで、不平等はないと言い切れるのだろうか。
議会多数派が内閣をつくる議院内閣制の日本では、政府が出す法案や政策を野党が変えさせるのは難しい。それでも論戦を通じて政府案の問題点をあぶり出し、国民に判断材料を示すことは野党の重要な役割だ。
これは首相が牽制(けんせい)する「批判の応酬」では決してない。「戦後」が曲がり角にさしかかろうとしているなか、この国会における与野党の責任は重い。(引用ここまで)

朝日が社説では述べているものの、今日の新聞でも黙殺した部分について重要と思われますので、以下掲載しておきます。

この質問で出されている提案を、「国民に判断材料を示す」という視点で考えるとどうでしょうか!ということです。このことこそ、朝日の「重要な役割」ではないのか!ということです。

志位和夫(共産党)《各党代表質問》【衆議院 本会議 国会中継】 https://www.youtube.com/watch?v=yh0h3RV0tRY
5.48に注目です。「テロ政党」と叫ぶ、ヤジる議員あり!

志位委員長の代表質問 衆院本会議  2015年2月18日(水) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-18/2015021804_01_0.html

日本共産党は、三つの点で、経済政策の抜本的転換を提起するものです。
第一は、消費税増税路線からの転換であります。 
第二は、社会保障費の自然増削減路線からの転換であります。
第三は、雇用のルール破壊を許さず、人間らしく働けるルールをつくることです。

日本共産党は、次の3点で人間らしく働ける雇用のルールをつくることを提案します
一つは、派遣労働を臨時的・一時的業務に厳しく限定する派遣法抜本改正を行い、均等待遇のルールをつくり、非正規から正社員への流れをつくることです。
二つは、「サービス残業」、「ブラック企業」をなくし、「残業は月45時間まで」と定めた「大臣告示」を法律化し、異常な長時間労働をただすことです。
三つは、中小企業支援の抜本的強化と一体に最低賃金を時給千円以上に引き上げるとともに、地域間格差を是正し、全国一律最低賃金制を確立することです。

戦後70年――「和解と友好」のための五つの基本姿勢を提唱する
今年は、戦後70年の節目の年です。総理が発表するとしている「戦後70年談話」に、内外から懸念と批判が広がっています。総理は、「村山談話」について「全体として引き継ぐ」と言います。しかし、1月25日のNHKインタビューで、その核心的内容――「植民地支配と侵略」への「痛切な反省と心からのお詫(わ)び」という「キーワード」を引き継ぐのかと問われ、最後まで引き継ぐとは言わず、さらに「キーワードを同じように使うことではないのか」と問われて、「そういうことではない」と明言しました。これは「村山談話」の一番の核心的内容をあいまいにし、事実上否定する姿勢をあからさまにしたきわめて重大な発言です。このような立場に立った「談話」ならば、百害あって一利なしと言わなければなりません。日本共産党は、この節目の年が、日本とアジア諸国との「和解と友好」に向かう年となるために、日本の政治がとるべき五つの基本姿勢を提唱するものです。
第一は、「村山談話」「河野談話」の核心的内容を継承し、談話の精神にふさわしい行動をとり、談話を否定する動きに対してきっぱりと反論することです。
第二は、日本軍「慰安婦」問題について、被害者への謝罪と賠償など、人間としての尊厳が回復される解決に踏み出すことです。
第三は、国政の場にある政治家が靖国神社を参拝することは、侵略戦争肯定の意思表示を意味するものであり、少なくとも首相や閣僚による靖国参拝は行わないことを日本の政治のルールとして確立することです。
第四は、民族差別をあおるヘイトスピーチを根絶するために、立法措置を含めて、政治が断固たる立場に立つことです。
第五は、「村山談話」「河野談話」で政府が表明してきた過去の誤りへの反省の立場を、学校の教科書に誠実かつ真剣に反映させる努力をつくすことです。
以上について総理の見解を問うものです。
日本共産党は、侵略戦争と植民地支配に命がけで反対を貫いてきた党として、戦後70年の今年が、日本とアジア諸国との心通う友好に向かう年になるように、全力をあげて奮闘する決意を表明して質問を終わります。(引用ここまで

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審議充実を求めながら岡田・江田質問だけを取り上げ、まともに答えない安倍首相を免罪する社説は問題だ!

2015-02-18 | マスコミと民主主義

こんな実況中継と解説ででは人気が下がるのは当然だ!

政治を陳腐なものにする原因の一つが、デーリー東北の社説に浮き彫りに!

以下のデーリー東北の社説を読み、このような社説を書く思考回路こそ、政治を陳腐なものにしているのだ、ということを再度強調しておかなければなりません。すでに繰り返し記事にしてきましたが、政治の実況中継もスポーツの実況中継のようにやれ!ということです。

その視点からすれば、以下の社説は、レッドカードです。国会中継をサッカーや野球中継のようにやったら、どういう中継と解説をしなければならないのか!答えは簡単です。事実をキチンと報道すること、公平に解説をすること、観戦者にとって判りやすい解説をすること、選手である政治家が、観戦者である国民のためにプレーしているかどうか、その点を中継することと解説をすることです。

以下ご覧ください。

国会代表質問/審議の充実を一層図れ  2015/2/18 10:05
http://www.daily-tohoku.co.jp/jihyo/jihyo.html
安倍晋三首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が始まった。
野党側は先月、新代表に就任した民主党の岡田克也氏をはじめ党首クラスが質問に立ち、内閣の経済政策「アベノミクス」の功罪や、集団的自衛権の行使を容認した昨年7月の閣議決定に基づく安全保障法制の整備などを中心に追及した。しかし、本会議での“一方通行”の論戦だけに、首相答弁はこれまでの枠を出ず、盛り上がりに欠ける印象は否めない。
岡田氏は経済格差が拡大している現状を力説、要因として「成長の果実をいかに分配するかという視点が欠落している」と指摘。これに対し首相は「頑張れば報われるという社会の実現に向け、尽力する」などと答え、議論はかみ合わなかった。
集団的自衛権の閣議決定に関し、岡田氏は「立憲主義に反し大きな汚点」と批判したが、首相は「(適用されるのは)日本が攻撃を受けた場合と同様の深刻・重大な被害が国民に及ぶことが明らかな状況だ」と反論。今夏に発表される戦後70年首相談話で「植民地支配」と「侵略」を盛り込むべきだとの要求に対しても、「英知を結集して書き込む」とかわした。
維新の党の江田憲司代表は、国会議員の「身を切る改革」として定数削減や給与カットなどを列挙。施政方針演説で首相が「改革の断行」を求めたのを逆手にとって「やるか、やらないか行動あるのみだ」と挑発した。しかし、首相は「各党各会派で議論を深めていくべき課題だ」と述べるのにとどめた
安倍首相が「改革断行国会」と銘打った今国会に先立ち、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件が発生。2015年度予算の成立後には、施政方針演説で「戦後以来の大改革」と位置付けた安保法制の整備、農協改革や雇用制度見直しなどの重要法案審議が待ち受ける。
代表質問や予算委員会審議はその前哨戦であるとともに、国政全般に対する内閣の姿勢、見解をただす場だ。昨年末の衆院選の影響で15年度予算案提出は今月12日にずれ込み、審議時間は例年より少なくなる可能性も指摘されている
4月の統一地方選を控え、国会での与野党攻防が先鋭化するのは避けられないだろう。しかし対立一辺倒ではなく、日本の将来のためどんな政策が必要で、今何を実行すべきなのか、との観点に立った論戦が求められている一問一答形式となる予算委などで、もっと真摯(しんし)で充実した議論を図るよう望みたい。(引用ここまで)

何が問題か、デーリー東北は判っていないのではないでしょうか。思考回路そのものを第三者の立場に立って検証してみれば、と思います。検証してみます。

しかし対立一辺倒ではなく、日本の将来のためどんな政策が必要で、今何を実行すべきなのか、

との観点に立った論戦が求められている

「対立一辺倒」と「対立」の原因を創っているのは誰か。曖昧です。しかも、安倍政権というか、政権の政策の全てが、国民にとってどのような意味を持つか、そのことを抜きに「対立一辺倒」と表現することは、何を意味しているのでしょうか。政権の言うことを黙って聞けということでしょうか。政権の政策に対して正々堂々と意見を述べる、追及する、対案を出すことは民主主義にとって必要不可欠です。

では、この社説は、「野党側」、特に「党首クラス」が、その「質問」の中で、ホントに「日本の将来のために」「今何を実行すべきなのか、との観点に立った」「提案」がなされていないとでもいうのでしょうか。

この社説は、その点で、一つは、「野党」を二つしか出していないことです。隠ぺいです。二つは、安倍首相の答弁を「議論はかみ合わなかった」「かわした」「述べるのにとどめた』と、スリカエ、ゴマカシたことを批判していません。このことは、一貫しています。だから、このようなデタラメ答弁で切り抜けることができると思っているのでしょうか。何故質問に具体的に答えないのか、質問に対して答える責任があることは、岡田氏も質問の中で語っていたことです。

しかし、この質問についても、安倍首相はまともに答えませんでした。これでは、審議が噛み合うはずがありません。

一問一答形式となる予算委などで、もっと真摯(しんし)で充実した議論を図るよう望みたい

と述べていますが、このような体たらくを野放しにしておいて、予算委員会で、議論が煮詰まると言うことはあり得ません。事実、そのようにして、国民無視の悪法が通過してきました。国民の生活が改善されず、貧困が助長されてきました。

サッカーの試合に例えれば、選手が勝手に動いてプレーしているようなものです。これでは観客は試合がつまらないものになることは明らかです。両チームの選手が、ボールに向かって噛み合う動きを、白熱してこそ、プレーが深化できるのです。好プレーが続出することは、サッカーを視ていれば判ります。戦略・戦術も発展していきます。

そのような視点で見ると、このような報道が主流の日本のマスコミ、特にテレビ・新聞の体たらくが、政治の劣化を、そして国民の政治参加を盛り上げない、国民生活を劣化させている最大の要因だと思います。

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