愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

ニーューヨークタイムスに風刺された安倍首相!国内では一安心ムードが漂っているが、羅針盤のない航海を漂うことになることは確実だ!憲法平和主義を隠ぺいするからだな!

2017-02-12 | 憲法を暮らしに活かす

「国際法に則って」と言いながら

日米軍事同盟のために国際法違反の米国の侵略戦争を擁護免罪している安倍首相!

中東・東南アジア・東アジア・中南米でトランプにひきづり回される!

これぞ地球儀を俯瞰する積極的平和主義だ!

日本国民は脅威と危機には憲法平和主義を使うことに確信をもって!

安倍晋三首相、ニューヨーク・タイムズに風刺画を掲載される!トランプ大統領の召使い?

情報速報ドットコム 2017.02.10 20:30

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15438.html

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時事通信 安倍首相は「請願者」=トランプ氏、アジアを優先-欧州メディア 2017/02/11-21:03

【ベルリン、パリ、ロンドン時事】日米首脳会談について、ドイツのラジオ局ドイチュラントフンクは11日までに、専門家の解説として「日本は多くの面で米国に依存している」と伝えた上で、安倍晋三首相は今回「請願者として訪米した」と論じた。
 同ラジオは、首相が共同記者会見で「公職経験がないのに厳しい選挙戦を勝ち抜いた」とトランプ米大統領をたたえたことを紹介し、「再びおもねった」と指摘した。
 フランス紙ルモンドは、安倍首相が沖縄県・尖閣諸島の防衛を共同声明に盛り込むなど一定の成果を上げたと説明した。首相が記者会見で、トランプ氏のゴルフの実力について「私の腕前は大統領にはかなわない」と述べたことを、「追従しているような様子だった」と評した。
 一方、英紙タイムズは、安倍首相が異例の厚遇を受けたことと、トランプ氏が習近平中国国家主席との電話会談で「一つの中国」原則の堅持を表明したことに言及し、トランプ氏が欧州の同盟国以上に「アジアの大国との関係構築」を優先したと指摘した。 (引用ここまで)

   時事通信 米の「干渉」消滅に期待=日本との協力拡大に弾み-ロシア 2017/02/11-15:16

ロシアのプーチン大統領=2日、ブダペスト(AFP=時事)

【モスクワ時事】ロシアのプーチン政権は、ロシアに融和的な姿勢を見せるトランプ米大統領と対ロ外交に強い意欲を示す安倍晋三首相による10日の首脳会談を期待を込めて注視したとみられる。プーチン政権はかねて日ロ対話を進める上での米国の干渉に不満を表明。トランプ政権で干渉がなくなれば、日本からの経済協力を引き出しやすくなると見込む。
 タス通信は9日、米高官が安倍首相訪米に関する電話記者会見で「米国は対ロ外交に取り組む安倍首相を尊重し、干渉することはしない」と発言したことを至急電で報道。「トランプ政権はロシアとより緊密な関係を築こうとする日本の試みを妨害しない」と伝えた。
 ウクライナ危機やシリア内戦をめぐりプーチン政権と対立してきたオバマ前政権は、安倍首相とプーチン大統領の対話にたびたび懸念を表明。ウクライナ危機をめぐる対ロ制裁で経済が苦しく日本との協力を拡大させたいロシアは、「米国の圧力」(外務省)が日ロ対話を阻害していると反発してきた。 
 プーチン政権は、対ロ関係の進展に前向きな日米首脳が歩調を合わせれば、先進7カ国(G7)の枠組みでも日米が制裁解除を主導する力になると期待を寄せる。(引用ここまで)

時事通信  米の「干渉」消滅に期待=日本との協力拡大に弾み-ロシア 2017/02/11-15:16

ロシアのプーチン大統領=2日、ブダペスト(AFP=時事)

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン政権は、ロシアに融和的な姿勢を見せるトランプ米大統領と対ロ外交に強い意欲を示す安倍晋三首相による10日の首脳会談を期待を込めて注視したとみられる。プーチン政権はかねて日ロ対話を進める上での米国の干渉に不満を表明。トランプ政権で干渉がなくなれば、日本からの経済協力を引き出しやすくなると見込む。
 タス通信は9日、米高官が安倍首相訪米に関する電話記者会見で「米国は対ロ外交に取り組む安倍首相を尊重し、干渉することはしない」と発言したことを至急電で報道。「トランプ政権はロシアとより緊密な関係を築こうとする日本の試みを妨害しない」と伝えた。
 ウクライナ危機やシリア内戦をめぐりプーチン政権と対立してきたオバマ前政権は、安倍首相とプーチン大統領の対話にたびたび懸念を表明。ウクライナ危機をめぐる対ロ制裁で経済が苦しく日本との協力を拡大させたいロシアは、「米国の圧力」(外務省)が日ロ対話を阻害していると反発してきた。 
 プーチン政権は、対ロ関係の進展に前向きな日米首脳が歩調を合わせれば、先進7カ国(G7)の枠組みでも日米が制裁解除を主導する力になると期待を寄せる。(引用ここまで)

時事通信 関係修復期し米大統領と会談=パレスチナ和平など協議へ-イスラエル首相 2017/02/11-14:21

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021100431&g=int

 

イスラエルのネタニヤフ首相=6日、ロンドン(AFP=時事)

 【エルサレム時事】トランプ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相が15日、ワシントンで会談する。ネタニヤフ氏はオバマ前政権時代に冷え込んだ両国関係の修復を図り、パレスチナ和平やイラン対策などの主要課題をめぐりイスラエルへの支援と協力を働き掛ける。
 米国が仲介したイスラエルとパレスチナの和平交渉は2014年に中断された。トランプ氏は10日付のイスラエル紙のインタビューで「合意に達することは可能だ」と述べ、交渉の仲介に前向きな姿勢を表明。イスラエルと将来のパレスチナ国家との「2国家共存」による解決策を支持するかが注目されている。
 トランプ氏はまた、イスラエル政府が占領地ヨルダン川西岸などで進めている入植活動について、米政府の公式な立場を示すとみられている。トランプ氏は既に「入植拡大は和平にとって良くない」として、現存の入植地は許容するものの、新規建設や拡大を自制するよう事実上促している。(引用ここまで)

 


辺野古基地建設をトランプ大統領と合意した最大の理由は中朝の脅威!ウソだろう!だったら対話をすべき!ホンネはゼネコンのためだ!中朝を口実にした軍事共同体の利権確保がネライ!

2017-02-12 | 沖縄

「脅威」と「危機」を煽動放置して日米軍事同盟深化の口実に使うな!

「危機」と「脅威」には憲法平和主義を使え!

紛争解決は」軍事」ではなく「非軍事」だろう

これは国際法のルールだ!法の支配だ!

時事通信 辺野古移設推進を確認=北朝鮮に核放棄求める-日米首脳 2017/02/11-14:37

 【ワシントン時事】安倍晋三首相とトランプ米大統領は10日(日本時間11日)の首脳会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について、「普天間返還への唯一の解決策だ」との認識で一致し、日米両政府が協力して着実に推進していくことを確認した。
 日本政府は6日に辺野古埋め立てに向けた海上工事に着手したばかり。県側は強く反発しているが、政府は米側と首脳レベルで移設推進を確認したことを踏まえ、作業を加速させる考えだ。
 両首脳は、北朝鮮に核・弾道ミサイル開発の放棄を求めることや、日本人拉致問題の解決を目指すことでも一致。大統領は「ミサイルと核の脅威からの防衛が日米共通の国益だ」と指摘し、首相は「北朝鮮がさらなる挑発を行わないよう強く求める」と述べた。 
 また、日本防衛で核戦力を含む米国の抑止力提供を再確認。首相は「日本も積極的平和主義の旗の下、より大きな役割を果たしていく」と述べた。自衛隊の役割拡大など具体策は、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で検討することとした。(引用ここまで)

米国も実は不要と思っている普天間基地 なぜ中南米諸国は米軍のプレゼンスを拒否し続けられるのか

 profile 堀田 佳男 2015.3.31(火)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43354

先日、都内で退役米軍将校と会食をした。在日米軍に長く勤務した元将校は、「米軍の見解ではない」と前置きしたうえで言った。
「正直に申し上げれば、普天間飛行場は必要ないです。辺野古への移設という問題ではなく、極東アジアの戦略上、沖縄に米海兵隊はいらないのです」
決して新しい論点ではない。しかし退役したとはいえ、米軍の元将校が海兵隊不要論を述べた点が興味深い。
普天間は言うまでもなく米海兵隊が使用する飛行場である。住宅地に位置しているため危険であり、辺野古に移設せず、そのまま撤廃すべきとの意見だ。元将校は韓国に駐留する米海兵隊で、極東地域の有事には十分に対処できると指摘した。
在日の米海兵隊無用論は、何も氏だけの独自な見解ではない。首都ワシントンにある保守系シンクタンク「ケイトー研究所」のダグ・バンドー上級研究員も、在日海兵隊は必要ないと、米経済誌「フォーブス」で述べている。
日本有事の際に必要なのは海兵隊ではない
「まず朝鮮半島有事では、韓国に十分な米兵力が展開しているので沖縄の海兵隊の支援は不要です。そもそも海兵隊というのは沿岸から地上へ侵入する部隊です。日本の安全保障上、必要になるのは米空軍と米海軍なのです」
しかも極東地域の災害や人道支援のために米海兵隊を投入することは、米財政にとって負担になるだけだという。それでもバンドー氏は日米同盟を否定しているわけではない。同盟関係の絆は将来も変わらず維持すべきという立場だ。日米合同演習や共同訓練の必要性も説いている。しかし、普天間基地に駐留する海兵隊に関しては、「これ以上この地域に米国の恒久的要塞(米軍)を置いておく必要はない」と断言する。この声は日米両政府の公式見解とは違うが、基地反対を叫ぶ沖縄県民にとっては追い風であろう。(引用ここまで)
 
沖縄を捨て石にしたのは自民党政権だった!
アメリカは日本国民の基地撤去運動を恐れていた!

琉球新報 米軍の沖縄駐留、日本政府の意向 モンデール氏証言 2014年9月14日 10:29

http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-231579.html

【ワシントン=島袋良太本紙特派員】1995年の米海兵隊員による少女乱暴事件の発生を挟んで93~96年に駐日米大使を務めていたウォルター・モンデール氏(元副大統領)が、米国務省系の研究機関、外交研究・研修協会による外交史記録を目的とした退任後のインタビューで、事件に対する県民の大きな反発を受けて、当時米政府が在沖米軍の撤退や大幅な縮小を懸念していたと証言していたことが分かった。

一方、日本政府の対応に関しては「われわれが沖縄を追い出されることを望んでいなかった」と振り返り、在沖米軍を撤退させないよう米側に求めていたと明かしている。
インタビューは2004年4月27日付で行われ、モンデール氏は事件について「県民の怒りは当然のもので、私もその怒りを共有していた」と語った。その上で「(事件から)数日のうちに米軍は沖縄から撤退すべきか、最低でもプレゼンス(存在)を大幅に減らすか、米兵事件に対する起訴に関して日本側に多くの権限を与えるようすべきかという議論に発展した」と述べ、沖縄側の要求に対して米側が大幅に譲歩せざるを得ないと認識していたと紹介した。
一方で当時の「日本側の指導者たちとの非公式な会話」に言及し、「彼らはこの問題が挫折を招くことや、われわれが沖縄を追い出されることを望んでいなかった」と説明。日本側が沖縄への米軍駐留継続を求めていたと述懐している。
事件から7カ月後の96年4月、日米両政府は普天間飛行場の全面返還で合意したが、県内での代替基地建設が条件とされた。(引用ここまで)

沖縄タイムス 海兵隊の沖縄駐留「日本が要望」元駐日米大使 2014年9月13日 11:12

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/44046

【平安名純代・米国特約記者】米元副大統領で、クリントン政権下で駐日米大使を務めたウォルター・モンデール氏が1995年当時、米軍普天間飛行場の返還交渉で、日本側が在沖縄米海兵隊の駐留継続を望んでいたと述べていたことが12日までに分かった。同年に発生した少女暴行事件の重大性を米側が認識し、海兵隊の撤退も視野に検討していたが、日本側が拒否し、県内移設を前提に交渉を進めていたことになる。

 モンデール氏の発言は米国務省付属機関が2004年4月27日にインタビューした口述記録に記載。1995年の少女暴行事件について「県民の怒りは当然で私も共有していた」と述べ、「数日のうちに、問題は事件だけではなく、米兵は沖縄から撤退すべきかどうか、少なくともプレゼンスを大幅削減すべきかどうか、米兵の起訴に関するガイドラインを変更すべきかどうかといったものにまで及んでいった」と回顧している。

 その上で「彼ら(日本政府)はわれわれ(在沖海兵隊)を沖縄から追い出したくなかった」と指摘し、沖縄の海兵隊を維持することを前提に協議し、「日本政府の希望通りの結果となった」と交渉過程を振り返った。交渉相手として橋本龍太郎首相(当時)と河野洋平外相(同)の名前を挙げているが、両氏の具体的な発言は入っていない。

 当時、ペリー国防長官は米議会で「日本の全ての提案を検討する」と発言。ナイ国防次官補(当時)も「兵力の本土移転も含む」と述べるなど日本側が希望した場合は本土移転も検討する意向を示していた。

 モンデール氏は、暴行事件で大田昌秀知事(同)に全面的に謝罪。河野氏との会談では加害者の米兵らを強く非難していた。

 同氏は翌96年4月に橋本氏と普天間返還合意を発表。同年12月2日、「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」の最終報告で普天間飛行場を含む11施設の返還、県道104号越え実弾演習の本土移転、パラシュート降下訓練の伊江島移転、嘉手納基地の海軍駐機場の移転・遮音壁の設置などが公表された。(引用ここまで)

辺野古基地建設を強行する安倍政権のルール無視の背後に息子を大成建設に送った菅官房長官のネライがある!抑止力だとか全然保障はウソ!カネ目だな! (2017-02-07 | 沖縄)


安倍トランプゴルフを日米首脳のゴルフは岸・アイゼンハワー以来60年ぶりと煽動!ゴルフ後に日米安保とベトナムアフガンイラクの民衆殺戮・日本の協力加担は一切隠ぺい!

2017-02-12 | 安倍語録

テレビも新聞も「ゴルフ・ゴルフ」「個人的な信頼関係から日米の信頼へ」と煽動!

ケンカするより信頼を深めるのは当たり前!何も問題ナシ!

しかし、問題はその中身だ!

1957年から60年の間にアジア・中東で何があったか!

「核軍事抑止力」として結んだ日米安保はとして機能したか!

2017年日米首脳の信頼ゴルフから60年はどうなる?ではなくどうするのだ!

日本の情報伝達手段のマスメディアはきちんと、しっかりと検証すべし!

時事通信 安倍首相、トランプ氏とゴルフ=祖父の岸氏以来、信頼構築狙い    2017年02月12日 00時24分

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-2017021200013/

【パームビーチ(米フロリダ州)時事】米フロリダ州パームビーチに滞在中の安倍晋三首相は11日午前(日本時間同日夜)、トランプ大統領の別荘近くにあるゴルフ場「トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・ジュピター」で同氏とゴルフを楽しんだ。共通の趣味を通じ、個人的な信頼関係を深める狙いだ。
日本の首相が米大統領とゴルフをするのは、外務省が確認した限り、1957年に安倍氏の祖父である岸信介首相がアイゼンハワー大統領とワシントン郊外のコースを回って以来60年ぶり。昨年11月のニューヨークでの初顔合わせの際、首相からドライバーを、トランプ氏はゴルフウエアをそれぞれ贈ったことがきっかけ。1月下旬の電話会談で、首相がゴルフに誘ったところ、トランプ氏が首脳会談後に温暖なフロリダに移動してプレーすることを提案した。(引用ここまで)

 日米軍事同盟の実態など、全く思考回路になし!

安倍首相の個人的な思いを優先させている!

岸信介「名にかへてこのみいくさの正しさを来世までも語り残さむ」

「みいくさの正しさ」=大東亜戦争!

満蒙は生命線だからこそ大東亜共栄圏構築が必要不可欠だったが

ABCD包囲網作戦をとる鬼畜米英に対する自存自衛の戦争だった!

その「正しさ」は「日米同盟」で揺るぎないものにしなければならない!

それを阻むものは「中国の脅威」だから対中包囲網作戦を日米が基軸になって!

日経 首相、トランプ氏とゴルフ スコアにも注目  2017/2/12 2:47

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK11H21_R10C17A2000000/

【パームビーチ=地曳航也】フロリダ州パームビーチを訪問している安倍晋三首相は11日午前(日本時間12日未明)、トランプ米大統領とゴルフを始めた。「リラックスした雰囲気の中でたっぷりと時間をかけて両国、地域、世界の未来に向けて私たちが何をすべきか、何ができるかについてじっくり話したい」と信頼関係の構築に重きを置くが、スコアも注目だ。

首相とトランプ氏がプレーしているのはパームビーチの同氏の別荘「マール・ア・ラーゴ」の近くにある「トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・ジュピター」。ホームページによると、帝王ジャック・ニクラウスがデザインした。映える緑の芝に絶妙に配置された池や白いバンカーが美しさを添えるが、難コースとの呼び声が高い。

両首脳は11日午前9時過ぎ、ゴルフウエア姿で宿泊していた別荘を出て大統領専用車「ビースト」に乗り込んだ。快晴で気温23度、絶好のゴルフ日和のなか、プレーは午前10時過ぎに開始。後半はトランプ氏が近くに所有するもう1つの「トランプ・インターナショナル・ゴルフ・クラブ・ウエスト・パームビーチ」に移動する見通しだ。

当初は昭恵夫人、トランプ氏の長女イバンカさんとともにラウンドする案もあったが、昭恵さんは午前中、メラニア夫人とともに、近郊の日本庭園を散策し、ゴルフに参加しなかった。日本時間11日未明時点で、両首脳が誰と回っているかは明らかになっていない。

トランプ氏が大統領選に勝利した直後の昨年11月17日、ニューヨークのトランプ・タワーで両氏が初めて顔を合わせた際、首相はトランプ氏にドライバーを、トランプ氏はゴルフウエアを送り合った。その際のプレゼントを実際に使用しているかにも関心が集まる。

今回、首相とトランプ氏が初の首脳会談に合わせて一緒にゴルフをする話は、1月28日に両首脳が電話協議をした際、11月の会談時のプレゼントが話題になったのがきっかけとなった。首相が「いつか一緒にゴルフをしましょう」と誘うと、トランプ氏が「(ワシントンでの首脳会談の)翌日にフロリダでやろう」と即決した。

今回のゴルフの主眼は信頼構築だ。外務省関係者は「トランプ氏はビジネスマン。ゴルフをしながら仕事の話もするだろう」と実質的な首脳会談になる可能性も指摘する。一方でスコアにも注目だ。トランプ氏は電話協議の際、冗談めかして「うまくなかったら一緒に回らないよ」と語ったとする関係者の証言もある。米メディアによると、トランプ氏はシングルの腕前。首相は自身のスコアを「国家機密」としているが、別の関係者によると90~100台で回ることが多いという。

首相は訪米の一週間前の週末、長谷川栄一首相補佐官らとゴルフに出かけた。練習とみるのが自然だろう。「私の腕前は残念ながら大統領にはかなわないと思う」。トランプ氏とのゴルフを翌日に控えた10日の首脳会談後の共同記者会見で、首相はトランプ氏に率直に語り、こう続けた。「私のポリシーは『ネバー・アップ、ネバー・イン』。常に狙っていく。刻むという言葉は私の辞書にはない」。「ネバー・アップ、ネバー・イン」とはゴルフの格言で、パッティングの時、カップに届かなければ入りようがないが、届けば少なくとも入る可能性が出る。強気のゴルフの宣言だ。

外務省によると、日米両首脳がゴルフするのは、1957年に首相の祖父、岸信介首相(当時)とアイゼンハワー大統領(同)がワシントン郊外のゴルフ場でプレーして以来、約60年ぶり。首相は訪米前、祖父が首相に語った思い出話を記者団に披露した。「いいプレーをすることもあれば悪いプレーをすることもある。目の前でホールを外して悔しがるアイゼンハワーの姿を見て2人の距離は急速に縮まった」。

その時のスコアはアイゼンハワー大統領が74、岸首相が99。今回、首相とトランプ氏はどんなスコアで回るのだろうか。(引用ここまで)