気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

江の浦測候所を訪ねる

2021-10-07 23:44:25 | Weblog

植物以外に気になっていた
小田原文化財団 江の浦測候所へ
お仲間で出かけました。
名前が変わっているし、
以前マスコミでもたびたび取り上げられ
相模湾を望む見晴らしの良い
ミカン畑の中に施設があり
杉本博司氏が国内外への文化芸術の
発信地となるように、10年の構想と
完成まで10年の歳月を費やして
2017年10月に完成させた,
と言ってもまだまだ工事を継続しているようだ
杉本博司氏については、
知識は何もなかったのですが
現代美術作家、建築家、収集家
そうそう小田原文化大使の肩書も持つ。
測候所というと、地震や気象や火山等の観測をする場所?
ここは自然や天空を展望する場所で
ギャラリーであり、アートであり、
現代建築でもある。
とても2時間半では、
意図するところが理解は出来なかった
予約制で3時間の入れ替え制で
みかん山なので広く平たんではない
かなり心身ともにエネルギーを消費する
しかし、我々自然を好む仲間にとっては
なんとなく豊かなひと時を過ごすことが
出来たような気がしました



 途中パン屋さんに立ち寄り
  測候所で疲れたら休んで腹ごしらえの用意



  今日は青空とは言えませんでしたが
  最高のロケーション


  室町時代に建てられた
  明月院の門を根津美術館から財団に寄贈されて
       解体修理されて再建された


  待合棟に置かれた1000年を超える
  屋久杉の大テーブル
  NHK大河"青天を衝け”の題字を担当

  円形の石舞台と冬至の日が昇る通路
 上のガラスの通路は100mのギャラリー
 100mのギャラリーが、海にせせり出たところから
 夏至の日が差すようです





 茶室の前の門から春分、秋分の日が昇るようです


  係りの人の説明によると
  杉本氏はどうも左党のようです
  竹林エリアに移動してきました
  藤棚の下で一休み


  春日神社




   すごいクスノキの根っこ 

  横たわっている木は新生時代(6500万年前)の
  木化石だそうです

  数理模型0010
  数学上の双曲線関数を目に見えるように
  模型化したと説明があるが???


  この辺りで、退出時間の30分前にと、
  しかし我々の持ち時間が、
  残り少ないので
  係りの人がやきもきしたに違いない


   上に方に見える施設
 光学硝子舞台と観客席めざして
   一登りします

    清水寺の舞台と同じ檜の懸け造り






     石舞台
 江戸城石垣築城の時に残された石材と
 思われるとの説明
 23トンの巨石


室町時代の渡月橋の礎石、京都市電の軌道敷石
百済寺の石橋 フランス旧家の石の階段
鎌倉時代の五輪塔 室町、江戸時代石仏群
鎌倉時代の十三重の塔等等 収集した品々が配置されていた
素人はこれだけの品々を、長い間保管するスペースは?
どのようにしてここへ運び込んだのだろうと
想像してしまいました
帰りに朝寄ったパン屋さんに予約してあった品を
受け取り帰途につきました。
パン屋さんの古民家のある場所も
天正庵跡で、秀吉が千利休に命じて
茶室を作った場所だそうです


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