迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

こくどはうかん。

2016-09-18 22:29:05 | 浮世見聞記
神奈川県相模原市中央区上溝の亀ヶ池八幡宮にて、番田神代神楽を観る。 この地でいつから神楽が始まったのか定かではないが、だいたい江戸時代、天明年間の頃とされてゐるらしい。 ほぼ定刻の15時に、「寿式三番叟」がはじまる。 三番叟が登場し、一くさり舞ったあとに五人囃子が登場して、 三番叟の舞のお囃子を奏するといふ型が珍しい。 三番叟は鈴や扇を用ゐず、両袖を巻き上げたまま、 踊りに近 . . . 本文を読む
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