迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

えどのいうきゃうげい。

2016-09-17 21:49:41 | 浮世見聞記
ほんとうに車体をガタガタと鳴らして走る相模鉄道の“特急”に乗り(速いわけではない、ただ停車駅が少ないといふだけの代物だ)、二俣川駅前の横浜市旭区民文化センターで、雷門助六の落語を聴く。 わたしが学生時代、初めて新宿の末廣亭に行った時に行われていたのが、当代助六の襲名披露興行であった。 わたしが行ったのは昼席で、襲名披露興行は夜席だったので、この時は九代目雷門助六の藝には接していない。 . . . 本文を読む
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