師匠へ挨拶のため、五年ぶりに大阪の四天王寺を訪ねる。
私が七年間暮らした大阪を離れて、もう十年以上が経とうとしてゐる。
“心が満たされてゐれば、物理的な不自由は不自由ではない”―
いま思ひ返せば、さういふ七年間であった。
師匠のもとで過ごした時間は、二年一ヶ月と短い。
しかし、それからは“心の支え”として、つねに師匠の存在はある。
芸事を教へるだけの存在が“師匠”ではない、と . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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